今週の明るい彗星 (2024年8月24日:北半球版)

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Updated on August 24, 2024
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。
方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

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* 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)

9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、2等まで明るくなると期待されている。5月以降は増光が鈍っている。現在は8.2等(8月12日、Thomas Lehmann)。2等まで明るくなるが、その後は急激に暗くなる。現在は観測できない。南半球では9月に、日本では10月に姿を現す。ステレオ探査機の画像では、8月17日に7.2等の明るさで見えている(Toni Scarmato)。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  10 46.77   -2  9.9   1.867   0.936    15    7.1  20:06 (102,-20)  
Aug. 31  10 43.73   -3  8.6   1.761   0.801    11    6.5  19:55 (104,-25)  

* オルバース彗星 (13P)

68年ぶりに回帰した。初夏に6.2等まで明るくなった(7月1日、Virgilio Gonano)。現在は7.4等(8月17日、Marco Goiato)。今後は急激に減光する。南半球では10月には、日本では11月には観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  12 51.52   23  5.1   2.059   1.436    39    8.1  20:06 (105, 20)  
Aug. 31  13 15.00   19 21.7   2.129   1.496    39    8.5  19:55 (100, 19)  

* ポンス-ブルックス彗星 (12P)

70年ぶりに回帰した。4月初めに3.7等まで明るくなった(4月6日、Jose Guilherme Aguiar)。現在は9.8等(8月6日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  11 53.19  -47 10.8   2.448   2.174    62   10.2  20:06 ( 50,-29)  
Aug. 31  12 17.36  -47 22.7   2.587   2.262    60   10.5  19:55 ( 49,-28)  

* パンスターズ彗星 (C/2023 R2)

今後は急激に減光する。現在は観測できない。日本では9月に姿を現す。南半球では、今後は観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  11 12.58    4  0.6   1.853   0.930    16   11.5  20:06 (102,-11)  
Aug. 31  11 46.88    3 16.4   1.875   0.967    18   11.7  19:55 ( 99, -8)  

* アトラス彗星 (C/2022 E2)

現在は12.5等(8月7日、宮崎修氏)。しばらく12等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   7 32.35   42 48.0   4.287   3.671    46   12.4   3:57 (236, 28)  
Aug. 31   7 34.69   43 57.3   4.186   3.669    53   12.4   4:03 (237, 34)  

* アトラス彗星 (C/2023 C2)

現在は12.7等(8月7日、Thomas Lehmann)。しばらく13等を保つ。日本では超低空。だが、春には高く見えるようになる。南半球では、今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  16 19.08  -50 40.3   2.176   2.549    99   12.8  20:06 ( 18,  1)  
Aug. 31  16 30.59  -48  8.3   2.220   2.521    95   12.7  19:55 ( 20,  3)  

* カマラーサ-ドゥサノヴィッツ彗星 (C/2023 V4)

急激に増光して、6月に10.0等まで明るくなった(6月11日、Virgilio Gonano)。現在は12.8等(8月7日、安部裕史氏)。急激に減光中。11月には18等以下になる。南半球では10月には、日本では11月には観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  13 24.17   30 59.6   2.234   1.738    48   13.5  20:06 (108, 30)  
Aug. 31  13 41.35   26 58.6   2.346   1.816    47   13.9  19:55 (104, 28)  

* ブルーイントン彗星 (154P)

現在は13.9等(8月3日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   6 58.07   36 42.7   2.207   1.747    50   13.8   3:57 (245, 32)  
Aug. 31   7 18.37   36 30.8   2.199   1.783    52   14.3   4:03 (247, 35)  

* フォーブズ彗星 (37P)

現在は15.1等(8月17日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  14 29.02  -22 33.8   1.710   1.686    71   14.0  20:06 ( 52, 11)  
Aug. 31  14 46.97  -23 20.3   1.742   1.668    68   14.0  19:55 ( 51, 11)  

