今週の明るい彗星 (2013年12月14日：南半球版)

English version Home page	Updated on December 15, 2013
先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1) 現在は4.9等と、かなり明るい(12月4日、Jakub Cerny)。11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位、太陽に0.8天文単位まで接近し、4〜5等級の明るさになる。日本からは、2014年秋に暗くなるまで、ずっと非常に良い条件で観測できる。南半球では、11月中旬から2月初めにかけては観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 16 34.22 30 52.3 0.732 0.829 55 4.8 2:53 (258,-42) Dec. 21 17 1.09 26 18.6 0.873 0.812 51 5.1 2:55 (263,-40) リニア彗星 (C/2012 X1) 予報では14等のはずだったが、10月半ばにバーストを起こし、8等まで明るくなった。その後はダストの殻が拡散して、50x20分角まで広がってきた(11月28日、Michael Jager)。現在は9.3等と明るい(12月5日、Jakub Cerny)。津村光則氏は、12月になって再び活発になったと報告している。2014年の春に、条件良く観測できる。日本からは、明け方の空で、次第に高くなっていく。南半球では、2014年2月まで見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 15 34.15 14 45.1 2.382 1.850 46 9.2 2:53 (267,-23) Dec. 21 15 55.27 13 20.0 2.324 1.805 47 9.4 2:55 (268,-20) アイソン彗星 (C/2012 S1) 11月28日に太陽に0.01天文単位まで大接近し、大彗星になると期待されていた。最大でマイナス2.5等まで明るくなったが、近日点を通過する際に、彗星核が崩壊した。その後、ステレオ探査機の画像では、12月6日までダストの残骸が見えていた。だが、地上のCCD観測では、ダストの残骸は捉えられていない。彗星核は、18等以下で写らない(12月13日、Lorenzo Comolli)。だが、眼視では、12月6日に7.5等(Piotr Guzik)、7日に7.2等(Juan Jose Gonzalez)、9日に9.6等(Jakub Cerny)の報告がある。12月半ばから1月初めにかけて、地球に0.4天文単位まで接近し、日本からは非常に条件良く観測できるが、捉えるのは非常に難しい。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 16 10.57 12 11.6 0.549 0.663 39 9.4 2:53 (276,-29) Dec. 21 16 14.07 32 1.2 0.457 0.857 60 10.1 2:55 (252,-33) エンケ彗星 (2P) 予報どおり、急激に増光した。11月21日に近日点を通過し、7.8等まで明るくなった(11月18日、Todd Augustyniak)。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 17 9.84 -27 34.4 1.620 0.648 5 10.4 2:53 (317,-12) Dec. 21 17 47.94 -28 17.0 1.750 0.776 5 11.8 2:55 (319,-13) ネフスキー彗星 (C/2013 V3) 明るい新彗星。11月6日に15等で発見された後に、急激に増光した。現在は10.0等と明るいが、拡散している(12月6日、Jakub Cerny)。これからしばらく、10〜11等の明るさを保ちそう。日本からは非常に条件が良い。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 10 34.90 23 49.8 0.867 1.518 109 10.5 2:53 (213, 24) Dec. 21 10 49.09 27 50.2 0.864 1.558 114 10.6 2:55 (208, 22) ブルーイントン彗星 (154P) 急激に増光した。現在は10.6等と、かなり明るい(12月4日、Jakub Cerny)。秋から冬にかけて、10等の明るさを保つ。日本からは、暗くなるまで非常に条件良く観測できる。南半球では、2013年中は条件良く観測できるが、2014年には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 23 6.42 13 18.3 1.254 1.608 91 10.8 20:55 (126, 22) Dec. 21 23 21.38 15 22.8 1.303 1.611 88 10.9 21:00 (125, 18) リニア彗星 (C/2012 V2) 予想以上に増光し、8.5等まで明るくなった(8月15日、Alexandre Amorim)。現在は減光中だが、まだ11.6等と明るい(12月7日、Chris Wyatt)。南半球では、今後は、2014年夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 14 8.43 -62 51.5 2.661 2.185 51 12.5 2:53 (327, 32) Dec. 21 14 33.46 -63 59.9 2.717 2.252 52 12.8 2:55 (329, 33) イェーガー彗星 (290P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなった。現在は12.7等(12月4日、Juan Jose Gonzalez)。当初の予報より暗いが、日本からは、秋から春にかけて、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 6 46.47 40 26.5 1.377 2.309 155 12.8 1:17 (180, 15) Dec. 21 6 41.04 39 41.3 1.334 2.287 161 12.6 0:44 (180, 15) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は13.6等と明るい(12月11日、佐藤英貴氏)。2014年秋に、5〜6等まで明るくなると期待されている。日本からは、今後は次第に高くなり、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2014年2月まで見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 16 10.32 10 7.7 4.402 3.676 38 12.9 2:53 (277,-28) Dec. 21 16 14.30 10 14.6 4.273 3.601 41 12.7 2:55 (273,-22) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は12.8等で、眼視でも見えている(12月5日、Juan Jose Gonzalez)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 17 29.88 84 19.9 3.018 3.445 107 13.6 20:55 (175,-39) Dec. 21 19 51.35 82 59.9 3.021 3.444 107 13.6 21:00 (171,-37) レモン彗星 (C/2012 F6) 3月24日に太陽に0.73天文単位まで近づき、4.7等まで明るくなった(3月11日、Michael Mattiazzo)。