今週の明るい彗星 (2014年6月7日：北半球版)

English version Home page	Updated on June 15, 2014
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ジャック彗星 (C/2014 E2) 現在は7.0等と、かなり明るい(6月9日、Michael Mattiazzo)。急激に増光してきたが、最近は増光のペースが鈍ってきた。7月に太陽に0.66天文単位まで近づき、6等まで明るくなる。日本からは既に観測できない。南半球でも、6月初めには見えなくなる。近日点の後は、日本では7月下旬から、非常に条件良く観測できる。南半球では、9月初めまでは条件が悪い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 6 30.75 12 5.1 1.663 0.847 24 7.1 20:57 (113,-11) June 14 6 21.74 14 23.5 1.698 0.768 15 6.7 21:01 (122,-17) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は8.0等と明るい(6月6日、Maik Meyer)。やや増光が鈍いが、2014年秋に、6〜7等まで明るくなると期待されている。日本からは長期に渡って条件良く観測できる。南半球では低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 10 28.89 39 38.3 1.721 1.675 70 8.6 20:57 (112, 48) June 14 10 12.60 36 32.0 1.803 1.596 61 8.5 21:01 (112, 38) リニア彗星 (C/2012 X1) 10月半ばにバーストを起こし、急激に増光した。現在は8.7等と明るい(6月7日、Marco Goiato)。7月まで8〜9等を保つ。日本からは、7月まで明け方の空で観測できる。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 22 20.85 -21 50.8 1.590 2.117 106 8.9 3:00 (324, 24) June 14 22 26.27 -24 36.5 1.570 2.175 112 9.0 2:58 (330, 24) カタリナ彗星 (C/2013 UQ4) 彗星活動を見せ始めた。現在は11.9等と明るい(6月6日、Alan Hale)。7月には7等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、7月中旬は一時的に観測できなくなるが、その前後は観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 1 4.62 0 56.9 1.271 1.179 60 11.3 3:00 (277, 12) June 14 0 59.51 4 24.5 1.040 1.139 67 10.6 2:58 (279, 20) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は14.3等(3月30日、Taras Prystavski)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では、5月に一時的に低くなるが、ずっと観測できる状態が続く。日本からは、しばらく観測できない。10月には、火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 3 8.55 -23 43.1 2.836 2.379 53 11.7 3:00 (281,-27) June 14 3 12.01 -24 16.1 2.682 2.308 57 11.5 2:58 (285,-23) ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1) 11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位、太陽に0.8天文単位まで接近し、4.7等まで明るくなった(11月28日、Juan Jose Gonzalez)。現在は11.8等(5月31日、Carlos Labordena)。2014年秋に暗くなるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 16 25.83 -23 31.6 1.731 2.740 172 11.9 23:21 ( 0, 31) June 14 16 12.87 -24 33.3 1.840 2.826 162 12.1 22:41 ( 0, 30) フェイ彗星 (4P) 今回は条件が悪く、最盛期は低空にしか見えない。現在は観測できない。7月末に13等で、明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 3 50.30 17 10.0 2.600 1.657 17 12.2 3:00 (240,-11) June 14 4 11.14 17 47.9 2.591 1.662 18 12.2 2:58 (240,-10) リニア彗星 (209P) 5月下旬に地球に0.06天文単位まで大接近し、11.8等まで明るくなった(5月29日、Marco Goiato)。今後は急激に減光していく。南半球では、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 12 18.98 -61 54.7 0.101 1.068 119 13.1 20:57 ( 11,-10) June 14 13 49.77 -72 32.5 0.163 1.112 122 14.2 21:01 ( 3,-18) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 5月2日にバーストを起こし、13.0等まで明るくなった(5月3日、吉田誠一)。5月12日に再びバーストを起こし、12.7等まで明るくなった(5月12日、Con Stoitsis)。現在は拡散状だが、12.4等と明るい(5月27日、Marco Goiato)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 15 29.36 -29 51.9 5.180 6.136 158 13.5 22:26 ( 0, 25) June 14 15 26.44 -29 35.3 5.219 6.135 152 13.5 21:56 ( 0, 25) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.2等(5月27日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 21 9.75 -26 11.3 2.399 3.077 123 13.7 3:00 (343, 27) June 14 21 10.52 -26 36.3 2.330 3.081 129 13.6 2:58 (349, 28) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。再び戻ってきた。現在は13.1等と明るい(6月7日、Alan Hale)。今後は2015年に暗くなるまで、日本からはずっと条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 1 58.50 24 17.7 2.786 2.131 41 13.7 3:00 (250, 14) June 14 2 12.64 26 8.2 2.753 2.146 44 13.8 2:58 (250, 17) パンスターズ彗星 (C/2013 Y2) 急激に増光した。現在は14.5等(5月21日、Taras Prystavski)。