* パンスターズ彗星 (C/2021 S3)

2月から3月にかけて、9.6等まで明るくなった(2月25日、Thomas Lehmann)。現在は13.2等(8月9日、宮崎修氏)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、9月には観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  19 20.31   56 26.9   2.495   2.905   103   14.1  21:07 (180, 69)  
Aug. 31  19 19.95   54 39.8   2.562   2.979   104   14.3  20:39 (180, 70)  

* アトラス彗星 (C/2021 G2)

現在は14.5等(8月16日、ATLAS South Africa)。しばらく14等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球では、10月には観測できなくなる。だが、12月には再び観測できるようになる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  12 51.90  -19  3.1   5.579   4.984    49   14.2  20:06 ( 70, -4)  
Aug. 31  12 58.58  -18 56.0   5.654   4.983    44   14.2  19:55 ( 71, -6)  

* シュヴァスマン-ヴァハマン第1彗星 (29P)

現在は観測できない。9月に姿を現す。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   9 23.16   14 42.5   7.209   6.226    12   14.2   3:57 (247, -7)  
Aug. 31   9 28.13   14 14.9   7.180   6.227    17   14.2   4:03 (252, -1)  

* ZTF彗星 (C/2020 V2)

2023年に、長期に渡って9〜10等で観測された。現在は14.9等(8月14日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  23 14.25  -69 30.9   4.753   5.342   120   14.7   1:06 (  0,-14)  
Aug. 31  22 54.41  -70 16.1   4.845   5.398   118   14.7   0:19 (  0,-15)  

* パンスターズ彗星 (C/2022 N2)

2025年の秋に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は14.7等(8月4日、W. Pei)。しばらく15等を保つ。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  22 55.22   -4 11.2   3.837   4.828   167   14.8   0:46 (  0, 51)  
Aug. 31  22 52.39   -4 21.7   3.787   4.793   174   14.7   0:16 (  0, 51)  

* シューメーカー-リニア彗星 (146P)

現在は14.6等(7月31日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   4 45.64    9  5.0   1.208   1.436    80   14.9   3:57 (296, 45)  
Aug. 31   5  1.51   11 21.0   1.181   1.450    82   15.1   4:03 (298, 50)  

* ウィルタネン彗星 (46P)

今回帰は条件が悪い。初夏に10等まで明るくなったはずだが、まったく観測できない。急激に減光中。10月には18等以下になる。今後は観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  10 46.38   15 29.7   2.605   1.616     9   15.0  20:06 (116, -9)  
Aug. 31  11  4.76   13 48.7   2.668   1.676     8   15.4  19:55 (114,-10)  

* マクノート-ヒューズ彗星 (130P)

現在は14.7等(7月31日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   2 38.58    8  6.3   1.545   2.128   110   15.0   3:57 (343, 62)  
Aug. 31   2 41.55    8 15.2   1.503   2.157   116   15.1   4:03 (359, 63)  

* アトラス彗星 (C/2022 QE78)

現在は15.6等(8月18日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく15等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   6 22.93    3 25.8   6.635   6.147    57   15.2   3:57 (283, 23)  
Aug. 31   6 27.09    3 23.9   6.526   6.125    62   15.1   4:03 (288, 29)  

* パンスターズ彗星 (C/2017 K2)

2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は14.9等(8月10日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。日本では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   6 21.88   17  8.9   7.123   6.611    55   15.4   3:57 (270, 31)  
Aug. 31   6 23.73   17 19.0   7.077   6.667    62   15.4   4:03 (275, 38)  

* アトラス彗星 (C/2022 L2)

現在は15.6等(7月24日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   9 51.50  -24 20.8   3.949   3.185    35   15.5   3:57 (277,-35)  
Aug. 31   9 52.89  -25  3.0   3.992   3.223    35   15.5   4:03 (282,-28)  

* ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271)

