今週の明るい彗星 (2021年3月27日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

アトラス彗星 (C/2020 R4) 12月に急激に増光した。現在は8.9等と明るい(3月26日、Michael Mattiazzo)。4月に地球に0.46天文単位まで接近して、8.5等の明るさで非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 20 3.46 -4 8.2 1.062 1.111 65 9.3 4:29 (300, 29) Apr. 3 19 41.96 0 3.1 0.861 1.159 76 9.1 4:18 (304, 39) テンペル第２彗星 (10P) 現在は10.6等(3月25日、Chris Wyatt)。南半球では、明け方の空に現れてきた。日本からは6月に、ようやく明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 22 34.20 -11 30.9 2.179 1.413 30 11.6 4:29 (281, -4) Apr. 3 22 56.95 -9 57.9 2.167 1.416 31 11.6 4:18 (279, -4) スワン彗星 (C/2021 D1) 3月初めに、10.5等まで明るくなった(3月8日、Bob King)。現在は減光中。日本からは6月初めまで、夕方の低空で暗くなっていく様子を観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 1 46.36 28 58.6 1.693 1.016 33 11.7 19:42 (116, 14) Apr. 3 2 26.06 31 29.0 1.734 1.077 34 12.0 19:48 (118, 16) パロマー彗星 (C/2020 T2) 急激に増光した。現在は12.5等と、かなり明るい(3月24日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて11等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 14 5.76 33 57.7 1.584 2.406 136 12.1 1:49 ( 0, 89) Apr. 3 14 3.05 34 19.8 1.535 2.365 136 11.9 1:19 ( 0, 89) アトラス彗星 (C/2019 N1) 冬に11.6等まで明るくなった(2月18日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。だが、まだ13.5等と明るい(3月25日、Chris Wyatt)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 3 34.65 -71 52.1 2.197 2.256 80 12.7 19:42 ( 19,-26) Apr. 3 3 45.52 -68 18.8 2.273 2.313 79 12.9 19:48 ( 23,-26) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は13.2等(3月29日、Thomas Lehmann)。2022年の冬に、10等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 2 11.03 51 13.6 4.910 4.394 53 13.0 19:42 (135, 28) Apr. 3 2 23.66 51 5.9 4.934 4.359 50 12.9 19:48 (136, 25) ネオワイズ彗星 (C/2021 A4) 急激に増光して、2月初めに12.5等まで明るくなった(2月8日、Michael Jager)。現在は減光中。だが、まだ13.0等と明るい(3月27日、Thomas Lehmann)。日本からは、4月初めまでしか観測できない。南半球では、今後は減光していく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 4 12.86 -5 19.8 1.311 1.151 57 13.0 19:42 ( 65, 23) Apr. 3 4 12.18 -7 58.6 1.465 1.167 52 13.5 19:48 ( 69, 15) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は14.8等(3月25日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されている。だが、最近はこの予報より暗い。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 18 56.45 -65 18.6 3.567 3.683 88 13.4 4:29 (347,-13) Apr. 3 19 12.16 -67 1.9 3.488 3.670 92 13.4 4:18 (347,-15) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は13.3等(3月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく超低空が続くが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 18 28.03 38 57.3 6.738 6.768 87 13.4 4:29 (251, 69) Apr. 3 18 28.06 39 35.2 6.626 6.711 90 13.4 4:18 (249, 73) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は13.2等(3月6日、Thomas Lehmann)。南半球では、既に観測できない。日本からも、4月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 2 50.81 24 56.7 6.570 5.867 42 13.9 19:42 (105, 24) Apr. 3 2 56.18 25 12.5 6.642 5.869 36 13.9 19:48 (109, 18) ニート彗星 (246P) 現在は15.0等(3月20日、F. Kugel, J.-G. Bosch)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 18 54.94 -23 53.4 2.802 2.869 83 13.9 4:29 (328, 24) Apr. 3 19 2.56 -24 13.2 2.711 2.872 88 13.9 4:18 (330, 24) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は13.3等(3月24日、Chris Wyatt)。初夏まで13.5等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からも、ゆっくりと高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 17 24.09 -39 1.2 2.994 3.362 102 14.1 4:29 (352, 15) Apr. 3 17 13.14 -38 32.0 2.856 3.358 111 14.0 4:18 (358, 16) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 現在は13.5等(3月28日、Thomas Lehmann)。急激に増光中。