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2002年に発見された当時は小惑星と思われていたが、回帰した今回は尾が観測され、彗星だと判明した。8月上旬に地球に大接近し、15等から12等へと急激に明るくなった。太陽に近づいていったん見えなくなっていたが、再び明け方の空に現れてきた。大きく拡散しているが、眼視では10.3等(9月14日、Juan Jose Gonzalez)、CCDでは11.5等(9月7日、Michael Jager)と、かなり明るい。今後はゆっくりと高くなる。近日点通過が9月17日なので、9月中は11〜12等を保ちそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 9 19.82 9 6.2 0.642 0.606 35 11.0 4:33 (254, 6)
Sept.24 9 34.20 6 39.5 0.771 0.617 37 11.6 4:22 (256, 8)
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2006年春に9等に達する。南半球ではずっと観測可能。日本では、2006年3月までずっと見えないが、その後は暗くなっていく様子をずっと観測できるようになる。8月1日に13.9等まで明るくなってきていた(Michael Mattiazzo)。現在は11等台になっているはずで、南半球では高く見えているのだが、最近の観測が無いので、予報より暗いのかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 6 8.42 -47 4.1 2.310 2.464 86 11.2 4:33 (308, 66)
Sept.24 6 12.32 -52 8.9 2.209 2.400 88 11.0 4:22 (322, 66)
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8月下旬に公開されたSWANの画像から多数の人によって発見された新彗星。眼視では9.5等と明るかった(8月25日、Alan Hale)。8月9日に近日点を通過しており、現在は減光中だが、まだ11.6等と明るい(9月14日、Juan Jose Gonzalez)。拡散状で大きい。日本からは、9月上旬まで夕方の空に低く見える。9月中旬からは明け方の空で次第に高くなっていくが、10月には13等になる。南半球では、発見前に夕空で条件良く見えていたはずだが、今後はもう見えない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 11 20.45 51 44.7 1.277 0.988 49 11.5 4:33 (228,-36)
Sept.24 11 14.21 55 20.9 1.270 1.104 56 11.9 4:22 (222,-34)
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3月に発見された頃は16.4等だった(3月12日、R. H. McNaught)が、順調に増光し、現在は11.4等(9月8日、Juan Jose Gonzalez)。視直径は1分角とかなり小さく、たいへん強く集光している。南半球では、11月までずっと高い位置で、明るくなっていく様子を観測できる。日本からは、ずっと高度が15度ほどと低い状態が続いたが、今後は少しずつ高くなる。それでも、10月から12月にかけて25度程度にしかならない。2006年の初めに10等に達する。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 19 26.47 -36 0.3 2.026 2.590 113 12.1 19:40 ( 0, 89)
Sept.24 19 27.14 -34 57.6 2.042 2.522 106 12.0 19:22 ( 94, 88)
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8月初めから11.5等を保ち、まだ11.5等と明るい(9月3日、Reinder J. Bouma)が、今後は次第に暗くなっていく。日本からは、10月中旬までずっと明け方の空に、高度10〜15度と、かなり低くなってしまう。その後は高くなるが暗くなり、高度が30度を越える11月末には、14.5等以下になってしまう。南半球では12月まで見えない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 11 1.42 37 16.9 1.859 1.201 35 12.1 4:33 (242,-28)
Sept.24 11 23.94 33 23.2 1.924 1.244 35 12.4 4:22 (247,-28)
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5月から8月までずっと10等を保ち、8月5日にもまだ10.9等(吉田誠一)と明るかった。だが、すでに減光を始めており、9月3日には11.7等まで暗くなってきている(Jose Carvajal)。日本からはすでに夕空にかなり低くなってしまっており、最近の観測は少ない。ただ、12月まで高度17度と、ずっと夕空の低空ながらも見え続ける。南半球では11月まで高く見える。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 16 53.12 -30 45.2 1.495 1.673 81 12.5 19:16 ( 90, 63)
Sept.24 17 14.68 -31 26.7 1.574 1.704 79 12.8 19:22 ( 87, 61)
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日本から見えていた1月は11等台で小さい姿だったが、急激に増光し、南天に去った後の3月から4月にかけて8.0等に達した(3月4日及び4月7日、Alexandre Amorim)。4月10日に近日点を通過した後は、一転してゆっくりと減光している。現在もまだ12.3等と明るい(9月3日、Reinder J. Bouma)。日本からは今後は、暗くなっていく様子をずっと条件良く観測できる。6月25日には、核が分裂しているのが見つかった。CCDでも2つの核が写る。分裂しても、彗星の明るさに影響はないようだ。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 23 29.30 29 47.0 1.724 2.630 147 12.8 23:41 (180, 25)
