今週の明るい彗星 (2009年8月22日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

クリステンセン彗星 (C/2006 W3) 現在は8.2等とかなり明るい(8月21日、Juan Jose Gonzalez)。晩秋まで8〜10等で長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 20 7.76 18 57.6 2.334 3.158 137 8.1 22:03 (180, 36) Aug. 29 19 54.33 15 25.1 2.381 3.169 134 8.1 21:22 (180, 40) サイディング・スプリング彗星 (C/2007 Q3) 6月13日に9.8等まで明るくなった(Marco Goiato)。現在は観測できないが、2010年の春にかけて、長期に渡って10〜11等の明るさを保つ。日本からは、10月初めに明け方の空に現れ、それ以降はしばらく10等で条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 9 32.85 3 24.0 3.296 2.313 11 9.8 5:07 (271, -7) Aug. 29 9 46.02 4 5.1 3.274 2.296 12 9.7 4:59 (269, -6) ギャラッド彗星 (C/2008 Q3) 6月に6.7等まで明るくなった(6月9日、Marco Goiato)。現在は減光中だが、まだ9.5等と明るい(8月21日、Juan Jose Gonzalez)。だが、まもなく観測できなくなる。11月には、明け方の空に13等で現れる。再び眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 12 44.28 2 12.1 2.604 1.953 40 10.1 18:58 (107, 20) Aug. 29 12 47.68 3 16.1 2.734 1.989 34 10.4 19:02 (104, 13) カーディナル彗星 (C/2008 T2) 5月から6月にかけて、8.5等まで明るくなった(5月26日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ10.7等と明るい(8月22日、Marco Goiato)。日本からは二度と見えない。南半球では、今後は夕空で長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 11 2.39 -40 52.7 1.967 1.605 54 10.1 18:58 ( 55, 23) Aug. 29 11 30.47 -44 16.2 2.026 1.674 55 10.4 19:02 ( 51, 24) コプフ彗星 (22P) 5月から6月にかけて8.8等まで明るくなった(5月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在もまだ10.4等と明るい(8月21日、Juan Jose Gonzalez)。秋にかけて、長期に渡って9〜10等と明るく見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 22 52.83 -13 21.5 0.802 1.804 168 10.2 0:53 (180, 68) Aug. 29 22 48.72 -14 12.2 0.830 1.837 173 10.4 0:21 (180, 69) リニア彗星 (217P/2009 F3) すでに10.1等と、かなり明るい(8月19日、Juan Jose Gonzalez)。夏から冬にかけて、長期に渡って10〜11等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 29.58 -3 3.5 0.585 1.246 99 11.2 5:07 (190, 58) Aug. 29 3 59.31 -3 16.5 0.578 1.232 98 11.0 4:59 (194, 57) ハウエル彗星 (88P) 眼視では9.8等(8月21日、Juan Jose Gonzalez)と、この予報よりかなり明るい。2010年2月まで長期に渡って観測できる。年末まで、10等前後で見えそう。但し、日本からは、今後はずっと低空となってしまう。南半球ではもう少し高く見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 14 12.13 -14 41.1 1.542 1.475 66 11.8 18:58 (107, 47) Aug. 29 14 30.11 -16 28.1 1.553 1.448 64 11.5 19:02 (102, 46) ショーマス彗星 (24P) 夏に11等に達したはずだが、今回帰は最悪の条件で、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 10 13.47 17 26.8 2.226 1.225 6 11.7 18:58 ( 98,-19) Aug. 29 10 39.69 15 14.3 2.239 1.240 6 12.0 19:02 ( 95,-19) 李-スワン彗星 (C/2009 F6) 4月から5月にかけて、8〜9等で明るく見えた。しばらく観測できなかったが、明け方の空に現れてきた。まだ12等と明るいはず。今後は低空でゆっくりと暗くなっていく。南半球では、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 7 44.41 3 43.8 2.737 2.002 35 11.7 5:07 (254, 15) Aug. 29 7 50.48 0 48.9 2.735 2.075 40 11.9 4:59 (255, 19) ステレオ彗星 (C/2009 G1) 4月から6月まで、8〜9等と明るく観測された。現在は減光中。7月にはまだ11.0等と明るかった(7月12日、Marco Goiato)。だが、8月以降は観測されておらず、急減光した可能性もある。