5月から8月にかけて、11等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、しばらく条件良く観測できるが、7月以降は超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 17 35.82 9 20.4 0.861 1.439 101 14.5 4:29 (333, 62) Apr. 3 17 57.21 8 55.4 0.795 1.399 101 14.2 4:18 (332, 61) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は14.6等(3月26日、Thomas Lehmann)。2022年に11.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、5月まで低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 7 59.19 -34 26.1 5.104 5.542 111 14.4 19:42 ( 1, 21) Apr. 3 8 0.16 -33 21.9 5.119 5.508 107 14.4 19:48 ( 8, 21) パンスターズ彗星 (C/2020 K5) 春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、現在は19.0等と、極端に暗い(3月22日、A. C. Gilmore, P. M. Kilmartin)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、8月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 20 58.50 -36 47.7 2.063 1.814 61 14.7 4:29 (314, -3) Apr. 3 21 24.68 -38 54.9 1.950 1.766 64 14.4 4:18 (315, -5) ネオワイズ彗星 (C/2021 A2) 2月初めに、10.5等まで明るくなった(2月6日、Marco Goiato)。現在は急激に減光中。既に15.6等まで暗くなった(3月29日、Thomas Lehmann)。日本からは、今後は長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 4 58.87 47 39.7 1.648 1.677 74 14.6 19:42 (125, 54) Apr. 3 4 59.48 49 26.7 1.824 1.731 68 15.1 19:48 (128, 49) ラッセル-リニア彗星 (156P) 急激に増光して、11月に9.7等まで明るくなった(11月15日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に14.1等まで暗くなった(3月29日、Thomas Lehmann)。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 5 27.32 40 45.2 1.888 1.941 77 14.6 19:42 (112, 60) Apr. 3 5 47.36 40 27.7 1.999 1.991 75 14.9 19:48 (112, 57) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 12月初めに、5.6等まで増光した(12月9日、Marco Goiato)。12月中旬には、SOHO探査機の画像で、約3等の明るさで見えていた(12月18日、佐藤裕久氏)。現在は観測できない。4月に再び明け方の空に現れるが、15等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 23 6.61 7 20.9 3.021 2.108 19 14.6 4:29 (261, 0) Apr. 3 23 16.74 8 34.4 3.098 2.212 23 14.9 4:18 (261, 2) ハウエル彗星 (88P) 秋に8.2等まで明るくなった(10月13日、Chris Wyatt)。2月には13.0等まで暗くなった(2月14日、Sandor Szabo)。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 1 23.42 7 13.1 3.198 2.254 15 14.8 19:42 (101, -3) Apr. 3 1 36.44 8 35.6 3.267 2.300 12 15.0 19:48 (106, -7) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は15.8等(1月14日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。2021年末まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 22 48.02 -41 37.9 4.913 4.326 49 15.1 4:29 (306,-23) Apr. 3 22 55.65 -40 41.5 4.859 4.327 52 15.1 4:18 (306,-21) レモン彗星 (C/2019 T2) 春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 23 18.62 -45 18.4 3.192 2.661 49 15.2 4:29 (307,-29) Apr. 3 23 32.08 -46 55.4 3.101 2.654 54 15.1 4:18 (309,-29) ホームズ彗星 (17P) 現在は15.8等(1月16日、Slooh.com Canary Islands Observatory)。6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 0 2.97 8 55.5 3.081 2.098 8 15.2 4:29 (251,-10) Apr. 3 0 17.09 10 58.8 3.084 2.106 9 15.3 4:18 (250, -8) フェイ彗星 (4P) 今回帰はまだ観測されていない。夏から秋にかけて、10等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。まもなく明け方の空に現れてくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 22 21.80 -5 16.0 3.072 2.279 31 15.4 4:29 (278, 2) Apr. 3 22 35.71 -4 0.5 2.988 2.236 34 15.2 4:18 (277, 3) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は14.7等(3月12日、D. Buczynski)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14〜15等の明るさを保つ。今後は明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 18 22.72 1 55.6 5.178 5.273 89 15.3 4:29 (320, 50) Apr. 3 18 21.29 1 45.2 5.046 5.256 96 15.2 4:18 (327, 52) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020年に長期に渡って8〜9等で観測された。現在は減光中。既に16.4等まで暗くなった(3月27日、Thomas Lehmann)。