今週の明るい彗星 (2012年8月18日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

リニア彗星 (C/2011 F1) 現在は11.0等と、かなり明るい(8月9日、Juan Jose Gonzalez)。夕空で次第に低くなり、南半球では9月末に、日本からは10月半ばには見えなくなる。南半球では、2013年2月に9等で明け方の空に現れ、ゆっくりと減光していく様子を条件良く観測できる。日本からは、2013年以降はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 14 23.31 24 40.4 2.790 2.534 65 10.7 20:16 ( 93, 42) Aug. 25 14 29.81 21 37.3 2.796 2.478 61 10.6 20:05 ( 91, 38) ペトリュー彗星 (185P) 急激に増光した。現在は11.0等と、たいへん明るい(8月19日、永井佳実氏)。大きなコマが広がっている。今回帰は、やや高度は低いが、明け方の空でずっと観測できる状態が続く。9月半ばまで10〜11等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 6 28.45 21 44.5 1.211 0.934 48 10.8 3:50 (261, 26) Aug. 25 7 0.10 19 27.3 1.255 0.947 47 10.9 3:57 (263, 25) マクノート彗星 (C/2011 R1) 現在は11.3等と、かなり明るい(7月28日、Marco Goiato)。2012年夏から2013年夏にかけて、長期に渡って11〜13等で観測できると期待されている。日本からは2013年1月まで観測できない。南半球でも、10月から12月には超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 9 30.66 -71 44.0 2.055 2.209 84 11.5 3:50 (338,-42) Aug. 25 10 43.34 -70 21.2 2.094 2.182 81 11.5 20:05 ( 24,-41) ギャラッド彗星 (C/2009 P1) 2011年夏から2012年春にかけて、長期に渡って6〜7等の明るさを保った。現在は観測できない。10月には、再び明け方の空に、12.5等で現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 9 42.88 9 40.6 4.372 3.363 3 11.9 3:50 (243,-19) Aug. 25 9 46.78 8 28.9 4.430 3.431 7 12.1 3:57 (249,-14) パンスターズ彗星 (C/2011 L4) 2013年の春に-1等の大彗星になると期待されている。現在は11.6等(8月8日、Marco Goiato)。当初の予想より速いペースで増光している。2012年は、南半球では10月まで観測できる。日本からは、9月には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 15 0.08 -25 2.5 3.489 3.538 84 12.2 20:16 ( 43, 16) Aug. 25 14 59.64 -25 11.3 3.521 3.451 77 12.1 20:05 ( 46, 13) リニア彗星 (C/2011 UF305) 予想以上に、急激に増光した。現在は10.0等とかなり明るい(8月9日、Juan Jose Gonzalez)。日本からは、2013年の初めにかけて、11〜13等で条件良く観測できる。8月には超低空になるが、9月からは明け方の空で高くなってくる。南半球では、2012年末になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 9 44.63 48 1.1 2.912 2.161 34 12.8 3:50 (215, 8) Aug. 25 9 49.80 45 46.0 2.918 2.175 35 12.9 3:57 (220, 10) マックホルツ第１彗星 (96P) 7月14日に太陽に0.12天文単位まで近づき、7.8等まで明るくなった(7月22日、Juan Jose Gonzalez)。現在は夕空で減光中。だが、まだ10.2等と明るい(8月9日、Juan Jose Gonzalez)。今後は夕空の低空で、急激に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 13 42.16 8 38.7 1.085 1.003 57 12.9 20:16 ( 82, 25) Aug. 25 14 17.04 2 54.9 1.232 1.141 60 13.8 20:05 ( 74, 25) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。現在は11.9等(5月29日、Marco Goiato)。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 16 17.48 -27 40.6 2.062 2.478 101 13.6 20:16 ( 25, 22) Aug. 25 16 24.08 -28 11.7 2.152 2.483 96 13.7 20:05 ( 27, 21) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.8等(8月19日、吉田誠一)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは長期に渡って観測できる。