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1月上旬の最盛期には、3.5等、視直径30分角という巨大な姿が、頭上高く、たいへん明るく見えた。その後は次第に暗くなってきており、現在は6.6等(3月21日、Reinder J. Bouma)。肉眼では見えなくなったが、DC=5とほどよく集光しているので、双眼鏡ではまだまだ見やすい。視直径は約10分角と、だいぶ小さくなった。一晩中見えている。日本からは、10月に14等になるまで、眼視で見える時期はずっと好条件で観測できる。GWの頃もまだ8.5等と明るく、双眼鏡で楽しめるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 10 47.02 80 4.8 1.028 1.517 96 6.9 22:34 (180, 45)
Apr. 2 11 18.90 76 38.4 1.100 1.581 97 7.2 22:37 (180, 49)
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発見以来、2月までずっと、ふつうの彗星より鈍い増光が続いていたが、3月に入ってから、突然に明るく大きくなってきた。2月5日には10.3等、視直径1.9分角という小さい姿だったが、3月8日には7.8等、視直径6分角と、わずか1ヶ月で劇的に変化した(吉田誠一)。その後は、眼視ではやや横ばいで、3月21日には7.8等(Kamil Hornoch)。しかし、CCD観測では、3月1日には9.4等だったものが、3月25日には8.0等と、この1ヵ月で急激に増光している(門田健一氏)。日本からは、4月上旬には見えなくなる。南半球では、これからずっと観測できる。5月まで8等前後を保つ。Reinder J. Boumaは、この彗星の光度上昇の鈍さがC/1999 S4やC/2002 O7と似ていることを指摘している。この急増光は、何らかの予兆かもしれない。軌道計算では、異常に大きな非重力効果が現れている。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 21 34.47 -4 54.9 1.295 0.865 41 7.6 4:30 (284, 11)
Apr. 2 22 0.96 -11 10.6 1.213 0.850 43 7.4 4:20 (288, 6)
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急激に増光している。日本から見えていた1月は11等台で小さい姿だったが、南天に去った後の2月14日には9.2等、視直径8分角(David Seargent)という巨大な姿が観測されている。その後、視直径は4〜5分角とやや小さくなったが、現在は8.0等と、双眼鏡でも見える明るさになっている(3月15日、Alexandre Amorim)。南半球でも、5月中旬まではかなり低くなってしまう。その後は再び高くなり、暗くなっていく様子を観測できるだろう。日本からは、6月に12.5等で明け方の空に現れるまで見えない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 1 23.31 -50 58.3 1.058 0.947 54 8.0 19:41 ( 47,-31)
Apr. 2 1 33.72 -43 19.2 1.168 0.919 49 8.1 19:47 ( 57,-33)
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1月初めには7.5等と、双眼鏡で楽に見える明るさだったが、その後は夕空で急激に拡散、減光してきている。2月初めには9等となり、現在は10.7等まで暗くなっている(3月15日、Alexandre Amorim)。あっという間に暗くなってしまったが、これでも減光のペースは通常より遅い。すでに夕空にかなり低くなり、暗くなった上に拡散しているため、かなり見づらい。まもなく見えなくなるが、8月には明け方の空に再び現れる。その頃もまだ13等台を保ち、眼視で見える可能性もある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 3 37.35 -12 23.9 3.148 2.640 51 11.1 19:41 ( 65, 13)
Apr. 2 3 40.40 -10 57.5 3.313 2.722 46 11.3 19:47 ( 71, 8)
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2月になっても13.9等以下で眼視では見えなかった(2月5日、吉田誠一)が、3月になって、13.3等と、ようやく眼視でも見え始めた(3月1日、Juan Jose Gonzalez)。急増光しているが、当初の予報より0.5等ほど暗く、現在は12.4等(3月18日、Juan Jose Gonzalez)。小さいが、良く集光していて見やすい。CCDではこの予報より更に1等ほど暗い。春から夏にかけて10等に達する。7月4日のディープ・インパクト・ミッションによって、肉眼彗星になる可能性がある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 13 25.15 12 32.4 0.837 1.801 158 12.0 1:12 ( 0, 67)
Apr. 2 13 20.67 12 58.1 0.794 1.767 160 11.7 0:40 ( 0, 68)
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今回帰は条件が悪く、近日点通過の頃は見えない。7月に14.5等で明け方の空に現れ、その後は暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 23 31.84 -8 27.5 2.418 1.484 15 12.2 4:30 (270,-14)
Apr. 2 23 52.64 -6 44.0 2.428 1.505 17 12.3 4:20 (268,-14)
