今週の明るい彗星 (2009年5月16日：南半球版)

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ギャラッド彗星 (C/2008 Q3) 現在は7.6等(5月17日、Marco Goiato)と、たいへん明るい。予想では13等のはずだったが、予想よりはるかに明るくなっている。南半球ではたいへん条件が良く、夏にかけて双眼鏡で見られる。日本からは、6月上旬から8月中旬まで、夕方の低空でなんとか観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 18 48.55 -66 57.8 1.111 1.863 122 7.6 3:18 ( 0, 58) May 23 16 53.76 -67 17.7 1.000 1.842 132 7.3 0:59 ( 0, 58) カーディナル彗星 (C/2008 T2) すでに8.6等とかなり明るい(5月16日、Marco Goiato)。6月に8等に達する。急激に南下中。日本からは、急激に低くなり、6月以降は二度と観測できなくなる。南半球では、今後は夕空で長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 6 41.27 18 45.4 1.781 1.280 44 8.6 18:32 (129, 17) May 23 6 56.79 14 42.3 1.787 1.247 42 8.5 18:28 (124, 19) クリステンセン彗星 (C/2006 W3) すでに8.9等とかなり明るい(5月2日、Juan Jose Gonzalez)。晩秋まで8〜10等で長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 22 50.31 34 57.2 3.489 3.166 63 9.0 5:20 (204, 15) May 23 22 47.75 35 11.8 3.380 3.156 68 8.9 5:24 (197, 17) 李-スワン彗星 (C/2009 F6) 現在は8.9等と明るい(5月12日、Uwe Pilz)。これから7月まで、しばらく9〜10等を保つ。日本からは、夕空に低くなっており、まもなく見えなくなる。だが、8月末には明け方の空に12等で現れ、その後は低空でゆっくりと暗くなっていく。南半球では8月まで観測できないが、それ以降はずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 4 35.98 47 6.7 2.037 1.281 31 9.1 18:32 (134,-20) May 23 5 3.81 43 34.6 2.119 1.297 26 9.3 18:28 (131,-18) ステレオ彗星 (C/2009 G1) 現在は8.5等と明るい(5月7日、Alexandre Amorim)。6月まで9〜10等の明るさを保つ。南半球では、これからずっと条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 0 9.15 -30 31.6 1.133 1.224 69 9.1 5:20 (277, 49) May 23 0 44.13 -39 8.3 1.072 1.271 75 9.2 5:24 (291, 51) コプフ彗星 (22P) 現在は9.0等と、かなり明るくなっている(5月2日、Juan Jose Gonzalez)。秋にかけて、長期に渡って9〜10等と明るく見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 21 15.77 -13 4.9 1.085 1.580 97 9.7 5:20 (193, 68) May 23 21 32.24 -12 11.3 1.040 1.578 100 9.5 5:24 (183, 67) サイディング・スプリング彗星 (C/2007 Q3) すでに10.2等まで明るくなってきた(5月16日、 Marco Goiato)。これから2010年の春にかけて、長期に渡って10〜11等の明るさを保つ。日本からは観測できないが、10月初めに明け方の空に現れ、それ以降はしばらく10等で条件良く観測できる。南半球では、夕空で急激に低くなり、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 6 39.75 -13 54.6 3.194 2.775 56 11.3 18:32 (101, 39) May 23 6 50.76 -12 1.0 3.213 2.731 53 11.2 18:28 (101, 35) 鹿林彗星 (C/2007 N3) 2月下旬に地球に最接近し、4.9等に達した(2月23日、Juan Jose Gonzalez)。視直径は20分角に達し、立派なアンチテールが見えた。現在は急激に減光中。すでに11.4等まで暗くなっている(5月16日、Marco Goiato)。まもなく観測できなくなるが、8月には14等で明け方の空に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 6 39.27 22 18.0 2.806 2.193 43 11.5 18:32 (131, 14) May 23 6 41.96 22 14.6 2.983 2.270 37 11.8 18:28 (127, 11) 板垣彗星 (C/2009 E1) 急激に増光し、4月5日には7.5等に達した(Juan Jose Gonzalez)。再び明け方の空に現れてきた。5月2日にもまだ8.8等と、かなり明るかった(Juan Jose Gonzalez)。今後は次第に高くなり、遠ざかるまでずっと観測できる。彗星は急激に暗くなるが、5月末にもまだ13等で、眼視でも見えそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 0 19.05 30 59.9 1.411 0.994 44 11.5 5:20 (222, 8) May 23 0 2.58 30 53.8 1.340 1.102 53 12.3 5:24 (214, 14) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 予想を上回って急激に増光し、春に9.3等に達した(3月26日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。