南半球では見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 22 2.42 56 43.6 5.790 6.212 110 13.7 0:17 (180, 68) Aug. 25 21 50.75 56 7.7 5.733 6.196 112 13.7 23:33 (180, 69) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は13.1等と明るい(7月27日、Jakub Cerny)。これから2013年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさで見える。日本からは観測できないが、南半球では条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 5 0.30 -53 42.9 5.611 5.710 90 13.7 3:50 (332, -9) Aug. 25 5 0.81 -54 11.0 5.596 5.726 92 13.7 3:57 (337, -6) モス彗星 (C/2012 CH17) 現在は15.4等(8月11日、佐藤英貴氏)。だが、極めて拡散している。核光度は19等以下。彗星核が崩壊し、まもなく消滅するかもしれない。12月まで長期に渡って観測できるが、今後は、ずっと夕空の低空となる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 13 21.27 14 3.5 1.834 1.436 51 13.9 20:16 ( 91, 24) Aug. 25 13 40.65 11 8.5 1.806 1.394 50 13.7 20:05 ( 88, 23) マクノート彗星 (260P/2012 K2) 2005年に14等まで明るくなった新彗星の、初回帰。現在は13.0等と明るい(8月19日、吉田誠一)。夏から秋にかけて12〜13等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 1 37.71 9 18.1 0.745 1.522 119 13.9 3:50 (359, 64) Aug. 25 1 46.22 12 57.4 0.702 1.510 122 13.7 3:32 ( 0, 68) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 現在は11.5等と、かなり明るい(7月21日、Carlos Labordena)。日本からは9月末、南半球でも10月半ばには観測できなくなるが、2013年には再び13〜14等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 15 23.33 -12 26.7 5.181 5.216 86 14.0 20:16 ( 46, 29) Aug. 25 15 20.75 -12 36.7 5.322 5.226 79 14.0 20:05 ( 50, 26) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は13.3等(7月11日、Jakub Cerny)。南半球では、まだ高く見えており、9月初めまで観測できる。日本からは、既に観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 12 31.17 -11 49.9 6.896 6.251 47 14.2 20:16 ( 76, -1) Aug. 25 12 35.41 -12 13.0 6.971 6.250 41 14.2 20:05 ( 78, -4) ニート彗星 (246P/2010 V2) 現在は12.3等と、かなり明るい(7月21日、Carlos Labordena)。まもなく西空に沈むが、2013年には再び12〜14等で、条件良く観測できる。但し、2013年には、日本からはやや低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 13 38.24 -0 34.4 3.419 3.010 58 14.4 20:16 ( 75, 19) Aug. 25 13 46.15 -1 51.0 3.484 2.999 53 14.5 20:05 ( 76, 16) ゲーレルス第２彗星 (78P) 2011年秋から2012年春にかけて、長期に渡って11〜12等の明るさを保った。現在は観測できないが、秋には再び15等で、明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 8 28.58 14 18.6 3.558 2.628 19 14.8 3:50 (251, -2) Aug. 25 8 40.31 13 30.9 3.555 2.660 23 14.8 3:57 (255, 2) ジャクソン-ニェウイミン彗星 (58P) 1995年にバーストを起こし、10等級に達したが、その後は行方不明になっている。今回帰は条件が悪く、近日点を通過する頃は観測できなかったが、明け方の空に現れてきた。但し、19.0等以下で写らない(8月11日、佐藤英貴氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 6 42.70 12 42.3 2.578 2.005 45 14.8 3:50 (267, 18) Aug. 25 6 55.81 12 13.0 2.573 2.057 49 15.1 3:57 (271, 22) カタリナ彗星 (C/2012 J1) 現在は14.5等(7月19日、P. C. Sherrod)。眼視でも13.8等で見えている(7月17日、Juan Jose Gonzalez)。これから冬まで、長期に渡って14〜15等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 23 51.86 39 33.4 2.709 3.336 120 14.9 2:06 (180, 85) Aug. 25 23 51.50 39 48.4 2.632 3.315 124 14.8 1:38 (180, 85) リニア彗星 (C/2012 K5) 現在は14.5等(7月17日、井狩康一氏)。