春から夏にかけて13〜14等に達し、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 9 59.06 -15 18.8 1.767 1.921 82 13.9 20:57 ( 59, 14) June 14 10 17.10 -15 3.2 1.808 1.919 80 13.9 21:01 ( 62, 12) コワル-ヴァーヴロヴァー彗星 (134P) 現在は12.0等と明るい(5月30日、Uwe Pilz)。春から夏にかけて、13等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 13 50.64 -8 41.4 1.776 2.575 132 14.0 20:57 ( 3, 46) June 14 13 52.55 -8 44.6 1.842 2.579 126 14.1 21:01 ( 14, 45) ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 現在は14.9等(4月18日、Taras Prystavski)。2014年秋に5等まで明るくなると期待されている。現在は観測できない。南半球では7月に、日本からは8月に、再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 5 13.21 17 15.5 3.128 2.123 6 14.2 20:57 (130,-20) June 14 5 17.92 16 57.3 3.029 2.024 6 14.0 2:58 (229,-21) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.1等(5月23日、Taras Prystavski)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 19 33.06 2 53.3 5.732 6.485 134 14.0 2:33 ( 0, 58) June 14 19 27.70 2 26.8 5.682 6.505 141 14.0 2:00 ( 0, 57) ボアッティーニ彗星 (C/2013 V1) 現在は14.2等(5月22日、Taras Prystavski)。2014年の夏にかけて、長期に渡って14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 7 27.27 66 52.9 2.248 1.773 49 14.2 20:57 (153, 29) June 14 8 18.32 67 3.0 2.262 1.807 51 14.3 21:01 (153, 31) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は14.2等(5月21日、Taras Prystavski)。2014年の初夏にかけて、14等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 11 53.58 -7 16.7 7.342 7.672 105 14.3 20:57 ( 41, 38) June 14 11 51.67 -7 1.6 7.498 7.708 98 14.4 21:01 ( 50, 33) カタリナ彗星 (300P/2014 G2) 現在は13.1等と、かなり明るい(6月4日、Taras Prystavski)。2005年に発見された時は、9等級まで明るくなった。5月29日に太陽に0.8天文単位まで近づくが、今回帰は13〜14等止まり。今回帰は、ずっと明け方の空で観測できる。但し、日本からは、近日点の前後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 2 1.25 8 40.5 1.151 0.836 44 14.5 3:00 (263, 5) June 14 2 30.74 10 56.6 1.223 0.859 43 14.9 2:58 (260, 5) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は13.6等と明るい(6月4日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 1 20.66 52 9.3 4.317 3.758 50 14.7 3:00 (226, 33) June 14 1 21.48 52 22.7 4.280 3.784 54 14.7 2:58 (227, 36) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は14.8等(5月22日、Taras Prystavski)。2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。2014年は、冬から夏にかけて条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 13 35.01 0 49.7 3.754 4.415 125 14.8 20:57 ( 11, 55) June 14 13 34.82 0 46.3 3.801 4.378 118 14.8 21:01 ( 24, 53) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は観測できない。日本からは、7月下旬に明け方の空に現れ、2014年の夏から2015年の春にかけて、12〜13等の明るさで、非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期には低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 4 9.03 21 9.4 3.304 2.320 11 15.0 3:00 (234,-11) June 14 4 24.27 22 3.8 3.258 2.291 14 14.9 2:58 (235, -9) イェーガー彗星 (290P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなったが、今回帰は11〜12等止まりだった。現在は13.8等(5月21日、Taras Prystavski)。今後は減光していく。日本からは、6月中旬には観測できなくなる。南半球では、8月まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 8 53.61 8 7.7 2.674 2.303 57 14.9 20:57 ( 89, 16) June 14 9 6.25 6 48.9 2.759 2.326 54 15.0 21:01 ( 90, 11) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 3 19.08 12 41.4 4.237 3.353 25 15.2 3:00 (248, -8) June 14 3 27.75 13 22.2 4.197 3.357 30 15.2 2:58 (250, -5) ブルックス第２彗星 (16P) 現在は15.8等(5月6日、A. Maury, J.-G. Bosch, J.-F. Soulier, T. Noel)。8月まで15〜16等を保つが、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 2 38.77 13 34.7 2.186 1.466 34 15.4 3:00 (254, 0) June 14 3 0.91 15 1.1 2.169 1.468 35 15.4 2:58 (253, 2) シュスター彗星 (106P) 現在は16.4等(6月9日、A. Maury, J.-G. Bosch, J.-F. Soulier, T. Noel)。南半球では、明け方の空に姿を現してきた。