今週の明るい彗星 (2014年4月12日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

リニア彗星 (C/2012 X1) 10月半ばにバーストを起こし、急激に増光した。現在は8.3等と明るい(4月11日、Marek Biely)。初夏まで8〜9等を保つ。日本からは、7月まで明け方の空で観測できる。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 20 56.61 -6 37.2 1.846 1.731 67 8.3 4:56 (242, 43) Apr. 19 21 10.36 -7 58.8 1.814 1.769 71 8.4 5:02 (238, 48) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は9.9等と明るい(4月4日、Artyom Novichonok)。やや増光が鈍いが、2014年秋に、6〜7等まで明るくなると期待されている。日本からは長期に渡って条件良く観測できる。南半球では低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 15 23.97 40 42.2 1.629 2.333 123 9.7 2:06 (180, 15) Apr. 19 14 51.88 44 33.4 1.546 2.251 122 9.4 1:07 (180, 11) ジャック彗星 (C/2014 E2) 現在は9.6等と明るい(4月6日、Willian Souza)。7月に太陽に0.66天文単位まで近づき、7等まで明るくなると期待されている。近日点の前は、日本からは5月中旬まで、南半球では6月初めまで観測できる。近日点の後は、日本では7月下旬から、非常に条件良く観測できる。南半球では、9月初めまでは条件が悪い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 8 48.79 -20 51.4 0.978 1.657 113 10.1 19:24 (180, 75) Apr. 19 8 13.92 -14 15.6 1.035 1.554 99 10.0 18:55 (159, 68) ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1) 11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位、太陽に0.8天文単位まで接近し、4.7等まで明るくなった(11月28日、Juan Jose Gonzalez)。現在は11.2等(4月7日、Carlos Labordena)。2014年秋に暗くなるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 18 17.15 -9 29.3 1.492 2.025 106 10.2 4:56 (181, 64) Apr. 19 18 7.88 -11 23.6 1.474 2.117 116 10.4 4:21 (180, 66) フェイ彗星 (4P) 今回は条件が悪く、最盛期は低空にしか見えない。現在は観測できない。7月末に13等で、明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 1 10.14 7 38.2 2.723 1.722 2 12.6 4:56 (271,-15) Apr. 19 1 29.10 9 7.3 2.703 1.705 4 12.5 5:02 (268,-13) コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P) 現在は12.9等(3月28日、Sandor Szabo)。春から夏にかけて13等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 14 5.24 -11 49.1 1.602 2.592 168 12.9 0:47 (180, 67) Apr. 19 14 2.21 -11 16.1 1.582 2.585 176 12.8 0:16 (180, 66) イェーガー彗星 (290P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなった。現在は12.7等(3月28日、Sandor Szabo)。当初の予報より暗いが、日本からは、秋から春にかけて、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 7 16.05 17 42.7 1.996 2.175 86 12.9 19:04 (160, 35) Apr. 19 7 27.37 16 34.3 2.079 2.185 82 13.1 18:55 (157, 35) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は14.3等(3月30日、Taras Prystavski)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では、5月に一時的に低くなるが、ずっと観測できる状態が続く。日本からは、しばらく観測できない。10月には、火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 2 42.58 -25 20.0 3.660 2.953 39 13.2 19:04 ( 71, 17) Apr. 19 2 45.12 -24 42.1 3.599 2.881 38 13.1 18:55 ( 69, 14) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。再び戻ってきた。通常であれば14等止まりだが、実際には、すでに13.5等と、かなり明るくなっている(11月25日、佐藤英貴氏)。現在は観測できない。5月に明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 0 5.98 7 51.6 2.986 2.060 18 13.4 4:56 (262, -2) Apr. 19 0 19.97 10 1.0 2.967 2.064 21 13.4 5:02 (258, 0) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 3月初めにバーストを起こし、13.1等と明るくなっている(3月12日、Chris Wyatt)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 15 54.80 -30 58.6 5.372 6.150 137 13.6 2:36 (180, 86) Apr. 19 15 52.44 -30 59.1 5.302 6.149 144 13.5 2:06 (180, 86) ボアッティーニ彗星 (C/2013 V1) 現在は14.3等(3月30日、Todd Augustyniak)。