眼視でも14.2等で見えている(7月22日、Juan Jose Gonzalez)。冬に地球にかなり接近し、9〜10等で条件良く観測できると期待されている。日本からは条件が良い。南半球では低空で、夏以降は、観測できなくなるが、2013年1月からは、条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 15 33.80 47 0.6 1.875 1.931 77 15.2 20:16 (125, 59) Aug. 25 15 20.07 46 5.9 1.885 1.853 72 15.1 20:05 (122, 54) リニア彗星 (C/2011 O1) 現在は14.8等(7月11日、Jakub Cerny)。南半球では、2013年の夏にかけて、長期に渡って15〜16等で条件良く観測できる。日本からはまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 17 1.73 -82 5.4 3.498 3.891 105 15.1 20:16 ( 2,-27) Aug. 25 16 41.80 -81 49.9 3.561 3.891 101 15.2 20:05 ( 4,-28) ラ・サグラ彗星 (P/2012 NJ) 小惑星のように見えるが、たいへんかすかな尾が見えている。地球に接近し、13.9等まで明るくなった(7月22日、Artyom Novichonok)。現在は減光中だが、まだ15.0等と明るい(8月19日、吉田誠一)。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 19 10.32 44 6.6 0.881 1.574 112 15.2 21:18 (180, 81) Aug. 25 18 39.37 43 20.7 1.016 1.628 106 15.6 20:21 (180, 82) ギブス彗星 (C/2011 A3) 現在は14.6等(7月30日、Jakub Cerny)。Jakub Cerny氏は、7月末に彗星が増光したと報告している。今後は次第に減光していく様子を、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 23 9.14 -25 47.1 2.576 3.533 157 15.8 1:24 ( 0, 29) Aug. 25 23 5.56 -26 48.4 2.618 3.586 160 15.9 0:53 ( 0, 28) ハーゲンローザー彗星 (168P) 急激に増光した。現在は15.8等と、かなり明るい(8月17日、安部裕史氏)。9月から10月にかけて、地球に0.4天文単位まで接近し、15等の明るさで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 0 48.13 -13 25.3 0.595 1.502 136 16.1 3:02 ( 0, 42) Aug. 25 0 48.82 -9 39.2 0.542 1.478 142 15.9 2:35 ( 0, 45) リニア彗星 (C/2012 L1) 現在は16.6等(7月23日、S. Shurpakov)。秋から冬にかけて、15等まで明るくなる。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、2013年の春に超低空に見えるだけで、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 13 56.43 73 37.6 2.869 2.690 69 16.6 20:16 (160, 41) Aug. 25 13 45.64 72 19.0 2.839 2.649 68 16.5 20:05 (158, 39) クラーク彗星 (71P) 今回帰は条件が悪く、近日点の頃は見えなかった。現在は15.7等(6月30日、Jakub Cerny)。今後は減光して、10月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 2 10.26 3 20.9 2.042 2.615 113 16.5 3:50 (344, 57) Aug. 25 2 10.04 3 11.9 1.998 2.653 120 16.6 3:56 ( 0, 58) マクノート-ラッセル彗星 (262P/2012 K7) 1994年に発見された新周期彗星の初回帰。急激に増光中。現在は16.9等(8月18日、E. Bryssinck)。秋から冬にかけて13.5等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 19 27.27 31 57.5 1.152 1.907 123 17.0 21:38 ( 0, 87) Aug. 25 19 21.77 31 18.9 1.112 1.845 120 16.7 21:05 ( 0, 86) リニア彗星 (C/2012 L2) 現在は16.5等(7月23日、A. Diepvens)。2013年の冬から春にかけて12等まで明るくなると期待されている。日本からは、2013年4月まで、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。2013年4月から観測できるようになるが、低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 1 48.94 84 48.4 3.660 3.616 79 16.9 3:50 (180, 40) Aug. 25 2 1.91 86 7.7 3.555 3.548 81 16.8 3:50 (180, 39) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は16.8等(7月25日、K. Hills)。近日点を通過した後に明るくなる傾向がある。