今週の明るい彗星 (2022年8月13日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は8.3等と明るい(8月1日、Carlos Labordena)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って、7.5〜8等で観測できる。日本からは、秋まで条件良く観測できる。だが、秋から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 16 11.72 -15 40.4 1.956 2.410 103 8.3 18:52 (175, 71) Aug. 20 16 5.09 -18 23.9 2.020 2.355 96 8.3 18:56 (145, 71) アトラス彗星 (C/2021 P4) 6月から7月にかけて、10.4等まで明るくなった(7月22日、門田健一氏)。現在は観測できない。南半球では、10月に12等で明け方の空に現れる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 10 30.71 3 16.0 2.011 1.104 19 9.8 18:52 ( 94, 1) Aug. 20 10 46.09 -2 18.1 2.035 1.132 19 10.0 18:56 ( 87, 1) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 初夏に9.3等まで明るくなった(6月5日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に13.8等まで暗くなった(7月21日、M. Mattiazzo)。南半球では、8月には一時的に低くなるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、11月に13等になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 9 47.93 -41 59.7 2.304 1.947 56 11.2 18:52 ( 51, 18) Aug. 20 9 53.27 -40 53.7 2.412 1.985 53 11.4 5:10 (311, 14) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 現在は12.3等(7月19日、Thomas Lehmann)。夏から秋にかけて、11〜12等まで明るくなる。南半球では条件良く観測できる。日本からは、8月から9月にかけては超低空になる。Michael Jager氏によって、19等の分裂核が2つ捉えられた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 12 54.85 -6 21.7 1.117 0.990 55 11.7 18:52 (109, 36) Aug. 20 13 19.34 -10 35.9 1.076 0.977 55 11.5 18:56 (104, 37) アトラス彗星 (C/2019 L3) 冬に8.3等まで明るくなった(1月6日、高橋俊幸氏)。現在は減光中。現在は観測できない。南半球では9月に、日本からは10月に、再び明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 8 48.28 -1 58.4 4.991 4.051 19 11.6 5:17 (273, 0) Aug. 20 8 55.18 -3 13.2 5.003 4.081 21 11.7 5:10 (272, 3) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は12.4等と明るい(7月20日、門田健一氏)。しばらく12等を保つ。日本からは8月から11月まで、南半球では9月から12月まで、観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 12 39.52 -3 6.9 4.851 4.277 50 12.3 18:52 (109, 30) Aug. 20 12 46.28 -3 1.1 4.937 4.284 45 12.3 18:56 (105, 25) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 現在は12.8等と明るい(8月3日、Michael Jager)。2023年2月に地球に0.29天文単位まで接近して、5等まで明るくなると期待されている。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、9月下旬から2023年2月初めまでは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 17 3.27 35 15.5 2.127 2.504 99 12.6 19:35 (180, 20) Aug. 20 16 47.62 34 27.8 2.144 2.423 93 12.5 18:56 (179, 21) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は13.7等(7月25日、Chris Wyatt)。夏に12.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、しばらくは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 17 2.54 -47 28.4 2.381 2.976 116 12.6 19:36 ( 0, 78) Aug. 20 16 53.42 -44 5.4 2.479 2.968 109 12.7 18:59 ( 0, 81) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は13.3等(8月4日、Z. Banfalvy)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、夏に一時的に低くなるが、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、2023年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 10 10.73 52 49.1 4.414 3.680 38 12.9 18:52 (137,-28) Aug. 20 10 15.16 52 40.2 4.338 3.625 40 12.8 18:56 (135,-32) タットル-ジャコビニ-クレサーク彗星 (41P) 今回帰は条件が最悪で、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 10 29.12 11 56.5 2.082 1.133 14 13.4 18:52 (101, -4) Aug. 20 10 55.59 9 52.1 2.047 1.101 14 12.9 18:56 ( 99, -4) コプフ彗星 (22P) 現在は12.5等(8月4日、Michael Jager)。