2014年の夏にかけて、長期に渡って14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 3 33.92 48 14.8 2.148 1.665 48 13.9 19:04 (139,-16) Apr. 19 3 48.77 51 10.2 2.170 1.661 47 13.9 18:55 (141,-18) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は13.7等(3月28日、Sandor Szabo)。2014年の初夏にかけて、14等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 12 26.34 -10 47.9 6.414 7.392 166 13.9 23:03 (180, 66) Apr. 19 12 20.76 -10 15.8 6.481 7.426 158 13.9 22:30 (180, 65) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は14.0等(3月29日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 19 57.51 4 20.7 6.425 6.333 80 14.1 4:56 (216, 44) Apr. 19 19 56.42 4 18.4 6.328 6.351 86 14.0 5:02 (205, 48) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.9等(3月5日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 20 28.99 -25 23.5 3.095 3.057 78 14.2 4:56 (260, 60) Apr. 19 20 36.88 -25 17.5 3.003 3.058 83 14.1 5:02 (255, 65) パンスターズ彗星 (C/2013 Y2) 急激に増光中。現在は14.0等(3月28日、Sandor Szabo)。春から夏にかけて13〜14等に達し、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 8 9.17 -20 36.5 1.578 2.068 104 14.3 19:04 (165, 75) Apr. 19 8 18.23 -19 42.1 1.591 2.038 101 14.2 18:55 (158, 74) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は13.9等と明るい(3月29日、Sandor Szabo)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 0 49.02 52 31.9 4.230 3.584 44 14.5 4:56 (225,-32) Apr. 19 0 54.87 52 10.6 4.279 3.603 42 14.5 5:02 (224,-28) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 2 8.25 5 50.6 4.282 3.309 12 15.0 19:04 ( 92, -7) Apr. 19 2 17.04 6 49.4 4.304 3.315 8 15.0 18:55 ( 92,-10) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は15.5等(3月29日、Sandor Szabo)。2014年は、冬から夏にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 13 52.50 -1 23.8 3.741 4.730 169 15.1 0:34 (180, 56) Apr. 19 13 49.70 -0 55.9 3.697 4.689 169 15.1 0:03 (180, 56) パンスターズ彗星 (P/2012 B1) 現在は15.2等と、当初の予報より明るい(3月30日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って14〜16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 16 20.73 -24 56.9 3.333 4.094 134 15.7 3:02 (180, 80) Apr. 19 16 18.83 -25 5.8 3.276 4.108 141 15.7 2:32 (180, 80) マクノート彗星 (284P/2013 J1) 2007年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2014年の夏から秋にかけて、再び13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。だが、実際には18.3等と、この予報よりかなり暗い(4月2日、Taras Prystavski)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 21 34.83 -10 15.3 2.849 2.491 59 15.9 4:56 (254, 39) Apr. 19 21 46.48 -9 31.0 2.759 2.473 63 15.8 5:02 (249, 42) リニア彗星 (209P) 現在は17.1等(4月6日、津村光則氏)。5月から6月にかけて、地球に0.06天文単位まで大接近し、11等まで明るくなると期待されている。日本からは、これから急激に増光し、5月末に最盛期を迎えるまで、非常に条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、5月中旬には観測できるようになり、最盛期から減光していく様子を、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 7 16.89 71 56.2 0.422 1.029 81 16.2 19:04 (175,-18) Apr. 19 7 36.24 71 8.7 0.371 1.000 78 15.8 18:55 (174,-17) マクノート彗星 (C/2012 K6) 2013年の春から夏にかけて、14.0等に達した(6月11日、Sandor Szabo)。現在もまだ15.2等と、当初の予報よりかなり明るい(3月28日、Sandor Szabo)。日本からは、春にかけて、15〜16等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 12 18.88 33 38.9 3.711 4.480 135 16.0 22:55 (180, 21) Apr. 19 12 9.10 34 38.9 3.822 4.520 128 16.1 22:18 (180, 20) カタリナ彗星 (300P/2014 G2) 4月9日に、Martin Masek氏によって、18.7等で検出された。