非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.9等(7月25日、佐藤英貴氏)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   4 19.88  -65 56.2  15.835  16.030    99   15.5   3:57 (347,-14)  
Aug. 31   4 21.12  -66 26.3  15.807  16.006    99   15.5   4:03 (350,-13)  

* ラインムート第1彗星 (30P)

現在は16.5等(4月3日、Taras Prystavski)。しばらく16等を保つ。現在は観測できない。日本では9月に、南半球では11月に姿を現す。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   9 21.36   16 41.4   2.781   1.813    13   15.6   3:57 (246, -5)  
Aug. 31   9 39.92   15 32.2   2.768   1.817    15   15.6   4:03 (249, -3)  

* 小惑星2020 TS2

8月4日に太陽に0.12天文単位まで接近した。急激に減光中。9月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に高くなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   9  0.18   -0  4.1   0.384   0.667    21   15.7   3:57 (262,-11)  
Aug. 31   8 20.11  -17 34.7   0.274   0.830    42   15.9   4:03 (287, -6)  

* コマス・ソラ彗星 (32P)

現在は14.7等(5月31日、安部裕史氏)。ゆっくりと暗くなっていく。現在は観測できない。日本では10月に、南半球では11月に姿を現す。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  10 41.55   15 31.8   3.302   2.307     8   15.7  20:06 (117,-10)  
Aug. 31  10 55.45   14  5.3   3.334   2.336     6   15.8  19:55 (116,-11)  

* アトラス彗星 (C/2024 G3)

2025年1月13日に太陽に0.09天文単位まで近づく。計算上は-1等まで明るくなるが、消滅する可能性が高い。最盛期は、南半球でのみ、近日点通過後に観測できる可能性がある。現在は16.0等(8月13日、ATLAS Chile)。今後は急激に増光する。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  13 14.65  -55  9.8   2.975   2.910    76   16.0  20:06 ( 36,-21)  
Aug. 31  13 22.14  -53 35.2   2.968   2.811    71   15.9  19:55 ( 38,-21)  

* アトラス彗星 (C/2019 L3)

2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は16.3等(7月16日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  11 23.56  -46 27.8   9.011   8.547    59   15.9  20:06 ( 53,-33)  
Aug. 31  11 28.59  -46 39.5   9.108   8.592    56   16.0  19:55 ( 54,-35)  

* パンスターズ彗星 (C/2023 Q1)

現在は16.5等(8月7日、D. Buczynski)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、9月には観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   4 46.98   50 12.5   2.853   2.785    75   16.2   3:57 (230, 57)  
Aug. 31   5  2.19   52  4.5   2.758   2.758    79   16.1   4:03 (225, 60)  

* パンスターズ彗星 (C/2019 U5)

現在は14.9等(6月5日、Thomas Lehmann)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   7 52.73  -35 39.9   6.198   5.714    57   16.1   3:57 (302,-17)  
Aug. 31   7 54.23  -36 31.0   6.208   5.757    59   16.2   4:03 (306,-12)  

* カタリナ-パンスターズ彗星 (299P)

5月下旬にバーストを起こして急増光した。現在は16.3等(8月15日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  15 48.34  -22 37.2   3.068   3.211    88   16.1  20:06 ( 37, 22)  
Aug. 31  15 55.01  -22 37.6   3.169   3.218    83   16.2  19:55 ( 39, 21)  

* パンスターズ彗星 (C/2020 K1)

2023年の春に12.1等まで明るくなった(2023年5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は16.3等(8月2日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   6 52.12  -36  6.1   5.651   5.332    66   16.4   3:57 (309, -7)  
Aug. 31   6 55.14  -36 26.7   5.660   5.381    68   16.4   4:03 (314, -3)  

* ニート-リニア彗星 (472P/2023 RL75)

現在は16.4等(8月18日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく16等を保つ。日本では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   5 50.71   16 15.1   3.730   3.401    63   16.5   3:57 (276, 37)  
Aug. 31   5 58.79   15 56.0   3.648   3.405    68   16.4   4:03 (280, 42)  