今度は条件良く観測できるが、次第に減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 1 40.34 4 12.6 1.469 2.108 115 12.9 4:16 (180, 51) Aug. 20 1 41.59 3 55.3 1.440 2.150 121 13.1 3:50 (180, 51) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.3等(8月3日、Michael Jager)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月まで条件良く観測できるが、その後は観測できない。南半球では、11月から1月には一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 17 26.13 4 46.3 3.450 4.008 116 13.3 19:59 (180, 50) Aug. 20 17 22.04 2 51.1 3.500 3.968 110 13.3 19:27 (180, 52) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は観測できない。日本からは9月に、南半球では11月に、明け方の空に現れる。冬に11.5等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 8 17.10 18 50.1 2.936 1.995 17 13.6 5:17 (251, -6) Aug. 20 8 34.33 17 56.5 2.876 1.958 20 13.4 5:10 (251, -5) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は13.5等(7月29日、Chris Wyatt)。しばらく13〜14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 18 25.30 -32 25.8 2.246 3.045 134 13.5 20:59 (180, 87) Aug. 20 18 24.82 -32 20.4 2.317 3.047 128 13.5 20:31 (180, 87) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.7等(7月22日、門田健一氏)。2023年に12等まで明るくなると期待されている。日本からは、10月に一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2022年はずっと超低空だが、2023年には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 13 25.13 26 11.5 4.643 4.161 55 13.6 18:52 (140, 16) Aug. 20 13 24.78 24 37.1 4.697 4.131 50 13.6 18:56 (133, 13) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 明け方の空に現れてきた。現在は15.9等(7月30日、A. Diepvens)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 6 26.61 29 6.0 6.695 6.013 44 14.0 5:17 (227, 7) Aug. 20 6 31.66 29 3.9 6.616 6.016 49 13.9 5:10 (225, 9) テンペル第１彗星 (9P) 現在は15.0等(8月4日、Michael Jager)。現在は減光中。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 22 58.81 -27 8.3 1.177 2.142 155 14.1 1:35 (180, 82) Aug. 20 22 51.81 -27 52.8 1.203 2.181 159 14.3 1:01 (180, 83) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は14.6等(8月5日、ATLAS South Africa)。日本からは8月半ば、南半球では9月下旬には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 12 17.72 -2 4.4 2.803 2.205 44 14.3 18:52 (106, 26) Aug. 20 12 30.82 -3 36.5 2.858 2.210 41 14.4 18:56 (102, 23) レモン-パンスターズ彗星 (C/2021 F1) 春から初夏にかけて、9.3等まで明るくなった(3月24日、Michael Jager)。近日点を通過した後もしばらく明るかったが、現在は急激に減光中。既に17.1等まで暗くなった(8月9日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 4 49.76 -49 58.1 1.994 2.221 88 14.4 5:17 (312, 63) Aug. 20 5 0.50 -54 55.8 2.049 2.305 91 14.8 5:10 (323, 62) 本田-ムルコス-パイドゥシャーコヴァー彗星 (45P) 5月初めに6.7等まで明るくなった(5月10日、Mike Olason)。当初の予報より3等も明るくなった。現在は急激に減光中。今回帰は条件が悪い。日本からは5月半ばから7月半ばまで、南半球では6月初めから8月初めまで、超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 11 10.34 8 30.9 2.701 1.839 25 14.7 18:52 (104, 6) Aug. 20 11 25.00 6 58.5 2.812 1.919 22 15.0 18:56 (101, 3) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は14.5等(6月19日、ATLAS South Africa)。春に13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗い。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 6 48.66 -40 38.1 3.439 3.180 66 15.1 5:17 (296, 42) Aug. 20 6 48.27 -41 26.4 3.409 3.192 69 15.1 5:10 (296, 46) フルス彗星 (C/2021 T2) 7月に13〜14等まで明るくなると期待されている。だが実際は、17等以下で写らない(7月10日、Martin Masek)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 12 19.92 -38 26.4 1.700 1.595 66 15.2 18:52 ( 68, 43) Aug. 20 12 42.73 -35 14.6 1.872 1.660 62 15.6 18:56 ( 71, 40) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は17.4等(8月6日、E. Cortes, N. Paul)。