今週の明るい彗星 (2023年6月3日：南半球版)

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 Updated on June 3, 2023
先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。
方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

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* パンスターズ彗星 (C/2017 K2)

2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は10.4等(5月19日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   5 27.87  -16  5.3   3.411   2.712    39    9.9  18:25 ( 79, 13)  
June 10   5 36.49  -14 42.6   3.499   2.773    38   10.0  18:25 ( 78,  8)

* ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2)

現在は10.6等(4月9日、門田健一氏)。しばらく10等を保つ。日本では、まもなく観測できなくなる。だが、6月には再び観測できるようになる。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   2 56.50   20 41.7   3.131   2.247    24   10.0   5:30 (242,  3)  
June 10   3  0.45   19 25.3   3.075   2.259    30   10.0   5:33 (239,  8)

* アトラス彗星 (C/2023 E1)

急激に増光した。現在は11.5等(5月31日、宮崎修氏)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  12 23.35   69 42.8   0.754   1.125    77   10.5  19:38 (180,-15)  
June 10  12 38.13   72 21.2   0.737   1.084    74   10.1  19:26 (180,-17)

* レモン彗星 (C/2021 T4)

7月に8等まで明るくなると期待されている。現在は11.1等(5月20日、Thomas Lehmann)。次第に明るくなっていく。日本では超低空。だが、冬には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはかなり低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   0 42.90  -14 19.7   1.769   1.693    68   11.0   5:30 (248, 50)  
June 10   0 40.37  -16  8.4   1.555   1.649    76   10.6   5:33 (241, 58)

* パンスターズ彗星 (C/2019 U5)

現在は12.1等(5月24日、宮崎修氏)。しばらく13等を保つ。日本では7月には、南半球では8月には観測できなくなる。だが、南半球では9月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  10 26.35   -5  1.2   3.557   3.672    88   12.0  18:25 (158, 58)  
June 10  10 23.56   -5 34.4   3.693   3.682    81   12.1  18:25 (145, 56)

* パンスターズ彗星 (C/2022 A2)

冬から初春にかけて、9.5等まで明るくなった(1月30日、吉本勝己氏)。現在は12.1等(5月31日、宮崎修氏)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   0 56.04   36 33.9   2.693   2.191    50   12.3   5:30 (212,  9)  
June 10   0 58.45   35 56.1   2.659   2.244    55   12.4   5:33 (207, 12)

* パンスターズ彗星 (C/2020 K1)

現在は12.5等(5月23日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されていたが、当初の予想より暗い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  21  8.97  -73 52.7   2.479   3.083   117   12.3   4:27 (  0, 51)  
June 10  21 10.20  -77 45.2   2.472   3.089   118   12.3   4:01 (  0, 47)

* リニア彗星 (237P)

予報通りに急激に増光した。現在は12.5等(5月31日、宮崎修氏)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  20  0.34   -7 20.1   1.184   1.993   129   12.3   3:17 (180, 62)  
June 10  20  0.98   -5 43.1   1.144   1.998   135   12.3   2:50 (180, 61)

* ペトリュー彗星 (185P)

7月に11等まで明るくなると期待されている。現在は15.0等(5月25日、Thomas Lehmann)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。超低空。だが、日本では秋には、日本では秋には高く見えるようになる。最近はこの予報よりかなり暗い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   1 29.85   17 26.4   1.545   1.098    45   13.6   5:30 (230, 20)  
June 10   2  3.84   19 20.5   1.519   1.048    43   13.0   5:33 (229, 18)

* ヴィルト第２彗星 (81P)

現在は12.0等(5月24日、宮崎修氏)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  17 28.13  -18 14.6   1.243   2.246   168   13.1   0:46 (180, 73)  
June 10  17 21.09  -18 17.3   1.274   2.286   174   13.2   0:11 (180, 73)

* ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3)

2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は12.2等(5月21日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   5 42.02  -15 55.9   3.042   2.370    40   13.2  18:25 ( 81, 15)  
June 10   5 47.89  -17  2.8   3.124   2.451    41   13.4  18:25 ( 77, 12)

* パンスターズ彗星 (364P)

4月に地球に0.12天文単位まで接近して、11.5等まで明るくなった(4月8日、宮崎修氏)。現在は12.9等(5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。急激に減光中。7月には18等以下になる。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   1 19.58   -6 57.8   0.677   0.864    57   13.2   5:30 (248, 39)  
June 10   1 34.27   -5 45.0   0.745   0.911    60   13.9   5:33 (243, 41)

* アトラス彗星 (C/2019 L3)