Sept.24 23 12.14 29 34.3 1.809 2.714 148 13.0 22:57 (180, 25)
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前回1998年には近日点通過の2週間ほど前に最大光度となったが、今回は近日点まで増光が続き、7月2日に9.2等に達した(Carlos Labordena)。その後、8月5日には10.4等まで暗くなってきた(吉田誠一)。すでに12等まで暗くなっていると思われるが、最近の観測は無い。今後、日本からはずっと高度が30度あたりのまま暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 7 39.72 -3 31.1 1.677 1.461 59 12.9 4:33 (248, 34)
Sept.24 7 53.70 -5 53.2 1.696 1.522 62 13.2 4:22 (250, 36)
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5月からずっと15等前後と暗い状態が続き、眼視では見えない状態が続いていた。9月3日にも13.5等以下で見えなかった(Reinder J. Bouma)。だが、9月9日にバーストを起こし、13等まで明るくなっている(Stephane Garro)。現在は非常に集光が強い。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 2 18.29 25 4.3 5.032 5.760 132 13.2 2:35 (180, 30)
Sept.24 2 16.20 25 5.2 4.961 5.761 139 13.2 2:06 (180, 30)
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1月上旬の最盛期には、3.5等、視直径30分角という巨大な姿が、頭上高く、たいへん明るく見えた。その後は次第に暗くなってきており、9月3日には12.5等まで暗くなってきた(Edwin van Dijk)。視直径は約2分角とだいぶ小さくなり、かなり拡散してきた。日本からは発見以来、1年間ずっと観測できたが、次第に高度が低くなってきた。10月には西空に沈むが、12月には再び明け方の空に15等で現れる。その後、CCDでは来年夏までずっと観測できるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 14 41.17 10 49.4 4.009 3.390 46 13.3 19:16 (114, 13)
Sept.24 14 49.00 9 31.4 4.139 3.464 42 13.5 19:22 (109, 9)
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発見以来、4月初めに近日点を通過するまで、ずっと、ふつうの彗星より鈍い増光が続いてしまった。日本からは3月までしか見えなかったが、南半球で観測が続き、3月中旬から5月中旬まで8等を保った。南半球でも、7月上旬までは高度が低くなっていたが、その間に、彗星は急激に暗くなってしまった。しばらく観測が無かったが、8月1日には13.0等と、ほぼ予報通りの明るさを保っていた(Michael Mattiazzo)。日本からも、ようやく明け方の空に現れて来るが、年末までずっと高度は10度前後と低いまま。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 7 35.82 -38 7.2 2.924 2.729 68 13.4 4:33 (290, 50)
Sept.24 7 36.72 -39 8.5 2.959 2.814 71 13.5 4:22 (290, 54)
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1月初めには7.5等と、双眼鏡で楽に見える明るさだったが、その後は夕空で急激に拡散、減光した。眼視では3月15日に10.7等(Alexandre Amorim)、CCDでは4月4日に11.5等(津村光則氏)まで暗くなり、西空に沈んだ。近日点通過後の減光は遅く、現在もまだ12.3等と、眼視で明るく見えている(9月3日、Juan Jose Gonzalez)。太陽から遠いので、しばらく12〜13等で見られそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 4 17.64 -8 37.9 4.091 4.539 110 13.4 4:33 (181, 64)
Sept.24 4 12.28 -9 18.5 4.061 4.609 117 13.4 4:01 (180, 64)
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6月から8月にかけて12等を保ち、8月2日にもまだ12.2等と明るかった(Juan Jose Gonzalez)が、9月8日には13.0等まで暗くなってきた(吉田誠一)。日本からはずっと南に低かった。今後は少しずつ高くなっていくが、暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 18 23.31 -23 58.9 1.115 1.639 101 13.5 19:16 (141, 76)
Sept.24 18 41.28 -22 51.4 1.182 1.660 98 13.8 19:22 (133, 73)
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前回1984年の回帰では、近日点を過ぎてから予想外の増光をし、近日点通過の45日後に最大光度となった。今回も、近日点の頃は11.3等だった(6月16日、Juan Jose Gonzalez)が、近日点を過ぎた後も明るくなり、7月2日には10.2等に達した(Juan Jose Gonzalez)。だが今回は、近日点通過の20日後から減光に転じた。発見時の増光は、例外的なアウトバーストだったようだ。9月3日には12.6等(Reinder J. Bouma)と、だいぶ暗くなってきた。次第に夕空に低くなり、10月から11月にかけては超低空になってしまう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 13 31.51 38 29.6 2.308 1.739 44 13.6 19:16 (126,-16)
