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地球に接近した5月上旬には5等に達し、C核とともに頭上高くに二大彗星として見えた。現在は地球から遠ざかりつつあり、減光中。すでに7.6等まで暗くなっている(5月31日、Willian Souza)。だが、2つの核の見かけの距離が近くなり、同一写野に2つの明るい彗星が収まるようになってきた。6月中は、明け方の超低空となってしまう。7月からは少しずつ高く見えるようになるが、急激に暗くなっていく。現在はC核より少し暗くなっているが、まだ太陽に近いため、分裂を起こし、急増光する可能性がある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 0 27.17 -0 38.2 0.126 0.955 59 6.7 3:07 (279, 12)
June 3 1 1.75 -6 49.1 0.179 0.942 61 7.3 3:02 (282, 5)
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地球に接近した5月上旬には6等に達し、B核とともに頭上高くに二大彗星として見えた。現在は地球から遠ざかりつつあり、減光中。すでに7.3等まで暗くなっている(5月31日、Willian Souza)。だが、2つの核の見かけの距離が近くなり、同一写野に2つの明るい彗星が収まるようになってきた。6月中は、明け方の超低空となってしまう。7月からは少しずつ高く見えるようになるが、急激に暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 0 20.13 -2 42.7 0.148 0.953 62 6.9 3:07 (282, 12)
June 3 0 55.01 -7 25.0 0.201 0.941 63 7.5 3:02 (284, 6)
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4月下旬から予想以上に急激に明るくなった。現在は9.8等に達している(5月30日、Juan Jose Gonzalez)。6月に最大光度となり、7月からは減光していくが、秋に暗くなるまで、ずっと夕空で観測できる。今後は、高度30度と、同じような位置に見え続ける。1995年、2001年と、連続して6等以上の大バーストを起こしているので、今後もさらに増光する可能性がある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 8 46.00 24 38.2 1.062 1.070 62 10.2 20:47 ( 98, 34)
June 3 9 14.83 23 42.4 1.034 1.055 61 9.8 20:53 ( 98, 32)
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冬から春にかけて、夕空で10等で見え続けたが、現在は観測不可能。8月下旬に再び13.5等で明け方の空に現れる。10月には高度も高くなり、眼視でも再び14等で見られそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 5 5.34 34 11.8 2.919 1.973 17 11.7 20:47 (134, -1)
June 3 5 26.57 34 30.0 2.991 2.032 15 11.9 20:53 (136, -3)
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5月26日に11.7等(Juan Jose Gonzalez)。今後、7月まで12等を保つ。近日点通過の頃に衝となり、最良の条件だが、9月までは、日本からの高度は13〜20度とたいへん低い。再び高くなる頃には14等以下となり、眼視では見えないだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 19 17.79 -30 47.2 0.658 1.566 137 12.1 3:01 ( 0, 24)
June 3 19 25.83 -32 33.8 0.630 1.563 142 12.0 2:41 ( 0, 23)
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4月から5月上旬にかけて、G核やR核など、いくつかの核が12〜14等まで明るくなり、眼視でも見えた。だが、5月中旬以降は、分裂核はいずれもたいへん暗く報告されている。すでに明け方の超低空となり、地球からも遠ざかりつつあるため、今後、分裂核が明るく見えることはなさそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 0 28.90 0 8.5 0.120 0.957 58 12.1 3:07 (278, 12)
June 3 1 3.49 -6 36.1 0.173 0.943 60 12.7 3:02 (282, 5)
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現在は12.8等(5月25日、Juan Jose Gonzalez)。眼視では拡散状。最大で9等になると期待されていたが、かなり増光が鈍く、当初の予想より遥かに暗い。だが、大口径では明るく楽しめる。今後は秋まで条件良く観測できる。しばらく12等と明るく見えそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 18 17.38 19 53.1 1.358 2.146 129 12.3 2:02 ( 0, 75)
June 3 17 49.17 24 8.6 1.404 2.206 130 12.4 1:06 ( 0, 79)
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今回は条件がたいへん悪く、日本からはまったく見えない。現在、南半球では明け方の低空に見えている。5月24日のMichael JagerとGerald Rhemannの写真では明るく写った。今後、急激に増光するが、急激に低くなる。6月中旬に10等になる頃には、低すぎて観測できなくなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 1 34.44 7 8.2 1.310 0.861 41 14.6 3:07 (263, 2)
