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2月末から3月初めにかけて、最大で5.2等に達した。現在は暗くなりつつあるが、減光のペースはまだ緩やかで、まだ6.9等と明るい(3月23日、永井佳実氏)。集光が強く、明るさの割に視直径が数分角とかなり小さい。日本からは、今後は暗くなるまでずっと条件良く観測できる。明け方の空で次第に暗くなっていく。6月までは眼視で見えそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 21 57.60 42 2.0 1.042 0.876 50 7.2 4:42 (228,-14)
Apr. 1 22 31.21 49 8.8 1.197 0.988 52 7.8 4:48 (222,-18)
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予報通り、順調に明るくなってきている。3月23日には10.5等(永井佳実氏)と、すでに眼視でもかなり明るく見えるようになっている。集光が強く見やすい。1930年の発見以来76年ぶりに、5月12日に地球に0.08AUまで大接近する。最大で3.5等になり、肉眼でも見られるだろう。5月の最接近まで、急激に明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。B核とG核の2つの核も明るく見えている。本体に比べて、B核は2.5等、G核は5.5等ほど暗い。彗星の接近に合わせて、5月から6月にかけて、1930年に見られたうしかい座流星群が再び突発出現するかもしれない。但し、計算上は地球はダストトレイルと遭遇しない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 14 29.85 17 39.1 0.465 1.392 141 9.9 2:21 (180, 37)
Apr. 1 14 40.69 19 35.3 0.390 1.328 141 9.2 2:04 (180, 36)
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昨年の8月からずっと南の低空に眼視で見え続けている彗星。12月から3ヵ月も、ずっと10等を保っている。以前は小さくかなり鋭かったが、今はふつうの拡散した彗星状。夕空でゆっくりと高度が下がっており、4月には低すぎて見えなくなる。8月下旬に再び13.5等で明け方の空に現れる。10月には高度も高くなり、眼視でも再び14等で見られそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 1 40.78 20 56.8 2.378 1.574 28 10.3 19:29 (108,-11)
Apr. 1 2 3.20 23 22.2 2.420 1.602 27 10.4 19:19 (111,-12)
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順調に明るくなってきている。3月23日に12.3等(Edwin van Dijk)と、すでに眼視でも明るく見えるようになっている。1930年の発見以来76年ぶりに、5月14日に地球に0.067AUまで大接近する。5.5等に達し、本体と共に肉眼彗星となるだろう。5月の最接近まで、急激に明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 14 21.72 18 30.4 0.470 1.401 142 12.5 2:13 (180, 37)
Apr. 1 14 30.55 20 34.5 0.395 1.337 143 11.8 1:54 (180, 35)
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最大で9等になると期待されていたが、かなり増光が鈍く、予想より遥かに暗い。昨年秋には南半球で10等で見えるはずだったが、実際には12〜13等だった。その後、南半球でも1月から2月にかけては低すぎて見えなかったため、観測が極めて少ない。最近の観測は、10等(3月19日、柏木周二氏)、12等(3月10日、Terry Lovejoy)、または14等(2月26日、Jim Gifford)と、非常にばらつきが多く、本当の明るさは不明。南半球では次第に高く見えるようになってきている。日本からもようやく明け方の空に見え始めた。今後は秋まで条件良く観測できる。6月まで12等と明るく見えるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 20 27.67 -21 7.9 1.978 1.714 60 11.9 4:42 (269, 41)
Apr. 1 20 23.48 -17 54.8 1.875 1.749 67 11.9 4:48 (259, 47)
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ふつうの彗星より速いペースで増光して、10月には13.5等で眼視でも見えるようになった(10月24日、吉田誠一)。現在も13.4等と明るい(2月27日、吉田誠一)。小さく集光が強い。遠方の彗星のため、これから2006年6月まで、長期に渡って13.5等で条件良く見られそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 9 39.39 51 53.9 4.660 5.193 117 13.6 21:28 (180, 3)
Apr. 1 9 38.49 51 16.5 4.731 5.192 112 13.6 21:00 (180, 4)
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2005年には、9月と11月にバーストを起こし、12.5〜13等に達した。12月から1月にかけては15等と暗かったが、1月下旬からはしばらく13等と明るい状態が続いている。3月18日にもまだ13.2等と明るい(Rolando Ligustri)。だが、まもなく低すぎて観測できなくなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 2 23.47 22 60.0 6.553 5.797 37 13.8 19:29 (115, -5)
Apr. 1 2 28.94 23 20.3 6.618 5.798 32 13.8 19:19 (114, -7)
