今週の明るい彗星 (2020年10月3日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ハウエル彗星 (88P) 現在は9.2等(9月26日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。11月初めにかけて、8〜9等の明るさを保つ。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 16 54.22 -26 15.0 1.422 1.355 65 8.8 19:05 ( 41, 16) Oct. 10 17 21.36 -26 55.3 1.448 1.361 64 8.8 18:55 ( 39, 16) アトラス彗星 (C/2020 M3) 急増光した。現在は9.4等と、かなり明るい(9月26日、Michael Mattiazzo)。10月から11月にかけて9等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 4 26.62 -31 34.3 0.526 1.312 114 9.8 3:39 ( 0, 23) Oct. 10 4 42.20 -28 35.2 0.484 1.289 116 9.5 3:27 ( 0, 26) ネオワイズ彗星 (C/2020 P1) 現在は13.2等(9月20日、Michael Mattiazzo)。小型の彗星だが、10月20日に太陽に0.34天文単位まで接近し、8.5等まで明るくなると期待されている。南半球でも、まもなく観測できなくなる。日本からは、10月末に10等で明け方の空に現れる。その後は、急激に暗くなっていく様子を観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 12 31.99 -39 16.2 0.728 0.585 35 11.0 4:32 (298,-34) Oct. 10 12 33.37 -26 48.5 0.665 0.450 21 9.6 4:38 (288,-23) ネオワイズ彗星 (C/2020 F3) 7月3日に太陽に0.29天文単位まで接近して、0.6等まで明るくなった(Alan Hale)。現在は減光中。既に11.3等まで暗くなった(9月27日、津村光則己氏)。まもなく観測できなくなる。その後は、1月に14等で明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 15 6.99 -12 41.1 2.665 1.977 38 11.1 19:05 ( 69, 7) Oct. 10 15 14.70 -14 1.3 2.847 2.087 33 11.5 18:55 ( 69, 4) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 現在は11.2等(9月11日、Carlos Labordena)。まもなく観測できなくなる。その後は、1月に13.5等で明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 14 56.80 -8 1.6 3.283 2.530 35 11.8 19:05 ( 74, 8) Oct. 10 15 6.30 -10 3.0 3.401 2.595 30 12.0 18:55 ( 74, 5) ボリソフ彗星 (C/2020 Q1) 現在は12.5〜13.0等(9月19日、Michael Jager)。眼視では11.3等と、かなり明るい(9月12日、Carlos Labordena)。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球でも、10月から11月にかけて、低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 21 17.16 56 18.2 0.780 1.502 114 12.7 20:22 (180, 70) Oct. 10 20 26.14 43 42.6 0.900 1.553 109 13.2 19:07 (180, 82) カタリナ-アトラス彗星 (C/2020 K8) 8月に14.2等まで明るくなった(8月18日、Alan Hale)。9月に太陽に0.47天文単位まで接近して、11等まで明るくなると期待されていたが、予報ほど明るくならなかった。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 11 27.31 -4 48.9 1.535 0.652 17 13.1 4:32 (273, -4) Oct. 10 11 57.05 -5 40.0 1.674 0.768 16 14.0 4:38 (274, -4) アトラス彗星 (C/2019 N1) 夏に13.5等まで明るくなった(7月31日、門田健一氏)。現在は観測できない。秋から冬にかけて、12等まで明るくなると期待されている。南半球では、12月に明け方の空に現れて、その後は条件良く観測できるようになる。日本からは、11月から12月にかけて、超低空に見えるのみ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 13 0.16 8 48.6 2.830 1.875 14 13.2 19:05 (105, -6) Oct. 10 13 6.60 5 27.4 2.804 1.839 12 13.1 18:55 (104,-10) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は14.1等(9月22日、S. Shurpakov)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 2 47.74 27 34.3 5.018 5.828 140 13.2 2:01 ( 0, 83) Oct. 10 2 45.06 27 31.4 4.959 5.829 147 13.2 1:31 ( 0, 83) ニート彗星 (246P) 現在は15.3等(9月12日、SONEAR Observatory, Oliveira)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。1月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 14 22.28 -6 33.5 3.828 2.965 26 14.4 19:05 ( 80, 2) Oct. 10 14 32.42 -7 45.9 3.855 2.956 22 14.4 18:55 ( 81, 0) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は15.0等(9月20日、安部裕史氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、2020年は夏に超低空にしか見えないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 17 7.16 42 24.2 8.303 8.127 76 14.7 19:05 (116, 57) Oct. 10 17 9.07 41 30.4 8.293 8.074 73 14.7 18:55 (114, 54) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は16.1等(9月3日、Blue Mountains Observatory, Leura)。