2005年に発見された時は、9等級まで明るくなった。5月29日に太陽に0.8天文単位まで近づくが、今回帰は14等止まり。今回帰は、ずっと明け方の空で観測できる。但し、日本からは、近日点の前後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 20 51.77 -14 39.1 0.893 1.098 70 16.7 4:56 (250, 50) Apr. 19 21 34.90 -12 18.8 0.868 1.035 66 16.0 5:02 (249, 46) ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 現在は16.0等(4月5日、R. Naves, M. Campas)。2014年秋に6等まで明るくなると期待されている。まずは、4月に16等になるまで、ゆっくりと増光していく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 4 50.04 18 47.2 3.379 2.868 51 16.2 19:04 (127, 16) Apr. 19 4 51.02 18 36.8 3.395 2.779 45 16.1 18:55 (124, 13) ムルコス彗星 (124P) 現在は15.8等(3月28日、Sandor Szabo)。春に地球に0.68天文単位まで接近し、16等まで明るくなって、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 10 42.93 1 51.2 0.750 1.645 139 16.3 21:20 (180, 54) Apr. 19 10 37.01 -1 52.0 0.796 1.648 132 16.4 20:47 (180, 57) ハリントン-エーベル彗星 (52P) 冬に14.7等まで明るくなった(1月19日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.3等まで暗くなった(3月30日、Taras Prystavski)。6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 6 52.54 27 1.8 1.686 1.805 79 16.3 19:04 (158, 24) Apr. 19 7 10.07 25 52.6 1.756 1.818 77 16.4 18:55 (157, 25) リニア彗星 (C/2012 V2) 予想以上に増光し、8.5等まで明るくなった(8月15日、Alexandre Amorim)。現在は急激に減光中。既に16.3等まで暗くなった(3月30日、Taras Prystavski)。南半球では、今後は、2014年夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 16 40.25 -71 51.6 2.896 3.370 109 16.5 3:22 ( 0, 53) Apr. 19 16 23.43 -71 43.3 2.895 3.440 114 16.6 2:38 ( 0, 53) ボリソフ彗星 (C/2013 V2) 現在は16.0等(3月30日、Taras Prystavski)。2015年夏にかけて、長期に渡って16等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2015年になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 5 27.74 52 8.2 4.189 3.894 66 16.5 19:04 (155, -5) Apr. 19 5 38.53 52 3.9 4.237 3.867 61 16.5 18:55 (153, -6) ラーソン彗星 (P/2014 E1) 現在は16.8等(4月5日、J. F. Hernandez)。6月にかけて16.5等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 14 26.84 -9 42.5 1.183 2.163 163 16.7 1:08 (180, 65) Apr. 19 14 20.86 -10 30.4 1.158 2.156 171 16.7 0:35 (180, 66) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は17.9等(3月9日、W. Hasubick)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 19 18.14 -3 47.1 7.175 7.265 91 16.9 4:56 (208, 56) Apr. 19 19 19.49 -3 29.4 7.036 7.232 97 16.8 5:02 (194, 58) ネオワイズ彗星 (C/2014 C3) 3月に衝となり、15.1等まで明るくなった(3月11日、Catalina Sky Survey)。現在は急激に減光中。既に16.8等まで暗くなった(4月5日、J. F. Hernandez)。5月には18等以下となる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 11 24.16 27 11.7 1.313 2.139 134 16.9 21:59 (180, 28) Apr. 19 10 56.33 29 47.2 1.474 2.181 122 17.2 21:05 (180, 25) ブルーイントン彗星 (154P) 急激に増光し、秋から冬にかけて、10.5等まで明るくなった。現在は減光中。既に17.3等まで暗くなった(3月23日、A. Klotz, F. Kugel)。だが、Sandor Szabo氏は、3月28日に眼視で13.5等で見えたと報告している。日本からは、5月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 4 39.49 35 45.6 2.508 2.062 52 17.0 19:04 (138, 2) Apr. 19 4 59.50 35 46.3 2.605 2.106 50 17.1 18:55 (138, 2) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は17.5等(4月5日、J. F. Hernandez)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って17等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、2014年夏までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 16 17.12 22 17.3 3.611 4.289 126 17.1 2:58 (180, 33) Apr. 19 16 15.40 24 10.7 3.554 4.263 129 17.1 2:29 (180, 31) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 現在は17.0等(4月5日、J. F. Hernandez)。