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 17 46.96 -37 56.4 3.919 4.186 98 15.3 4:29 (347, 16) Apr. 3 17 46.17 -38 58.4 3.876 4.252 105 15.4 4:18 (351, 15) ネオワイズ彗星 (C/2021 A7) 現在は14.7等(3月26日、Thomas Lehmann)。夏にかけて15等を保つ。南半球では、6月まで条件良く観測できる。日本からは、3月から5月にかけて、低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 6 17.97 -36 19.7 2.148 2.376 90 15.4 19:42 ( 21, 15) Apr. 3 6 26.53 -32 4.3 2.138 2.331 88 15.3 19:48 ( 28, 17) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.2等(3月24日、F. Kugel, J.-G. Bosch)。2022年に13等まで明るくなる。2021年は、15〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 13 33.68 -1 28.3 2.756 3.719 162 15.5 1:17 ( 0, 53) Apr. 3 13 29.38 -1 7.6 2.717 3.703 169 15.4 0:45 ( 0, 54) アトラス彗星 (C/2020 M3) 11月に7.3等まで明るくなった(11月7日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に16.0等まで暗くなった(3月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、今後はずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 6 58.31 45 18.7 2.156 2.444 94 15.5 19:42 (136, 74) Apr. 3 7 10.53 44 36.4 2.306 2.517 90 15.9 19:48 (127, 71) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は15.4等(3月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春まで15〜16等を保つ。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 19 22.11 38 42.6 5.152 5.022 76 15.6 4:29 (252, 59) Apr. 3 19 21.22 40 36.5 5.116 5.047 80 15.6 4:18 (248, 62) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は観測できない。6月には観測できるようになるが、その頃には17等まで暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 23 32.79 -3 23.0 2.539 1.589 13 15.8 4:29 (266,-11) Apr. 3 23 51.25 -0 37.5 2.542 1.600 15 15.9 4:18 (264,-10) ロニオス-ヒル彗星 (409P/2020 V1) 2006年に14〜15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は15.3等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に減光し、5月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 13 20.91 19 10.1 0.914 1.863 154 15.9 1:04 ( 0, 74) Apr. 3 13 19.96 20 25.3 0.943 1.890 153 16.1 0:36 ( 0, 75) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は16.3等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、春から2022年の初めにかけて、長期に渡って15等で観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 20 19.44 60 38.8 3.464 3.329 73 16.0 4:29 (216, 48) Apr. 3 20 17.87 63 21.3 3.406 3.301 75 15.9 4:18 (211, 49) パンスターズ彗星 (C/2020 N1) 現在は16.0等(3月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光していく。日本からは、次第に低くなり、5月には観測できなくなる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 4 53.27 12 43.3 1.351 1.339 67 16.0 19:42 ( 74, 42) Apr. 3 5 18.65 10 38.8 1.392 1.360 67 16.2 19:48 ( 73, 39) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は15.4等(3月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 15 58.42 68 50.9 5.280 5.540 99 16.1 3:41 (180, 56) Apr. 3 15 45.18 69 19.7 5.332 5.587 99 16.2 3:00 (180, 56) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は16.3等(3月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 13 33.85 -20 26.6 4.247 5.169 155 16.3 1:18 ( 0, 34) Apr. 3 13 25.84 -20 39.8 4.161 5.122 162 16.2 0:42 ( 0, 34) ボアッティーニ彗星 (398P/2020 P2) 2009年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。1月に11.7等まで明るくなった(1月10日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に16.9等まで暗くなった(3月29日、Thomas Lehmann)。今後は減光していく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 7 58.60 28 2.3 1.012 1.643 109 16.3 19:42 ( 3, 83) Apr. 3 8 15.57 27 45.5 1.104 1.688 106 16.8 19:48 ( 30, 82) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は15.5等(3月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 14 20.10 -19 43.6 4.069 4.932 146 16.5 2:03 ( 0, 35) Apr. 3 14 16.32 -18 23.0 3.993 4.916 154 16.4 1:32 ( 0, 36) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.5等(2月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16等で観測できる。