現在は減光中。すでに14.0等まで暗くなった(11月27日、Sandor Szabo)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 19 33.00 48 37.8 4.024 3.927 77 13.9 20:55 (129,-34) Dec. 21 19 40.92 48 37.1 4.131 4.004 75 14.0 21:00 (128,-38) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は12.9等(11月27日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは、1月には一時的に観測できなくなるが、長期に渡って観測できる。南半球では、3月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 19 26.18 7 29.4 6.767 6.080 42 13.9 20:55 ( 87,-17) Dec. 21 19 28.77 6 55.4 6.838 6.092 37 13.9 21:00 ( 82,-23) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は14.8等(12月10日、佐藤英貴氏)。2014年の初夏にかけて、14等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 13 30.25 -14 7.3 7.320 6.818 55 14.0 2:53 (274, 19) Dec. 21 13 30.09 -14 17.4 7.240 6.851 63 13.9 2:55 (270, 25) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 明け方の空に現れてきた。Jean-Francois Soulier氏の12月13日の観測では、やや拡散した姿。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 15 15.65 -26 35.0 7.016 6.177 29 14.2 2:53 (299, 5) Dec. 21 15 20.96 -26 58.1 6.955 6.176 35 14.1 2:55 (296, 10) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。2014年に再び戻ってくる。通常であれば14等止まりだが、実際には、すでに13.5等と、かなり明るくなっている(11月25日、佐藤英貴氏)。まもなく西空に沈み、その後は5月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 20 1.58 -24 13.2 2.931 2.208 35 14.4 20:55 ( 67, 9) Dec. 21 20 16.26 -22 49.9 2.959 2.189 32 14.3 21:00 ( 65, 5) ボアッティーニ彗星 (C/2013 V1) 現在は14.1等で、眼視でも見えている(11月27日、Sandor Szabo)。2014年の夏にかけて、長期に渡って14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 3 48.48 -5 52.9 1.485 2.344 142 14.6 22:14 (180, 61) Dec. 21 3 34.04 -2 49.7 1.468 2.285 136 14.4 21:32 (180, 58) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は15.2等(11月23日、K. Hills)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。日本からは条件が悪い。2014年10月には、火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 4 0.68 -39 18.1 3.642 4.147 114 14.7 22:26 ( 0, 86) Dec. 21 3 47.90 -39 21.9 3.630 4.079 110 14.6 21:46 ( 0, 86) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 0 13.21 -12 50.8 2.924 3.177 95 14.7 20:55 (118, 52) Dec. 21 0 16.34 -11 49.8 3.032 3.186 89 14.8 21:00 (112, 46) ボリソフ彗星 (C/2013 N4) 現在は14.6等(11月22日、高橋俊幸氏)。5月に18等以下になるまで、ゆっくりと減光していく。南半球では条件良く観測できる。日本からは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 12 58.90 -28 47.5 2.376 2.056 59 14.8 2:53 (285, 32) Dec. 21 13 6.66 -31 30.9 2.379 2.131 63 15.0 2:55 (285, 38) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。現在は観測できないが、2014年2月には、再び明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 17 18.56 -25 31.3 4.081 3.098 2 14.9 2:53 (318,-15) Dec. 21 17 30.82 -25 50.6 4.069 3.093 6 14.9 2:55 (315,-13) フェイ彗星 (4P) 2014年の春に12等に達するが、今回は条件が悪く、最盛期は低空にしか見えない。現在は15.4等(11月24日、A. Klotz, F. Kugel, J. Nicolas)。冬に15〜16等になるまでは、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 20 42.13 -12 20.1 2.829 2.289 47 15.3 20:55 ( 82, 10) Dec. 21 20 54.75 -11 48.4 2.850 2.248 43 15.2 21:00 ( 80, 6) コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P) 現在は16.7等(12月2日、佐藤英貴氏)。2014年の春から夏にかけて13等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 12 52.25 -7 28.9 3.110 2.873 67 15.4 2:53 (263, 23) Dec. 21 13 1.47 -8 22.1 3.000 2.849 71 15.3 2:55 (261, 28) マクノート彗星 (C/2012 K6) 春から夏にかけて、14.0等に達した(6月11日、Sandor Szabo)。