今週の明るい彗星 (2013年11月2日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1) 現在は6.9等と、かなり明るい(10月31日、Chris Wyatt)。11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位、太陽に0.8天文単位まで接近し、5等級の明るさになると期待されている。日本からは、2014年秋に暗くなるまで、ずっと非常に良い条件で観測できる。南半球では、11月中旬から2月初めにかけては観測できなくなるが、11月中旬に6等になるまでは、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 8 9.98 12 6.4 0.612 1.231 97 7.3 3:24 (217, 35) Nov. 9 8 59.38 21 22.6 0.486 1.144 95 6.5 3:15 (218, 24) アイソン彗星 (C/2012 S1) 現在は9.2等(10月31日、Jakub Cerny)。11月28日に太陽に0.01天文単位まで大接近し、大彗星になると期待されている。11月から1月にかけて肉眼彗星となり、最大で金星級か、それ以上の明るさになる可能性がある。だが、最近は、当初の予報より2〜3等ほど暗い。実際には、明け方の空で見える姿は、3等級止まりかもしれない。日本からは非常に条件が良く、最盛期も、その前後も、ほぼずっと観測できる。南半球では条件が悪く、最盛期の後半はまったく見えず、それ以外の時期も低空になってしまう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 11 17.54 5 41.5 1.202 0.973 51 8.3 3:24 (258, 7) Nov. 9 12 1.03 -0 4.9 1.024 0.792 46 7.3 3:15 (266, 6) エンケ彗星 (2P) 予報どおり、急激に増光した。現在は7.4等と、かなり明るい(10月31日、Juan Jose Gonzalez)。11月21日に近日点を通過し、7等まで明るくなる。日本からは、11月半ばまで明け方の空で条件良く観測できるが、今後は急激に低くなる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 12 41.65 7 49.3 0.617 0.600 34 7.7 3:24 (268,-11) Nov. 9 13 22.81 -1 45.2 0.757 0.473 27 7.4 3:15 (279,-10) リニア彗星 (C/2012 X1) 予報では14等のはずだったが、バーストを起こし、8.0等とたいへん明るくなっている(10月29日、Nicolas Biver)。円形のダストの殻が拡散して広がってきた。2014年の春に、条件良く観測できる。日本からは、明け方の空で、次第に高くなっていく。南半球では、2014年2月まで見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 13 35.13 22 45.7 2.838 2.169 39 8.1 3:24 (262,-30) Nov. 9 13 53.76 21 31.2 2.752 2.111 41 7.9 3:15 (263,-29) リニア彗星 (C/2012 V2) 予想以上に増光し、8.5等まで明るくなった(8月15日、Alexandre Amorim)。現在は減光中だが、まだ9.9等と、かなり明るい(10月31日、Chris Wyatt)。南半球では、今後は、2014年夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 11 33.45 -49 53.4 2.285 1.813 49 10.6 3:24 (312, 31) Nov. 9 11 58.51 -52 55.3 2.345 1.870 50 10.9 3:15 (316, 31) ブルーイントン彗星 (154P) 急激に増光した。現在は10.8等と、かなり明るい(10月30日、Chris Wyatt)。秋から冬にかけて、10等の明るさを保つ。日本からは、暗くなるまで非常に条件良く観測できる。南半球では、2013年中は条件良く観測できるが、2014年には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 22 4.75 1 9.6 1.003 1.669 113 11.1 20:04 (161, 52) Nov. 9 22 10.97 3 7.2 1.039 1.650 108 11.0 20:13 (151, 48) ボリソフ彗星 (C/2013 N4) 現在は10.8等(10月12日、吉田誠一)。秋まで11〜13等を保つが、ずっと明け方の超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 11 56.97 -10 18.5 2.302 1.626 37 12.9 3:24 (277, 8) Nov. 9 12 8.92 -13 40.1 2.321 1.694 40 13.1 3:15 (279, 11) レモン彗星 (C/2012 F6) 3月24日に太陽に0.73天文単位まで近づき、4.7等まで明るくなった(3月11日、Michael Mattiazzo)。現在は減光中だが、まだ11.9等と明るい(10月30日、Jakub Cerny)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 18 51.80 51 59.7 3.351 3.452 87 12.9 20:04 (147,-11) Nov. 9 18 57.45 51 1.1 3.466 3.533 85 13.1 20:13 (143,-14) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は14.0等で、眼視でも見えている(9月6日、Sandor Szabo)。2014年秋に、5〜6等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月下旬には一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2014年2月まで見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 15 48.11 11 20.5 4.919 4.118 32 13.6 20:04 ( 91,-19) Nov. 9 15 51.37 10 56.9 4.864 4.046 30 13.5 20:13 ( 85,-26) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は12.3等(10月30日、Jakub Cerny)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは長期に渡って観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 19 16.03 12 33.5 6.175 6.015 76 13.6 20:04 (123, 20) Nov. 9 19 16.82 11 30.3 6.286 6.025 70 13.7 20:13 (116, 15) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は13.4等で、眼視でも見えている(10月12日、吉田誠一)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 11 32.30 68 49.4 3.349 3.479 89 13.9 3:24 (204,-29) Nov. 9 11 49.96 71 36.2 3.260 3.470 93 13.8 3:15 (201,-30) イェーガー彗星 (290P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなった。現在は14.6等(10月13日、吉田誠一)。日本からは、秋から春にかけて、非常に条件良く観測できる。当初の予報より暗いが、12等級になりそう。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 6 46.75 41 43.2 1.838 2.471 118 14.1 3:24 (187, 13) Nov. 9 6 50.94 41 44.5 1.742 2.441 124 13.9 3:15 (185, 13) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在も13.7等と明るい(7月24日、Taras Prystavski)。現在は観測できない。だが、日本からは11月下旬には、南半球でも12月中旬には、再び14等で観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 13 24.84 -12 40.6 7.577 6.626 15 14.0 3:24 (292, -8) Nov. 9 13 26.29 -12 57.0 7.565 6.658 22 14.0 3:15 (289, -4) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 0 14.05 -17 25.5 2.349 3.119 133 14.0 21:26 (180, 72) Nov. 9 0 11.34 -16 55.2 2.429 3.129 127 14.1 20:56 (180, 72) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。12月下旬には、再び明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 14 41.94 -24 11.4 7.161 6.186 10 14.2 20:04 ( 51, -9) Nov. 9 14 47.61 -24 35.3 7.164 6.185 8 14.2 3:15 (311,-11) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.3等(7月8日、Chris Wyatt)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは、すでに観測できない。南半球でも、まもなく観測できなくなるが、2014年2月には、再び明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 16 8.24 -22 32.2 4.011 3.138 24 15.0 20:04 ( 66, 5) Nov. 9 16 19.42 -23 8.7 4.040 3.131 20 15.0 20:13 ( 62, 0) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。2014年に再び戻ってくる。通常であれば、14等止まりだろう。だが実際には、予報より明るい。すでに、15.3等まで明るくなっている(10月26日、J. F. Hernandez)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 18 36.79 -31 1.4 2.696 2.340 58 15.1 20:04 ( 75, 38) Nov. 9 18 50.26 -30 2.8 2.743 2.316 54 15.0 20:13 ( 74, 33) リニア彗星 (C/2012 L2) 2013年の春に、9〜10等の明るさに達した。現在は減光中。既に15.8等まで暗くなった(10月7日、佐藤英貴氏)。南半球では、低空ながらも、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 13 8.13 -59 45.4 3.325 2.753 47 15.1 3:24 (328, 23) Nov. 9 13 31.35 -60 52.5 3.408 2.822 46 15.3 3:15 (329, 23) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は15.5等(10月18日、F. Garcia)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。日本からは条件が悪い。2014年10月には、火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 5 9.16 -33 34.7 3.994 4.551 118 15.3 2:25 (180, 89) Nov. 9 5 0.21 -35 1.1 3.901 4.485 120 15.2 1:48 (180, 90) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は15.7等(10月11日、門田健一氏)。2013年いっぱいは15等を保ち、条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 3 45.84 -25 50.1 6.530 7.270 135 15.3 1:02 (180, 81) Nov. 9 3 41.17 -25 41.1 6.555 7.301 136 15.4 0:30 (180, 81) ギクラス彗星 (84P) 現在は16.3等(10月21日、V. Benishek, B. Benishek)。近日点を通過して、4ヶ月も後に最大光度となる。秋から冬にかけて15.5等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 6 40.77 16 24.2 1.364 2.044 119 15.8 3:24 (190, 38) Nov. 9 6 42.55 16 31.6 1.326 2.070 126 15.8 3:15 (185, 38) 小惑星ファエトン (3200) 10月7日に太陽に0.14天文単位まで接近した。日本からは、10月下旬から12月中旬にかけて、夕空で16等で条件良く観測できる。南半球では、11月から12月にかけて、低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 17 33.83 2 31.9 0.643 0.749 48 15.9 20:04 ( 99, 8) Nov. 9 18 44.32 6 6.2 0.668 0.884 60 15.9 20:13 (107, 13) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年には12等まで明るくなった。