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3月14日に15.2等(門田健一氏)と増光してきている。これから明け方の空で急激に増光してくる。まもなく眼視でも見え始めるだろう。6月には12等に達する。近日点通過の頃に衝となり、最良の条件。だが、6月から9月までは、日本からの高度は13〜20度とたいへん低くなってしまう。再び高くなる頃には14等以下となり、眼視では見えないだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 17 18.29 -19 44.0 1.175 1.714 103 14.2 4:42 (203, 74)
Apr. 1 17 33.56 -20 40.1 1.097 1.689 107 13.9 4:48 (188, 76)
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3月23日に15.6等(E. J. Christensen)と、順調に明るくなってきている。5月の最接近まで、急激に明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。4月上旬には眼視で見え始め、最大で8.5等に達しそう。但し、小さい分裂核のため、今後の光度変化は予断を許さない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 14 20.34 18 39.1 0.471 1.403 143 15.5 2:12 (180, 36)
Apr. 1 14 28.83 20 44.4 0.396 1.339 143 14.8 1:53 (180, 34)
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12月初めに発見された当時は18.5等と暗かったが、1月中旬には17等まで増光した。その後、1月中旬からは極端に急激に明るくなり、2月下旬には眼視でも14.0等と、かなり明るく見えている(2月27日、吉田誠一)。たいへん集光が強く、恒星状に近い。条件良く観測できるが、4月以降はあっという間に暗くなりそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 10 26.45 24 54.9 0.889 1.787 142 15.2 22:15 (180, 30)
Apr. 1 10 31.68 25 50.6 0.935 1.797 136 15.5 21:53 (180, 29)
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2006年2月に近日点を通過するが、期待されたほど増光しておらず、12月18日に15.7等(門田健一氏)。2006年暮れにかけて、長い間15〜16等で見える。北天を移動するため、日本からはずっと観測できる。5月頃までが最も明るいが、ずっと高度は30度以下と低い。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 22 40.06 53 51.8 3.671 3.217 55 15.6 4:42 (221,-26)
Apr. 1 22 56.70 53 49.0 3.712 3.224 53 15.7 4:48 (220,-24)
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2004年1月上旬の最盛期には、3.5等、視直径30分角という巨大な姿が、頭上高く、たいへん明るく見えた。その後は次第に暗くなり、すでに眼視では見えなくなったが、CCDではまだ15.6等と明るい(3月4日、吉本勝己氏)。10月に18等以下になるまで、ずっと追跡できるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 17 0.40 1 45.7 4.862 5.266 108 15.6 4:42 (184, 53)
Apr. 1 16 59.08 2 4.2 4.829 5.331 115 15.7 4:23 (180, 53)
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2004年11月に発見された時には18等と暗かったが、2005年初めにかけて、かなり急激に明るくなり、5月7日には16.0等に達した(門田健一氏)。明け方の空に再び現れて来た後もさらに増光し、11月22日には14.7等まで明るくなっている(門田健一氏)。眼視でも14.0等で見えている(2月27日、吉田誠一)。日本からは、夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 13 57.72 14 58.6 1.941 2.846 149 16.0 1:50 (180, 40)
Apr. 1 13 52.57 15 11.0 1.945 2.874 153 16.1 1:17 (180, 40)
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ふつうの彗星より速いペースで増光して、2月9日には15.8等に達している(門田健一氏)。来年春にかけて、長期に渡って16等で条件良く見られる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 10 20.07 65 57.2 4.565 4.985 109 16.1 22:08 (180,-11)
Apr. 1 10 17.67 65 17.2 4.626 4.989 105 16.1 21:39 (180,-10)
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2005年春から夏にかけて、CCDで16等、眼視でも14等で見えた彗星。再び明け方の空に現れて来た。2006年も春から夏にかけて16等で観測できる。ただ、2005年よりはやや高度は低い。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 19 39.06 -1 34.7 4.097 3.855 69 16.4 4:42 (239, 39)
Apr. 1 19 42.20 -2 5.7 4.013 3.873 74 16.4 4:48 (232, 44)
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2005年春には、眼視でも14.3等で見えた(7月10日、Edwin van Dijk)。現在は16.6等(2月5日、門田健一氏)。12月から4月始めまでずっと16.5等を保つが、その後は急に暗くなり、7月には18等以下になる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 12 2.88 18 42.9 3.215 4.164 159 16.5 23:50 (180, 36)