Sept.24 13 38.67 35 24.9 2.413 1.799 42 14.0 19:22 (120,-19)
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2003年末から2005年までの1年間に、18等から15等まで増光した。これは、ふつうの彗星と比べて、かなり増光のペースが速い。その後は5月まで、15〜15.5等を保った。しばらく観測できなかったが、再び明け方の空で高くなって来た。冬には13等に達し、眼視でも見えるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 8 56.99 44 48.7 5.926 5.418 55 14.4 4:33 (223,-12)
Sept.24 9 5.35 44 51.4 5.835 5.403 59 14.4 4:22 (222,-11)
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5月に発見された頃は16.8等だった(5月20日、R. H. McNaught)が、急激に増光し、14等に達している(8月2日、Michael Jager)。眼視でも13.7等で見えている(9月3日、Edwin van Dijk)。北天を移動するため、日本からはずっと高く観測できる。11月まで眼視でも14等で見えそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 4 21.25 37 42.3 0.978 1.559 103 14.5 4:33 (181, 17)
Sept.24 4 33.29 40 12.2 0.958 1.580 107 14.6 4:22 (180, 15)
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CCDによる核光度は16.5〜17等とたいへん暗く報告されているが、実際には15.7等と明るい(6月26日、Giovanni Sostero)。鋭く集光しており、細く長い尾も見えている。2005年の夏と2006年の夏に15等に達する。南下していくため、日本からは2005年の方が条件が良い。眼視で13.8等でも見えている(7月28日、吉田誠一)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 16 42.04 32 7.4 3.837 3.739 76 15.1 19:16 (150, 15)
Sept.24 16 47.09 29 35.1 3.886 3.730 73 15.2 19:22 (143, 14)
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1月には16.4等だったが、衝となった5月には14.6等まで明るくなった(1月26日と5月31日、門田健一氏)。眼視でも14.3等で見えた(5月7日、Juan Jose Gonzalez)。その後は少し暗くなるはずだったが、眼視では7月10日に13.8等と、さらに明るくなった(Reinder J. Bouma)。但し、CCDによる核光度は、7月には15.5等と、逆に暗く報告されるようになった。すでに夕空に低く、まもなく観測できなくなる。2006年夏にも再び15等で観測できるが、その後は暗くなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 16 5.41 -24 6.5 3.269 3.073 69 15.3 19:16 ( 94, 51)
Sept.24 16 14.16 -24 34.8 3.351 3.068 65 15.4 19:22 ( 89, 46)
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2004年春に発見された小惑星2004 FS101の再発見。1月中旬には18等だったが、5月中旬には16〜16.5等まで増光した。これは、ふつうの彗星と比べて、やや増光のペースが速い。2006年1月頃には、日本からは低いが、14.5等になりそう。2005年春から2006年暮れにかけて、長い間15〜16等で見える。北天を移動するため、日本からはずっと観測できる。8月5日には14.0等以下で、眼視では見えなかった(吉田誠一)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 14 3.23 46 46.6 4.036 3.547 54 15.5 19:16 (137,-16)
Sept.24 14 13.30 46 42.6 3.998 3.520 54 15.4 19:22 (134,-19)
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7月10日に17.0等と、予報通りの明るさで観測された。9月9日には15.1等と、この予報より明るく報告されている(大島雄二氏)。9月から12月にかけて15等を保つ。眼視でも14等台で見えると思われる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 0 27.35 -4 5.9 1.509 2.500 167 15.7 0:45 (180, 59)
Sept.24 0 24.26 -4 43.4 1.482 2.480 172 15.6 0:14 (180, 60)
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5月12日には13.6等と、ほぼ予報通りの明るさだった(Michael Mattiazzo)。すでにかなり高く見えるようになっているが、ほとんど観測が無い。9月9日には17.8等と、かなり暗く報告されている(大島雄二氏)。実際にはこの予報よりかなり暗いのかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 5 19.00 10 52.7 2.152 2.443 94 15.8 4:33 (201, 42)
Sept.24 5 22.42 10 37.6 2.103 2.485 100 15.9 4:22 (197, 43)
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新彗星。9月12日には16.5等と、かなり明るく観測されている(大島雄二氏)。冬まで条件良く観測できるが、次第に暗くなっていく。2004年春から夏にかけても16等で見えていたはずだが、発見されなかった。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 2 25.05 29 4.1 1.854 2.609 129 16.2 2:42 (180, 26)