南半球では、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 23 2.58 42 33.3 6.627 5.949 43 16.5 4:29 (231, 20) Apr. 3 23 6.02 42 34.0 6.633 5.951 43 16.5 4:18 (233, 22) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.7等(3月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 17 43.70 -12 55.3 4.492 4.769 100 16.6 4:29 (341, 40) Apr. 3 17 39.40 -13 22.0 4.379 4.783 107 16.5 4:18 (348, 41) レモン彗星 (C/2020 S8) 現在は16.2等(3月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。4月から5月にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 15 53.74 16 13.4 1.655 2.370 124 16.7 3:37 ( 0, 71) Apr. 3 15 31.87 15 53.1 1.556 2.366 134 16.6 2:48 ( 0, 71) パンスターズ彗星 (P/2020 U2) かなり急激に増光して、15.0等まで明るくなった(2月4日、Michael Jager)。現在は減光中。既に16.9等まで暗くなった(3月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 5 17.44 28 13.0 2.044 2.019 74 16.7 19:42 ( 90, 55) Apr. 3 5 34.05 28 5.6 2.135 2.044 71 16.9 19:48 ( 93, 51) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.2等(3月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16〜17等を保つ。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 19 46.35 38 38.4 9.073 8.820 72 16.7 4:29 (251, 54) Apr. 3 19 47.10 39 39.3 9.019 8.821 75 16.7 4:18 (249, 57) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は17.0等(3月4日、D. Husar)。夏に16.5等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 17 37.41 -32 49.8 4.725 5.010 100 16.9 4:29 (348, 21) Apr. 3 17 37.27 -32 10.5 4.600 4.997 107 16.8 4:18 (352, 22) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は17.7等(3月6日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。ゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 18 26.24 -17 23.5 7.372 7.438 89 17.0 4:29 (331, 32) Apr. 3 18 24.40 -17 1.9 7.269 7.461 97 17.0 4:18 (336, 34) 小惑星A/2019 U5 (A/2019 U5) 現在は17.0等(4月1日、Michael Jager)。小惑星だが、急激に増光している。2023年に11等まで明るくなりそう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 18 35.00 43 25.4 7.100 7.103 86 17.0 4:29 (240, 67) Apr. 3 18 33.16 44 21.0 7.003 7.058 89 17.0 4:18 (235, 70) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は16.3等(3月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、7月半ばまで超低空に見えた後は、しばらく観測できなくなる。だが、2023年の夏からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 12 50.25 36 41.3 6.861 7.656 140 17.0 0:34 (180, 88) Apr. 3 12 45.04 37 19.1 6.837 7.604 137 17.0 0:01 (180, 88) ラーソン彗星 (413P/2020 W4) 2014年に16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.0等(3月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。7月まで17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 12 40.56 12 56.4 1.334 2.309 163 17.1 0:24 ( 0, 68) Apr. 3 12 33.91 12 41.1 1.319 2.290 161 17.0 23:45 ( 0, 68) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は18.2等(3月12日、Thomas Lehmann)。2022年に12等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年の秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 2 48.26 -42 55.9 6.277 5.778 55 17.1 19:42 ( 48,-16) Apr. 3 2 51.01 -42 32.7 6.239 5.728 55 17.1 19:48 ( 52,-20) リニア彗星 (277P) 予想を上回って急激に増光した。現在は16.9等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 5 11.31 20 5.5 2.119 2.050 72 17.2 19:42 ( 79, 50) Apr. 3 5 26.34 19 42.0 2.211 2.073 68 17.4 19:48 ( 82, 46) マックホルツ第２彗星 (141P) 12月初めに急激に増光して、1月に10.0等まで明るくなった(1月7日、Michael Jager)。現在は減光中。だが、3月初めにバーストを起こして、12.9等まで明るくなった(3月3日、Martin Masek)。現在は14.1等(3月15日、Thomas Lehmann)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 6 34.70 5 33.0 1.281 1.660 92 17.2 19:42 ( 39, 55) Apr. 3 6 52.58 5 54.2 1.407 1.733 90 17.9 19:48 ( 45, 53) レオナード彗星 (C/2021 A1) 現在は17.4等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。