2021年に13等まで明るくなる。南半球では、10月まで15等で観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 14 28.03 -31 33.7 5.039 4.296 38 14.8 19:05 ( 59,-11) Oct. 10 14 34.51 -32 32.1 5.058 4.263 33 14.8 18:55 ( 60,-14) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は14.2等(9月15日、Thomas Lehmann)。秋まで14等を保つ。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 14 33.02 68 0.2 4.539 4.384 74 14.8 19:05 (153, 36) Oct. 10 14 44.37 66 33.2 4.572 4.428 75 14.9 18:55 (151, 35) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は15等(9月11日、Giuseppe Pappa)。2022年の冬に、12等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2021年11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 0 27.14 65 51.3 4.846 5.390 118 14.9 23:36 (180, 59) Oct. 10 0 20.56 65 48.9 4.772 5.347 120 14.9 23:02 (180, 59) ボアッティーニ彗星 (P/2020 P2) 2009年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は15.9等(9月21日、Michael Jager)。冬に12等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 3 40.63 -4 52.7 0.749 1.609 133 15.5 2:53 ( 0, 50) Oct. 10 3 49.32 -6 20.3 0.685 1.567 136 15.1 2:34 ( 0, 49) レモン彗星 (C/2019 U6) 6月に6.0等まで明るくなった(6月13日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に13.0等まで暗くなった(9月21日、吉田誠一)。これから長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 16 29.90 23 1.7 2.199 1.958 62 15.1 19:05 ( 89, 44) Oct. 10 16 45.58 23 1.8 2.314 2.047 62 15.6 18:55 ( 89, 44) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は15.0等(8月28日、Chris Wyatt)。2021年にかけて14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 17 20.98 -71 39.3 4.613 4.553 80 15.2 19:05 ( 12,-20) Oct. 10 17 38.77 -70 37.0 4.656 4.536 76 15.2 18:55 ( 12,-19) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は15.4等(9月21日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。2021年の春に、13.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年の春まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 17 16.55 -53 40.6 3.957 3.824 75 15.3 19:05 ( 22, -5) Oct. 10 17 14.50 -52 14.4 4.044 3.794 68 15.3 18:55 ( 25, -5) ギクラス彗星 (84P) 現在は15.5等(9月19日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。夏から冬にかけて15.5等を保ち、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 7 49.27 18 24.7 2.076 2.044 74 15.3 4:32 (287, 53) Oct. 10 8 0.23 18 8.5 2.032 2.077 78 15.3 4:38 (293, 57) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.3等(9月9日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14等の明るさを保つ。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 17 27.89 16 38.0 6.011 5.829 74 15.6 19:05 ( 70, 53) Oct. 10 17 28.57 15 21.5 6.076 5.802 69 15.6 18:55 ( 72, 48) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 現在は15.0〜15.5等(9月19日、Michael Jager)。12月13日に太陽に0.4天文単位まで接近して、9.5等まで明るくなると期待されている。11月末に10等になるまで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 8 24.61 5 14.4 1.748 1.581 63 16.2 4:32 (294, 38) Oct. 10 8 47.77 2 53.1 1.589 1.463 64 15.7 4:38 (298, 38) レオナード彗星 (C/2020 H4) 急激に増光して、8月から9月にかけて、14.5等まで明るくなると期待されていた。だが、現在の明るさが不明。6月30日には18.0等以下(Charles S. Morris)、7月13日には15.7等以下(Sandor Szabo)で、捉えられなかった。だが、Giuseppe Pappa氏は7月10日に14等、Thomas Lehmann氏は7月12日に15.2等と、明るく報告している。日本からは、ずっと観測できる。南半球では、10月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 10 49.49 18 11.8 1.788 1.117 34 15.7 4:32 (259, 16) Oct. 10 10 50.31 13 44.6 1.789 1.185 38 16.0 4:38 (267, 20) パンスターズ彗星 (C/2018 F4) 冬に13.5等まで明るくなった(12月6日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。現在は14.6等(9月20日、吉本勝己氏)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からはやや低い。