今週の明るい彗星 (2019年11月23日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 現在は10.8等(11月23日、Marco Goiato)。2020年に8等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、まもなく観測できなくなり、その後は7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 5 12.10 43 14.6 1.740 2.650 151 10.2 1:08 (180, 12) Nov. 30 4 58.50 45 56.3 1.660 2.585 154 10.0 0:27 (180, 9) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は11.2等(11月18日、Juan Jose Gonzalez)。冬にかけて、11等の明るさを保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、まもなく観測できなくなり、その後は二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 23 59.93 39 6.7 2.430 3.127 127 11.4 20:31 (172, 15) Nov. 30 23 50.13 39 9.6 2.515 3.130 120 11.5 20:40 (163, 13) アフリカーノ彗星 (C/2018 W2) 9月に8.3等まで明るくなった(9月20日、Maik Meyer)。現在は減光中。既に13.1等まで暗くなった(11月19日、Chris Wyatt)。南半球では、今後はずっと観測できる。日本からは、12月初めには観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 21 34.80 -43 19.3 1.838 1.820 73 12.6 20:31 ( 63, 54) Nov. 30 21 37.03 -44 7.1 2.021 1.877 67 12.9 20:40 ( 61, 48) マクノート彗星 (260P) 現在は11.7等(11月4日、Sandor Szabo)。今後は急激に減光する。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 2 24.27 49 33.8 0.721 1.635 145 13.1 22:16 (180, 5) Nov. 30 2 23.56 48 42.8 0.771 1.673 144 13.5 21:48 (180, 6) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は14.7等(11月19日、Chris Wyatt)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 0 25.89 13 26.8 5.090 5.780 130 13.2 20:31 (176, 41) Nov. 30 0 25.16 13 13.3 5.180 5.780 123 13.3 20:40 (164, 40) クレモラ彗星 (68P) 現在は13.9等(10月26日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後はゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 20 28.93 -15 32.5 1.966 1.800 65 14.1 20:31 ( 93, 31) Nov. 30 20 47.62 -15 4.0 2.025 1.807 63 14.2 20:40 ( 90, 27) ギブス彗星 (C/2018 A6) 現在は14.7等(11月19日、Chris Wyatt)。今後はゆっくりと減光していく。南半球では、2月から3月にかけては低空になるが、ずっと観測できる。日本からは、2020年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 20 54.32 -74 40.8 3.492 3.233 66 14.6 20:31 ( 18, 43) Nov. 30 21 11.90 -71 43.5 3.562 3.255 64 14.6 20:40 ( 22, 42) ワイスマン-スキッフ彗星 (114P) 現在は15.3等(11月5日、吉本勝己氏)。冬には14等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 2 11.79 41 9.5 0.734 1.665 150 14.8 22:04 (180, 14) Nov. 30 2 12.77 38 34.5 0.724 1.644 147 14.6 21:37 (180, 17) リニア彗星 (160P) 現在は14.8等(10月30日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。12月まで14.5〜15等を保つ。南半球では、条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 20 46.69 -15 50.6 1.874 1.789 69 14.7 20:31 ( 95, 35) Nov. 30 21 2.17 -13 55.6 1.930 1.787 66 14.7 20:40 ( 94, 30) シューメーカー第３彗星 (155P) 現在は15.4等(11月1日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。冬に14.5等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 10 9.03 14 5.0 1.494 1.804 90 14.9 3:01 (230, 25) Nov. 30 10 23.16 13 23.9 1.441 1.809 94 14.8 2:56 (228, 27) ゲーレルス第２彗星 (78P) 現在は16.3等(11月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 9 34.16 7 2.2 2.406 2.703 96 14.9 3:01 (227, 35) Nov. 30 9 37.29 6 29.5 2.344 2.735 102 15.0 2:56 (223, 39) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 2018年6月に7.7等まで明るくなった(6月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に15.1等まで暗くなった(11月6日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。南半球では、今後は暗くなるまで、長期に渡って観測できる。日本からは、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 6 39.94 -34 35.4 4.857 5.310 112 14.9 2:35 (180, 90) Nov. 30 6 33.69 -34 35.6 4.864 5.366 115 14.9 2:01 (180, 90) ボリソフ彗星 (2I) 現在は15.6等(11月6日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。離心率が3.35と、極端な双曲線軌道を持つ。史上初の恒星間彗星。12月に15等まで明るくなる。日本からは、12月初めまで条件良く観測できるが、その後は低くなり、1月半ばには観測できなくなる。