今週の明るい彗星 (2016年5月28日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

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パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は7.2等(5月25日、Thomas Lehmann)。春から夏にかけて地球に接近し、6等まで明るくなると期待されている。南半球では、今後は非常に条件良く観測できる。日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 22 56.10 -13 53.8 1.060 1.427 86 6.7 5:27 (219, 64) June 4 22 33.26 -20 25.3 0.887 1.470 101 6.4 5:31 (192, 75) リニア彗星 (252P) 3月21〜22日に地球に0.036天文単位まで大接近し、3.9等まで明るくなった(3月21日、Thomas Lehmann)。近日点を通過した後も増光を続けたが、現在は減光中。既に9.4等まで暗くなった(5月27日、Marco Goiato)。今後は北半球・南半球ともに、しばらく非常に条件良く観測できる。急激に減光するかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 16 49.16 7 29.6 0.430 1.403 150 10.2 0:27 (180, 47) June 4 16 43.46 6 16.9 0.491 1.464 151 11.0 23:49 (180, 49) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 現在は10.7等(5月26日、Thomas Lehmann)。今後はゆっくりと減光していく。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球でも、8月にかけて、夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 11 0.08 36 37.9 2.769 2.863 84 10.9 18:35 (180, 19) June 4 11 2.53 33 45.0 2.906 2.915 80 11.1 18:25 (177, 21) テンペル第１彗星 (9P) 現在は12.8等(5月12日、関勉氏)。急激に増光中だが、この予報より暗い。夏にかけて、11等で条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 11 50.04 12 31.2 1.088 1.674 105 11.8 19:25 (180, 43) June 4 11 56.79 10 26.8 1.116 1.649 101 11.7 19:04 (180, 45) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は10.9等(5月24日、Thomas Lehmann)。夏まで11等を保つ。日本からは、今後は低くなり、6月には観測できなくなる。南半球ではやや低いが、8月まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 8 2.05 20 57.2 2.111 1.678 51 11.7 18:26 (138, 21) June 4 8 20.81 20 8.6 2.132 1.657 49 11.7 18:25 (136, 21) パンスターズ彗星 (C/2015 WZ) 現在は12.1等と、かなり明るい(5月26日、Thomas Lehmann)。6月にかけて、12等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 22 5.72 44 57.6 1.356 1.506 77 12.1 5:27 (183, 10) June 4 21 24.12 49 18.1 1.246 1.549 85 12.2 4:35 (180, 6) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は12.7等(5月26日、Thomas Lehmann)。2015年の秋から2016年の夏にかけて、長期に渡って12〜13等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 16 52.21 69 53.8 2.631 2.794 88 12.3 0:31 (180,-15) June 4 16 23.41 67 45.6 2.633 2.816 89 12.4 23:27 (180,-13) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は12.5等(5月12日、安部裕史氏)。秋から冬にかけて、6等まで明るくなった。現在は減光中。南半球では、今後は観測できない。日本からも、5月から6月には超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 5 13.30 46 38.1 3.941 3.077 27 12.9 18:26 (133,-21) June 4 5 19.36 46 38.6 4.050 3.160 24 13.0 18:25 (131,-24) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 夏から秋にかけて、11等まで明るくなる。だが、2月には18.2等(2月17日、Alexander Baransky)と、この予報より2等ほど暗かった。まもなく明け方の空に現れるが、しばらくは低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 2 23.87 22 14.7 2.480 1.642 26 13.1 5:27 (240, 4) June 4 2 45.69 23 21.6 2.421 1.602 28 12.9 5:31 (237, 4) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 南半球では、非常に条件良く観測できる。現在は16.9等と暗い(5月18日、J. Nicolas, F. Kugel, A. Klotz, C. Rinner, J.-F. Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 19 54.23 -25 19.3 5.219 5.934 131 13.4 3:32 (180, 80) June 4 19 52.59 -25 22.6 5.138 5.932 138 13.4 3:03 (180, 80) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は13.1等(5月12日、安部裕史氏)。しばらく13等を保つ。南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 15 29.71 -23 2.7 1.386 2.387 168 13.7 23:04 (180, 78) June 4 15 25.08 -22 52.0 1.425 2.406 160 13.8 22:32 (180, 78) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 現在は14.6等(5月11日、安部裕史氏)。