9月12日に、Taras Prystavski氏によって核が分裂している姿が発見された。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 2 36.61 -38 5.2 3.701 4.407 129 15.8 1:50 ( 0, 17) Oct. 10 2 26.95 -37 54.8 3.722 4.445 131 15.9 1:13 ( 0, 17) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は15.7等(9月11日、Thomas Lehmann)。2021年にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 18 26.70 19 22.2 4.467 4.560 88 15.8 19:05 ( 57, 65) Oct. 10 18 25.48 19 11.8 4.574 4.572 83 15.9 18:55 ( 63, 62) レモン彗星 (C/2019 T2) 現在は15.1等(9月22日、S. Shurpakov)。2021年の春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、2020年は条件良く観測できるが、2021年は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 21 40.84 -19 19.5 2.624 3.365 130 15.9 20:50 ( 0, 36) Oct. 10 21 33.16 -21 28.2 2.689 3.323 121 15.9 20:15 ( 0, 33) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は15.3等(8月28日、Chris Wyatt)。夏から冬にかけて、16等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、10月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 20 48.76 -57 42.4 0.894 1.489 103 15.9 20:00 ( 0, -2) Oct. 10 20 55.70 -53 48.0 0.885 1.452 100 15.9 19:39 ( 0, 2) ホームズ彗星 (17P) 現在は17.2等(8月17日、P. Camilleri, H. Williams)。冬に15等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。南半球では、秋に16等になるまで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 18 28.56 -32 10.0 2.179 2.337 86 16.1 19:05 ( 19, 20) Oct. 10 18 38.46 -31 2.2 2.240 2.314 81 16.0 18:55 ( 21, 21) ラッセル-リニア彗星 (156P) 現在は15.7等(9月23日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。10月から11月にかけて、16等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 23 45.42 -33 1.6 0.511 1.435 141 16.1 22:54 ( 0, 22) Oct. 10 23 38.78 -29 45.5 0.494 1.407 138 16.0 22:20 ( 0, 26) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は16.9等(4月24日、J. Drummond)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。2020年は、南半球で非常に条件良く観測できる。日本からは、秋から冬には観測できるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 8 15.65 -31 5.5 6.805 6.477 66 16.3 4:32 (323, 12) Oct. 10 8 19.43 -31 52.4 6.708 6.438 70 16.2 4:38 (328, 15) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は15.9等(9月16日、J. Drummond)。2020年は15〜16等で観測できる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 17 59.79 -24 51.8 7.031 6.928 79 16.2 19:05 ( 28, 24) Oct. 10 17 59.21 -24 32.2 7.172 6.946 72 16.3 18:55 ( 33, 23) モーリー彗星 (115P) 現在は15.8等(9月5日、Thomas Lehmann)。12月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 19 49.46 -12 36.3 1.615 2.132 106 16.5 19:05 ( 1, 42) Oct. 10 19 59.50 -13 5.4 1.701 2.148 102 16.6 18:55 ( 4, 42) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.5等(9月11日、Giuseppe Pappa)。2020年から2021年にかけて、16.5〜17等で観測できる。南半球では、2021年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 22 57.75 71 41.6 5.617 6.040 110 16.6 22:06 (180, 53) Oct. 10 22 42.87 70 18.6 5.578 6.032 112 16.5 21:24 (180, 55) オリー彗星 (304P) 現在は15.0〜15.5等(9月19日、Michael Jager)。今後は減光して、11月には18等以下になる。日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 8 6.07 21 7.0 1.357 1.396 70 16.6 4:32 (280, 51) Oct. 10 8 24.04 20 25.1 1.350 1.432 73 16.8 4:38 (284, 54) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。現在は15.2等(9月22日、S. Shurpakov)。2020年は16等から17等へと減光してく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 0 4.05 1 49.6 5.376 6.367 171 16.7 23:13 ( 0, 57) Oct. 10 0 0.03 1 52.6 5.444 6.409 163 16.7 22:42 ( 0, 57) ジャクソン-ニェウイミン彗星 (58P) SWANの画像から24年ぶりに検出された。春に10.2等まで明るくなった(5月31日、Marco Goiato)。