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11月からずっと、12.5〜13.0等の小さい姿で変わらずに見えている。5月までずっと夕空で、このままの明るさで見えつづける。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 4 38.45 30 17.8 1.974 1.834 67 12.7 19:41 ( 98, 49)
Apr. 2 4 56.95 31 5.1 2.028 1.833 64 12.8 19:47 (101, 46)
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6月から7月にかけて10等に達するが、それまでずっと明け方の空やや低い位置に見え続ける。3月17日に14.8等(門田健一氏)と、ほぼ予報通りに明るくなってきている。近日点前の方が明るい傾向があるので、4月には眼視でも13等で見えてくるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 20 42.36 8 16.7 2.031 1.662 54 13.2 4:30 (281, 30)
Apr. 2 21 3.38 10 5.6 1.943 1.599 55 12.8 4:20 (279, 30)
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1月上旬まではとても集光が強かったが、1月下旬からは拡散状になってきた。1月は11等台、2月は12等台と減光中。3月8日にも、まだ12.6等と明るかった(吉田誠一)。近日点通過前の増光はたいへん急激だったが、予報通り、近日点通過後の減光はとても緩やかになっている。5月に13〜14等で夕空に沈むまで、ずっと眼視で見えるはず。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 5 1.62 17 11.5 2.470 2.339 70 12.9 19:41 ( 77, 47)
Apr. 2 5 14.20 17 33.1 2.573 2.367 66 13.0 19:47 ( 81, 43)
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Michael Jagerが、2月27日に夕方の超低空で、A核の観測に成功した。明るさは12.0等で、この予報よりやや明るい。位置は予報とは少しずれているので、注意。近日点を過ぎて2週間が経っても、まだ11.5〜12.0等と明るい状態を保っている(3月13日、Michael Jager)。前回の回帰では、A核は近日点を通過して10日後に最大光度となったが、今回もその傾向が現れているようだ。D核は捉えられていない。今回帰は条件が悪く、最も高く見える4月でも、高度は19度でしかない。南半球ではもっと低い。今後は急激に減光していく。4月末には16等以下になり、暗すぎて写せなくなるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 2 34.42 12 59.0 1.470 0.869 35 12.9 19:41 ( 95, 16)
Apr. 2 3 13.90 14 25.5 1.490 0.931 37 13.4 19:47 ( 96, 17)
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2月まではやや大きく見やすかったが、3月上旬は視直径1分角と小さく、集光も弱くなってきた。だが、まだ12.5等で見えている。日本からは、6月に15等になるまで、夕空で高度35度でほぼ同じ高さで見え続ける。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 2 10.28 65 39.6 2.634 2.417 66 13.1 19:41 (151, 33)
Apr. 2 2 39.72 67 14.1 2.702 2.460 65 13.2 19:47 (153, 33)
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1月に急増光して13等に達した。3月8日には12.8等で、視直径は0.9分角と小さく、意外と良く集光している(3月8日、吉田誠一)。4月まで夕空に13等で見えそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 4 51.56 20 24.0 1.423 1.409 68 13.3 19:41 ( 83, 47)
Apr. 2 5 15.96 22 32.7 1.474 1.430 67 13.4 19:47 ( 87, 46)
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1月中旬でもまだ18.5等と、予報より増光が鈍い。予報では、これから急激に増光し、7月から8月にかけて8等に達するはずだが、しばらくは観測できない。日本では、5月下旬に明け方の空に11.5等で現れ、その後はずっと観測できる。南半球では、4月末から6月中旬まで、明け方の超低空に現れるだけで、明るい時期には見えない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 0 32.79 -8 43.3 2.695 1.728 11 14.0 19:41 ( 95,-22)
Apr. 2 0 37.65 -5 34.0 2.641 1.669 10 13.7 4:20 (260,-23)
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観測不可能。6月に明け方の空に再び現れる。2004年は、シーズンを通して常に13等より明るく見えていた。2005年は、夏から冬にかけて、日本では天頂付近と非常に良い条件で見られる。2004年同様の活動を見せれば、長期に渡って良い観測対象となりそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 0 55.22 13 58.9 6.696 5.737 14 13.8 19:41 (110, -4)