春から夏にかけて、14等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 21 4.34 -11 22.8 1.875 2.438 111 14.2 4:41 (180, 66) June 4 21 8.99 -11 7.1 1.808 2.444 117 14.2 4:19 (180, 66) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は観測できない。日本からは9月に、南半球では11月に、16.5等で観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 5 15.79 17 49.1 2.957 1.986 13 14.2 18:26 (108, -5) June 4 5 33.39 18 13.8 2.968 1.983 11 14.2 18:25 (107, -7) ロングモア彗星 (77P) 現在は13.0等と明るい(5月6日、Marco Goiato)。日本からは、今後は次第に低くなり、7月末には観測できなくなる。南半球では、秋まで条件良く観測できるが、今後はゆっくりと暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 12 30.75 -17 9.6 1.596 2.340 125 14.2 20:05 (180, 72) June 4 12 30.97 -17 56.7 1.666 2.342 119 14.3 19:38 (180, 73) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は15.1等(1月2日、門田健一氏)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14〜15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 0 17.50 1 39.2 5.273 4.883 62 14.5 5:27 (231, 40) June 4 0 22.79 1 55.6 5.179 4.884 67 14.5 5:31 (224, 43) シューメーカー-リニア彗星 (146P) 現在は15.9等(5月4日、佐藤英貴氏)。当初の予報より明るい。夏に14等まで明るくなりそう。南半球では、冬までずっと観測できるが、やや低い。日本からは、現在は観測できない。7月に明け方の空に現れ、その後は非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 1 39.33 -6 49.6 1.942 1.480 48 15.0 5:27 (256, 31) June 4 1 59.77 -4 12.2 1.908 1.461 49 14.8 5:31 (251, 31) リニア彗星 (C/2015 TQ209) 夏に13等まで明るくなるが、しばらく観測できない。12月にようやく明け方の空に姿を現すが、15等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 5 8.89 18 4.4 2.890 1.911 11 15.1 18:26 (107, -7) June 4 5 27.18 18 8.7 2.840 1.849 9 14.9 18:25 (106, -8) パンスターズ彗星 (C/2015 T4) 現在は14.9等と明るい(5月4日、佐藤英貴氏)。秋まで15等を保つ。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 5 13.76 -36 37.2 2.654 2.309 59 15.1 18:26 ( 61, 24) June 4 5 28.54 -38 14.0 2.609 2.302 61 15.0 18:25 ( 58, 23) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は14.8等(5月19日、Artyom Novichonok)。2017年の夏に7等まで明るくなると期待されている。日本からは、夏にはいったん低くなるが、最盛期まで明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2017年初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 7 32.41 57 9.6 5.274 4.685 49 15.3 18:26 (155,-11) June 4 7 41.82 56 42.0 5.261 4.622 46 15.3 18:25 (153,-12) コワル第２彗星 (104P) 急激に増光し、春に11.0等まで明るくなった(4月9日、C. Rinner, F. Kugel,　A. Klotz, J. Nicolas)。現在は減光中。日本からは、まもなく観測できなくなる。南半球では、7月まで観測できるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 6 54.83 16 10.4 2.069 1.398 36 15.3 18:26 (122, 14) June 4 7 19.61 15 19.3 2.131 1.444 36 15.6 18:25 (121, 15) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 2015年の春に急増光し、13.8等まで明るくなった(5月11日、Sandor Szabo)。現在も14.4等と明るい(5月12日、井狩康一氏)。南半球では非常に条件が良いが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 13 41.93 -27 8.4 3.387 4.246 143 15.6 21:16 (180, 82) June 4 13 40.79 -26 39.2 3.474 4.275 137 15.7 20:48 (180, 82) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 現在は16.3等(5月20日、Artyom Novichonok)。2017年の春に、7等まで明るくなると期待されているが、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 11 6.11 -0 16.1 4.309 4.607 100 16.3 18:41 (180, 55) June 4 11 6.62 -0 8.4 4.349 4.537 94 16.3 18:25 (175, 55) ガン彗星 (65P) 現在は16.3等(5月12日、井狩康一氏)。今後は次第に低くなり、8月には観測できなくなる。2017年に14等まで明るくなる。今回帰から近日点距離が2.4天文単位から2.9天文単位に遠ざかり、以前ほどは明るくならない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 11 22.35 13 29.9 3.407 3.704 99 16.3 18:57 (180, 42) June 4 11 24.42 12 55.3 3.491 3.688 93 16.3 18:32 (180, 42) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 2015年1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中。既に16.0等まで暗くなった(5月7日、大島雄二氏)。