現在は急激に減光中。既に18.0等まで暗くなった(9月18日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 7 8.78 8 26.3 1.859 1.996 82 16.7 4:32 (310, 54) Oct. 10 7 16.08 7 43.0 1.832 2.047 87 17.0 4:38 (320, 57) 小惑星ゴールト (6478) 現在は17.5等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。メインベルトの小惑星だが、2019年には、彗星のように直線状の尾を伸ばした姿で観測された。2020年は、9月から10月にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 0 14.23 -0 30.0 1.296 2.292 172 16.7 23:23 ( 0, 54) Oct. 10 0 9.08 -2 26.2 1.331 2.308 163 16.9 22:51 ( 0, 53) カタリナ彗星 (257P) 現在は16.8等(9月14日、Thomas Lehmann)。10月まで16.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 20 28.02 5 28.4 1.489 2.149 118 16.7 19:39 ( 0, 60) Oct. 10 20 35.15 4 6.9 1.551 2.154 113 16.8 19:18 ( 0, 59) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.6等(9月19日、D. Buczynski)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 17 16.19 3 26.6 4.881 4.639 70 16.9 19:05 ( 58, 42) Oct. 10 17 15.99 2 11.2 4.988 4.637 63 17.0 18:55 ( 61, 38) 小惑星ファエトン (3200) 現在は18.6等(8月6日、Palomar Mountain--ZTF)。12月7日に太陽に0.14天文単位まで接近して、11等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。11月に16等になるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 8 0.11 26 0.9 1.292 1.386 73 17.2 4:32 (273, 55) Oct. 10 8 25.04 24 12.6 1.143 1.296 74 17.0 4:38 (278, 55) レモン彗星 (P/2020 M2) 2012年に17.5等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.5等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。夏から冬にかけて17等で、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 5 13.26 33 37.1 1.873 2.400 109 17.1 4:26 ( 0, 89) Oct. 10 5 17.13 34 27.5 1.814 2.416 115 17.0 4:02 ( 0, 89) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.6等(9月19日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。2020年から2021年にかけて、17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 18 55.95 30 41.9 8.702 8.866 96 17.1 19:05 ( 75, 77) Oct. 10 18 55.52 30 25.4 8.772 8.862 91 17.1 18:55 ( 80, 73) パンスターズ彗星 (C/2020 N1) 現在は17.4等(9月18日、E. Bryssinck)。2021年の冬から春にかけて、13.5等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、2021年の春まで超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 0 4.77 50 46.6 1.791 2.577 132 17.4 23:14 (180, 74) Oct. 10 23 55.71 50 48.6 1.707 2.503 133 17.1 22:37 (180, 74) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は17.4等(9月16日、Blue Mountains Observatory, Leura)。2021年の初めに、15.5等まで明るくなる。2020年は、南半球では11月まで観測できる。日本からは、2021年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 15 28.67 -30 54.6 2.947 2.405 48 17.4 19:05 ( 52, -1) Oct. 10 15 42.22 -31 19.4 2.953 2.351 44 17.3 18:55 ( 52, -2) テンペル-スイフト-リニア彗星 (11P) 現在は17.6等(9月21日、A. Diepvens)。11月に地球に0.5天文単位まで接近し、17等まで明るくなる。非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 23 30.47 31 5.9 0.563 1.510 148 17.5 22:40 ( 0, 86) Oct. 10 23 31.51 29 43.0 0.536 1.483 148 17.4 22:14 ( 0, 85) エンケ彗星 (2P) 6月25日に近日点を通過して、7.3等まで明るくなった(6月30日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に15.7等まで暗くなった(9月7日、Blue Mountains Observatory, Leura)。南半球では、夕空で暗くなっていく様子を条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 17 53.44 -30 11.4 1.696 1.792 78 17.4 19:05 ( 27, 19) Oct. 10 18 10.68 -29 35.8 1.853 1.873 75 17.9 18:55 ( 28, 19) ギブス彗星 (C/2018 A6) 2019年の春から秋にかけて、13.2等まで明るくなった(6月30日、Thomas Lehmann)。現在はゆっくりと減光中。既に16.2等まで暗くなった(9月11日、Giuseppe Pappa)。南半球では、ずっと観測できる。日本からは、ずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 22 30.92 -28 27.9 4.022 4.789 135 17.4 21:40 ( 0, 27) Oct. 10 22 25.25 -27 42.9 4.141 4.830 128 17.5 21:07 ( 0, 27) ミュラー第５彗星 (173P) 現在は17.6等(9月20日、A. Diepvens)。