現在も15.3等と明るい(10月13日、門田健一氏)。今後は減光しつつ低くなり、12月には17等で見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 19 57.33 -33 32.9 3.323 3.222 75 16.0 20:04 ( 80, 55) Nov. 9 20 5.86 -33 1.4 3.430 3.238 70 16.1 20:13 ( 78, 49) フェイ彗星 (4P) 2014年の春に12等に達するが、今回は条件が悪く、最盛期は低空にしか見えない。現在は16.4等(10月9日、J. L. Martin)。冬に15〜16等になるまでは、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 19 39.68 -13 31.4 2.610 2.541 75 16.1 20:04 (104, 42) Nov. 9 19 48.23 -13 32.8 2.656 2.499 70 16.0 20:13 ( 99, 36) マクノート彗星 (P/2013 J2) 急激に増光した。現在は14.3等で、眼視でも見えている(10月11日、吉田誠一)。秋にかけて、非常に条件良く観測できる。一部の眼視観測者は、8月には12等台と、かなり明るく報告していた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 21 38.34 5 24.5 1.733 2.250 108 16.0 20:04 (154, 46) Nov. 9 21 46.70 5 43.6 1.822 2.270 103 16.1 20:13 (145, 43) パンスターズ彗星 (C/2011 L4) 3月10日に近日点を通過し、0〜1等の明るさに達した。現在は減光中。既に16.0等まで暗くなった(10月20日、J. M. Bosch, R. Olivera)。日本からは、11〜12月にはいったん低くなるが、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 16 4.89 27 59.6 4.517 3.932 48 16.0 20:04 (108,-24) Nov. 9 16 11.62 27 18.0 4.613 4.014 47 16.2 20:13 (104,-30) ウィルタネン彗星 (46P) 今回帰は条件が悪く、ほとんど観測できない。日本からは、ようやく明け方の空に現れてきた。Jean-Francois Soulier氏は、10月31日に17.8等と観測している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 12 40.72 4 34.4 2.525 1.776 32 16.0 3:24 (271, -9) Nov. 9 12 54.91 3 18.7 2.541 1.836 36 16.5 3:15 (271, -8) パンスターズ彗星 (C/2012 S3) 7月に14.5等まで明るくなった(7月16日、M. Brusa, L. Sempio)。現在は減光中。南半球では、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 17 56.11 -44 41.6 2.879 2.415 52 16.1 20:04 ( 56, 35) Nov. 9 17 59.83 -45 51.0 2.991 2.439 47 16.3 20:13 ( 52, 30) コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P) 2014年の春から夏にかけて13等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。明け方の空に現れてきた。5月以降は観測されていないが、すでに16.5等まで明るくなっているはず。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 11 53.70 -1 32.9 3.718 3.032 40 16.4 3:24 (269, 4) Nov. 9 12 3.69 -2 34.7 3.625 3.004 44 16.2 3:15 (269, 6) ハリントン-エーベル彗星 (52P) 現在は17.6等(10月16日、Catalina Sky Survey)。急激に増光し、冬には15等で、日本からは非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 4 44.20 39 46.8 1.250 2.117 141 16.5 2:00 (180, 15) Nov. 9 4 42.55 40 34.7 1.182 2.084 146 16.2 1:31 (180, 14) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は17.2等(10月9日、C. Bell)。2013年夏から2015年初めにかけて、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 1 51.51 15 32.0 2.147 3.131 171 16.6 23:03 (180, 39) Nov. 9 1 47.34 14 56.8 2.160 3.122 163 16.6 22:32 (180, 40) 岩本彗星 (C/2013 E2) ゆっくりと減光中。現在もまだ14.4等と明るい(10月3日、Sandor Szabo)。12月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 0 40.10 -3 57.2 2.487 3.365 147 16.7 21:52 (180, 59) Nov. 9 0 37.90 -4 27.1 2.619 3.435 139 17.0 21:23 (180, 59) カタリナ彗星 (257P/2012 F4) 現在は16.4等(10月14日、Catalina Sky Survey)。夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 0 10.98 6 58.7 1.530 2.413 145 17.0 21:23 (180, 48) Nov. 9 0 11.75 5 40.5 1.608 2.437 138 17.2 20:57 (180, 49) リニア彗星 (C/2012 A2) 2012年には、15〜16等で観測された。現在はゆっくりと減光中だが、まだ15.6等を保っている(10月13日、Catalina Sky Survey)。年末には18等以下になる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 0 34.35 22 16.7 3.876 4.774 151 17.0 21:46 (180, 33) Nov. 9 0 28.09 20 27.5 3.971 4.814 144 17.1 21:13 (180, 35) ニート彗星 (291P/2013 N2) 現在は17.6等(10月11日、A. Smolin)。