Apr. 2 1 0.72 14 32.8 6.718 5.737 10 13.8 19:47 (115, -9)
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眼視では極めて拡散状で、淡く大きく広がった状態が続いている。1月上旬には11等で視直径も2〜5分角と明るく大きく見えたが、2月上旬には12.5等、1.5分角と、暗く小さくなってきている。3月8日には、13.3等と暗くなり、視直径も0.8分角と更に小さくなっていた(吉田誠一)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 12 33.08 20 32.4 0.901 1.860 157 13.9 0:20 ( 0, 76)
Apr. 2 12 27.73 20 23.2 0.950 1.901 154 14.3 23:43 ( 0, 75)
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3月から4月にかけて衝となり、13.5等に達すると期待されていたが、CCDでは、3月19日にも15.0等と、予報よりかなり暗いようだ。但し、位置観測の光度のため、実際はもっと明るい可能性もある。逆行のため、明け方の空から夕空へ急速に移動し、あっという間に見えなくなる。日本からは南にかなり低く、眼視で見るのは無理かもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 11 24.72 -33 23.6 1.143 2.048 146 14.0 23:04 ( 0, 22)
Apr. 2 10 35.62 -28 9.9 1.169 2.048 141 14.0 21:48 ( 0, 27)
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眼視では、昨年11月以来、2月まで、12〜13等の明るさを保っていた。2月5日には、DC=2と拡散状ながら、12.0等、視直径0.9分角と、まだ明るい姿で見えていた(吉田誠一)。しかし、CCD観測ではどんどん暗くなっており、2月末には15.9等に達し(2月27日、中村彰正氏)、眼視とCCDの光度差が極めて大きくなっていた。ただ、2月13日以降の眼視観測がなく、現在も眼視で見えているかどうかは不明。今後、日本からはずっと追跡できるが、現在は夕方と明け方のどちらとも低い。まもなく、夕空では観測不可能となる。明け方の高度は、しばらく20度前後でなかなか高くならない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 0 25.00 54 11.2 4.868 4.327 52 14.4 19:41 (146, 16)
Apr. 2 0 35.10 54 16.8 4.982 4.399 49 14.5 4:20 (214, 16)
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2006年春に9等に達する。南半球では、それまでずっと観測可能。日本では、まもなく西空に沈む。その後は、8月末から9月上旬にかけて、明け方の超低空で12等で見える以外は、2006年3月までずっと見えない。2006年3月以降は、暗くなっていく様子をずっと観測できるようになる。2005年初めまで、順調に明るくなってきている。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 4 8.84 -15 38.6 4.546 4.128 59 14.9 19:41 ( 57, 16)
Apr. 2 4 10.31 -15 18.7 4.558 4.062 54 14.9 19:47 ( 63, 10)
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2003年末から2005年までの1年間に、18等から15等まで増光した。これは、ふつうの彗星と比べて、かなり増光のペースが速い。6月には15等で西空に沈むが、来年の冬には13等に達し、眼視でも見える期待が出てきた。ただ、衝となった12月から1月には15.2等だったが、その後は計算上は明るくなるはずにも関わらず、実際には3月に15.5等と、やや暗く報告されている。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 5 32.74 47 0.5 6.003 5.920 80 15.1 19:41 (125, 61)
Apr. 2 5 37.28 46 51.4 6.076 5.895 74 15.1 19:47 (124, 56)
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1月には19等、2月には17等と、予報通り、急激に増光中。5月から9月にかけて、長期に渡って12〜13等で見える。南半球では好条件だが、日本からはずっと南に低い。但し、前回の回帰では、眼視ではこの予報より1.5等ほど明るかった。今回も、眼視では11.0等前後に達する可能性もある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 15 45.61 -34 8.5 1.284 2.004 122 15.6 3:32 ( 0, 21)
Apr. 2 15 51.71 -35 20.8 1.192 1.966 127 15.3 3:11 ( 0, 20)
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2004年秋には好条件となり、13等で眼視でも見えた。その後は地球から遠ざかりつつどんどん暗くなっている。8月には16.5等で西空に沈む。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 3 42.24 60 33.7 2.167 2.050 69 15.3 19:41 (143, 43)
Apr. 2 4 13.70 61 1.5 2.223 2.072 68 15.3 19:47 (144, 43)