2019年後半から2021年初めにかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。近日点を通過する前に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 5 59.85 16 26.3 4.316 4.596 99 17.5 4:32 (331, 69) Oct. 10 6 1.51 16 28.8 4.202 4.585 106 17.5 4:38 (353, 71) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 2018年6月に7.7等まで明るくなった(6月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に18.7等まで暗くなった(9月20日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からも、今後は条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 6 39.92 -11 52.0 7.708 7.744 88 17.5 4:32 (334, 39) Oct. 10 6 39.36 -12 7.7 7.660 7.796 94 17.5 4:38 (345, 42) アトラス彗星 (C/2020 R4) 現在は18.1等(9月20日、吉本勝己氏)。2021年4月に、地球に0.46天文単位まで接近して、12.5等まで明るくなって、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 1 42.73 -11 22.0 1.515 2.469 157 17.8 0:57 ( 0, 44) Oct. 10 1 15.02 -14 18.5 1.428 2.387 158 17.6 0:02 ( 0, 41) マクノート彗星 (254P) 現在は17.9等(9月23日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。11月まで17.5等を保つ。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 23 6.17 -35 55.9 2.350 3.137 134 17.6 22:16 ( 0, 19) Oct. 10 23 3.83 -36 15.2 2.412 3.137 128 17.6 21:46 ( 0, 19) マックホルツ第２彗星 (141P) 急激に増光して、12月から1月にかけて、11等まで明るくなる。ずっと観測できる。南半球では、最盛期までは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 17 25.46 -9 55.5 1.313 1.380 71 18.0 19:05 ( 45, 33) Oct. 10 17 37.00 -10 11.4 1.295 1.305 67 17.6 18:55 ( 46, 32) ニート彗星 (215P) 現在は17.2等(9月13日、E. Bryssinck)。2019年に17等で観測された。2020年は、夏から秋にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 0 40.87 -7 30.0 2.800 3.785 168 17.7 23:50 ( 0, 48) Oct. 10 0 36.42 -7 43.9 2.822 3.793 164 17.7 23:18 ( 0, 47) ソーホー彗星 (C/2020 P4) 太陽観測探査機SOHOの画像から発見された新彗星。8月8日に太陽に0.09天文単位まで接近して、3等まで明るくなった。10月には明け方の空に現れるが、18等以下と思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 10 48.06 -1 36.7 2.346 1.526 27 17.7 4:32 (276, 5) Oct. 10 10 56.13 -2 36.1 2.424 1.659 31 18.1 4:38 (280, 10) マクノート彗星 (278P) 現在は17.3等(9月16日、Blue Mountains Observatory, Leura)。予想を上回って明るくなった。今後は減光し、10月には18等以下になる。日本からは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 15 46.49 -24 58.2 2.588 2.093 50 17.7 19:05 ( 53, 6) Oct. 10 16 3.14 -25 46.0 2.646 2.098 47 17.8 18:55 ( 53, 5) アトラス彗星 (C/2019 E3) 2027年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 10 2.14 -46 31.1 12.499 11.940 54 17.8 4:32 (318,-13) Oct. 10 10 3.80 -47 7.0 12.459 11.922 55 17.7 4:38 (322,-10) ハグ-ベル彗星 (178P) 現在は17.4等(9月5日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。冬にかけて、17.5〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 7 6.94 17 1.3 1.839 1.999 83 17.8 4:32 (300, 60) Oct. 10 7 17.72 17 2.5 1.786 2.019 88 17.8 4:38 (308, 64) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は17.7等(9月14日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。2021年の夏に、16.5等まで明るくなる。南半球では、しばらく条件良く観測できる。日本からは、2021年2月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 15 13.05 -43 48.7 6.053 5.504 52 17.8 19:05 ( 44,-11) Oct. 10 15 20.05 -43 13.2 6.105 5.480 47 17.8 18:55 ( 45,-13) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は17.2等(9月12日、D. Buczynski)。2021年の春から2022年の春にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。日本からは、ずっと観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 19 52.78 52 48.0 3.933 4.296 104 18.0 19:05 (179, 72) Oct. 10 19 44.31 51 41.4 3.934 4.251 101 17.9 18:55 (165, 73)