June 3 2 18.13 11 14.1 1.290 0.763 36 13.0 3:02 (257, 0)
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2月末から3月初めにかけて、最大で5.2等に達した。急激に減光中だが、現在もまだ12.2等と、この予報より明るい(5月25日、Juan Jose Gonzalez)。但し、現在はかなり拡散している。日本からは、今後は暗くなるまでずっと条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 1 53.67 67 14.7 2.335 1.872 51 13.3 3:07 (206, 29)
June 3 2 10.06 68 17.2 2.438 1.975 51 13.8 3:02 (205, 30)
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2005年中はあまり増光しなかったが、2006年の初めには12〜13等と明るいことが多かった。現在は観測不可能。7月に再び明け方の空に現れ、秋から冬にかけて条件良く観測できるようになる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 3 16.61 26 22.6 6.788 5.811 14 13.9 3:07 (232, -5)
June 3 3 22.64 26 45.5 6.764 5.813 18 13.9 3:02 (235, -2)
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昨年10月からずっと13.5等の明るさで見え続けている。小さく集光が強い。長期に渡って条件良く見られたが、今後は夕空に低くなり、7月には見えなくなる。だが、来年の冬には再び14.5等で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 9 58.43 44 14.7 5.415 5.203 72 13.9 20:47 (119, 53)
June 3 10 3.56 43 14.4 5.501 5.207 67 13.9 20:53 (118, 48)
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5月30日に15.5等(Ernesto Guido and Giovanni Sostero)と、予想通りに明るくなっている。現在はまだ明け方の空に低いが、今後は明け方の空に高くなりながら、急激に明るくなっていく。6月には14等となり、眼視で見え始めるだろう。秋から冬にかけて8.5等に達し、最高の条件で観測できる。2007年4月まで14等を保ち、長期に渡って眼視で見え続ける。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 23 19.69 3 12.3 2.401 2.328 73 14.9 3:07 (286, 27)
June 3 23 30.83 4 25.3 2.285 2.287 77 14.6 3:02 (287, 30)
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前回の1999年は条件が悪く観測されなかったが、今回は近日点通過後に条件が良くなる。6月から8月にかけて14.5等に達するだろう。そろそろ明け方の空に昇って来る。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 0 49.61 10 32.1 2.465 1.976 50 14.8 3:07 (266, 13)
June 3 1 2.25 13 6.2 2.409 1.974 53 14.7 3:02 (265, 17)
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2005年の春には14等に達し、眼視でも13.8等で見えた(7月8日、Reinder J. Bouma)。2006年は、夏に再び同じような条件になる。やや低空だが、14等に達しそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 22 32.59 -18 53.6 2.920 3.136 92 15.3 3:07 (312, 20)
June 3 22 37.67 -18 47.4 2.836 3.144 98 15.2 3:02 (316, 23)
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木星よりも遠くにあるため、長期に渡って観測できる。2006年はまだ暗く、やや高度も低い。だが、2007年から2008年にかけて、14.5〜15等まで明るくなると予想されている。高度も高くなるので、眼視でも見えるようになるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 20 15.97 -24 40.3 6.406 7.033 124 16.1 3:07 (346, 29)
June 3 20 11.29 -24 38.6 6.279 7.004 132 16.0 3:02 (353, 30)
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4月2日に15.5等(門田健一氏)と、意外に明るい。ただ、6月まではかなり高度が低い。暗くなり始めてから、ようやく高くなってくる。だが、過去にはバーストして肉眼彗星となったこともあるので、注意が必要。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 23 23.41 -8 16.2 1.784 1.846 77 16.1 3:07 (295, 19)
June 3 23 36.06 -7 43.0 1.748 1.876 80 16.2 3:02 (297, 21)
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2004年1月上旬の最盛期には、3.5等、視直径30分角という巨大な姿が、頭上高く、たいへん明るく見えた。その後は次第に暗くなり、すでに眼視では見えなくなったが、CCDではまだ15.8等と明るい(3月30日、吉本勝己氏)。10月に18等以下になるまで、ずっと追跡できるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 16 30.93 3 18.9 4.906 5.841 155 16.1 0:15 ( 0, 58)
