今週の明るい彗星 (2015年4月4日：南半球版)

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ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中だが、まだ6.5等と明るい(4月3日、Maik Meyer)。日本からは、7月に13等になるまで、一晩中観測できる状態が続く。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 1 23.80 66 43.3 1.813 1.601 61 7.1 19:15 (152,-36) Apr. 11 1 24.82 69 13.8 1.893 1.662 61 7.5 19:05 (155,-37) ハウエル彗星 (88P) 現在は8.8等と、たいへん明るい(4月3日、Marco Goiato)。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、6月までは超低空で観測困難。6月からは、次第に暗くなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 21 51.47 -15 51.6 1.783 1.359 49 8.8 4:50 (268, 31) Apr. 11 22 15.09 -13 57.6 1.766 1.360 49 8.7 4:56 (265, 31) スワン彗星 (C/2015 F3) 明るい新彗星。現在は9.8等と、かなり明るい(3月31日、Uwe Pilz)。リラー彗星(C/1988 A1)、タイバー彗星(C/1996 Q1)の分裂核と思われる。12月から2月にかけて、日本からは夕空に明るく見えていたはずだが、発見されなかった。今後は減光していくが、日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 23 55.65 55 2.9 1.197 0.960 50 10.7 4:50 (222,-30) Apr. 11 0 3.44 63 36.2 1.136 1.028 57 10.9 4:56 (211,-30) スワン彗星 (C/2015 C2) 明るい新彗星。現在は9.5等と、かなり明るい(3月18日、Sandor Szabo)。日本からは、しばらく超低空で観測困難。5月からは次第に高くなるが、14等以下になる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 1 19.18 25 54.9 1.787 0.933 21 11.0 19:15 (107,-23) Apr. 11 1 23.35 31 39.3 1.858 1.023 23 11.6 19:05 (111,-29) ボレリー彗星 (19P) 現在は12.8等(3月21日、Michael Mattiazzo)。5月から6月にかけて10.5等まで明るくなるが、観測できない。日本からは、秋からは、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 1 49.39 -2 59.8 2.418 1.491 16 11.8 19:15 ( 86, -1) Apr. 11 2 7.87 0 4.6 2.402 1.459 15 11.5 19:05 ( 88, -3) ダレスト彗星 (6P) 4月から5月にかけて11等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。南半球では、4月末から明け方の超低空で観測できるようになる。日本からは、7月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 23 47.05 -6 24.3 2.312 1.412 19 11.9 4:50 (277, 2) Apr. 11 0 9.21 -5 5.5 2.322 1.435 21 11.6 4:56 (274, 3) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 当初の予報より明るく、2014年の暮れには、13.6等まで増光した(12月19日、Chris Wyatt)。秋から冬にかけて、4等級まで明るくなると期待されている。南半球では、明け方の空で次第に高くなってくる。日本からは、2015年12月まで、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 23 14.93 -21 37.3 4.205 3.444 35 12.0 4:50 (285, 17) Apr. 11 23 19.77 -21 38.6 4.052 3.363 41 11.8 4:56 (281, 22) パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 2015年7月に太陽に0.3天文単位まで接近し、明るくなると期待されている。1月には15.6等まで明るくなった(1月13日、井狩康一氏)。南半球では、今後はしばらく観測困難だが、7月半ばからは、暗くなっていく様子を観測できるようになる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 0 24.09 -3 58.8 2.969 1.999 11 12.9 4:50 (280, -7) Apr. 11 0 34.92 -2 1.2 2.842 1.888 14 12.5 4:56 (275, -4) ソーホー彗星 (C/2015 D1) 太陽に接近し、9等から2等まで急激に増光する様子が、探査機によって捉えられた。彗星核は崩壊したが、地上からも残骸が明るく見えた(3月7日、Juan Jose Gonzalez)。現在は10.3等以下(3月17日、Marek Biely)。日本からは、夕方の空に高く見える。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 3 39.02 50 31.4 1.570 1.328 57 13.2 19:15 (144,-13) Apr. 11 4 11.31 51 55.9 1.761 1.470 56 13.9 19:05 (146,-13) リニア彗星 (218P) 現在は15.5等(3月1日、Taras Prystavski)。急激に増光し、3月から5月にかけて、13等の明るさで条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 18 8.14 -19 0.3 0.483 1.196 101 13.5 4:50 (205, 73) Apr. 11 18 43.15 -18 0.9 0.473 1.181 100 13.3 4:56 (205, 72) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は14.3等(3月1日、Taras Prystavski)。