秋から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 3 0.16 19 49.6 1.624 2.609 170 17.0 0:16 (180, 35) Nov. 9 2 55.84 19 12.5 1.613 2.603 177 17.0 23:40 (180, 36) レモン彗星 (C/2013 G6) 予想以上に急激に増光し、現在もまだ16.0等と明るい(10月7日、佐藤英貴氏)。今後は減光していくが、もうしばらく16等を保つかもしれない。南半球では次第に高くなってくるが、日本からは超低空のまま。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 10 39.87 -39 41.2 2.779 2.364 55 17.1 3:24 (297, 37) Nov. 9 10 32.75 -41 54.2 2.723 2.405 61 17.3 3:15 (298, 42) ロヴァシュ第２彗星 (184P) 予報より暗かったが、次第に増光してきた。近日点を通過した後に最大光度になる傾向があるようだ。現在は17.0等(10月7日、D. Buczynski)。12月まで、17〜18等で観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 5 14.75 25 1.5 0.868 1.748 139 17.1 2:31 (180, 30) Nov. 9 5 9.73 24 49.5 0.873 1.791 147 17.1 1:58 (180, 30) リー彗星 (292P/2013 O1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は17.6等(10月4日、K. Hills)。当初の予報より2等ほど暗い。2013年の秋から2014年の初めにかけて、15.5等で条件良く観測できると期待されていたが、実際には17等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 1 48.19 -25 46.1 1.815 2.641 138 17.2 23:00 (180, 81) Nov. 9 1 43.76 -25 0.6 1.832 2.625 134 17.2 22:28 (180, 80) カタリナ彗星 (C/2012 J1) 2012年の秋から冬にかけて、12〜13等に達した。現在は減光中。だが、まだ15.9等と明るい(10月9日、門田健一氏)。2013年末に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 6 12.30 3 13.7 3.788 4.417 123 17.4 3:24 (182, 52) Nov. 9 6 10.59 2 19.3 3.757 4.461 130 17.5 2:59 (180, 53) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 現在は18.6等(10月13日、門田健一氏)。近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2013年は、夏から冬にかけて、18等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 2 59.07 27 12.8 12.827 13.791 165 17.4 0:15 (180, 28) Nov. 9 2 56.97 27 13.3 12.787 13.762 169 17.4 23:41 (180, 28) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は17.4等(9月25日、Catalina Sky Survey)。当初の予報より明るい。2014年の夏から2015年の春にかけて、12〜13等の明るさで、非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期には低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 0 20.47 -8 9.9 2.615 3.442 140 17.5 21:33 (180, 63) Nov. 9 0 16.97 -8 7.5 2.647 3.405 133 17.4 21:02 (180, 63) パンスターズ彗星 (C/2012 S4) 現在は17.1等(10月12日、高橋俊幸氏)。2012年には18等で観測された。2013年には17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 22 51.85 -10 0.4 3.881 4.472 120 17.5 20:04 (180, 65) Nov. 9 22 47.82 -11 18.9 4.013 4.486 112 17.5 20:13 (156, 65) リニア彗星 (C/2011 F1) 2012年秋に9.0等まで明るくなった(11月4日、Juan Jose Gonzalez)。だが、近日点通過の頃に、予想外に急減光した。現在は、当初の予報より4〜5等級も暗い。既に17.4等まで暗くなった(10月1日、K. Hills)。南半球では、今後は、ゆっくりと減光していく様子を条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 3 10.19 -53 23.0 3.427 3.900 111 17.7 0:26 ( 0, 72) Nov. 9 3 1.09 -52 44.1 3.506 3.963 110 17.8 23:45 ( 0, 72) ハグ-ベル彗星 (178P) 現在は17.8等(10月11日、門田健一氏)。秋から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 7 22.82 16 53.0 1.563 2.113 109 17.7 3:24 (202, 35) Nov. 9 7 27.07 17 10.1 1.513 2.137 115 17.7 3:15 (198, 36) パンスターズ彗星 (P/2013 O2) 現在は18.7等(9月27日、井狩康一氏)。秋から冬にかけて16.5等に達すると期待されていたが、既に減光し始めたようだ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 3 12.29 10 29.0 1.192 2.173 168 17.8 0:28 (180, 44) Nov. 9 3 8.64 9 6.3 1.180 2.165 171 17.8 23:53 (180, 46) カタリナ彗星 (C/2013 G5) 9月には、太陽に0.9天文単位、地球に0.4天文単位まで接近し、11〜12等まで明るくなると期待されていた。だが、7月12日のMichael Jager氏の観測では、極端に拡散しており、すでに核が崩壊していたと思われる。その後は観測されていない。南半球では、今後はずっと観測条件が良い。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 2 23 45.85 -65 44.4 0.925 1.403 94 22.2 21:01 ( 0, 60) Nov. 9 0 15.86 -62 17.0 1.030 1.488 94 22.7 21:03 ( 0, 63)