現在もまだ15.0等と、当初の予報よりかなり明るい(12月11日、佐藤英貴氏)。日本からは、春にかけて、15〜16等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 13 49.40 3 4.3 4.280 3.861 58 15.5 2:53 (263, 5) Dec. 21 13 50.91 4 9.1 4.193 3.893 65 15.5 2:55 (258, 10) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は15.5等(11月18日、井狩康一氏)。2013年いっぱいは15等を保ち、条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 3 19.11 -23 32.8 6.864 7.461 124 15.6 21:46 (180, 78) Dec. 21 3 15.58 -22 52.3 6.961 7.494 119 15.6 21:15 (180, 78) ハリントン-エーベル彗星 (52P) 現在は15.6等(12月3日、井狩康一氏)。急激に増光し、冬には15等で、日本からは非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 4 15.44 41 35.2 0.995 1.938 156 15.7 22:42 (180, 13) Dec. 21 4 10.26 41 2.5 0.989 1.913 151 15.6 22:09 (180, 14) ギクラス彗星 (84P) 現在は16.0等(12月5日、P. Bacci, L. Tesi, G. Fagioli)。近日点を通過して、4ヶ月も後に最大光度となる。秋から冬にかけて15.5等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 6 26.22 18 20.7 1.251 2.216 164 15.7 0:57 (180, 37) Dec. 21 6 19.71 18 53.2 1.269 2.248 172 15.7 0:23 (180, 36) リニア彗星 (C/2012 L2) 2013年の春に、9〜10等の明るさに達した。現在は減光中。既に15.8等まで暗くなった(10月7日、佐藤英貴氏)。南半球では、低空ながらも、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 15 20.71 -64 35.1 3.770 3.168 46 16.1 2:53 (333, 26) Dec. 21 15 40.41 -65 3.6 3.826 3.237 47 16.3 2:55 (333, 27) カタリナ彗星 (C/2012 J1) 2012年の秋から冬にかけて、12〜13等に達した。現在は減光中。既に16.3等まで暗くなった(11月24日、J. Gonzalez)。3月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 5 54.20 -1 15.0 3.774 4.682 154 16.6 0:25 (180, 56) Dec. 21 5 50.25 -1 41.4 3.818 4.727 154 16.7 23:49 (180, 57) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は16.7等(12月11日、佐藤英貴氏)。2014年は、冬から夏にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 13 31.56 -4 1.3 5.888 5.454 59 16.7 2:53 (266, 13) Dec. 21 13 36.26 -4 17.0 5.746 5.410 65 16.6 2:55 (262, 18) ボリソフ彗星 (C/2013 V2) 現在は16.8等(11月6日、G. Borisov, O. Bryzgalov)。2015年夏にかけて、長期に渡って16等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2015年になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 5 11.95 52 23.9 3.567 4.452 150 16.7 23:38 (180, 3) Dec. 21 5 5.13 52 52.8 3.542 4.415 149 16.7 23:04 (180, 2) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は17.5等(11月22、K. Hills)。2013年夏から2015年初めにかけて、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 1 37.88 12 49.4 2.406 3.082 125 16.7 20:55 (164, 41) Dec. 21 1 38.97 12 40.6 2.483 3.075 118 16.8 21:00 (154, 38) マクノート彗星 (P/2013 J2) 急激に増光した。現在は15.6等で、眼視でも見えている(11月27日、Sandor Szabo)。今後は急激に減光し、1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 22 37.48 8 22.8 2.314 2.394 82 17.0 20:55 (117, 21) Dec. 21 22 48.81 9 6.6 2.419 2.423 78 17.2 21:00 (114, 16) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は17.5等(11月24日、Y. Sugiyama)。当初の予報より明るい。2014年の夏から2015年の春にかけて、12〜13等の明るさで、非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期には低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 0 13.51 -6 12.4 2.918 3.216 98 17.2 20:55 (125, 48) Dec. 21 0 15.74 -5 31.3 2.983 3.178 92 17.2 21:00 (118, 42) 小惑星ファエトン (3200) 10月7日に太陽に0.14天文単位まで接近した。日本からは、10月下旬から12月中旬にかけて、夕空で16等で条件良く観測できる。南半球では、11月から12月にかけて、低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 22 7.70 12 29.6 1.232 1.405 77 17.2 20:55 (115, 13) Dec. 21 22 29.59 13 1.3 1.376 1.487 76 17.4 21:00 (114, 10) リー彗星 (292P/2013 O1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は16.3等(11月23日、Y. Sugiyama)。当初の予報より1〜2等ほど暗い。