1994年に分裂を起こし、バーストで明るくなったところを発見された。
1994年には、A核〜E核の5つの核が観測された。このうち、A核とD核の2つの核が、次の1999年にも戻ってきた。その次の2005年は、観測条件が悪く、A核しか観測されていない。
主核であるA核は、発見時に比べて、1999年には3等ほど暗くなっていた。また、光度変化の傾向も変わっていた。だが、その次の2005年にも、1999年とほぼ同じ明るさで観測され、同じような光度変化を見せた。その光度変化は、20 log r に沿って急激である。近日点を通過してから10日後に最大光度となる。
破片であるD核も、発見時に比べて、1999年には2〜3等ほど暗くなっていた。また、1994年、1999年ともに異常な光度変化をした。1994年には近日点後に増光して、主核より明るくなった。1999年には逆に、近日点前に暗くなってしまった。
木下一男氏の計算では、2036年には地球に0.12AUまで大接近する。