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コメント

 

他のプログラム言語と同様に、PADELにもコメントを書くことができる。 コメントの内容は出力されるPAD図の中には書かれない。

コメントの書き方はC、またはC++のコメントと同じである。つまり、

    /* コメント */
    // コメント

の2通りの方法が可能である。    

但し、コメントを書く場所は任意ではないので注意が必要である。 PADELでは、コメントはコメントのみの行として独立していなければいけない。 つまり、1行にPADELの命令とコメントを共に書くことはできないのである。 正確に言うと、/ tex2html_wrap_inline2625 // の前には空白以外の文字はあってはな らず、また tex2html_wrap_inline2627 / の後には、改行コードとの間に空白以外の文字があって はならない。 よって、

    for ( i = 0, N )        /* N までの和 */
        sum = sum + i

のような書き方は不正である。 ちなみに、Cライクなコメントの場合、途中に改行コードが入るのは構わない。

ところで、コメントは本来のコメントとしての役割以外に、パラメータ変数を指 定するのにも使われる。 パラメータ変数を使うと、PAD図の仕上がりをよりいっそうきれいに装飾する ことができる。 パラメータ変数については、第 5章で詳しく述べているので、 そちらを参照してほしい。

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Sat Nov 9 21:27:17 JST 1996