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 18 4.34 27 1.8 5.111 5.757 125 16.4 1:42 (180, 28) June 4 17 58.88 26 56.2 5.142 5.819 127 16.5 1:09 (180, 28) パンスターズ彗星 (C/2015 B2) 現在は17.0等(2月7日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2016年に長期に渡って16.5等を保ち、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 3 40.18 -36 57.8 3.781 3.376 59 16.7 5:27 (301, 22) June 4 3 41.84 -36 49.0 3.748 3.380 61 16.7 5:31 (298, 27) パンスターズ彗星 (C/2015 O1) 現在は17.2等(5月8日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。2017年から2018にかけて、長期に渡って13等で観測できる。2016年は、秋まで16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 20 11.16 -12 28.6 5.845 6.471 124 16.7 3:49 (180, 67) June 4 20 6.81 -12 9.7 5.706 6.427 131 16.7 3:17 (180, 67) ネオワイズ彗星 (C/2016 B1) 現在は15.9等と明るい(4月9日、佐藤英貴氏)。2016年から2017年にかけて、長期に渡って16等を保つ。2016年は、南半球では条件良く観測できるが、日本からは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 12 0.63 -34 16.3 3.037 3.678 122 16.7 19:36 (180, 89) June 4 12 3.59 -32 32.1 3.072 3.647 117 16.7 19:11 (180, 88) パンスターズ彗星 (C/2014 OE4) 現在は16.5等(5月11日、D. Buczynski)。2016年から2017年にかけて、16.5等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2016年は低空で、2017年は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 17 9.01 32 34.2 5.757 6.389 124 16.7 0:47 (180, 22) June 4 17 4.66 33 23.3 5.755 6.379 124 16.7 0:15 (180, 22) ハートレー第１彗星 (100P) 急激に増光し、5月に15.1等まで明るくなった(5月12日、大島雄二氏)。今後は急激に減光する。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 14 59.31 -37 40.0 1.089 2.057 156 16.7 22:33 ( 0, 87) June 4 14 51.08 -38 43.2 1.127 2.069 150 16.9 21:57 ( 0, 86) リニア彗星 (237P) 急激に増光し、15.6等まで明るくなっている(5月13日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。秋まで16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 12 52.92 -16 36.0 1.457 2.255 130 16.7 20:28 (180, 72) June 4 12 54.76 -15 34.8 1.493 2.231 124 16.7 20:02 (180, 71) リニア彗星 (C/2015 Y1) 急激に増光して、15.5等まで明るくなった(2月11日、井狩康一氏)。現在は減光中。既に16.5等まで暗くなった(5月9日、D. Buczynski)。日本からは、8月に18等以下になるまで観測できる。南半球では、まもなく測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 8 53.36 42 24.6 2.868 2.518 59 16.8 18:26 (159, 8) June 4 9 4.53 43 4.4 2.944 2.523 56 16.9 18:25 (156, 6) パンスターズ彗星 (C/2014 R3) 現在は16.9等(5月7日、K. Sarneczky)。急激に増光して、当初の予想より明るくなっている。2017年にかけて、17等を保つ。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 14 7.89 74 9.1 7.361 7.290 82 16.8 21:40 (180,-19) June 4 13 51.98 73 22.1 7.397 7.287 79 16.8 20:57 (180,-18) パンスターズ彗星 (C/2015 LC2) 現在は16.4等(5月10日、Catalina Sky Survey)。近日点を過ぎた後も、増光を続けている。秋まで17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 14 47.88 5 10.0 5.648 6.504 145 16.9 22:22 (180, 50) June 4 14 44.38 5 52.9 5.731 6.525 138 16.9 21:51 (180, 49) ソニア彗星 (C/2014 A4) 2014年の末から2016年の初めにかけて、15等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。日本からは、秋に17等で条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 0 23.72 32 22.6 5.264 4.727 53 16.9 5:27 (213, 14) June 4 0 22.80 33 34.9 5.200 4.754 58 16.9 5:31 (206, 16) リニア彗星 (219P) 現在は19.3等(5月4日、佐藤英貴氏)。夏に16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 18 16.17 -13 50.8 1.971 2.902 151 17.4 1:54 (180, 69) June 4 18 12.17 -13 17.0 1.913 2.879 158 17.2 1:23 (180, 68) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 2014年から2015年にかけて、13〜14等まで明るくなった。現在は減光中。既に18.1等まで暗くなった(4月23日、Slooh.com Canary Islands Observatory)。2016年は17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 23 16.43 -3 9.9 5.185 5.074 78 17.2 5:27 (217, 52) June 4 23 19.50 -2 57.3 5.122 5.117 84 17.2 5:31 (206, 55) マクノート彗星 (P/2008 J3) 2008年に16.5等まで明るくなった新彗星周期の初回帰。今回帰は非常に条件が良く、秋に15.