急激に増光して、冬に11〜12等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 5 8.81 13 54.7 2.274 2.024 62 15.5 5:17 (222, 30) Aug. 20 5 24.54 13 58.1 2.191 2.000 65 15.3 5:10 (221, 30) リニア彗星 (285P) アウトバーストを起こして、現在は14.5等と、かなり明るい(8月8日、Michael Jager)。7月29日には20.6等とたいへん暗かった(織部隆明氏)が、8月1日には16.0等(ATLAS-MLO, Mauna Loa)と、4〜5等ほど急増光した。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 18 24.54 13 17.0 1.531 2.282 126 15.3 20:57 (180, 42) Aug. 20 18 23.20 11 48.9 1.534 2.241 121 15.3 20:29 (180, 43) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は16.9等(8月4日、Michael Jager)。2023年の冬から夏にかけて、12等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年春まで条件良く観測できる。南半球でも、8月からは条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 4 53.11 37 18.9 3.899 3.582 64 15.5 5:17 (206, 11) Aug. 20 4 58.85 36 48.7 3.740 3.523 69 15.3 5:10 (204, 13) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は16.2等(7月21日、ATLAS South Africa)。長期に渡って15〜16等を保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 14 23.94 -49 0.9 5.331 5.441 90 15.5 18:52 ( 47, 65) Aug. 20 14 22.66 -48 53.9 5.458 5.462 84 15.6 18:56 ( 51, 60) カタリナ彗星 (C/2022 L1) 現在は16.0等(8月2日、Michael Jager)。7月から8月にかけて、15〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 16 33.12 14 15.1 1.195 1.710 101 15.5 19:05 (180, 41) Aug. 20 16 10.97 15 8.7 1.332 1.678 90 15.6 18:56 (167, 39) ボレリー彗星 (19P) 冬から早春にかけて、8.8等まで明るくなった(1月31日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に16.8等まで暗くなった(7月30日、J. Nicolas, F. Kugel)。南半球では超低空。日本からも、8月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 11 15.01 27 58.9 3.271 2.421 27 15.7 18:52 (121, -5) Aug. 20 11 28.46 26 32.0 3.343 2.472 25 15.9 18:56 (117, -8) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は15.4等(8月3日、N. Paul, E. Cortes)。夏から冬にかけて15等まで明るくなり、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 5 49.20 19 40.3 2.800 2.327 52 15.8 5:17 (227, 20) Aug. 20 6 2.78 19 48.4 2.736 2.328 56 15.8 5:10 (225, 20) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 明け方の空に現れてきた。2023年の初めに、14等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 7 22.97 17 17.1 4.601 3.762 30 15.9 5:17 (245, 5) Aug. 20 7 32.58 17 15.1 4.521 3.734 34 15.8 5:10 (243, 7) ファン・ネス彗星 (327P) 現在は16.0等(8月3日、Michael Jager)。急激に増光して、9月に15等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 1 10.82 17 2.6 0.827 1.570 116 16.0 3:46 (180, 38) Aug. 20 1 24.30 13 20.6 0.768 1.562 122 15.8 3:32 (180, 41) ニート彗星 (169P) 6月下旬から7月初めにかけて、12.8等まで明るくなった(6月23日、Thomas Lehmann)。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 8 25.51 14 2.1 1.808 0.874 15 15.9 5:17 (256, -5) Aug. 20 8 52.60 12 25.6 1.899 0.962 15 16.9 5:10 (258, -5) アトラス彗星 (P/2022 L3) 現在は16.2等(8月5日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy)。秋に15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 2 35.53 8 23.7 2.108 2.502 100 16.1 5:11 (180, 47) Aug. 20 2 40.86 9 33.6 2.013 2.487 105 16.0 4:49 (180, 45) レヴィ彗星 (255P) 今回帰はまだ観測されていない。非常に急激に増光し、9月に15等まで明るくなると期待されている。南半球では観測できない。日本からも超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 7 0.33 27 13.7 1.527 0.937 36 16.8 5:17 (234, 3) Aug. 20 7 38.95 24 38.8 1.526 0.897 34 16.0 5:10 (238, 1) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 現在は16.3等(7月29日、門田健一氏)。