近日点を過ぎて145日も経った頃に最大光度となる、極めて特異な光度変化を見せる。1989年に、近日点を過ぎて半年以上経ってから発見されたのは、この特徴が原因。
木下一男氏の計算では、1984年に木星に接近し、近日点距離が3.25AUから2.65AUと小さくなった。ここ数百年で最も太陽に近づくようになり、発見された。
1988年、1996年、2004年の3回の出現では、最大光度が1等ずつ暗くなっていった。但し、近日点通過の145日後に最大光度となる特徴には、変化は無かった。
木下一男氏の計算では、2008年に再び木星に接近し、近日点距離が3.75AUと、大幅に大きくなってしまう。次回2013年からは、19等以下と極めて暗くなる。
近日点に対して非対称な光度変化をするにも関わらず、木下一男氏の計算では、非重力効果は見られない。