南半球では、これからずっと条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 9 55.69 -50 41.6 2.485 2.210 62 12.9 5:07 (319, 20) Aug. 29 10 6.14 -50 31.4 2.618 2.290 60 13.2 4:59 (318, 21) ヴィルト第４彗星 (116P) 春から夏にかけて11等まで明るくなった。現在は観測不可能。2010年になると、15等で明け方の空に姿を現すが、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 12 34.01 -3 58.3 2.857 2.188 40 13.2 18:58 (100, 21) Aug. 29 12 47.49 -5 31.4 2.909 2.194 37 13.3 19:02 ( 96, 19) 鹿林彗星 (C/2007 N3) 2月下旬に地球に最接近し、4.9等に達した(2月23日、Juan Jose Gonzalez)。しばらく観測できなかったが、再び明け方の空に現れてきた。現在は14.9等(8月14日、門田健一氏)。日本からは、秋から冬にかけて、15等で条件良く観測できる。眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 7 18.99 21 0.5 3.966 3.264 40 14.1 5:07 (237, 8) Aug. 29 7 19.80 20 56.2 3.944 3.339 47 14.2 4:59 (234, 12) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。9月には明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 9 4.89 16 54.5 7.125 6.155 15 14.2 5:07 (256, -9) Aug. 29 9 9.96 16 28.5 7.091 6.156 20 14.2 4:59 (254, -6) スイフト-ゲーレルス彗星 (64P) 明け方の空に現れてきた。現在は12.8等で、眼視でも見えている(7月25日、Juan Jose Gonzalez)。今後は次第に高くなりながら、ゆっくりと暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 7 28.49 25 31.9 2.254 1.602 39 14.3 5:07 (235, 4) Aug. 29 7 47.64 24 30.2 2.260 1.644 41 14.5 4:59 (236, 4) リニア彗星 (C/2007 G1) 昨年夏に11.5等まで明るくなった(8月4日、Marco Goiato)。現在は15.9等(8月12日、佐藤英貴氏)。南半球では長期に渡って条件良く観測できる。日本からも、9月以降は再び観測できるようになる。来年春まで15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 6 33.88 -37 32.6 4.111 3.878 69 14.5 5:07 (289, 49) Aug. 29 6 36.63 -37 53.5 4.119 3.927 72 14.5 4:59 (289, 52) ブロートン彗星 (C/2006 OF2) 冬に9.8等まで明るくなった(12月28日、Juan Jose Gonzalez)。5月には12.5等まで減光し(5月26日、Juan Jose Gonzalez)、西空に沈んだ。現在は観測できないが、冬には再び15等で条件良く観測できるようになり、眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 9 26.54 16 1.8 5.271 4.279 10 14.5 5:07 (259,-13) Aug. 29 9 33.21 15 8.9 5.301 4.333 14 14.6 4:59 (258,-10) ガン彗星 (65P) 春から夏にかけて、13等で見えた。まもなく観測できなくなる。2010年の夏に12〜13等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 13 7.53 -1 41.4 3.281 2.702 47 14.6 18:58 (108, 27) Aug. 29 13 17.16 -3 0.3 3.327 2.685 43 14.6 19:02 (103, 23) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は15.9等(8月29日、佐藤英貴氏)。今後は高く昇り、冬から春にかけて、長期に渡って9〜10等で条件良く観測できる。2010年の秋に16等に減光するまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 7 23.28 20 21.0 3.026 2.335 39 14.9 5:07 (238, 8) Aug. 29 7 37.76 19 52.0 2.930 2.294 42 14.7 4:59 (238, 9) リニア彗星 (222P/2009 MB9) 明るい新周期彗星の初回帰。6月に小惑星として観測されていた。現在、CCDでは17.3等(8月3日、Siding Spring Survey)。だが、たいへん拡散しているため、全光度は14〜15等かもしれない。非常に条件が良く、地球に接近して13〜14等に達すると期待されている。8月後半には一時的に観測できなくなっている。日本からは、8月末になると15等で明け方の空に現れ、以降は条件良く観測できる。眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 8 43.34 8 3.6 0.232 0.798 20 14.8 5:07 (260, 0) Aug. 29 8 19.85 14 32.8 0.287 0.782 32 15.2 4:59 (249, 5) ギャラッド彗星 (C/2008 P1) 現在は14.5等(7月30日、佐藤英貴氏)。