2015年は、長期に渡って13〜14等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 19 1.70 -11 10.9 3.339 3.457 88 13.5 4:50 (224, 59) Apr. 11 19 7.74 -10 45.9 3.248 3.457 93 13.4 4:56 (212, 62) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は16.8等と、たいへん暗い(3月16日、関勉氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 17 57.35 -31 18.0 5.733 6.055 104 13.7 4:50 (230, 84) Apr. 11 17 57.99 -31 24.0 5.625 6.053 110 13.6 4:44 (180, 86) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 2014年の秋に6.9等まで明るくなった(10月17日、Marco Goiato)。現在は減光中だが、まだ12.6等と明るい(2月9日、Chris Wyatt)。南半球では、現在は一時的に観測できないが、4月中旬からは再び条件良く観測できる。日本からも、6月半ばには再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 0 38.30 -17 55.2 4.162 3.269 23 14.0 4:50 (293, -2) Apr. 11 0 41.46 -17 29.6 4.209 3.347 26 14.2 4:56 (289, 4) コプフ彗星 (22P) 現在は15.2等で、眼視でも見えている(3月18日、Sandor Szabo)。2015年の秋に11等まで明るくなる。今回帰は、最盛期まで明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 12 52.79 2 32.9 1.458 2.453 172 14.3 0:07 (180, 53) Apr. 11 12 46.44 3 21.4 1.425 2.410 166 14.1 23:28 (180, 52) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 2014年の秋から冬にかけて、9等まで明るくなった。現在は急激に減光中。既に14.6等まで暗くなった(3月28日、Todd Augustyniak)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を非常に条件良く観測できる。南半球では、今後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 17 1.87 46 40.5 2.154 2.586 104 14.1 4:15 (180, 8) Apr. 11 16 39.11 50 17.3 2.186 2.658 107 14.3 3:25 (180, 5) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 急激に増光した。現在は14.6等とかなり明るく、眼視でも見えている(3月17日、Sandor Szabo)。今後はしばらく14〜15等を保つ。日本からは、5月からは次第に低くなり、6月半ばには見えなくなる。南半球では、6月から次第に低くなり、8月初めには見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 8 46.63 9 52.2 2.896 3.472 117 14.4 19:57 (180, 45) Apr. 11 8 48.38 9 40.4 2.975 3.464 111 14.3 19:32 (180, 45) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 1月から2月にかけて、11等まで明るくなったはずだが、観測されなかった。現在は16.3等(3月29日、A. Maury, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。南半球では、今後は暗くなっていく様子を明け方の空で観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 22 59.85 -17 41.3 2.145 1.456 35 14.6 4:50 (280, 18) Apr. 11 23 20.84 -16 41.4 2.161 1.500 37 14.7 4:56 (277, 19) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は13.5等(3月14日、Chris Wyatt)。当初の予報より2等ほど暗い。今後は次第に減光していくが、しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 11 16.03 19 58.9 1.593 2.483 145 14.8 22:26 (180, 35) Apr. 11 11 13.60 19 26.3 1.672 2.517 139 14.9 21:56 (180, 36) ボリソフ彗星 (C/2014 R1) 秋から冬にかけて、10.6等まで明るくなった(11月29日、吉田誠一)。現在は12.4等(2月19日、Taras Prystavski)。今後は次第に減光していくが、暗くなるまでずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 17 41.13 -14 35.1 1.801 2.316 108 15.0 4:50 (183, 70) Apr. 11 17 41.75 -14 36.1 1.789 2.388 114 15.2 4:27 (180, 70) フィンレー彗星 (15P) 12月から1月にかけて、二度のバーストを起こし、7〜8等まで明るくなった。現在は減光中。既に13.4等まで暗くなった(3月16日、Catalina Sky Survey)。日本からは、今後は次第に低くなり、5月下旬には見えなくなる。南半球では、今後はずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 3 56.99 25 39.8 2.123 1.648 48 15.1 19:15 (127, 6) Apr. 11 4 19.07 26 37.1 2.232 1.715 47 15.7 19:05 (129, 6) テナグラ彗星 (C/2013 C2) 遠方の彗星だが、2月20日にバーストを起こし、15.3等まで明るくなっている(2月28日、Taras Prystavski)。眼視では12.5等と、極めて明るく報告されている(3月22日、Marco Goiato)。南半球では好条件だが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 12 9.29 -22 55.0 8.203 9.148 159 15.2 23:19 (180, 78) Apr. 11 12 7.45 -22 37.1 8.210 9.146 157 15.2 22:50 (180, 78) 小惑星ファエトン (3200) 3月15日に近日点を通過し、13等まで明るくなったはず。