Apr. 1 11 49.19 19 22.5 3.284 4.200 153 16.6 23:09 (180, 36)
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1995年、2001年と、連続して6等以上の大バーストを起こしている。予報では14等止まりだが、今回も予報通りにはいかないだろう。突発的な増光を見せて、眼視で見えるようになる可能性は高い。3月3日には16.6等(Toni Scarmato)と、すでにこの予報より明るくなってきている。今回は地球にあまり近づかないが、6月に最大光度となり、秋に暗くなるまで、ずっと夕空で観測できる。5月以降は、高度30度と、同じような位置に見え続ける。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 5 49.05 21 14.1 1.192 1.463 83 16.9 19:29 (151, 28)
Apr. 1 6 0.77 22 10.4 1.195 1.406 79 16.5 19:19 (150, 27)
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2004年までは21等以下と極めて暗いセントール型の小惑星だった。だが、2005年12月30日に17.5等まで増光し、コマが観測され、彗星であることが判明した。1月7日には14.8等と、更に明るくなった(門田健一氏)。眼視でも14.4等で見えた(1月8日、吉田誠一)。奇妙な惑星状星雲のような姿で、眼視では拡散状。一時的なバーストと思われる。2月上旬まで14等を保ったが、2月28日には15.4等と暗くなってきた(Giovanni Sostero and Ernesto Guido)。近いうちに元通り、21等まで暗くなるだろう。だが、まだこの予報より明るいかもしれない。近日点通過は2015年で、太陽に5.9AUまで近づくが、17等止まりだろう。だが、再びバーストを起こすかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 13 11.53 -5 30.4 11.955 12.922 165 16.6 1:03 (180, 61)
Apr. 1 13 9.93 -5 19.8 11.918 12.910 172 17.0 0:34 (180, 60)
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2006年2月に近日点を通過するが、木星よりも遠くにあるため、長期に渡って17等を保つ。北天を移動するため、2006年夏まで高い位置で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 15 1.17 69 43.3 6.502 6.803 103 16.7 2:53 (180,-15)
Apr. 1 14 50.96 69 51.4 6.518 6.806 102 16.7 2:15 (180,-15)
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2004年秋には好条件となり、13等で眼視でも見えた。8月にいったん観測できなくなっていたが、再び明け方の空に現れて来た。4月末まで17等を保つが、その後はすぐに18等以下になり、去って行く。次回帰は2018年で、14.3等止まりである。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 13 7.79 6 29.1 3.162 4.131 164 16.7 1:00 (180, 49)
Apr. 1 13 1.33 6 29.5 3.191 4.173 167 16.7 0:26 (180, 49)
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すでにかなり遠ざかり、予報では19等のはずだった。実際、1月8日には18.3等と暗かった(門田健一氏)。しかし、予想外のバーストを起こし、1月27日には15.7等まで明るくなった(門田健一氏)。その後は急激に減光しているが、3月10日にもまだ17.2等と明るい(門田健一氏)。4月までは18等より明るく観測できそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 15 1.62 -9 18.0 2.662 3.466 137 17.0 2:53 (180, 64)
Apr. 1 14 57.75 -9 7.0 2.634 3.505 145 17.2 2:22 (180, 64)
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近日点の頃は見えないが、春と秋に、17〜17.5等で条件良く見られる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 9 59.66 67 2.6 1.648 2.165 107 17.4 21:43 (180,-12)
Apr. 1 8 54.00 65 45.2 1.716 2.116 98 17.4 20:12 (180,-11)
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2006年春に17.7等で観測できる。2007年春にも17.5等で観測できるが、やや高度が低くなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 11 16.44 8 19.3 3.887 4.847 162 17.7 23:04 (180, 47)
Apr. 1 11 13.36 8 33.3 3.919 4.841 154 17.7 22:34 (180, 46)
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2004年の秋に17等に達した。しばらく観測できなかったが、再び17等で条件良く観測できるようになっている。最近は18等と、予報より1等ほど暗く報告されている。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Mar. 25 7 15.72 17 10.2 3.040 3.421 103 17.9 19:29 (173, 38)
Apr. 1 7 19.31 17 9.6 3.153 3.436 97 18.0 19:19 (169, 37)
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