* ラッセル第2彗星 (89P)

現在は16.5等(8月3日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  23 48.16  -20  5.4   1.517   2.471   155   16.4   1:39 (  0, 35)  
Aug. 31  23 42.87  -20 24.0   1.519   2.493   160   16.5   1:07 (  0, 35)  

* シューメーカー-レヴィ第1彗星 (192P)

現在は16.0等(7月31日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。10月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   6  1.12   27 21.2   2.106   1.838    60   16.4   3:57 (262, 40)  
Aug. 31   6 15.41   28 37.6   2.089   1.888    64   16.6   4:03 (262, 44)  

* パンスターズ彗星 (C/2022 R6)

現在は16.6等(8月2日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   6 44.94  -24 54.5   7.428   7.011    62   16.5   3:57 (302,  1)  
Aug. 31   6 49.21  -25 15.1   7.360   6.995    65   16.5   4:03 (307,  6)  

* アトラス彗星 (C/2023 F3)

現在は16.8等(8月14日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、12月に姿を現す。南半球では、次第に低くなる。だが、10月からは再び高くなっていく。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  13 23.40  -40 24.0   5.632   5.334    67   16.5  20:06 ( 48,-11)  
Aug. 31  13 23.60  -39 59.2   5.722   5.322    61   16.5  19:55 ( 50,-14)  

* アトラス彗星 (C/2024 M1)

冬に13.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は17.1等(8月13日、ATLAS South Africa)。次第に明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   6 20.84  -29 59.9   2.159   2.032    69   16.8   3:57 (309,  2)  
Aug. 31   6 28.85  -29  7.4   2.075   1.987    70   16.6   4:03 (313,  6)  

* レモン彗星 (C/2024 B1)

しばらく17等を保つ。日本ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。南半球では、今後は観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   8 22.20   45 17.4   2.364   1.740    41   16.8   3:57 (229, 22)  
Aug. 31   8 52.28   46 59.1   2.279   1.710    44   16.6   4:03 (228, 23)  

* サイディング・スプリング彗星 (P/2024 N5)

2012年に16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。急激に増光して、秋に14.5等まで明るくなると期待されている。現在は18.5等(7月25日、佐藤英貴氏)。次第に明るくなっていく。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   4 10.56    0  3.2   1.612   1.908    90   17.0   3:57 (314, 45)  
Aug. 31   4 19.21    1 57.1   1.522   1.888    94   16.6   4:03 (320, 50)  

* P/2023 S1彗星 (P/2023 S1)

現在は17.5等(3月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。だが、冬には高く見えるようになる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   7 12.60   27 50.9   3.454   2.834    45   16.7   3:57 (253, 26)  
Aug. 31   7 24.57   27 26.4   3.373   2.819    49   16.6   4:03 (256, 30)  

* レモン彗星 (C/2023 TD22)

現在は16.5等(8月15日、Taras Prystavski)。次第に暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  23 14.00    2  5.6   1.396   2.371   159   16.7   1:07 (  0, 57)  
Aug. 31  22 38.27   -0 42.8   1.360   2.364   172   16.7   0:04 (  0, 55)  

* アトラス彗星 (C/2024 A1)

現在は17.3等(5月6日、ATLAS Chile)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   7 50.86  -26  2.4   5.202   4.627    50   16.7   3:57 (294,-12)  
Aug. 31   7 55.59  -25 56.2   5.140   4.595    52   16.7   4:03 (298, -6)  

* アトラス彗星 (C/2019 E3)

非常に遠方の彗星。現在は17.1等(8月10日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   2 51.52  -67 44.0  10.069  10.423   107   16.7   3:57 (356,-13)  
Aug. 31   2 46.42  -68 12.6  10.070  10.429   108   16.7   4:03 (  0,-13)  

* アトラス彗星 (C/2019 T4)