秋に15等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 1 24.44 6 28.7 1.529 2.195 117 16.3 4:00 (180, 48) Aug. 20 1 29.55 6 28.1 1.454 2.183 123 16.2 3:38 (180, 48) マスター彗星 (C/2020 F5) 2021年に14等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.2等まで暗くなった(8月3日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2022年は、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 0 3.55 13 58.2 5.212 5.941 132 16.3 2:40 (180, 41) Aug. 20 0 0.15 14 21.1 5.176 5.977 139 16.3 2:09 (180, 41) カタリナ-ニート彗星 (395P/2020 H1) 現在は16.2等(8月3日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。近日点を通過した後も増光が続いている。しばらく16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 23 24.43 0 2.5 3.339 4.232 147 16.4 2:01 (180, 55) Aug. 20 23 21.90 -0 12.8 3.301 4.242 155 16.4 1:31 (180, 55) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は16.8等(6月1日、ATLAS South Africa)。2024年から2025年にかけて、13等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 8 21.10 -25 7.6 8.200 7.495 43 16.4 5:17 (289, 18) Aug. 20 8 26.03 -25 31.7 8.154 7.459 43 16.4 5:10 (287, 21) ニート彗星 (246P) 現在は16.0等(8月3日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、14等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。2022年は、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 0 51.51 -16 8.2 3.109 3.855 131 16.5 3:27 (180, 71) Aug. 20 0 49.76 -16 44.4 3.063 3.872 137 16.5 2:58 (180, 72) レナード彗星 (C/2021 A1) 12月中旬から下旬にかけて、3等まで明るくなった。現在は減光中。南半球では、条件良く観測できる。日本からも、再び観測できるようになってきた。6月以降は観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 15 58.63 -24 9.2 3.156 3.518 102 16.5 18:52 (157, 78) Aug. 20 15 57.79 -23 29.3 3.359 3.600 95 16.7 18:56 (132, 74) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は17.1等(4月17日、ATLAS South Africa)。2023年に14等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、8月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 6 41.07 -10 50.9 4.796 4.201 48 16.6 5:17 (261, 31) Aug. 20 6 42.02 -11 21.6 4.680 4.161 53 16.5 5:10 (259, 35) トリトン彗星 (157P) 現在は17.3等(8月3日、Michael Jager)。夏から冬にかけて、長期に渡って16等で観測できる。南半球では、10月まで低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 6 16.87 29 38.7 2.114 1.597 46 16.7 5:17 (225, 8) Aug. 20 6 40.22 28 56.1 2.072 1.586 48 16.6 5:10 (226, 8) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.6等(8月7日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。近日点を通過した後もしばらく明るかったが、今度は減光して、冬には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 21 51.51 10 15.7 6.060 6.987 154 16.6 0:28 (180, 45) Aug. 20 21 46.69 9 22.0 6.064 7.012 157 16.6 23:51 (180, 46) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.0等(8月1日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 15 25.27 41 19.5 5.407 5.316 79 16.6 18:52 (170, 13) Aug. 20 15 27.42 40 52.2 5.486 5.342 76 16.7 18:56 (164, 12) ノヴィチョーノク-ギェルケ彗星 (408P/2020 M7) 現在は17.4等(8月11日、W. Hasubick)。秋から冬にかけて、16〜17等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 4 9.17 9 24.7 3.542 3.477 78 16.8 5:17 (209, 41) Aug. 20 4 15.34 9 2.8 3.445 3.475 83 16.7 5:10 (205, 43) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は17.0等(7月23日、iTelescope Observatory, Mayhill)。