Sept.24 2 22.03 29 24.7 1.819 2.635 136 16.2 2:11 (180, 26)
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10月から11月にかけて16等で高く見えるが、年末には18等以下になる。8月1日には17.0等と、予報どおりの明るさで観測されている(Michael Mattiazzo)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 21 23.48 -33 12.9 0.624 1.517 135 16.3 21:37 (180, 88)
Sept.24 21 19.57 -28 50.5 0.627 1.492 131 16.2 21:06 (180, 83)
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5月上旬には17.5等とたいへん暗かったが、6月に地球に0.1AUまで大接近して急激に明るくなり、6月25日には10.3等と眼視でも明るく見えた(Juan Jose Gonzalez)。地球に接近したため、コマは4〜8分角と非常に淡く大きく拡散していた。驚くべきことに、6月24日のサーベイ画像では、8〜9等、視直径20分角という明るく大きな姿で写った(Terry Lovejoy)。再び明け方の空に現れて来た8月5日には、10.5等で眼視でも見えたが、非常に拡散していた(吉田誠一)。その後は予報通り、急激に減光しており、8月14日には12.5等、9月1日には14等になっている(Michael Jager)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 6 4.44 14 11.8 0.644 1.127 83 16.2 4:33 (212, 35)
Sept.24 6 7.67 14 24.1 0.664 1.195 89 16.9 4:22 (209, 36)
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8月5日には16.4等と、この予報より明るい(大島雄二氏)。10月まで16.5等で高く見えそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 3 38.38 -8 59.7 0.912 1.661 120 16.5 3:55 (180, 64)
Sept.24 3 48.34 -11 13.9 0.909 1.681 122 16.5 3:37 (180, 66)
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2004年夏から冬までの半年間に、19等から17等まで増光した。これは、ふつうの彗星と比べて、やや増光のペースが速かった。しばらく低かったが、再び高くなってきた。来年春にかけて、長期に渡って16等で条件良く見られる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 8 59.62 52 22.1 5.531 5.101 59 16.6 4:33 (217,-17)
Sept.24 9 10.40 52 41.2 5.446 5.090 64 16.6 4:22 (216,-16)
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新彗星。9月9日に16.8等(大島雄二氏)。11月まで16.5等で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 0 37.15 32 46.1 1.161 2.050 142 16.7 0:54 (180, 22)
Sept.24 0 35.81 32 46.5 1.129 2.043 146 16.7 0:25 (180, 22)
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9月7日に17.3等(Filip Fratev)と、予報どおりの明るさで検出された。12月まで17.5等を保つ。これまで低かったが、今後は高く見えるようになる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 8 20.49 17 44.8 2.183 1.734 50 17.3 4:33 (238, 12)
Sept.24 8 39.00 17 45.6 2.140 1.740 53 17.3 4:22 (238, 12)
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ゆっくりと減光中。12月には18等以下になるが、それまでずっと高く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 1 27.89 64 20.2 5.594 6.018 110 17.3 1:45 (180, -9)
Sept.24 1 18.55 64 9.0 5.593 6.082 114 17.4 1:08 (180, -9)
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2004年の秋に17等に達した。再び明け方の空に高く見えるようになってきた。冬に再び17等で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 7 11.99 20 19.7 3.352 3.105 67 17.5 4:33 (224, 21)
Sept.24 7 19.97 19 54.9 3.269 3.113 72 17.5 4:22 (222, 22)
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秋から冬にかけて再び衝となり、17.5等で高く見える。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Sept.17 4 17.99 18 19.1 4.007 4.426 108 17.6 4:33 (181, 37)
Sept.24 4 17.86 18 21.7 3.917 4.437 115 17.5 4:07 (180, 37)
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