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予報通りに、ゆっくりと減光している。1月までは14等で眼視でも見えていたが、2月からは見えなくなった。6月には17等になる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 9 41.31 -8 33.3 3.983 4.791 140 15.3 21:24 ( 0, 46)
Apr. 2 9 36.01 -7 31.5 4.128 4.864 132 15.4 20:52 ( 0, 48)
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明け方の空に現れて来て、久しぶりに観測された。2004年に報告された光度のばらつきが大きく、本当の明るさが不明だったが、16.0等という明るさだった(2月11日、門田健一氏)。4月から6月にかけて15等で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 18 3.01 3 43.3 3.314 3.527 94 15.6 4:30 (325, 54)
Apr. 2 17 56.28 5 7.1 3.168 3.510 101 15.5 4:20 (334, 57)
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2004年春に発見された明るい新周期彗星。昨年は、春から夏にかけて、15.0〜15.5等と明るく観測された。今年も春から秋にかけて、昨年と同じ明るさで観測できると思われる。計算上は遠日点でも19等と明るいはずだが、2004年まで発見されなかったことを考えると、一時的に明るくなっていたのかもしれない。だが、3月11日に15.3等と、1年経った今でもまだ明るい状態を保っている。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 19 38.50 -25 22.6 3.023 2.897 73 15.5 4:30 (319, 17)
Apr. 2 19 47.53 -25 33.5 2.938 2.903 78 15.5 4:20 (321, 18)
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2004年初めには19等から17等まで一気に増光したが、その後は落ち着いており、2005年初めには16.5等。2007年初めまで、長期に渡って15〜16等を保つ。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 16 8.18 -19 0.4 2.670 3.304 121 15.7 3:55 ( 0, 36)
Apr. 2 16 8.38 -19 11.5 2.575 3.292 128 15.6 3:27 ( 0, 36)
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近日点を過ぎて5ヵ月も経ってから最大光度になるという、変わった彗星。予報通り、5ヶ月経った2月に、最大光度に達している。しかし、今回帰は予報より暗く、15.5等止まりのようだ。眼視では、14.0等以下で見えなかった(2月5日、吉田誠一)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 10 4.55 33 28.8 2.154 2.920 132 15.7 21:48 ( 0, 88)
Apr. 2 10 3.38 33 14.8 2.236 2.937 125 15.9 21:19 ( 0, 88)
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地球に接近して、CCDでは15.5〜16等に達している。CCDで拡散状に写るためか、眼視でも14.3等で見えている(2月6日、Reinder J. Bouma)。しかし、今後は地球から遠ざかり、どんどん暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 8 25.91 41 14.2 1.361 1.962 111 16.1 20:10 (180, 84)
Apr. 2 8 36.56 38 23.7 1.420 1.975 108 16.2 19:54 (180, 87)
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2004年春に近日点を通過して以来、ずっとやや速いペースで減光してきていたが、2004年の暮れからは、一転して減光が緩やかになったようだ。12月16日にはすでに15.4等だったが、3月6日でもまだ15.8等と、ずっとほぼ同じ明るさを保っている(中村彰正氏)。これからしばらく、16等で見え続けるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 9 58.75 39 57.5 3.596 4.271 126 16.4 21:42 (180, 85)
Apr. 2 9 54.23 39 1.7 3.737 4.338 121 16.5 21:10 (180, 86)
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2004年春に発見された小惑星2004 FS101の再発見。1月中旬には18等だったが、3月中旬には16.7等まで増光した。これは、ふつうの彗星と比べて、やや増光のペースが速い。2006年1月頃には、日本からは低いが、14.5等になりそう。2005年春から2006年暮れにかけて、長い間15〜16等で見える。北天を移動するため、日本からはずっと観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 14 26.65 37 37.1 3.753 4.466 130 16.6 2:13 (180, 87)
Apr. 2 14 21.72 39 41.3 3.712 4.424 130 16.5 1:41 (180, 85)