2012年から2013年にかけて、16〜17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 16 14.86 -19 40.3 2.784 3.124 100 17.0 20:16 ( 30, 29) Aug. 25 16 19.71 -20 11.3 2.880 3.127 94 17.1 20:05 ( 32, 28) ニート彗星 (189P) 7月に地球に0.17天文単位まで接近し、14.5等まで明るくなった(7月13日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に17.3等まで暗くなった(8月18日、E. Bryssinck)。日本からは、今後はずっと条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 19 41.45 36 56.1 0.344 1.228 121 17.1 21:53 (180, 88) Aug. 25 19 52.45 38 14.3 0.388 1.254 120 17.4 21:37 (180, 87) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 現在は17.4等(7月24日、A. Diepvens)。2009年から2013年まで、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 23 7.46 13 31.9 7.575 8.444 147 17.2 1:22 ( 0, 69) Aug. 25 23 2.44 13 10.3 7.541 8.457 153 17.2 0:50 ( 0, 68) ヒル彗星 (C/2010 G2) 2011年の秋から冬にかけて、10等まで明るくなった。南半球では、再び明け方の空に現れてきた。既に16.6等まで暗くなった(6月30日、Jakub Cerny)。これから暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。日本からは、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 5 3.48 -27 20.4 4.367 4.314 80 17.2 3:50 (315, 11) Aug. 25 5 5.06 -29 14.7 4.347 4.373 84 17.3 3:57 (322, 14) アッシュ彗星 (P/2011 N1) 2011年の秋に17等で観測された。2012年の秋から冬にかけて、再び17等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 5 48.72 18 41.6 3.324 2.919 58 17.3 3:50 (269, 32) Aug. 25 5 57.56 19 28.8 3.253 2.930 62 17.2 3:57 (272, 38) ラーソン彗星 (261P/2012 K4) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は16.7等(8月16日、井狩康一氏)。11月まで17〜18等で、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 23 31.22 5 7.9 1.278 2.208 149 17.5 1:46 ( 0, 60) Aug. 25 23 28.18 5 24.5 1.240 2.202 155 17.4 1:15 ( 0, 60) マクノート彗星 (P/2012 O3) 現在は17.4等(7月24日、Siding Spring Survey)。9月まで17.5等を保つ。南半球では非常に好条件だが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 21 35.43 -26 26.3 0.598 1.599 166 17.4 23:46 ( 0, 29) Aug. 25 21 30.83 -23 12.6 0.607 1.602 163 17.5 23:14 ( 0, 32) リニア彗星 (160P) 5月27日には20.0等と極めて暗かった(佐藤英貴氏)が、急激に増光した。現在は17.4等(8月16日、井狩康一氏)。夏から秋にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 23 44.94 1 36.1 1.154 2.083 147 17.7 1:59 ( 0, 57) Aug. 25 23 40.57 2 54.0 1.116 2.076 154 17.6 1:28 ( 0, 58) マクノート彗星 (C/2012 C1) 現在は18.0等(5月27日、K. Hills)。南半球では、2012年から2013年にかけて、長期に渡って17等で条件良く観測できる。日本からはまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 6 56.93 -46 2.9 5.257 5.017 70 17.6 3:50 (314,-18) Aug. 25 7 0.78 -47 41.8 5.209 5.002 72 17.6 3:57 (318,-15) マクノート彗星 (C/2011 Q2) 4月1日には12.5等と、予報通りに明るく観測された(Michael Jager)。だが、急激に減光した。佐藤英貴氏によれば、6月25日には、すでに19.0等以下で写らなかった。日本からは、今後は高くなる。南半球では、今後は二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 18 5 30.20 47 4.7 3.426 3.110 63 19.9 3:50 (236, 45) Aug. 25 5 38.03 47 20.7 3.415 3.182 68 20.1 3:57 (236, 50)