1952年1月30日に15等で発見されたが、2月25日までの1ヶ月観測されただけで、その後は観測されていない。
1952年の明るさからは、絶対光度はH10=12.0等となる。
1958年と1978年には、近日点通過前に14.5〜15等で条件良く見えていたはずだが、観測されなかった。2004年には、発見時と同じく近日点通過の後に好条件となり、14.5等に達したはずだが、自動サーベイでも観測されなかった。
よって、1952年の明るさはバーストによる一時的なもので、ふだんの明るさはH10=18.0等以下と思われる。
木下一男氏の計算では、2009年に木星に接近して、近日点距離が1.9AUから1.2AUまで劇的に小さくなる。その結果、それまでより2等ほど明るく見えるようになる。
太陽に近づくことで、再びバーストが起こる可能性もある。しかし、初めて太陽に近づく2011年は条件が悪く、観測できない。
2017年には条件が良く、自動サーベイによって再発見される可能性がある。