南半球では、次第に高くなり、その後は非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 11 1.87 -6 39.3 2.125 2.036 71 15.2 3:01 (257, 29) Nov. 30 11 13.90 -11 48.7 2.057 2.016 73 15.1 2:56 (260, 34) リニア彗星 (C/2017 B3) 現在は14.7等(11月19日、Chris Wyatt)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 22 51.89 -32 38.1 4.532 4.657 91 15.3 20:31 ( 89, 68) Nov. 30 22 52.78 -31 12.0 4.665 4.688 85 15.3 20:40 ( 87, 60) アトラス彗星 (C/2019 K1) 南半球では、冬から春にかけて、14.5等の明るさで観測できる。日本からは、8月に17等になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 15 59.79 -55 45.2 2.968 2.240 35 15.4 20:31 ( 26, 11) Nov. 30 16 13.48 -57 56.8 2.919 2.205 36 15.3 2:56 (336, 12) パンスターズ彗星 (C/2018 F4) 現在は15.0等(7月21日、Taras Prystavski)。2019年から2020年にかけて、長期に渡って16等を保つ。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 13 25.84 -79 3.4 3.807 3.441 61 15.8 3:01 (347, 33) Nov. 30 13 58.50 -81 37.8 3.795 3.440 61 15.8 2:56 (350, 34) チェルヌイフ彗星 (101P) 現在は14.8等(11月4日、Sandor Szabo)。12月まで15〜16等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 23 49.54 -8 18.6 1.806 2.385 113 15.8 20:31 (154, 61) Nov. 30 23 54.15 -7 34.1 1.873 2.375 108 15.9 20:40 (141, 57) アトラス彗星 (C/2017 M4) 現在は14.8等(8月28日、Chris Wyatt)。今後はゆっくりと減光していく。南半球では、10月から11月にかけては低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 14 17.05 -53 46.3 5.069 4.336 38 15.9 3:01 (324, 18) Nov. 30 14 20.89 -55 5.6 5.080 4.377 40 15.9 2:56 (323, 21) ブランパン彗星 (289P) 9月には20.5等から18.5等まで、急激に増光した。だが、10月からは増光が止まった。現在は18.9等と暗い(11月21日、吉本勝己氏)。1月初めに地球に0.09天文単位まで大接近する。日本からは、非常に条件良く観測できる。2003年と同じ明るさであれば、17.5等止まりと思われる。だが、彗星活動を見せれば、13.5等まで明るくなるかもしれない。南半球では、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 22 24.79 -19 14.8 0.313 1.040 90 16.3 20:31 (110, 56) Nov. 30 22 29.62 -16 25.6 0.280 1.006 85 16.0 20:40 (106, 48) ハーゲンローザー彗星 (168P) 今回帰はまだ観測されていない。現在は21.5等より暗い(8月4日、Erwin Schwab)。8月から9月にかけて、12等まで明るくなると期待されていたが、予報よりかなり暗いと思われる。日本からは条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 7 35.68 60 37.7 1.078 1.824 123 16.2 3:01 (184, -6) Nov. 30 7 28.39 61 40.6 1.089 1.871 128 16.8 2:56 (180, -7) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は16.2等(10月25日、Thomas Lehmann)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、しばらくは観測できないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 17 28.57 46 31.5 10.683 10.390 70 16.3 20:31 (126,-36) Nov. 30 17 32.17 46 10.6 10.645 10.342 69 16.3 20:40 (124,-41) ニート彗星 (246P) 現在は17.4等(11月3日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、13.5〜14等まで明るくなる。今後は2020年夏まで、しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 12 25.92 12 55.9 4.037 3.653 60 16.4 3:01 (254, 1) Nov. 30 12 33.04 12 31.3 3.930 3.635 65 16.3 2:56 (252, 4) レモン彗星 (C/2018 DO4) 現在は15.3等(11月4日，Sandor Szabo)。10月から11月にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 2 23.78 -1 1.3 1.709 2.610 149 16.3 22:13 (180, 56) Nov. 30 2 1.05 -3 14.9 1.825 2.639 137 16.5 21:24 (180, 58) アトラス彗星 (C/2019 N1) 現在は16.7等(11月1日、門田健一氏)。2020年12月から2021年1月にかけて、10.5等まで明るくなる。日本からは、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できるが、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく観測できないが、最盛期からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 17 4.33 62 56.7 4.603 4.612 84 16.5 20:31 (146,-41) Nov. 30 17 12.05 62 9.1 4.540 4.549 84 16.4 20:40 (146,-45) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 2020年まで、長期に渡って16〜17等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球ではほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 13 8.20 51 40.9 8.706 8.594 80 16.9 3:01 (224,-27) Nov. 30 13 12.56 51 43.3 8.648 8.602 84 16.9 2:56 (223,-24) パンスターズ彗星 (C/2015 O1) 減光中。現在は17.3等(11月1日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。