2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は12.7等(5月23日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、次第に低くなる。だが、9月からは再び高くなっていく。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   9 16.56  -30 10.4   5.684   5.673    84   13.2  18:25 ( 93, 66)  
June 10   9 20.63  -30  3.0   5.803   5.717    80   13.4  18:25 ( 90, 61)

* アトラス彗星 (C/2019 T4)

2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は13.3等(5月23日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  15 19.79   21 20.9   4.424   5.159   132   13.5  22:33 (180, 34)  
June 10  15 17.30   21 38.5   4.509   5.191   127   13.6  22:03 (180, 33)

* パンスターズ彗星 (C/2021 S3)

2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。現在は14.2等(5月17日、ATLAS Chile)。次第に明るくなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   6 20.50  -23 57.1   4.119   3.585    52   13.6  18:25 ( 79, 27)  
June 10   6 29.82  -23 41.3   4.071   3.514    50   13.5  18:25 ( 77, 24)

* アトラス彗星 (C/2021 Y1)

当初の予報より、増光が鈍い。現在は13.4等(5月19日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   5 56.40  -30 57.9   2.458   2.072    56   14.0  18:25 ( 69, 26)  
June 10   6 15.15  -32 38.6   2.448   2.090    57   14.0  18:25 ( 66, 25)

* シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P)

現在は14.6等(5月9日、門田健一氏)。しばらく14等を保つ。まもなく観測できなくなる。だが、8月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   6 59.58   26  7.7   6.945   6.105    31   14.1  18:25 (127,  5)  
June 10   7  5.05   25 54.6   7.001   6.107    26   14.1  18:25 (123,  1)

* クラーク彗星 (71P)

現在は13.7等(5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   0 29.49   -6 19.8   2.138   1.992    67   14.2   5:30 (235, 48)  
June 10   0 40.48   -5 25.0   2.104   2.028    71   14.3   5:33 (229, 50)

* アイラス彗星 (126P)

夏に13.5等まで明るくなる。現在は15等(5月19日、Giuseppe Pappa)。しばらく14等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、今後は次第に低くなり、9月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   1  9.53   -6 55.5   2.028   1.747    59   14.4   5:30 (246, 41)  
June 10   1 20.16   -3 38.3   1.959   1.733    62   14.2   5:33 (238, 42)

* ロングモア彗星 (77P)

現在は14.3等(5月23日、Chris Wyatt)。次第に暗くなっていく。日本では、8月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  13 23.64  -32 20.0   1.553   2.383   135   14.4  20:38 (180, 87)  
June 10  13 22.14  -32 31.8   1.617   2.391   129   14.5  20:09 (180, 88)

* モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1)

現在は14.9等(3月19日、吉見政義氏)。しばらく14等を保つ。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   2 43.02    3 11.0   4.019   3.234    34   14.6   5:30 (254, 16)  
June 10   2 43.39    3 49.8   3.943   3.236    40   14.6   5:33 (248, 22)

* シューメーカー第４彗星 (199P)

現在は16.2等(5月15日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。最近はこの予報より暗い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  18 30.33  -20 43.7   1.999   2.948   154   14.7   1:48 (180, 76)  
June 10  18 26.56  -21 46.8   1.957   2.940   162   14.7   1:17 (180, 77)

* レナード彗星 (C/2022 W3)

夏に13等まで明るくなる。現在は14.7等(5月28日、Thomas Lehmann)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   1 49.06   63 38.3   1.843   1.427    50   14.9   5:30 (202,-18)  
June 10   1 39.92   64  5.0   1.754   1.410    53   14.7   5:33 (198,-15)

* アトラス彗星 (C/2022 L2)

現在は15.2等(5月24日、門田健一氏)。しばらく15等を保つ。条件良く観測できる。2024年の春に12.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  17 17.48   23  0.4   3.155   3.927   133   15.0   0:35 (180, 32)  
June 10  17  3.38   22 42.5   3.101   3.879   134   14.9  23:48 (180, 32)

* アトラス彗星 (C/2022 E2)

現在は15.5等(5月31日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本ではまもなく、南半球では8月には観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   8 55.33   -1  0.3   5.792   5.459    65   15.2  18:25 (130, 44)  
June 10   8 56.36   -0 20.3   5.859   5.417    59   15.2  18:25 (124, 39)

* アトラス彗星 (C/2021 G2)

2024年から2025年にかけて、14等まで明るくなる。現在は15.4等(5月20日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、次第に低くなる。だが、9月からは再び高くなっていく。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   9  5.68  -28 53.5   6.161   6.095    81   15.3  18:25 ( 94, 63)  
June 10   9 10.50  -28 23.3   6.207   6.066    77   15.3  18:25 ( 91, 58)