夏から秋にかけて、16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 3 10.44 24 24.0 2.074 2.278 88 16.8 5:17 (188, 30) Aug. 20 3 18.64 25 7.3 2.014 2.298 92 16.7 5:10 (184, 30) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 2021年の夏に、14.2等まで明るくなった(2021年7月18日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.6等まで暗くなった(7月26日、ATLAS Chile)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 2 20.81 -25 43.0 4.662 5.122 111 16.8 4:56 (180, 81) Aug. 20 2 19.44 -25 58.4 4.625 5.163 116 16.8 4:27 (180, 81) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.6等(7月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。ゆっくりと減光中。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 17 27.88 67 46.5 9.324 9.322 86 16.9 19:59 (180,-13) Aug. 20 17 22.21 67 23.2 9.344 9.335 86 17.0 19:26 (180,-12) レモン彗星 (C/2021 T4) 現在は16.9等(7月29日、門田健一氏)。2023年7月に8等まで明るくなると期待されている。2022年は、次第に増光していく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 3 33.97 6 24.4 4.406 4.474 87 17.2 5:17 (199, 47) Aug. 20 3 32.88 5 47.1 4.216 4.408 94 17.1 5:10 (192, 48) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 現在は16.8等(8月3日、Martin Masek)。2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からも、8月半ばには観測できるようになるが、2022年はずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 5 59.33 -21 15.3 6.732 6.335 62 17.2 5:17 (266, 45) Aug. 20 6 3.21 -21 56.2 6.607 6.275 66 17.1 5:10 (264, 48) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は16.4等(7月21日、J.-C. Merlin)。今後は次第に減光していく。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 19 21.64 -28 5.4 2.393 3.294 147 17.1 21:55 (180, 83) Aug. 20 19 19.33 -28 16.8 2.463 3.306 140 17.2 21:25 (180, 83) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は16.9等(8月3日、Jean-Francois Soulier)。2022年は、長期に渡って17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 4 18.64 27 15.8 0.468 0.980 72 17.1 5:17 (203, 24) Aug. 20 4 57.70 28 3.6 0.506 0.969 70 17.2 5:10 (207, 21) パンスターズ彗星 (C/2020 U5) 現在は17.1等(7月25日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。近日点の前から減光し始めている。長期に渡って16等を保つと予想されていたが、秋には18等以下になるだろう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2023年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 17 19.52 72 55.1 3.856 3.874 83 17.2 19:51 (180,-18) Aug. 20 17 17.11 70 12.0 3.848 3.889 84 17.2 19:21 (180,-15) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は16.7等(8月5日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2021年に15等で観測された。現在は減光中。2022年は、しばらく16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 17 47.94 30 33.3 5.130 5.560 110 17.3 20:21 (180, 24) Aug. 20 17 45.99 30 21.1 5.217 5.585 106 17.3 19:51 (180, 25) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.3等(7月18日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 13 17.00 4 35.5 9.332 8.819 56 17.3 18:52 (123, 32) Aug. 20 13 17.29 4 29.9 9.429 8.819 50 17.3 18:56 (117, 26) アタール-モーリー彗星 (C/2022 N1) 現在は16.9等(7月31日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に減光して、8月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 16 5.99 -12 24.6 0.960 1.532 101 17.3 18:52 (171, 67) Aug. 20 15 39.24 -10 49.0 1.149 1.511 88 17.6 18:56 (141, 61) フルス彗星 (P/2021 N2) 急激に増光して、秋から冬にかけて、15.5等まで明るくなった(11月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 6 2.66 16 18.9 4.700 4.117 49 17.5 5:17 (232, 20) Aug. 20 6 9.60 16 1.2 4.635 4.133 54 17.5 5:10 (229, 22) クリステンセン彗星 (422P/2021 L1) 2021年に17等で観測された。