2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は16.1等(8月1日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、10月には観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  17 12.61   30  1.3   7.390   7.583    97   16.7  20:06 ( 75, 75)  
Aug. 31  17 13.28   29 26.7   7.498   7.624    93   16.8  19:55 ( 78, 72)  

* ボク彗星 (C/2022 U3)

しばらく17等を保つ。次第に高くなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   7 27.32   15 49.9   5.558   4.831    40   17.0   3:57 (262, 17)  
Aug. 31   7 33.44   15  4.6   5.488   4.834    45   17.0   4:03 (267, 22)  

* ロニオス-タッカー彗星 (328P)

現在は16.8等(8月3日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。10月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   3 21.48   33 58.5   1.528   1.890    94   17.0   3:57 (268, 74)  
Aug. 31   3 32.58   36  9.0   1.479   1.900    97   17.0   4:03 (260, 79)  

* ガン彗星 (65P)

現在は16.6等(8月12日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では9月には、南半球では10月には観測できなくなる。だが、日本では12月には再び観測できるようになる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  13 24.78   -5  5.9   3.802   3.255    50   17.0  20:06 ( 76, 10)  
Aug. 31  13 32.59   -6  6.3   3.860   3.242    46   17.0  19:55 ( 76,  8)  

* レモン彗星 (C/2022 S4)

近日点通過の前から減光している。現在は17.0等(8月11日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球ではやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   9  1.87  -63 59.7   2.848   2.787    76   17.0   3:57 (328,-37)  
Aug. 31   9 39.85  -64 36.2   2.901   2.798    74   17.1   4:03 (329,-37)  

* パンスターズ彗星 (253P)

現在は17.8等(8月16日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   0 56.60    1 48.8   1.218   2.076   137   17.2   2:47 (  0, 57)  
Aug. 31   0 58.11    1 24.1   1.164   2.065   143   17.1   2:21 (  0, 57)  

* パンスターズ彗星 (C/2023 R1)

現在は17.0等(8月18日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  23 42.43   32  1.8   5.516   6.235   131   17.2   1:34 (  0, 87)  
Aug. 31  23 34.91   31 50.1   5.411   6.190   137   17.1   0:59 (  0, 87)  

* モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1)

2023年の初めと秋に、14等まで明るくなった。現在は17.1等(8月14日、A. Diepvens)。ゆっくりと暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  21  2.92   21 30.7   4.398   5.243   143   17.2  22:49 (  0, 77)  
Aug. 31  20 54.06   20 50.9   4.466   5.289   141   17.2  22:13 (  0, 76)  

* 2008 GO98彗星 (362P/(457175))

現在は16.4等(5月4日、高橋俊幸氏)。しばらく17等を保つ。今後は次第に低くなり、南半球では11月には、日本では12月には観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  15 32.99   -4 58.4   2.844   2.872    81   17.3  20:06 ( 53, 34)  
Aug. 31  15 40.46   -5 38.9   2.932   2.875    76   17.3  19:55 ( 54, 32)  

* エレーニン彗星 (479P/2023 WM26)

2011年に、近日点通過の半年後に発見された新周期彗星の初回帰。急激に増光して、春に10.7等まで明るくなった(4月28日、Marco Goiato)。現在は17.8等(7月26日、ATLAS Chile)。急激に減光中。9月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  16  6.82  -27 11.5   1.529   1.889    93   17.3  20:06 ( 31, 21)  
Aug. 31  16 24.67  -26 46.4   1.652   1.951    91   17.8  19:55 ( 31, 21)  

* レナード彗星 (C/2022 U1)

現在は17.2等(7月21日、門田健一氏)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  19 56.53   43  6.9   3.828   4.388   117   17.3  21:43 (180, 82)  
Aug. 31  19 44.85   41  8.4   3.863   4.405   116   17.4  21:04 (180, 84)  

* アトラス彗星 (C/2024 L5)