* ニオワイズ彗星 (P/2018 HT3)

Rob Matson氏が、4月5日から15日のSWAN画像から11等の明るい新彗星として発見した。2012年と2018年にも出現していた短周期小惑星と判明した。3月29日に太陽に0.5天文単位まで近づいた。現在は16.5等(5月13日、iTelescope Deep Sky Chile, Rio Hurtado)。急激に減光中。7月には18等以下になる。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  15 31.68  -77  4.8   0.436   1.311   124   15.4  22:46 (  0, 49)  
June 10  15 29.45  -65 29.0   0.494   1.406   134   15.9  22:17 (  0, 60)

* ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P)

現在は15.9等(5月25日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   0 18.62   -6 34.6   3.627   3.423    70   15.4   5:30 (233, 49)  
June 10   0 24.62   -6  6.0   3.548   3.437    75   15.4   5:33 (224, 53)

* パンスターズ彗星 (C/2020 S4)

現在は15.8等(5月23日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと暗くなっていく。南半球では8月には、日本では9月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  10 10.49   26 15.9   3.679   3.533    73   15.5  18:25 (165, 27)  
June 10  10 18.37   25 34.9   3.784   3.553    69   15.6  18:25 (160, 27)

* アトラス彗星 (C/2020 R7)

昨年の夏に、13.4等まで明るくなった(7月7日、Giuseppe Pappa)。現在は15.6等(5月25日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、10月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  16 38.21   31 41.2   3.206   3.891   126   15.7  23:50 (180, 23)  
June 10  16 26.00   32 44.2   3.283   3.934   123   15.8  23:11 (180, 22)

* アトラス彗星 (C/2023 B2)

急激に増光した。近日点を通過した後も増光が続いている。現在は14.9等(5月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に減光する。7月には18等以下になる。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  13  5.51   -3 30.8   1.300   2.052   124   15.7  20:20 (180, 58)  
June 10  13 14.25   -1 28.3   1.411   2.099   118   16.0  20:01 (180, 56)

* ハートレー第２彗星 (103P)

10月に7.5等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。現在は17.1等(5月21日、Thomas Lehmann)。今後は急激に増光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。だが、9月からは再び高くなっていく。南半球では、最盛期には一時的に低くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  22  9.08    6 34.9   1.583   1.952    94   16.3   5:25 (180, 48)  
June 10  22 20.49    8 41.5   1.461   1.890    97   15.8   5:09 (180, 46)

* デニング-藤川彗星 (72P)

6月に16等まで明るくなる。現在は17.3等(5月18日、iTelescope Deep Sky Chile, Rio Hurtado)。今後は急激に減光する。7月には18等以下になる。日本では、現在は観測できないが、7月に姿を現す。南半球では、7月には観測できなくなる。前回2014年に、36年ぶりに再観測された。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   2 22.06   10  2.9   1.385   0.813    35   16.1   5:30 (245, 16)  
June 10   2 58.43   14 21.1   1.429   0.788    32   15.9   5:33 (242, 12)

* 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)

2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は16.5等(5月21日、吉本勝己氏)。しばらく16等を保つ。条件良く観測できる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  14 27.41    3 15.8   5.609   6.404   138   16.3  21:41 (180, 52)  
June 10  14 22.83    3 19.8   5.621   6.339   131   16.3  21:09 (180, 52)

* レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3)

現在は16.7等(5月9日、吉見政義氏)。しばらく16等を保つ。日本では超低空。南半球では、次第に低くなる。だが、8月からは再び高くなっていく。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   8 22.31  -10 56.0   4.194   3.849    63   16.5  18:25 (112, 45)  
June 10   8 24.58  -11 34.4   4.259   3.832    58   16.5  18:25 (106, 41)

* ポンス-ブルックス彗星 (12P)

70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。現在は16.9等(5月25日、門田健一氏)。次第に明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、7月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  19 23.45   49 49.5   4.075   4.359    99   16.7   2:40 (180,  5)  
June 10  19 17.12   51 14.9   3.984   4.291   100   16.5   2:06 (180,  4)

* アトラス彗星 (C/2019 E3)

非常に遠方の彗星。現在は17.0等(5月11日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   5 16.59  -67 14.1  10.307  10.351    89   16.8  18:25 ( 27, 32)  
June 10   5 20.32  -67 11.0  10.295  10.348    90   16.8  18:25 ( 27, 30)

* ボク彗星 (C/2022 U4)

現在は17.4等(6月1日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  13  5.01   53 24.8   2.765   2.964    91   16.8  20:19 (180,  2)  
June 10  13  9.12   52 14.0   2.800   2.950    88   16.8  19:56 (180,  3)