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5月には夕空に低くなる。2006年春にも再び観測できるが、今よりは1等ほど暗くなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 5 52.93 24 44.1 2.772 2.830 83 17.0 19:41 ( 77, 62)
Apr. 2 6 1.07 24 34.1 2.860 2.826 77 17.0 19:47 ( 82, 56)
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ずっと北天を移動するため、日本からは長期に渡って観測できる。2004年後半の増光は、ふつうの彗星よりやや速かったが、それでも2006年初めに16等止まり。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 5 4.50 48 15.0 5.706 5.550 75 17.2 19:41 (126, 56)
Apr. 2 5 9.37 48 18.4 5.778 5.526 70 17.2 19:47 (126, 51)
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前回1997年には、近日点通過後に大増光して11等に達したが、今回は暗い。すでに11月30日に近日点を通過しているが、11月から1月まで、ずっと15.5等のままだった。増減光のとても速い彗星なので、地球から遠ざかる3月以降は急激に暗くなり、4月には18等以下になる。3月中旬には、すでに17.5等まで暗くなってきた。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 8 55.71 38 13.7 1.506 2.163 118 17.4 20:40 (180, 87)
Apr. 2 9 1.47 37 49.8 1.596 2.188 112 17.7 20:18 (180, 87)
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予想より明るく、3月には17.5〜18等で観測された。これから夏まで、夕空でしばらく17.5等を保ちそう。但し、6月以降はどんどん低くなってしまう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 11 31.20 -0 59.7 1.414 2.398 167 17.7 23:14 ( 0, 54)
Apr. 2 11 26.85 0 5.4 1.410 2.373 159 17.6 22:42 ( 0, 55)
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分裂彗星。まもなく18等以下になる。B核はA核より0.6等ほど暗い。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 9 6.76 40 0.1 3.841 4.413 119 17.7 20:50 (180, 85)
Apr. 2 9 6.56 39 28.5 3.926 4.414 113 17.7 20:23 (180, 86)
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12月〜1月は16.5等を保ったが、その後は減光し、4月には18等以下になる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 10 11.53 33 30.6 2.131 2.908 133 17.8 21:55 ( 0, 88)
Apr. 2 10 9.14 33 7.2 2.236 2.948 127 17.9 21:25 ( 0, 88)
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遠方のため、2003年夏から1年半も、17.5等で見え続けている。すでに近日点は通過しており、今年はやや暗くなる。それでも、夏まで18等を保つ。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 16 25.01 41 23.1 6.876 7.271 109 17.8 4:11 (180, 84)
Apr. 2 16 19.52 42 9.3 6.846 7.286 112 17.8 3:38 (180, 83)
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H=13.7等の小惑星としての光度式に沿って、ゆっくりと減光中。4月に18等以下になるまでずっと条件良く観測できる。ほとんど恒星状のため、暗くても写しやすいはず。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 5 9.23 51 31.1 1.885 1.931 77 17.8 19:41 (132, 56)
Apr. 2 5 33.48 51 1.8 1.990 1.983 75 18.0 19:47 (131, 55)
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遠方のため、2001年夏以来、4年近く観測が続いている。2003年夏から2004年夏にかけて、1年以上も17等で観測された。すでに近日点は通過しており、2005年初めには17.7等と、少し暗くなってきた。春には18等以下となる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 26 13 5.30 53 39.8 6.336 6.935 123 17.9 0:53 (180, 71)
Apr. 2 12 55.07 53 52.3 6.391 6.962 121 18.0 0:15 (180, 71)
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