2022年も17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 2 57.89 8 56.5 3.181 3.425 95 17.5 5:17 (186, 46) Aug. 20 2 59.30 9 42.9 3.100 3.445 101 17.5 5:07 (180, 45) パンスターズ彗星 (C/2020 U4) 現在は17.1等(8月11日、W. Hasubick)。2022年に17〜18等で観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 2 43.20 29 41.7 5.299 5.436 92 17.6 5:17 (180, 25) Aug. 20 2 38.53 29 44.0 5.180 5.446 99 17.5 4:47 (180, 25) ハートレー第１彗星 (100P) 現在は17.4等(7月8日、J.-G. Bosch, J. Nicolas, F. Kugel)。春から夏にかけて、17等で観測できる。日本からは、夏には低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 12 56.22 -7 6.6 2.406 2.018 55 17.6 18:52 (109, 36) Aug. 20 13 8.18 -9 24.2 2.465 2.019 52 17.7 18:56 (103, 34) パンスターズ彗星 (C/2021 QM45) 現在は17.5等(7月4日、Michael Jager)。日本からは、冬にかけて長期に渡って17等で条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 5 33.06 42 7.0 3.186 2.773 57 17.7 5:17 (210, 3) Aug. 20 5 48.75 42 50.0 3.123 2.774 60 17.6 5:10 (209, 3) ワイズ-パンスターズ彗星 (444P/2022 C4) 現在は17.8等(7月26日、J. Nicolas, F. Kugel)。非常に条件良く観測できるが、急激に暗くなり、8月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 15 47.41 -28 17.6 0.953 1.516 100 17.7 18:52 (133, 81) Aug. 20 16 5.05 -31 15.2 1.014 1.535 98 17.9 18:56 (108, 80) コワル第１彗星 (99P) 現在は17.3等(7月18日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 13 31.33 -10 9.3 5.068 4.729 64 17.7 18:52 (113, 45) Aug. 20 13 36.23 -10 40.2 5.164 4.732 59 17.8 18:56 (107, 40) レモン彗星 (C/2020 F7) 2022年の初めに、17等まで明るくなった。現在は減光中。秋には18等以下になる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 7 27.48 -47 10.2 6.003 5.697 67 17.8 5:17 (306, 37) Aug. 20 7 30.83 -48 22.0 6.001 5.715 68 17.8 5:10 (307, 40) マクノート彗星 (378P/2019 E2) 現在は18.6等(8月4日、W. Hasubick)。近日点を通過した後も、長期に渡って18等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 2 34.24 -5 33.6 4.751 5.104 104 17.9 5:10 (180, 60) Aug. 20 2 34.99 -5 51.7 4.680 5.129 110 17.8 4:43 (180, 61) マクノート彗星 (442P/2022 G1) 現在は18.7等(7月26日、J.-G. Bosch, J. Nicolas, F. Kugel)。8月から9月にかけて、18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 23 57.39 -8 38.9 1.430 2.323 143 17.9 2:33 (180, 64) Aug. 20 23 56.40 -8 41.8 1.390 2.322 150 17.9 2:05 (180, 64) アトラス彗星 (C/2019 E3) 現在は17.3等(6月27日、ATLAS South Africa)。非常に遠方の彗星。2021年から2026年にかけて、長期に渡って18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 8 4.55 -63 18.1 10.732 10.601 79 17.9 5:17 (327, 35) Aug. 20 8 7.80 -63 45.4 10.736 10.592 79 17.9 5:10 (328, 37) 小惑星ファエトン (3200) 5月15日に太陽に0.14天文単位まで接近したが、その頃は観測できなかった。日本からは、7月から11月にかけて、17〜18等で条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 4 9.82 40 4.8 1.639 1.653 72 17.9 5:17 (197, 12) Aug. 20 4 12.17 41 6.5 1.604 1.720 78 18.0 5:10 (194, 12) 楊-高彗星 (325P) 現在は18.8等(7月25日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春に16等で、条件良く観測できると期待されていた。だが実際は、予報より2〜3等も暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 20 37.41 10 47.9 1.071 2.019 151 19.7 23:10 (180, 44) Aug. 20 20 32.44 10 10.6 1.130 2.066 149 19.9 22:37 (180, 45) シェパード-トルヒーヨ彗星 (C/2014 F3) 現在は20.0等(8月4日、J. Maikner)。発見当初は、2020年から2022年にかけて、長期に渡って16〜17等で観測できると期待されていた。2015年以降、長らく行方不明だったが、最近の観測が見つかった。実際は20〜21等止まり。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 13 0 53.99 11 7.2 5.614 6.225 123 21.3 3:30 (180, 44) Aug. 20 0 53.18 11 10.5 5.543 6.241 129 21.2 3:02 (180, 44)