June 3 16 26.56 3 12.6 4.973 5.903 154 16.2 23:38 ( 0, 58)
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2月9日には15.8等(門田健一氏)。来年春にかけて、長期に渡って16等で条件良く見られる。眼視では13.9等以下で見えなかった(3月31日、吉田誠一)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 10 35.74 56 57.5 5.203 5.040 75 16.4 20:47 (143, 57)
June 3 10 41.43 55 43.4 5.277 5.049 71 16.5 20:53 (138, 53)
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2005年は、春から夏にかけて、CCDで16等、眼視でも14等で見えた。2006年も春から夏にかけて16.5等で観測できる。ただ、2005年よりはやや高度は低い。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 19 39.55 -8 42.6 3.333 4.049 129 16.6 3:07 (354, 46)
June 3 19 35.30 -9 59.1 3.274 4.075 136 16.6 2:51 ( 0, 45)
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2004年までは21等以下と極めて暗いセントール型の小惑星だった。だが、2005年12月30日に17.5等まで増光し、コマが観測され、彗星であることが判明した。1月7日には14.8等と、更に明るくなった(門田健一氏)。眼視でも14.4等で見えた(1月8日、吉田誠一)。4月16日にもまだ15.7等の明るさを保っている(津村光則氏)。現在は、バーストで放出された物質が核から離れて見える。一時的なバーストなので、近いうちに元通り、21等まで暗くなるだろう。近日点通過は2015年で、太陽に5.9AUまで近づくが、17等止まりだろう。だが、再びバーストを起こすかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 12 58.57 -4 8.2 12.140 12.809 129 16.8 20:47 ( 3, 51)
June 3 12 57.79 -4 3.7 12.221 12.796 122 16.9 20:53 ( 17, 50)
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木星よりも遠くにあるため、長期に渡って16.5〜17等を保つ。北天を移動するため、2006年夏まで高い位置で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 13 32.02 65 26.7 6.794 6.834 87 16.8 21:12 (180, 60)
June 3 13 26.57 64 18.7 6.843 6.838 85 16.8 20:53 (177, 61)
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3月13日に16.0等(門田健一氏)。2005年の初めから約1年間16〜16.5等を保った。しばらく低かったが、今後は高くなっていく。秋に条件が良くなるまでは、17等を保つ。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 0 34.90 54 3.7 3.842 3.325 52 16.8 3:07 (224, 35)
June 3 0 42.92 54 9.6 3.826 3.343 54 16.8 3:02 (225, 37)
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1986年に発見された後、行方不明になっている。今回は条件が良く、計算上は、秋から冬にかけて14等に達する。但し、発見時は異常に増光していたようなので、この予報よりはるかに暗い可能性がある。日本からは、来年春に暗くなるまで、ずっと観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 18 22.35 -24 5.1 1.381 2.316 150 17.2 2:06 ( 0, 31)
June 3 18 18.61 -24 3.5 1.296 2.268 157 16.9 1:35 ( 0, 31)
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彗星のような軌道を持つ特異小惑星。来年1月に14等に達する。これから急激に明るくなっていく様子を、条件良く観測できる。今後、彗星に化けるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 22 34.33 -2 34.5 2.861 2.972 86 17.5 3:07 (300, 32)
June 3 22 38.84 -1 9.7 2.700 2.907 91 17.4 3:02 (303, 36)
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2004年11月に発見された時には18等と暗かったが、2005年初めにかけて、かなり急激に明るくなり、5月7日には16.0等に達した(門田健一氏)。明け方の空に再び現れて来た後もさらに増光し、11月22日には14.7等まで明るくなった(門田健一氏)。眼視でも14.4等と明るく見えた(3月29日、Maciej Reszelski)。だが、CCDではすでに16.6等まで暗くなっている(4月20日、津村光則氏)。日本からは、夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
May 27 13 17.42 11 22.4 2.410 3.112 125 17.4 20:58 ( 0, 66)
June 3 13 16.56 10 21.3 2.513 3.143 119 17.6 20:53 ( 14, 65)
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