晩秋まで15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 0 30.52 24 14.4 3.186 3.905 129 14.9 2:30 (180, 31) Aug. 29 0 23.81 25 34.3 3.126 3.910 135 14.9 1:56 (180, 29) 小惑星ドン・キホーテ (3552) 現在は15.2等(8月3日、佐藤英貴氏)。9月に近日点を通過し、今が最も明るい。南半球ではずっと条件良く観測できる。日本からはしばらく観測できないが、9月末に夕空に見え始め、減光しながら次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 13 54.65 -56 3.0 0.836 1.231 82 15.1 18:58 ( 41, 53) Aug. 29 14 40.09 -56 20.5 0.806 1.217 83 15.0 19:02 ( 40, 54) ホームズ彗星 (C/2008 N1) 現在は15.3等(8月22日、佐藤英貴氏)。2010年にかけて15等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 16 0.56 47 24.5 2.787 2.807 80 15.2 18:58 (170, 7) Aug. 29 15 50.24 44 30.4 2.859 2.799 76 15.3 19:02 (162, 7) シューメーカー第４彗星 (199P/2008 G2) 2008年8月にバーストを起こし、14等に達した。現在は14.3等と、当初の予報より明るい(7月13日、佐藤英貴氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 21 2.09 -41 49.2 2.187 3.086 147 15.4 22:58 ( 0, 83) Aug. 29 20 58.73 -42 11.3 2.246 3.101 141 15.5 22:27 ( 0, 83) ヒル彗星 (C/2009 O4) 現在は14.9等(8月26日、佐藤英貴氏)。冬まで15等の明るさで見える。南半球ではずっと条件良く観測できるが、日本からは次第に低くなり、晩秋には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 0 21.48 -1 48.8 2.040 2.923 144 15.7 2:21 (180, 57) Aug. 29 0 14.87 -5 39.3 1.949 2.889 153 15.6 1:47 (180, 60) マクノート彗星 (C/2005 L3) 2007年から2009年にかけて13等に達し、長期に渡って眼視でも見えた。今後は次第に暗くなるが、2010年春まで16等、2010年秋まで17等を保つ。秋には一時的に低くなるが、冬から夏までずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 13 4.63 32 22.7 7.632 6.969 46 15.7 18:58 (133, 3) Aug. 29 13 5.55 31 55.5 7.710 6.998 42 15.8 19:02 (129, -2) マクノート彗星 (C/2006 Q1) 2008年春に10.9等に達した(5月11日、Marco Goiato)。ゆっくりと減光中だが、現在もまだ15.0等と明るい(8月20日、佐藤英貴氏)。冬には一時的に低くなるが、2010年春に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 16 8.80 32 27.1 4.864 4.874 84 15.7 18:58 (168, 22) Aug. 29 16 11.86 31 40.7 4.976 4.925 81 15.8 19:02 (162, 21) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 現在は16.2等(8月13日、門田健一氏)と、予報どおりに明るくなってきている。2012年に12等に達し、2011年から2013年にかけて、長期に渡って12〜13等で眼視で見られる。2009年は、夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。なお、最盛期には、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 22 22.95 4 41.4 7.664 8.636 162 15.8 0:23 (180, 50) Aug. 29 22 18.31 4 18.1 7.616 8.599 165 15.8 23:46 (180, 51) ギブス彗星 (P/2009 K1) 新周期彗星。6月末に近日点を通過しているが、意外にも、その後も急激に増光し、現在は15.0等まで明るくなっている(7月30日、D. Chestnov)。しばらく夕空の低空に見え続けるが、今後は急激に減光する可能性がある。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 13 49.53 -6 17.8 1.728 1.484 58 15.8 18:58 (112, 38) Aug. 29 14 12.02 -8 16.8 1.791 1.522 58 16.0 19:02 (108, 37) 楊-高彗星 (P/2009 L2) 6月から7月にかけて12.6等に達し、眼視でも見えた(6月25日、吉本勝己氏)。だが、8月に入ってから急激に減光中。すでに16.8等まで暗くなった(8月16日、門田健一氏)。10月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 18 54.72 3 45.1 0.827 1.671 130 15.8 20:52 (180, 51) Aug. 29 19 2.44 3 15.9 0.911 1.718 126 16.1 20:32 (180, 52) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は16.0等(8月16日、Francois Kugel)。