日本からは、7月初めまで観測できないが、その後は次第に減光していく様子を、条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 2 46.73 8 41.1 2.339 1.612 34 15.8 3:00 (256, -4) June 14 3 5.63 10 57.8 2.297 1.593 36 15.6 2:58 (255, -2) パンスターズ彗星 (P/2012 B1) 現在は14.9等と、当初の予報より明るい(5月21日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って14〜16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 15 52.73 -25 8.4 3.223 4.211 164 15.8 22:49 ( 0, 30) June 14 15 49.15 -25 2.9 3.271 4.226 157 15.9 22:18 ( 0, 30) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は15.9等(6月2日、Taras Prystavski)。当初の予報より明るくなっている。2015年の秋から冬にかけて、4等級まで明るくなると期待されている。南半球では既に高く見えている。日本からも、今後は次第に高くなる。最盛期までは、南半球で条件が良い。最盛期の後は、日本から条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 0 3.06 -11 47.2 6.551 6.457 80 16.2 3:00 (297, 16) June 14 0 3.70 -12 3.5 6.371 6.394 86 16.1 2:58 (302, 20) シューメーカー-レヴィ第６彗星 (181P) 今回帰はまだ観測されていないが、既に16.5等まで明るくなっているはず。南半球では、明け方の低空に見えている。5月から6月にかけて、16等に達する。日本からは、7月に18等以下になってから、ようやく観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 2 39.82 10 1.6 1.782 1.125 35 16.3 3:00 (256, -2) June 14 3 5.47 13 16.1 1.790 1.125 35 16.3 2:58 (254, 0) クリステンセン彗星 (210P) 現在は20.4等(5月31日、E. Jehin, C. Opitom, J. Manfroid, M. Gillon)。予報よりかなり暗い。今後は急激に増光し、8月には10等に達すると期待されている。8月半ばまで、明け方の空で明るくなっていく様子を観測できる。南半球では条件が良いが、日本からはずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 0 49.61 -3 22.1 1.452 1.395 66 17.0 3:00 (283, 13) June 14 1 17.60 -0 56.2 1.337 1.300 65 16.3 2:58 (281, 14) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は16.5等(5月21日、Taras Prystavski)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 19 17.29 -1 59.3 6.188 7.002 140 16.4 2:17 ( 0, 53) June 14 19 15.47 -1 54.8 6.101 6.969 146 16.4 1:48 ( 0, 53) ラーソン彗星 (P/2014 E1) 急激に増光し、15.7等に達した(4月22日、Taras Prystavski)。6月からは減光し、8月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 13 46.98 -16 42.9 1.307 2.145 134 16.6 20:57 ( 4, 38) June 14 13 47.27 -17 41.5 1.366 2.148 128 16.7 21:01 ( 13, 36) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は16.5等(4月16日、Taras Prystavski)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って17等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、2014年夏までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 15 49.40 33 57.6 3.485 4.101 120 16.8 22:46 ( 0, 89) June 14 15 45.46 34 36.8 3.514 4.080 117 16.8 22:14 ( 0, 90) マクノート彗星 (C/2012 K6) 2013年の春から夏にかけて、14.0等に達した(6月11日、Sandor Szabo)。現在もまだ15.7等と、当初の予報よりかなり明るい(4月24日、Taras Prystavski)。日本からは、春にかけて、15〜16等で非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 11 27.99 36 27.1 4.845 4.813 82 17.0 20:57 (104, 59) June 14 11 26.14 36 17.6 4.998 4.856 76 17.2 21:01 (106, 53) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は17.5等(4月5日、N. James)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 18 30.91 49 1.3 6.138 6.482 105 17.1 1:31 (180, 76) June 14 18 21.92 49 47.6 6.125 6.479 106 17.1 0:55 (180, 75) マクノート彗星 (284P/2013 J1) 2007年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2014年の夏から秋にかけて、再び13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されていた。だが、実際には17.5等と、かなり暗い(4月28日、Taras Prystavski)。実際には16等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 22 59.40 -5 2.6 2.106 2.368 91 17.2 3:00 (304, 32) June 14 23 8.08 -4 39.1 2.015 2.356 96 17.1 2:58 (308, 35) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 現在は16.4等(5月7日、Taras Prystavski)。2014年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 13 40.88 -10 53.6 4.863 5.585 131 17.1 20:57 ( 7, 44) June 14 13 34.35 -10 44.9 4.951 5.570 123 17.1 21:01 ( 19, 42) ラーセン彗星 (280P/2013 C1) 2013年の初めに17.5等で観測された。