現在は17.0等(8月15日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では9月には、南半球では10月には観測できなくなる。だが、12月には再び観測できるようになる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  15 12.43  -31  2.3   3.889   3.902    83   17.4  20:06 ( 39, 11)  
Aug. 31  15  8.77  -30 27.2   3.995   3.872    75   17.4  19:55 ( 43,  8)  

* アラン-リゴー彗星 (49P)

2025年の春に、14等まで明るくなる。現在は17.9等(8月13日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   0 25.55  -21 31.6   1.749   2.651   146   17.6   2:16 (  0, 34)  
Aug. 31   0 22.82  -23  4.8   1.675   2.604   150   17.4   1:46 (  0, 32)  

* アラン彗星 (50P)

しばらく18等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   7 30.27   36 45.7   2.729   2.129    44   17.5   3:57 (242, 26)  
Aug. 31   7 47.68   36 25.3   2.705   2.156    47   17.5   4:03 (244, 29)  

* スペースウォッチ彗星 (125P)

現在は18.0等(8月16日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後は急激に減光する。9月には18等以下になる。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  21 19.26  -12 34.7   1.189   2.186   166   17.5  23:06 (  0, 42)  
Aug. 31  21 15.18  -13 41.1   1.254   2.226   159   17.7  22:35 (  0, 41)  

* ミュラー彗星 (190P)

現在は18.3等(8月15日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  23  1.28   -6  3.9   1.278   2.275   166   17.7   0:53 (  0, 49)  
Aug. 31  22 57.15   -6 18.7   1.242   2.249   174   17.5   0:21 (  0, 49)  

* マクノート彗星 (338P)

現在は17.9等(8月7日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   2 44.76   22 33.2   1.809   2.293   105   17.6   3:57 (323, 75)  
Aug. 31   2 47.95   24 26.5   1.738   2.297   110   17.5   4:03 (351, 79)  

* 紫金山彗星 (C/2021 S4)

現在は17.6等(4月11日、Mt. Lemmon Survey)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、9月には観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   7  6.17   38 40.7   7.472   6.860    49   17.6   3:57 (242, 32)  
Aug. 31   7 11.63   38 43.6   7.400   6.870    54   17.6   4:03 (245, 37)  

* アトラス彗星 (C/2024 J3)

現在は17.4等(8月12日、ATLAS South Africa)。しばらく18等を保つ。12月には観測できなくなる。2026年に13等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できると期待されている。最盛期は、南半球では低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  18 27.89  -39 34.3   7.075   7.673   123   17.6  20:16 (  0, 15)  
Aug. 31  18 25.56  -39  2.0   7.129   7.630   116   17.6  19:55 (  2, 16)  

* マクミラン彗星 (208P)

現在は19.0等(8月6日、W. Hasubick)。ゆっくりと暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24  23 58.88   -5 56.6   1.585   2.529   153   17.7   1:50 (  0, 49)  
Aug. 31  23 55.67   -6 13.3   1.555   2.529   160   17.7   1:19 (  0, 49)  

* スパール彗星 (242P)

現在は19.0等(8月11日、W. Hasubick)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   4  9.01   -3 56.2   3.854   4.010    91   17.8   3:57 (317, 42)  
Aug. 31   4 12.98   -4 47.8   3.759   4.006    96   17.7   4:03 (327, 45)  

* ヘリン-ローマン-アルー第1彗星 (117P)

現在は18.5等(8月11日、W. Hasubick)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   3 36.73   16 43.3   4.180   4.387    95   17.8   3:57 (306, 63)  
Aug. 31   3 38.36   16 51.6   4.088   4.401   101   17.8   4:03 (321, 68)  

* リニア彗星 (P/2010 WK)

2010年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は19.1等(8月13日、John Maikner)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Aug. 24   6 32.08   31 15.4   2.209   1.818    54   18.1   3:57 (254, 35)  
Aug. 31   6 51.91   31 25.9   2.177   1.834    56   18.0   4:03 (255, 38)  

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