並列ソフトウェアコンテスト'96

Home page
Updated on June 12, 1996

---------------------------------------------------------------------

・ 並列ソフトウェアコンテスト(PSC'96)について

1996年6月に早稲田大学で催される並列処理シンポジウム(JSPP'96)に合わせて、 並列ソフトウェアコンテスト(PSC'96)が開催されました。このコンテストは 1994年に始まり、今年で3回目です。

コンテスト全体については、以下のページを御覧下さい。

・ コンテスト問題

データ数 N=2^17 * 5^2 = 3,276,800 の複素離散フーリエ変換及び逆変換をし ます。

元データは並列コンピュータの各プロセッサに順どおりに等分して配置されま す。 そのデータをフーリエ変換し、絶対値が最大、2番目のもののフーリエ係数と そのインデックスを出力します。 さらに逆変換し、元データとの差の二乗和を計算・出力します。

これらに要する時間を計測し、その速さを競います。 但し、定数表は予め作成し、その時間は計測しないことにします。

使用できる並列コンピュータは、

  • Cenju-3(日本電気)
  • AP-1000+(富士通)
  • SP-2(日本アイビーエム)
  • SR2201(日立製作所)
です。

・ コンテスト結果

PSC'96の全体の結果は次のとおりでした。

マシンエントリ数予選結果提出数予選通過数完走者数
NEC6210
富士通82231513
IBM60
日立68171410
合計103372721

私個人の成績は次のとおりでした。

マシン1位の実行時間自分の実行時間順位備考
NEC1.0272.697失格二乗和大、予選8位
富士通1.2053.3208位 
IBM0.79501.49386位 
日立0.17630.811810位 

・ コンテスト応募プログラム

私がPSC'96コンテストに応募したフーリエ変換プログラムは以下の場所から参 照できます。

---------------------------------------------------------------------

Copyright(C) Seiichi Yoshida (comet@aerith.net). All rights reserved.