だが、今後は18等以下になるまで、観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 0 15.80 11 7.9 1.590 0.632 10 15.2 4:50 (266,-14) Apr. 11 0 38.17 14 35.6 1.737 0.780 11 15.8 4:56 (262,-14) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に16.0等まで暗くなった(2月14日、Taras Prystavski)。夏まで15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 11 18.55 -7 10.1 8.320 9.249 157 15.2 22:28 (180, 62) Apr. 11 11 14.78 -6 44.7 8.406 9.287 149 15.3 21:57 (180, 62) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は15.3等(1月7日、Taras Prystavski)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。南半球では2014年に、日本からは2015年に、非常に条件良く観測できる。3月から5月にかけては、一時的に観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 1 8.00 5 21.2 4.883 3.887 4 15.3 19:15 ( 87,-15) Apr. 11 1 13.68 6 53.6 4.892 3.890 1 15.3 4:56 (273,-17) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14〜15等で観測できる。だが、2014年12月以降は、観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 21 3.85 -3 40.6 6.208 5.730 57 15.5 4:50 (249, 33) Apr. 11 21 8.35 -3 16.9 6.092 5.704 62 15.5 4:56 (243, 38) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は14.7等(3月2日、Taras Prystavski)。2015年には、15〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 18 59.78 -18 12.2 7.508 7.565 89 15.6 4:50 (233, 65) Apr. 11 18 58.61 -18 30.2 7.413 7.594 96 15.6 4:56 (216, 70) ジャコビニ彗星 (205P) 2008年に112年ぶりに再発見された彗星の、初回帰。2008年には、12等まで明るくなった。今回は、春から夏にかけて、15等まで明るくなると期待されている。しばらくは、明け方の低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 22 10.50 -2 11.1 2.212 1.592 40 15.8 4:50 (259, 19) Apr. 11 22 31.00 -0 40.9 2.169 1.575 42 15.6 4:56 (256, 21) ジャック彗星 (C/2015 F4) 現在は15.7等(3月31日、MASTER-SAAO Observatory)。7月から8月にかけて、12等まで明るくなると期待されている。南半球では、夏まで条件良く観測できる。日本からは、5月から次第に高くなり、夏からはずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 19 57.03 -43 54.8 2.268 2.347 81 16.0 4:50 (299, 62) Apr. 11 20 8.56 -42 32.7 2.130 2.288 85 15.7 4:56 (297, 66) ボリソフ彗星 (C/2013 V2) 現在は15.4等で、眼視でも見えている(3月18日、Sandor Szabo)。日本からは、初夏まで15〜16等を保ち、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 13 7.26 34 3.2 3.019 3.842 140 15.7 0:21 (180, 21) Apr. 11 13 1.82 33 26.9 3.062 3.868 138 15.8 23:44 (180, 22) パンスターズ彗星 (C/2014 W9) 急激に増光した。現在は16.1等と、当初の予報よりかなり明るい(2月14日、Taras Prystavski)。だが、今後は急激に減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 16 19.22 -27 42.0 0.904 1.695 125 15.9 3:32 (180, 83) Apr. 11 16 23.21 -29 25.5 0.894 1.727 131 16.1 3:09 (180, 84) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は14.8等で、眼視でも見えている(3月18日、Sandor Szabo)。2016年の春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。南半球では、まもなく観測できなくなる。日本からも、次第に低くなり、5月半ばにはいったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 4 44.96 33 43.1 5.232 4.829 61 15.9 19:15 (140, 7) Apr. 11 4 45.71 33 34.6 5.274 4.762 54 15.9 19:05 (137, 5) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は19.2等(2月21日、Jean-Francois Soulier)。夏に15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されているが、この予報よりやや暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 20 44.07 -15 26.6 1.972 1.785 64 16.3 4:50 (257, 44) Apr. 11 21 1.96 -14 9.2 1.907 1.770 66 16.1 4:56 (253, 46) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は17.6等(2月23日、津村光則氏)。2016年に13等まで明るくなる。