すでに10.5等まで暗くなってきた(4月26日、V.M. Ivanov)。6月下旬には13等で西空に沈む。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 6 30.04 28 5.7 2.146 1.546 41 11.7 18:32 (134, 9) May 23 6 54.72 27 46.1 2.221 1.593 40 12.0 18:28 (133, 9) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は11.3等と、かなり明るくなっている(5月15日、Marco Goiato)。7月に西空に沈むまで、長期に渡って12〜13等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 9 51.39 15 5.0 1.983 2.222 89 12.8 18:32 (175, 40) May 23 10 0.22 14 4.5 2.051 2.212 85 12.8 18:28 (170, 40) ブロートン彗星 (C/2006 OF2) 12月から1月にかけて、9.8等に達した(12月28日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ12.4等と明るい(4月28日、Martin Lehky)。6月には西空に沈む。だが、冬には再び15等で条件良く観測できるようになり、眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 7 33.75 28 57.6 4.010 3.540 55 13.1 18:32 (145, 16) May 23 7 42.51 27 59.6 4.140 3.591 51 13.2 18:28 (142, 15) リニア彗星 (C/2007 G1) 昨年夏に11.5等まで明るくなった(8月4日、Marco Goiato)。日本からはすでに観測できないが、南半球では長期に渡って条件良く観測できる。だが、昨年の夏以降、眼視での観測は報告されていない。最近のCCD観測からも、まだ12〜13等で眼視でも見えると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 4 49.53 -46 45.9 3.482 3.244 68 13.3 18:32 ( 52, 31) May 23 5 0.92 -45 0.3 3.545 3.285 67 13.4 18:28 ( 53, 28) スイフト-ゲーレルス彗星 (64P) 今回帰は条件が悪く、まだ観測されていない。6月には13.5等で明け方の低空に現れ、次第に高くなりながら、ゆっくりと暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 1 48.19 16 52.2 2.278 1.422 24 13.6 5:20 (247, 3) May 23 2 11.87 19 4.1 2.251 1.403 25 13.5 5:24 (244, 4) 串田彗星 (144P) 予想以上に急激に増光し、8.4等に達した(1月30日、Juan Jose Gonzalez)。巨大な姿が双眼鏡でも見えるほどになった。現在は急激に減光中。だが、まだ12.0等と明るい(4月28日、Martin Lehky)。夕空で次第に低くなり、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 9 6.34 12 6.7 1.749 1.867 80 13.8 18:32 (160, 41) May 23 9 22.49 11 4.6 1.853 1.913 77 14.2 18:28 (157, 41) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は12.3等で、まだ眼視で見えている(4月28日、Martin Lehky)。2008年9月から2009年3月まで、半年に渡って10〜11等の明るさで見え続けた。だが、4月以降は12等と暗い。6月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 7 55.91 21 57.9 6.546 6.130 61 14.0 18:32 (146, 25) May 23 7 59.80 21 41.9 6.644 6.132 55 14.0 18:28 (141, 23) マクノート彗星 (C/2006 Q1) 5月に10.9等に達した(5月11日、Marco Goiato)。ゆっくりと減光中。現在は14.0等(4月28日、Martin Lehky)で、眼視でもまだ見えている。今後は夏まで、長期に渡って13〜14等で見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 16 33.53 35 39.2 3.535 4.177 123 14.2 1:00 (180, 19) May 23 16 28.92 36 28.0 3.593 4.225 122 14.3 0:27 (180, 19) ガン彗星 (65P) 現在は12.9等で、眼視でも見えている(5月2日、Juan Jose Gonzalez)。2010年の夏に12〜13等まで明るくなる。2009年は、夏までしばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 11 51.58 12 59.6 2.370 2.971 117 14.3 20:14 (180, 42) May 23 11 51.79 12 23.0 2.434 2.951 110 14.4 19:47 (180, 43) ハウエル彗星 (88P) 現在は15.5等(4月19日、門田健一氏)。