* パンスターズ彗星 (C/2022 JK5)

4月にアトラスによって彗星活動が捉えられた。現在は16.4等(5月29日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  23 16.08  -24 20.2   2.485   2.711    91   16.9   5:30 (236, 73)  
June 10  23 25.07  -24 11.4   2.419   2.721    96   16.9   5:33 (222, 76)

* シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P)

冬に12.4等まで明るくなった(2月10日、Taras Prystavski)。現在は17.5等(5月9日、杉山行浩氏)。次第に暗くなっていく。7月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  10  6.69   16 58.5   2.424   2.388    75   16.9  18:25 (161, 36)  
June 10  10 17.56   16  7.0   2.535   2.421    71   17.1  18:25 (156, 36)

* リニア彗星 (219P)

現在は16.9等(5月27日、Jost Jahn)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  18 22.12  -12 59.4   1.908   2.856   154   17.1   1:40 (180, 68)  
June 10  18 17.75  -12 26.3   1.855   2.833   160   17.0   1:08 (180, 67)

* ラッセル第４彗星 (94P)

現在は17.4等(5月25日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと暗くなっていく。8月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球ではやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   9 46.43   19 35.4   2.352   2.229    70   17.0  18:25 (157, 32)  
June 10   9 58.43   18 21.1   2.425   2.231    66   17.1  18:25 (152, 32)

* アトラス彗星 (C/2020 F2)

現在は17.0等(5月23日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。今後は次第に低くなり、9月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  12 23.48   14 21.8   8.664   9.013   107   17.1  19:37 (180, 41)  
June 10  12 21.12   14 26.3   8.790   9.022   100   17.1  19:08 (180, 41)

* レモン彗星 (C/2018 U1)

2021年に13.6等まで明るくなった(2021年6月17日、R. Carstens)。現在は17.6等(5月13日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  11 11.37  -67 55.7   6.138   6.605   113   17.1  18:25 (  0, 57)  
June 10  11  6.12  -66 49.2   6.212   6.638   110   17.2  18:25 (  6, 58)

* クリステンセン彗星 (287P)

現在は18等(5月11日、Giuseppe Pappa)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。最近はこの予報より暗い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  22 50.20   -8 10.4   2.846   3.039    91   17.3   5:30 (200, 62)  
June 10  22 55.85   -8  6.9   2.751   3.037    96   17.2   5:33 (186, 63)

* ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271)

非常に大型の彗星。2031年に14等まで明るくなると期待されている。現在は16.3等(5月22日、Thomas Lehmann)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   3  9.51  -57 42.0  17.710  17.600    82   17.2   5:30 (320, 37)  
June 10   3 12.56  -57 54.3  17.644  17.576    84   17.2   5:33 (319, 41)

* ヴィルト第４彗星 (116P)

昨年の冬に、12.7等まで明るくなった(2022年2月27日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は17.8等(5月29日、ATLAS South Africa)。次第に暗くなっていく。8月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  20  6.52  -25 13.2   2.224   3.011   133   17.2   3:24 (180, 80)  
June 10  20  3.87  -25 29.6   2.184   3.037   140   17.3   2:54 (180, 80)

* ファン・ネス彗星 (213P)

今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、夏に15等まで明るくなると期待されている。次第に明るくなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  17 14.85  -37 56.1   1.335   2.323   162   17.6   0:33 (  0, 87)  
June 10  17  8.21  -37 37.5   1.301   2.298   165   17.2  23:54 (  0, 87)

* ニート彗星 (180P)

現在は17.2等(5月25日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に低くなる。南半球ではやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  10  9.06   28 35.3   2.619   2.514    72   17.3  18:25 (165, 25)  
June 10  10 19.15   27 16.2   2.689   2.509    68   17.3  18:25 (161, 25)

* アトラス彗星 (C/2020 Y2)

2022年の春に14.1等まで明るくなった(2022年3月22日、Chris Wyatt)。13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗かった。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   2 56.39   -6  8.3   5.282   4.530    38   17.3   5:30 (264, 19)  
June 10   2 58.97   -5 31.5   5.266   4.574    42   17.4   5:33 (259, 25)

* ピーターズ-ハートレー彗星 (80P)

現在は17.6等(5月25日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。7月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。拡散状だが、淡いコマが広がっている。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  22 19.49   19 46.2   2.176   2.360    87   17.4   5:30 (182, 35)  
June 10  22 22.48   21 50.7   2.147   2.404    91   17.5   5:11 (180, 33)

* パンスターズ彗星 (P/2014 OL465)