2014年も、春から夏にかけて、再び17.5等で観測できるはずだが、まだ観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 19 42.89 -12 59.4 2.042 2.894 139 17.2 2:43 ( 0, 42) June 14 19 40.44 -13 18.8 2.007 2.913 147 17.2 2:13 ( 0, 42) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は18.2等(6月6日、iTelescope Observatory, Mayhill)。2014年の夏から2016年の初めにかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 17 11.93 -27 15.8 1.938 2.950 174 17.5 0:13 ( 0, 28) June 14 17 5.65 -26 58.0 1.909 2.921 173 17.4 23:34 ( 0, 28) マクノート彗星 (C/2013 G7) 現在は18.2等(4月22日、D. Herald)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 10 54.78 -52 57.2 4.318 4.721 107 17.4 20:57 ( 26, -7) June 14 10 49.76 -51 56.6 4.404 4.729 102 17.5 21:01 ( 31,-10) ムルコス彗星 (124P) 春に地球に0.68天文単位まで接近し、15.6等まで明るくなった(3月29日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に17.2等まで暗くなった(5月26日、C. Bell)。6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 10 59.92 -20 31.8 1.274 1.735 97 17.5 20:57 ( 44, 20) June 14 11 9.40 -22 33.1 1.352 1.757 94 17.7 21:01 ( 47, 15) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.8等(4月26日、A. Maury, J.-F. Soulier)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。2015年に近日点を通過する。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 21 19.54 -12 9.6 5.479 6.015 117 17.7 3:00 (335, 39) June 14 21 19.46 -12 8.5 5.377 6.006 124 17.6 2:58 (342, 41) マクノート彗星 (P/2005 L1) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20等以下と、予報よりかなり暗い(8月6日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 22 57.42 -7 39.9 3.050 3.270 93 17.7 3:00 (307, 30) June 14 23 1.55 -7 28.4 2.962 3.278 99 17.7 2:58 (311, 34) ギャラッド彗星 (296P/2014 A1) 現在は18.4等(6月7日、J. Nicolas, A. Klotz, F. Kugel, C. Rinner)。春から夏にかけて、18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 21 19.67 5 18.9 1.421 2.015 110 17.8 3:00 (324, 55) June 14 21 20.48 7 47.5 1.388 2.040 115 17.8 2:58 (332, 60) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P/2014 D2) 現在は18.3等(5月20日、K. Hills)。2015年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 10 58.64 -5 28.1 3.213 3.403 91 17.9 20:57 ( 56, 31) June 14 11 3.39 -5 36.1 3.296 3.390 86 17.9 21:01 ( 61, 26) トータス彗星 (P/2014 C1) 現在は17.1等(4月14日、A. Maury, J.-G. Bosch, T. Noel, J.-F. Soulier)。6月にかけて17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 18 32.38 -18 29.4 1.230 2.203 157 17.9 1:33 ( 0, 37) June 14 18 25.86 -18 33.8 1.239 2.237 165 18.0 0:59 ( 0, 36) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年から2013年にかけて、12〜13等まで明るくなった。既に遠ざかったが、まだ16.8等と明るい(5月29日、K. Hills)。しばらく17〜18等を保ち、南半球では条件良く観測できる。日本からも次第に高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 0 36.71 -12 42.4 3.915 3.752 73 17.9 3:00 (293, 9) June 14 0 42.08 -12 33.2 3.838 3.770 78 17.9 2:58 (296, 13) ボアッティーニ彗星 (C/2013 H2) 現在は17.6等(5月10日、Taras Prystavski)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 15 38.19 19 44.1 6.815 7.546 133 17.9 22:34 ( 0, 75) June 14 15 33.19 20 4.8 6.878 7.551 128 18.0 22:02 ( 0, 75) ビショア彗星 (297P/2014 D1) 現在は19.4等(5月3日、A. Waszczak)。2008年にアウトバーストを起こし、13等まで明るくなって発見された新周期彗星の初回帰。春から夏にかけて条件良く観測できる。だが、今回帰は19〜20等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 12 17.96 11 21.2 1.961 2.405 103 19.7 20:57 ( 50, 57) June 14 12 22.65 10 11.2 2.029 2.396 98 19.7 21:01 ( 57, 51) ブランペン彗星 (289P) 1819年に発見され、2003年に再発見された。予報では26等と極めて暗いはずだったが、2013年7月にバーストを起こし、17.5等まで明るくなった(7月6日、佐藤英貴氏)。だが、7月中旬以降は、観測されていない。2014年8月に近日点を通過し、太陽に0.96天文単位まで近づく。予報では23等止まりだが、彗星活動が続いていれば、もう少し明るく観測されるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 7 1 50.93 6 52.7 1.944 1.471 47 22.7 3:00 (266, 6) June 14 2 14.05 9 5.3 1.858 1.407 48 22.6 2:58 (264, 8)