今後は低くなり、6月初めには観測できなくなる。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 6 7.02 26 59.5 2.906 2.868 77 16.2 19:15 (152, 22) Apr. 11 6 14.76 26 50.6 2.974 2.842 72 16.2 19:05 (150, 21) ハートレー第３彗星 (110P) 冬に13.8等まで明るくなった(2月15日、Jakub Cerny)。現在は減光中。すでに15.2等まで暗くなった(3月17日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。5月からは低くなり、日本からは6月、南半球でも7月には、観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 6 52.72 18 58.2 2.378 2.560 88 16.4 19:15 (160, 34) Apr. 11 7 1.16 18 32.0 2.475 2.571 83 16.5 19:05 (157, 33) エレーニン彗星 (P/2014 X1) 急激に増光し、近日点を通過した後も増光が続いている。現在は15.8等と明るく、眼視でも見えている(3月18日、Sandor Szabo)。もうしばらく、16等の明るさを保ちそう。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 7 17.58 51 46.8 1.771 2.032 89 16.4 19:15 (173, 3) Apr. 11 7 37.14 50 35.1 1.858 2.066 87 16.6 19:05 (173, 4) ポローニア彗星 (C/2015 F2) 現在は16.1等(3月31日、Polonia Observatory)。地球に接近し、4月から5月にかけて16等まで明るくなるが、7月には18等以下になる。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からも、5月からは非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 19 32.27 -45 9.2 0.826 1.258 86 16.6 4:50 (304, 66) Apr. 11 20 4.00 -39 54.1 0.786 1.231 86 16.4 4:56 (291, 67) 小島彗星 (70P) 現在は15.2等で、眼視でも見えている(3月18日、Sandor Szabo)。しばらく条件良く観測できるが、今後は次第に減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 11 53.97 11 22.8 1.435 2.392 158 16.4 23:04 (180, 44) Apr. 11 11 50.54 11 37.5 1.495 2.421 151 16.6 22:33 (180, 43) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 現在は16.1等(2月15日、Taras Prystavski)。2014年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 11 40.71 -22 0.0 4.439 5.370 156 16.7 22:50 (180, 77) Apr. 11 11 31.06 -21 16.9 4.475 5.376 151 16.8 22:13 (180, 76) ロニオス彗星 (201P) 現在は15.3等(2月23日、津村光則氏)。日本からは、しばらく条件良く観測できるが、次第に減光していく。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 5 20.06 29 44.0 1.699 1.612 67 16.8 19:15 (144, 15) Apr. 11 5 44.13 29 53.5 1.784 1.655 66 17.0 19:05 (145, 15) ジェディキ彗星 (269P/2012 R2) 現在は16.1等(2月22日、Taras Prystavski)。しばらく16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 7 56.35 14 9.6 3.791 4.156 104 16.9 19:15 (178, 41) Apr. 11 7 59.09 14 8.6 3.898 4.163 98 16.9 19:05 (173, 41) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P/2014 D2) 現在は17.7等(2月17日、K. Hills)。春から夏にかけて17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 17 17.18 -29 5.1 2.619 3.146 112 17.1 4:30 (180, 84) Apr. 11 17 19.24 -29 2.5 2.534 3.149 119 17.0 4:05 (180, 84) ヴァイサラ第１彗星 (40P) 秋から冬にかけて、15.5等まで明るくなった(11月25日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.6等まで暗くなった(2月15日、Taras Prystavski)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 17 52.30 -9 34.6 1.796 2.273 105 17.1 4:50 (189, 64) Apr. 11 17 56.09 -9 13.6 1.757 2.312 110 17.2 4:41 (180, 64) テンペル第２彗星 (10P) 現在は17.8等(2月25日、A. Diepvens)。今後は次第に明るくなっていく様子を観測できる。秋から冬にかけて11等まで明るくなるが、その頃は低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 14 52.74 3 24.5 1.600 2.506 148 17.3 2:06 (180, 52) Apr. 11 14 48.78 4 21.9 1.524 2.463 153 17.1 1:35 (180, 51) フェイ彗星 (4P) 現在は16.0等(3月20日、井狩康一氏)。