2013年の秋から2014年の初めにかけて、15等で条件良く観測できると期待されていたが、実際には17等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 1 35.95 -17 48.5 2.041 2.560 110 17.2 20:55 (143, 69) Dec. 21 1 37.87 -15 55.2 2.103 2.551 105 17.2 21:00 (131, 63) ニート彗星 (291P/2013 N2) 現在は16.5等(11月22日、Y. Sugiyama)。秋から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 2 40.80 16 20.0 1.752 2.591 140 17.3 21:08 (180, 39) Dec. 21 2 40.77 16 0.0 1.812 2.591 133 17.4 21:00 (174, 39) リニア彗星 (C/2012 A2) 2012年には、15〜16等で観測された。現在はゆっくりと減光中だが、まだ16.8等を保っている(11月24日、Y. Sugiyama)。1月には18等以下になる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 0 10.93 13 1.1 4.663 5.017 105 17.3 20:55 (140, 32) Dec. 21 0 10.06 11 56.6 4.828 5.058 97 17.4 21:00 (131, 28) 岩本彗星 (C/2013 E2) ゆっくりと減光中。現在もまだ16.3等と明るい(11月24日、Y. Sugiyama)。1月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 0 39.40 -4 53.5 3.407 3.783 104 17.3 20:55 (134, 51) Dec. 21 0 41.88 -4 40.1 3.580 3.852 98 17.5 21:00 (125, 46) レモン彗星 (C/2013 G6) 予想以上に急激に増光し、現在もまだ15.9等と明るい(11月25日、A. Maury, J.-F Soulier, J. G Bosch)。今後は減光していくが、もうしばらく16等を保つかもしれない。南半球では次第に高くなってくるが、日本からは超低空のまま。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 9 11.36 -52 31.4 2.449 2.635 89 17.5 2:53 (337, 70) Dec. 21 8 42.94 -53 42.7 2.417 2.685 94 17.8 2:46 ( 0, 71) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は17.5等(12月7日、Catalina Sky Survey)。2015年から2016年にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。この冬は、3月まで17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 3 3.57 -6 34.5 6.382 7.106 134 17.5 21:30 (180, 61) Dec. 21 3 0.41 -6 3.8 6.424 7.072 127 17.5 21:00 (180, 61) レモン彗星 (P/2013 TL117) 現在は17.8等(12月1日、J. De Queiroz, R. Behrend)。春にかけて、地球に0.7天文単位と近い状態を保つ。2月から3月にかけて16.5等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 0 26.66 18 35.5 0.722 1.414 110 17.8 20:55 (147, 29) Dec. 21 0 30.00 19 24.4 0.721 1.362 105 17.6 21:00 (141, 25) ハグ-ベル彗星 (178P) 現在は17.6等(11月24日、G. Hug)。秋から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 7 23.33 20 12.2 1.350 2.268 152 17.7 1:54 (180, 35) Dec. 21 7 18.10 21 4.4 1.345 2.297 160 17.8 1:21 (180, 34) ロヴァシュ第２彗星 (184P) 予報より暗かったが、次第に増光してきた。近日点を通過した後に最大光度になる傾向があるようだ。現在は18.0等(11月23日、R. Naves, M. Campas)。12月まで、17〜18等で観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 4 32.77 23 3.4 1.050 2.023 167 17.7 22:59 (180, 32) Dec. 21 4 27.50 22 42.5 1.121 2.072 159 18.0 22:26 (180, 32) ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 現在は17.6等(12月7日、J. F. Hernandez)。2014年秋に6等まで明るくなると期待されている。まずは、4月に16等になるまで、ゆっくりと増光していく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 7 0.93 22 56.8 3.333 4.261 157 17.9 1:32 (180, 32) Dec. 21 6 50.19 22 56.9 3.219 4.185 167 17.8 0:54 (180, 32) クリステンセン彗星 (266P/2012 P1) 現在は19.1等(11月11日、佐藤英貴氏)。この冬は、3月にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 10 47.44 11 5.0 2.008 2.425 102 17.9 2:53 (223, 33) Dec. 21 10 52.03 10 39.2 1.937 2.438 108 17.8 2:55 (217, 36) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 現在は18.9等(12月4日、H. Denzau)。近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2013年は、夏から冬にかけて、18等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 2 47.10 27 6.4 12.809 13.620 144 17.9 21:14 (180, 28) Dec. 21 2 45.55 27 4.4 12.855 13.591 137 17.9 21:00 (176, 28) パンスターズ彗星 (C/2012 A1) 現在は18.6等(11月24日、A. Maury, J.-F Soulier, J. G Bosch)。2015年まで、長期に渡って18〜19等を保つ。この冬に18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Dec. 14 6 11.05 10 57.0 6.654 7.603 163 17.9 0:42 (180, 44) Dec. 21 6 5.63 10 29.4 6.642 7.603 166 17.9 0:09 (180, 44)