12月に地球に0.2天文単位まで接近して、4等まで明るくなると期待されている。日本からは12月まで、明るくなっていく様子を、ずっと条件良く観測できる。南半球では、12月半ばまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 13 1.58 59 47.6 3.655 4.206 117 17.6 0:46 (180, 65) Apr. 3 12 44.39 60 48.7 3.621 4.129 113 17.5 0:01 (180, 64) レモン彗星 (C/2020 F7) 現在は17.1等(3月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に増光した。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、5月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 8 27.21 -6 59.8 5.020 5.601 121 17.5 20:07 ( 0, 48) Apr. 3 8 23.57 -7 3.4 5.101 5.586 114 17.5 19:48 ( 5, 48) アトラス彗星 (C/2019 C1) 現在は17.8等(3月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光中。2021年は、初夏まで17〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 13 7.78 -18 8.4 5.977 6.927 160 17.5 0:51 ( 0, 37) Apr. 3 13 5.81 -17 36.7 5.965 6.942 166 17.5 0:22 ( 0, 37) コワル第１彗星 (99P) 現在は17.4等(3月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2023年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 10 44.08 12 3.5 4.018 4.918 151 17.6 22:24 ( 0, 67) Apr. 3 10 41.50 12 12.7 4.067 4.910 143 17.6 21:54 ( 0, 67) ネオワイズ彗星 (417P/2021 B1) 2015年に19等で観測された新周期彗星の初回帰。現在は17.8等(3月4日、Giuseppe Pappa)。初夏に17等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 17 35.93 -11 16.4 0.954 1.517 102 17.7 4:29 (343, 42) Apr. 3 17 54.29 -11 18.0 0.906 1.505 104 17.6 4:18 (343, 42) アトラス彗星 (C/2020 Y3) 現在は16.8等(3月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 14 47.73 35 17.6 1.653 2.411 129 17.6 2:31 (180, 90) Apr. 3 14 40.01 39 52.1 1.711 2.457 128 17.8 1:56 (180, 85) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は16.9等(3月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光し、4月には18等以下になる。日本からは、今後は長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 3 57.56 43 55.7 1.972 1.757 62 17.7 19:42 (120, 44) Apr. 3 4 22.47 44 48.2 2.063 1.805 61 17.8 19:48 (122, 42) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.6等(3月19日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2024年まで、長期に渡って18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 15 25.04 -11 21.2 8.516 9.237 134 17.8 3:08 ( 0, 44) Apr. 3 15 21.47 -10 56.9 8.420 9.225 141 17.8 2:37 ( 0, 44) アトラス彗星 (C/2019 E3) 2026年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは観測できない。現在は19.7等(3月13日、A. C. Gilmore, P. M. Kilmartin)と、この予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 9 0.38 -56 38.6 11.089 11.509 112 17.8 20:40 ( 0, -2) Apr. 3 8 56.92 -56 19.2 11.087 11.493 111 17.8 20:09 ( 0, -1) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は18.2等(3月19日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2022年に16等まで明るくなる。2021年は、9月まで18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 13 53.01 2 16.1 2.515 3.456 156 18.0 1:36 ( 0, 57) Apr. 3 13 49.30 2 42.7 2.473 3.441 162 17.9 1:05 ( 0, 58) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は17.7等(3月7日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。遠日点の近くにいるが、予報よりかなり明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 10 54.93 10 20.5 4.483 5.402 154 18.0 22:34 ( 0, 65) Apr. 3 10 51.62 10 30.5 4.539 5.405 146 18.1 22:04 ( 0, 65) ソーホー彗星 (P/1999 J6 = P/2004 V9 = P/2010 H3) マーズデン群の彗星。1999年、2004年、2010年と、3回の出現が確認されている。2月28日に太陽に0.044天文単位まで接近した。近日点を通過した後、3月から4月にかけて、地上から観測できる可能性がある。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 27 21 16.87 -16 43.0 1.138 0.907 49 23.6 4:29 (296, 8) Apr. 3 21 11.17 -18 4.1 1.156 1.061 58 24.7 4:18 (301, 11)