2014年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 14 48.69 -12 43.9 4.779 5.720 157 17.2 1:30 (180, 68) Apr. 19 14 40.13 -12 31.6 4.719 5.702 166 17.1 0:54 (180, 68) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は17.5等(4月5日、N. James)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 19 13.99 39 3.8 6.516 6.522 85 17.2 4:56 (192, 15) Apr. 19 19 11.64 40 28.5 6.449 6.516 89 17.2 5:02 (184, 14) マクノート彗星 (C/2013 G7) 現在は17.4等(1月27日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 12 42.24 -59 21.3 3.990 4.682 128 17.2 23:18 ( 0, 66) Apr. 19 12 23.10 -59 14.7 3.983 4.684 129 17.2 22:32 ( 0, 66) ラーセン彗星 (280P/2013 C1) 2013年の初めに17.5等で観測された。2014年も、春から夏にかけて、再び17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 19 23.73 -13 17.7 2.553 2.763 91 17.4 4:56 (219, 63) Apr. 19 19 29.77 -13 3.6 2.478 2.777 96 17.4 5:02 (205, 66) ニート彗星 (169P) 3月初めには13.5等まで明るくなった(3月1日、Taras Prystavski)。しばらく夕方の空で観測できるが、急激に減光中。既に17.2等まで暗くなった(3月29日、Taras Prystavski)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 5 20.60 15 41.8 1.277 1.146 58 17.5 19:04 (131, 23) Apr. 19 5 55.83 16 36.2 1.364 1.234 60 18.2 18:55 (135, 25) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P/2014 D2) 現在は17.9等(4月6日、門田健一氏)。2015年にかけて、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 10 49.22 -7 26.8 2.664 3.513 142 17.6 21:27 (180, 62) Apr. 19 10 47.32 -6 57.2 2.710 3.498 135 17.6 20:57 (180, 62) レモン彗星 (P/2013 TL117) 2月から3月にかけて、地球に0.7天文単位まで接近し、17.2等まで明るくなった(2月24日、A. Klotz, F. Kugel)。現在は17.8等(3月16日、N. James)。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 8 2.64 25 12.3 0.761 1.318 95 17.6 19:04 (174, 30) Apr. 19 8 32.99 21 59.1 0.821 1.366 96 17.9 18:55 (177, 33) テナグラ彗星 (C/2013 C2) 現在は18.1等(3月29日、M. Jaeger, W. Vollmann, E. Prosperi, S. Prosperi)。2013年から2018年にかけて、非常に長期に渡って18等を保つ。南半球では好条件だが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 10 58.09 -17 46.0 8.491 9.322 144 17.8 21:36 (180, 73) Apr. 19 10 56.98 -17 26.3 8.541 9.316 138 17.8 21:07 (180, 72) リニア彗星 (294P/2013 X2) 現在は17.6等(3月28日、A. Maury, J.-F. Soulier, T. Noel, J.-G. Bosch)。春から夏にかけて、18等を保つ。南半球では好条件だが、日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 16 57.78 -65 9.8 0.641 1.378 112 17.9 3:39 ( 0, 60) Apr. 19 17 10.01 -66 0.9 0.646 1.407 115 17.9 3:23 ( 0, 59) パンスターズ彗星 (C/2011 L4) 2013年3月10日に近日点を通過し、0〜1等の明るさに達した。現在は減光中。既に17.6等まで暗くなった(4月2日、A. Diepvens)。春まで16〜17等を保ちそう。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 17 11.32 36 28.4 5.248 5.665 109 17.9 3:52 (180, 19) Apr. 19 17 6.82 37 10.8 5.271 5.735 112 18.0 3:20 (180, 18) ボアッティーニ彗星 (C/2013 H2) 現在は18.4等(3月12日、W. Hasubick)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 16 18.44 13 57.2 6.825 7.515 130 17.9 2:59 (180, 41) Apr. 19 16 14.22 14 53.7 6.773 7.518 135 17.9 2:28 (180, 40) ビショア彗星 (297P/2014 D1) 現在は19.4等(4月4日、A. Waszczak)。2008年にアウトバーストを起こし、13等まで明るくなって発見された新周期彗星の初回帰。春から夏にかけて条件良く観測できる。だが、今回帰は19〜20等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 12 12 21.24 15 46.1 1.575 2.503 151 19.5 22:58 (180, 39) Apr. 19 12 17.01 15 51.5 1.597 2.489 145 19.5 22:27 (180, 39)