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 23 42.00 -23 18.2 2.583 2.625 81 17.4 5:27 (252, 63) June 4 23 50.51 -22 29.4 2.481 2.603 85 17.3 5:31 (243, 67) リニア彗星 (C/2010 S1) 2011年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等で観測された。現在は減光中。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは超低空。2015年8月以降は観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 17 46.05 -36 27.7 8.556 9.491 156 17.3 1:24 ( 0, 89) June 4 17 41.34 -36 43.1 8.556 9.525 161 17.3 0:52 ( 0, 88) リニア-ミュラー彗星 (188P) 秋に16等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。だが、現在は19.7等と、かなり暗い(4月16日、A. Maury, J.-B. de Vanssay, J.-G. Bosch, J.-F. Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 22 54.30 -14 28.6 2.980 3.107 87 17.5 5:27 (219, 65) June 4 23 0.11 -13 54.3 2.863 3.083 92 17.4 5:31 (205, 67) ニート彗星 (180P) 現在は16.8等(5月10日、Catalina Sky Survey)。今後は減光し、まもなく18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 14 33.00 1 39.1 1.813 2.707 145 17.4 22:07 (180, 53) June 4 14 29.77 0 49.9 1.877 2.724 138 17.6 21:36 (180, 54) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に18.3等まで暗くなった(5月1日、J. Oey, P. Camilleri, H. Williams)。日本からは6月、南半球では7月には、観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 10 20.77 -2 10.8 11.440 11.502 90 17.4 18:26 (166, 56) June 4 10 20.44 -2 2.5 11.597 11.539 84 17.5 18:25 (155, 55) パンスターズ彗星 (C/2015 H2) 現在は18.0等(4月12日、A. Maury, J.-B. de Vanssay, J.-G. Bosch, J.-F. Soulier)。春から秋にかけて、南半球では17.5等で条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 18 12.52 -63 59.4 4.285 5.037 133 17.7 1:51 ( 0, 61) June 4 18 8.31 -64 17.3 4.248 5.028 136 17.7 1:19 ( 0, 61) コワルスキー彗星 (P/2006 F1) 2006年の発見時には17等と明るかったが、2008年に近日点を通過する前に減光し、行方不明となった。現在は22等以下(2015年6月15日、Erwin Schwab, Marco Micheli)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 15 41.31 6 36.9 3.573 4.482 150 17.8 23:15 (180, 48) June 4 15 37.50 6 30.6 3.596 4.475 146 17.8 22:44 (180, 49) テナグラ彗星 (C/2013 C2) 遠方の彗星。2015年2月20日にバーストを起こし、15等まで明るくなった。現在は16.7等(4月4日、佐藤英貴氏)。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 13 11.73 -23 28.7 8.424 9.187 136 17.8 20:46 (180, 79) June 4 13 11.05 -23 9.9 8.503 9.190 130 17.8 20:18 (180, 78) デノー彗星 (C/2016 J2) 新彗星。5月初めには15.6等と明るかった(5月6日、佐藤英貴氏)。急速に地球から遠ざかり、まもなく18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 10 10.84 2 14.3 1.352 1.647 87 17.8 18:26 (164, 51) June 4 10 13.82 6 44.9 1.547 1.686 79 18.2 18:25 (157, 46) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は18.5等(4月14日、佐藤英貴氏)。2017年に16等まで明るくなり、条件良く観測できる。2016年は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 19 32.63 -38 41.4 2.681 3.477 135 18.0 3:10 ( 0, 86) June 4 19 30.34 -39 7.6 2.602 3.458 141 17.8 2:41 ( 0, 86) パンスターズ彗星 (C/2016 A1) 2017年から2018年にかけて、長期に渡って16等を保つ。現在は17.8等(5月13日、J. Oey, P. Camilleri, H. Williams)。南半球では、初夏まで条件良く観測できる。日本からは、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 8 56.53 -18 59.3 6.770 6.647 78 17.9 18:26 (115, 60) June 4 8 57.80 -18 4.6 6.842 6.618 73 17.9 18:25 (109, 55) パンスターズ彗星 (C/2014 Y1) 現在は16.8等(4月12日、佐藤英貴氏)。冬から夏にかけて14等まで明るくなると期待されていたが、実際にはかなり暗い。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 16 20.50 -39 56.4 1.709 2.690 161 17.9 23:54 ( 0, 85) June 4 16 15.80 -40 7.5 1.754 2.733 160 18.0 23:22 ( 0, 85) リニア彗星 (333P) 2007年に小惑星2007 VA85として発見された天体の、初回帰。2月半ばから急激に増光して、春には11.3等まで明るくなった(3月5日、Juan Jose Gonzalez)。日本からは、5月には超低空だが、6月からは明け方の空で観測できるようになる。但し、急激に減光し、18等以下になるかもしれない。南半球では、9月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 28 2 55.08 45 25.6 2.121 1.338 29 18.3 5:27 (225,-16) June 4 2 50.54 47 5.3 2.106 1.390 34 18.5 5:31 (220,-12)