明るい周期彗星だが、1975年、1986年の二度の出現の後は、行方不明となっている。
光度変化は、ほぼ 40 log r の式に沿っており、近日点通過の直前に急激に増光し、通過後は急激に減光する。
近日点距離が1.1天文単位であるため、秋から冬にかけて近日点を通過すると、地球に接近してたいへん明るくなる。一方、春から夏にかけて近日点を通過すると、条件が悪くほとんど観測できない。1975年、1986年は好条件だったが、1997年は条件が悪く見逃された。2008年に再び好条件で回帰する。
1986年には、1975年の発見時よりも2等も明るくなった。2008年は、8月時点でいまだに検出されていない。これは、発見時よりも2等以上、1986年と比べれば4等以上も暗くなった可能性がある。
木下一男氏の計算では、20世紀初めから21世紀半ばにかけて、軌道はほとんど変化しない。