秋から冬にかけて17等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 9 12.58 23 40.0 6.182 6.532 106 16.9 3:01 (212, 24) Nov. 30 9 9.11 23 39.8 6.108 6.576 114 16.9 2:56 (206, 27) ラーソン彗星 (261P) 現在は17.1等(10月31日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光し、12月下旬には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 3 17.72 27 3.3 1.365 2.343 169 16.9 23:09 (180, 28) Nov. 30 3 12.50 26 20.0 1.407 2.369 163 17.2 22:36 (180, 29) ヤング彗星 (C/2019 K5) 現在は16.4等(10月30日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後はゆっくり減光していく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 3 15.14 -1 54.8 1.773 2.706 156 17.1 23:06 (180, 57) Nov. 30 3 12.29 -2 3.1 1.854 2.758 150 17.3 22:36 (180, 57) アトラス彗星 (C/2018 A3) 現在は17.7等(10月31日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光していく。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 1 28.13 37 39.9 3.530 4.370 144 17.1 21:19 (180, 17) Nov. 30 1 19.27 35 33.8 3.629 4.411 137 17.2 20:43 (180, 19) パンスターズ彗星 (C/2016 N6) 減光中。現在は17.1等(10月5日、M. Masek)。南半球では、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 5 57.83 -53 40.9 5.165 5.446 101 17.4 1:53 ( 0, 71) Nov. 30 5 47.02 -54 35.6 5.212 5.498 101 17.4 1:14 ( 0, 70) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は17.3等(10月26日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年の冬に、12等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 22 2.41 43 0.1 7.071 7.396 105 17.4 20:31 (152, 4) Nov. 30 22 3.82 42 29.0 7.095 7.351 101 17.4 20:40 (147, 1) 小惑星ファエトン (3200) 現在は16.3等(10月8日、ATLAS-HKO, Haleakala)。7月2日に近日点を通過して、13等まで明るくなったはずだが、その頃は観測できなかった。日本からは、12月に18等以下になるまで、非常に条件良く観測できる。南半球では低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 0 20.99 32 47.9 1.273 2.066 131 17.4 20:31 (176, 22) Nov. 30 0 17.59 30 5.4 1.379 2.106 125 17.7 20:40 (166, 24) コワルスキー彗星 (384P/2019 O1) 2014年に18等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.2等(11月1日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。12月には18等以下になる。日本からは、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 8 11.10 43 57.6 0.390 1.238 121 17.5 3:01 (192, 10) Nov. 30 8 11.35 44 0.3 0.407 1.277 127 17.6 2:56 (188, 10) ミュラー第５彗星 (173P) 現在は17.4等(10月31日、門田健一氏)。2019年後半から2021年初めにかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。近日点を通過する前に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 3 6.88 0 34.8 4.234 5.160 157 17.5 22:58 (180, 54) Nov. 30 3 3.36 0 35.4 4.257 5.147 151 17.5 22:27 (180, 54) ウェスト-コホウテク-池村彗星 (76P) 現在は17.8等(11月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。10月から12月にかけて、16.5等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗い。18等止まりと思われる。日本からは条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 9 25.86 28 35.8 1.065 1.628 104 17.8 3:01 (212, 19) Nov. 30 9 41.62 31 26.1 1.027 1.642 109 17.8 2:56 (209, 17) コルレヴィッチ彗星 (203P) 現在は17.9等(10月29日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。冬に18等で、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 4 19.73 24 30.8 2.266 3.247 172 17.8 0:15 (180, 30) Nov. 30 4 14.77 24 15.0 2.256 3.241 176 17.8 23:38 (180, 31) ボアッティーニ彗星 (387P/2019 R1) 9月に16等まで明るくなった。現在は減光中。現在は17.1等(11月1日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。12月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 10 33.28 1 48.9 1.434 1.608 80 17.9 3:01 (244, 29) Nov. 30 10 42.47 0 2.4 1.421 1.660 85 18.1 2:56 (243, 33) ラーセン彗星 (200P) 現在は19.7等と、かなり暗い(10月25日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。1997年には15.5等、2008年には17等まで明るくなったが、今回帰はかなり暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 23 1 5.48 13 57.8 2.542 3.358 139 20.3 20:57 (180, 41) Nov. 30 1 5.09 13 23.4 2.618 3.366 132 20.4 20:40 (177, 41)