今後は急激に増光し、冬には12等で眼視でも見えるようになる。日本からは、今後は来年春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 4 33.48 13 36.7 2.176 2.239 80 16.2 5:07 (206, 37) Aug. 29 4 45.43 13 36.0 2.079 2.215 84 16.0 4:59 (204, 38) リニア彗星 (P/2003 A1) 明け方の空に現れてきた。まだ検出されていないが、すでに16.5等まで明るくなっているはず。今後は急激に高く見えるようになり、秋には16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 5 49.19 29 26.4 2.279 2.003 61 16.4 5:07 (216, 15) Aug. 29 6 2.57 31 29.3 2.222 2.021 65 16.3 4:59 (213, 14) レモン-サイディング・スプリング彗星 (C/2008 FK75) 現在は16.6等(8月23日、門田健一氏)。2010年には15等に達する。今後、日本からは長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 15 9.12 8 3.5 5.711 5.535 74 16.7 18:58 (143, 40) Aug. 29 15 11.79 7 57.8 5.775 5.504 69 16.7 19:02 (135, 36) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 2008年夏に15〜16等まで明るくなった。冬まで長期に渡って17等で条件良く観測できる。最近は18等と、やや暗く観測されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 42.07 29 26.1 2.870 3.025 88 17.0 5:07 (188, 25) Aug. 29 3 47.08 30 16.4 2.792 3.040 94 17.0 4:59 (185, 25) 小惑星ファエトン (3200) 6月に近日点を通過したが、太陽に近くて観測できなかった。予報では13.5等だったが、STEREO探査機の画像では10〜11等と、予想以上に明るくなった。現在は16.4等(8月23日、C00)。晩秋まで、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 4 35.84 45 12.2 1.169 1.350 76 17.1 5:07 (195, 7) Aug. 29 4 30.91 46 36.7 1.151 1.436 82 17.1 4:59 (191, 7) リニア彗星 (C/2007 U1) 2008年の秋に14等に達した。現在もまだ16.0等とかなり明るい(7月30日、佐藤英貴氏)。しばらく条件が良く、17等前後で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 22 33.97 18 36.1 3.903 4.796 148 17.3 0:34 (180, 36) Aug. 29 22 23.26 17 46.4 3.919 4.839 152 17.4 23:51 (180, 37) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は17.4等(8月20日、Catalina Sky Survey)。今回は条件が良い。11月には地球に0.38天文単位まで接近し、16.5等で条件良く観測できる。それまでずっと観測できる。ただ、日本からはやや南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 16 12.02 -18 47.3 0.682 1.274 95 17.6 18:58 (143, 71) Aug. 29 16 20.85 -18 46.5 0.672 1.222 90 17.6 19:02 (131, 67) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 2010年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。現在は18.5等(8月25日、W. Hasubick)と、この予報よりやや暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 46.13 20 41.0 8.874 8.931 89 17.7 5:07 (191, 34) Aug. 29 3 44.44 20 42.8 8.732 8.913 97 17.7 4:59 (185, 34) スペースウォッチ彗星 (C/2007 VO53) 現在は17.3等(8月23日、門田健一氏)。2011年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 4 31.03 65 7.3 5.356 5.213 76 17.8 5:07 (189,-11) Aug. 29 4 33.25 66 48.3 5.255 5.193 81 17.8 4:59 (187,-13) カタリナ彗星 (C/2009 K2) 現在は17.5等(8月14日、Michael Jager)。今後は夕空で低くなっていくが、2010年には春から夏にかけて、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 16 7.53 40 59.7 3.603 3.620 82 17.9 18:58 (170, 13) Aug. 29 16 12.28 38 37.6 3.613 3.591 80 17.8 19:02 (164, 14)