これから急激に増光し、秋には10等に達する。2010年2月まで長期に渡って観測できる。但し、日本からは、7月に13等になる頃から高度は20度を下回り、最盛期はずっと低空となってしまう。南半球ではもう少し高く見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 12 22.76 1 25.0 1.246 2.043 129 14.8 20:45 (180, 54) May 23 12 20.42 1 14.5 1.264 1.997 122 14.6 20:16 (180, 54) マクノート彗星 (C/2008 A1) 9月に南天で6.3等に達した(9月4日、Marco Goiato)。現在は減光中。CCDではすでに16等以下となっている。北天で暗くなっていく様子をずっと観測できる。南半球では二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 0 5.95 75 33.5 3.715 3.368 62 14.8 5:20 (192,-25) May 23 0 31.97 77 20.3 3.801 3.444 62 15.0 5:24 (190,-26) マクノート彗星 (C/2005 L3) 現在は13.7等(4月21日、Juan Jose Gonzalez)。2008年は春から秋にかけて13等と、眼視で明るく見えた。これから夏にかけて、再び14等で眼視でも見られる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 13 46.21 38 7.5 6.055 6.587 117 15.0 22:08 (180, 17) May 23 13 39.02 38 6.5 6.155 6.613 112 15.0 21:33 (180, 17) ロングモア彗星 (77P) 現在は13.6等で、眼視でも見えている(4月23日、津村光則氏)。しばらく14〜15等の明るさを保つが、今後は急激に低くなり、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 11 30.11 3 30.6 1.703 2.338 116 15.0 19:53 (180, 52) May 23 11 31.15 2 3.6 1.772 2.331 110 15.1 19:27 (180, 53) シューメーカー第４彗星 (199P/2008 G2) 2008年8月にバーストを起こし、14等に達した。しばらく観測できなかったが、明け方の空に現れてきた。現在は15.4等と、当初の予報より明るい(5月8日、門田健一氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 21 7.94 -26 45.6 2.543 2.947 103 15.3 5:20 (200, 81) May 23 21 13.62 -27 33.4 2.462 2.952 109 15.2 5:11 (180, 82) スキッフ彗星 (C/2007 B2) 2008年春に12.7等まで明るくなった(4月12日、Marco Goiato)。だが、7月には14.9等まで暗くなった(7月22日、津村光則氏)。南半球では、今後はしばらく条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 20 20.22 -52 48.8 3.402 3.948 115 15.3 4:46 ( 0, 72) May 23 20 21.25 -53 31.8 3.375 3.990 120 15.4 4:19 ( 0, 72) リニア彗星 (217P/2009 F3) 現在は16.7等(4月26日、R. H. McNaught)。これから急激に増光し、夏から冬にかけて、長期に渡って10〜11等で条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 21 44.26 -9 43.3 1.559 1.860 90 16.0 5:20 (207, 62) May 23 22 0.58 -8 56.9 1.444 1.803 92 15.7 5:24 (199, 63) ホームズ彗星 (C/2008 N1) 現在は16.3等(3月20日、佐藤英貴氏)。2009年から2010年にかけて15等まで明るくなり、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 21 35.11 42 12.7 3.170 3.096 76 15.9 5:20 (188, 12) May 23 21 27.27 45 4.6 3.057 3.066 80 15.8 5:24 (180, 10) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は14.5等で、眼視でも見えている(3月22日、Juan Jose Gonzalez)。今後は夕空で低くなり、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 9 22.28 22 7.5 3.583 3.567 80 15.8 18:32 (167, 32) May 23 9 27.76 21 33.6 3.679 3.566 75 15.9 18:28 (162, 31) リニア彗星 (209P/2008 X2) 4月に地球に接近し、14.3等に達して眼視でも見えた(4月22日、Alan Hale)。急激に南下し、日本からは、5月下旬以降は超低空になる。今後は減光し、8月には18等以下になるはず。だが、近日点通過後も、まだ減光せず、13.8等と明るい(5月2日、Juan Jose Gonzalez)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 22 43.69 -18 8.6 0.382 1.015 79 15.9 5:20 (242, 60) May 23 22 59.07 -23 19.8 0.417 1.062 85 16.2 5:24 (246, 67) ラッセル第２彗星 (89P) 今回帰はまだ観測されていないが、すでに16.5等まで明るくなっているはず。