2023年に彗星活動を見せて、急激に増光した。現在は17.2等(5月27日、Jean-Claude Merlin)。ゆっくりと暗くなっていく。8月には18等以下になる。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  14 18.48  -44 18.8   2.537   3.405   143   17.4  21:32 (  0, 81)  
June 10  14 16.12  -43 26.8   2.580   3.410   138   17.5  21:03 (  0, 82)

* コワル第１彗星 (99P)

2022年の春に、15.9等まで明るくなった(5月5日、高橋俊幸氏)。現在は16.8等(5月25日、門田健一氏)。しばらく18等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  16  7.29  -24 19.5   3.949   4.955   171   17.6  23:21 (180, 79)  
June 10  16  3.66  -24 11.8   3.976   4.963   164   17.6  22:50 (180, 79)

* ヒル彗星 (P/2008 L2)

2008年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ検出されていない。しばらく18等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   1 28.20   20 12.5   2.945   2.339    44   17.7   5:30 (228, 18)  
June 10   1 42.03   20 53.1   2.898   2.345    48   17.7   5:33 (224, 20)

* ニオワイズ彗星 (C/2022 P1)

昨年の秋に9.7等まで明るくなった(10月23日、Marco Goiato)。現在は17.3等(5月21日、ATLAS Chile)。急激に減光中。まもなく18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  13 54.62  -29  2.9   1.900   2.770   141   17.7  21:07 (180, 84)  
June 10  13 40.13  -25 57.2   2.047   2.833   132   18.1  20:26 (180, 81)

* パロマー彗星 (C/2019 O3)

現在は17.2等(5月24日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  16 47.70   80 13.5  10.156   9.987    77   17.7   0:03 (180,-25)  
June 10  16 26.92   80 20.0  10.192  10.005    76   17.7  23:08 (180,-25)

* アトラス彗星 (C/2020 H6)

現在は17.7等(5月22日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  18 42.27   63 44.1   6.537   6.630    90   17.8   1:58 (180, -9)  
June 10  18 37.52   64 18.9   6.569   6.666    91   17.9   1:26 (180, -9)

* レモン彗星 (C/2022 T1)

2024年の春に、16等まで明るくなる。現在は18.1等(5月9日、ATLAS South Africa)。しばらく18等を保つ。日本ではまもなく、南半球では8月には観測できなくなる。だが、南半球では10月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3   8 57.15   -4 40.6   4.450   4.177    67   18.0  18:25 (127, 47)  
June 10   9  3.48   -4 41.8   4.499   4.142    63   17.9  18:25 (121, 43)

* レモン彗星 (C/2022 V2)

冬に16等まで明るくなる。現在は18.2等(5月24日、門田健一氏)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は次第に低くなり、9月には観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。南半球では、現在は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  12 10.05   75 29.5   2.786   2.687    73   18.0  19:22 (180,-20)  
June 10  11 42.48   71 53.8   2.794   2.639    70   17.9  18:28 (180,-17)

* マックホルツ第１彗星 (96P)

1月31日に、太陽に0.1天文単位まで近づいた。2月初めには7.0〜7.5等と明るかった(2月5日、Michael Jager)。現在は16.7等(5月23日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  19  0.01  -15 16.3   1.439   2.352   146   17.9   2:18 (180, 70)  
June 10  18 42.53  -16 20.6   1.466   2.434   157   18.2   1:33 (180, 71)

* パンスターズ彗星 (C/2021 C5)

2023年に16等まで明るくなると予想されていた。だが実際は、18.6等とかなり暗い(5月3日、iTelescope Deep Sky Chile, Rio Hurtado)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  20 53.54  -77 46.5   2.826   3.412   117   18.1   4:12 (  0, 47)  
June 10  20 39.53  -77 55.9   2.812   3.433   119   18.2   3:31 (  0, 47)

* アトラス彗星 (C/2022 Q2)

2022年の秋に、17等で観測された。2023年の春も、17等で観測できると予想されていた。だが実際は、19.0等と極めて暗い(5月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  16 10.63   25  2.4   1.448   2.258   132   20.2  23:21 (180, 30)  
June 10  15 37.00   24  5.6   1.550   2.316   127   20.5  22:21 (180, 31)

* ラーセン彗星 (280P)

前回帰は、近日点通過の前に減光した。前回と同じであれば、17等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、22等と極めて暗い(4月8日、Giuseppe Pappa)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June  3  13 44.94    6 46.1   1.928   2.675   127   21.7  20:59 (180, 48)  
June 10  13 45.15    6 11.0   1.986   2.667   122   21.8  20:32 (180, 49)

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