今後はゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 9 7.59 7 44.5 2.486 3.143 122 17.3 20:18 (180, 47) Apr. 11 9 8.83 8 6.9 2.610 3.183 116 17.4 19:52 (180, 47) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は18.0等(2月27日、W. Hasubick)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 17 4.92 60 26.3 6.433 6.643 97 17.3 4:18 (180, -5) Apr. 11 16 56.50 61 41.4 6.435 6.655 98 17.3 3:42 (180, -7) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は17.7等(1月20日、Taras Prystavski)。2014年の夏に17等で観測された。日本からは、2015年も17.5等で、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 21 12.03 41 21.2 4.441 4.041 60 17.3 4:50 (217, -1) Apr. 11 21 21.35 42 29.0 4.438 4.060 61 17.3 4:56 (213, 1) パンスターズ彗星 (P/2015 F1) 現在は17.2等(3月24日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。7月まで17等を保つ。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 16 44.80 -23 9.1 1.882 2.545 120 17.4 3:58 (180, 78) Apr. 11 16 46.60 -23 22.1 1.811 2.547 127 17.3 3:32 (180, 78) ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 9月には6.5等まで明るくなった(9月21日、Marco Goiato)。現在は急激に減光中。既に17.7等以下まで暗くなった(2月15日、Taras Prystavski)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 14 12.37 24 46.3 2.236 3.100 143 17.4 1:27 (180, 30) Apr. 11 13 55.33 26 15.5 2.317 3.185 144 17.6 0:42 (180, 29) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 現在は18.6等(2月16日、K. Hills)。2016年に14等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 12 51.73 1 7.3 2.803 3.798 173 17.5 0:06 (180, 54) Apr. 11 12 47.42 1 41.6 2.778 3.764 167 17.4 23:29 (180, 53) リニア彗星 (221P) 現在は19.3等(3月27日、Pan-STARRS 1, Haleakala)。急激に増光し、5月から7月にかけて、16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 16 17.35 -23 43.9 1.194 1.966 127 17.8 3:30 (180, 79) Apr. 11 16 23.24 -23 4.6 1.115 1.940 132 17.6 3:09 (180, 78) オルボルセン彗星 (C/2013 U2) 現在は17.5等(2月19日、W. Hasubick)。2014年の初めに、17〜18等で観測された。2014年の秋から2015年の春にかけて、再び17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球からは見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 9 53.49 52 32.2 4.816 5.258 111 17.6 21:04 (180, 3) Apr. 11 9 51.82 51 26.8 4.903 5.271 106 17.7 20:35 (180, 4) マクノート-ハートレー彗星 (318P/2014 M6) 1994年に発見された彗星の、初回帰。現在は18.0等(3月31日、MASTER-SAAO Observatory)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなり、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 21 3.85 -33 19.1 3.282 3.018 66 17.8 4:50 (283, 48) Apr. 11 21 15.58 -33 3.7 3.170 2.985 70 17.6 4:56 (281, 52) パンスターズ彗星 (C/2014 Y1) 2016年の春に14等まで明るくなる。現在は16.9等(2月19日、W. Hasubick)。2015年は、日本からは春まで条件良く観測できる。南半球では、2015年は観測できないが、2016年の最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 7 19.38 37 38.4 3.671 3.844 92 17.7 19:15 (171, 17) Apr. 11 7 22.83 37 3.9 3.715 3.788 86 17.6 19:05 (168, 17) カタリナ彗星 (C/2014 W6) 現在は17.7等(2月24日、K. Hills)。冬から春にかけて、17等で観測できる。南半球では好条件だが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 10 26.59 -31 9.8 2.279 3.092 137 17.7 21:36 (180, 86) Apr. 11 10 19.01 -31 35.0 2.328 3.096 132 17.7 21:01 (180, 87) ガン彗星 (65P) 現在は17.6等(1月21日、Catalina Sky Survey)。現在は遠日点の近くにいる。冬から春にかけて、日本からは18等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 8 29.53 28 55.0 4.106 4.526 108 17.7 19:40 (180, 26) Apr. 11 8 30.09 28 40.8 4.199 4.515 102 17.8 19:13 (180, 26) スペースウォッチ彗星 (C/2013 TW5) 現在は16.6等(2月20日、井狩康一氏)。2014年から2015年にかけて18等を保つ。2015年は、冬から春にかけて条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 4 10 28.83 -10 53.9 5.208 6.050 144 17.9 21:39 (180, 66) Apr. 11 10 27.00 -10 50.1 5.279 6.064 138 17.9 21:10 (180, 66)