南半球では好条件。秋にかけて、16〜17等で観測できる。日本からはずっと南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 18 33.76 -34 50.9 1.535 2.375 136 16.6 2:59 (180, 90) May 23 18 33.73 -35 51.1 1.473 2.362 142 16.4 2:32 ( 0, 89) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 1月以降、観測されていないが、すでに16.5等まで明るくなっているはず。2012年に12等に達し、2011年から2013年にかけて、長期に渡って12〜13等で眼視で見られると期待されている。2009年は、夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。なお、最盛期には、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 22 58.28 5 38.3 9.492 9.155 67 16.5 5:20 (222, 40) May 23 22 58.09 5 48.3 9.341 9.118 74 16.5 5:24 (212, 44) マクノート彗星 (C/2009 F5) 春に15.5等で発見された(3月20日、R. H. McNaught)。減光中で、7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 13 58.75 -11 16.5 2.125 3.078 156 16.7 22:21 (180, 66) May 23 13 52.56 -8 29.1 2.229 3.128 147 16.9 21:47 (180, 63) レモン-サイディング・スプリング彗星 (C/2008 FK75) 現在は16.6等(4月15日、門田健一氏)。2010年には15等に達する。今後、日本からは長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 15 22.86 3 48.0 5.054 5.998 157 16.8 23:45 (180, 51) May 23 15 19.59 4 34.5 5.043 5.963 153 16.8 23:14 (180, 50) マティチッチ彗星 (C/2008 Q1) 春に16.4等に達した(3月14日、門田健一氏)。今後は減光し、7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 14 25.90 34 49.7 2.580 3.254 123 16.9 22:47 (180, 20) May 23 14 7.53 33 21.8 2.659 3.283 119 17.0 22:01 (180, 22) ボレリー彗星 (19P) 夏に9.6等に達した(8月2日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。すでに16.4等まで暗くなった(4月4日、門田健一氏)。6月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 12 29.35 34 24.8 2.619 3.131 111 16.9 20:52 (180, 21) May 23 12 27.97 32 59.4 2.736 3.175 106 17.1 20:23 (180, 22) スペースウォッチ彗星 (C/2006 U6) すでに17.1等まで暗くなってきた(4月28日、井狩康一氏)。7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 11 9.57 2 27.4 3.831 4.317 112 17.2 19:32 (180, 53) May 23 11 9.88 3 28.5 3.994 4.371 105 17.3 19:05 (180, 52) マクノート彗星 (C/2009 F4) 2011年から2012年にかけて、14〜15等に達する。現在は17.3等(5月1日、門田健一氏)で、南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 15 22.06 -24 45.3 7.658 8.664 173 17.3 23:44 (180, 80) May 23 15 18.15 -24 52.0 7.631 8.629 169 17.3 23:13 (180, 80) 小惑星2001 TX16 彗星のような軌道を持つ小惑星。5月以降はあっという間に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 13 45.34 -3 22.2 1.494 2.422 149 17.6 22:08 (180, 58) May 23 13 42.06 -3 42.7 1.586 2.469 142 17.9 21:37 (180, 59) ミュラー第５彗星 (173P/2005 T1) 2006年末〜2007年初めにかけて、16.5〜17等と明るく観測された。だが、太陽に近づいてきているにも関わらず、その後は暗くなっている。2008年春の近日点通過の頃は19.4等と暗かった(3月10日、津村光則氏)。現在は21.2等と極めて暗い(4月20日、J. V. Scotti)。この彗星は、発見時にも、近日点通過の頃には極めて暗く観測された。今回も、近日点を前に暗くなってしまった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 16 11 18.97 23 19.6 4.106 4.480 105 22.6 19:42 (180, 32) May 23 11 20.20 22 49.1 4.213 4.490 99 22.7 19:16 (180, 32)