今週の明るい彗星 (2007年5月5日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。

2P/Encke 4月19日に近日点を通過するまで、夕空の超低空にて、急激に増光していく様子が観測された。4月17日には6.7等に達した(Juan Jose Gonzalez)。しばらく観測不可能だったが、南半球では明け方の空に姿を現した。現在は7.8等(5月9日、Alexandre Amorim)。今後はしばらく明るく見えるだろう。日本では、6月には12等で明け方の空に姿を現す。但し、高度は20度までしか上がらず、急激に暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 2 8.68 0 44.8 0.534 0.527 17 7.0 5:12 (270, -2) May 12 1 35.14 -6 10.5 0.510 0.655 34 7.9 5:17 (267, 15) C/2007 E2 ( Lovejoy ) 3月に南半球で眼視で発見された新彗星だが、急激に北上中。4月初めには日本からも明け方の空に姿を現し、現在は非常に条件良く観測できるようになっている。4月中旬に地球に接近して、7.6等に達した。(4月18日、Juan Jose Gonzalez)。だが、その後は少し暗くなり、現在は8.8等(5月6日、Mike Linnolt)。今後、日本からは暗くなるまでずっと観測できる。7月までは眼視で見えそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 17 46.79 45 50.0 0.527 1.259 105 8.5 3:00 (180, 10) May 12 16 44.59 57 22.4 0.657 1.317 102 9.3 1:31 (180, -2) C/2006 P1 ( McNaught ) 南半球では、一生に一度あるかないかの大彗星となった。1月14日から15日にかけてマイナス5.5等に達し、金星よりも明るく輝き、白昼にも目撃された。その後、南半球では夕方の空に現れ、無数の縞が重なり合って優雅な曲線を描く、50度以上にも及ぶ尾を持った、素晴らしい姿が見られた。現在は朝と晩のどちらも観測できる。すでに9.6等まで暗くなってきた(4月19日、Stuart Rae)。南半球では、彗星が去るまでずっと、ほぼ一晩中観測できる状態が続く。日本からは二度と見られない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 2 11.73 -81 39.4 2.046 2.400 97 10.3 5:12 (350, 34) May 12 3 29.35 -83 32.8 2.100 2.505 101 10.6 18:35 ( 8, 34) C/2007 E1 ( Garradd ) 3月には13.8等とたいへん暗かった(3月17日、Alan Hale)が、4月上旬に急増光し、4月10日には8.7等に達した(Werner hasubick)。その後は少し暗くなっており、現在は10.2等(5月5日、Juan Jose Gonzalez)。彗星は極めて拡散して、淡く大きく広がっている。まだ夕空に高く見えているが、今後は暗くなりながら、急激に低くなる。5月下旬には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 7 55.93 19 36.8 1.188 1.317 73 10.6 18:40 (153, 31) May 12 7 42.99 20 57.1 1.391 1.298 63 10.9 18:35 (146, 26) 96P/Machholz 1 近日点を通過するまでは条件が悪く、地上からは観測できなかったが、3月中旬にはSWANの画像で、4月初めにはLASCOの画像で捉えられた。4月4日に近日点を通過した後、明け方の空に姿を現した時には、5.5等と明るかった(4月10日、Michael Jager and Gerald Rhemann)。その後は急激に減光中だが、現在もまだ10.9等と明るい(4月29日、吉田誠一)。意外と集光が強く見やすい。今後は急激に条件が良くなっていくが、彗星も急激に暗くなり、5月中旬には14等以下となって、眼視では見えなくなるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 22 22.62 21 21.5 0.701 0.922 62 12.1 5:12 (216, 24) May 12 21 47.80 20 12.4 0.660 1.066 76 12.9 5:17 (201, 32) C/2006 WD4 ( Lemmon ) 特異小惑星と思われていたが、彗星であることが判明した。4月下旬に太陽に0.6天文単位まで接近した後、5月には地球にかなり接近する。現在は14.1等と明るい(5月2日、Ernesto Guido and Giovanni Sostero)。日本からは、5月23日に12.5等で夕空に見え始め、その後はものすごいスピードで東に移動する。しばらく夕空に見えるが、急激に減光する。6月初めには15等となり、6月末には18等以下となる。南半球では、4月下旬から5月中旬にかけて、明け方の低空でも観測できる。非常に小型の彗星なので、予報よりも急激に衰退するかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 1 0.69 -10 18.0 0.773 0.609 37 13.9 5:12 (270, 18) May 12 1 40.41 -7 56.3 0.498 0.663 34 13.2 5:17 (269, 16) C/2006 XA1 ( LINEAR ) 予想より明るくなり、現在は13.5等で眼視でも見えている(4月28日、吉田誠一)。だが、次第に夕空に低くなっていき、6月上旬には低すぎて観測できなくなる。7月の近日点通過の頃は、太陽と合になって見えない。その後は南に去ってしまうため、日本からは見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 5 51.03 36 6.7 2.631 2.054 45 13.8 18:40 (139, 3) May 12 6 9.37 34 44.6 2.641 2.014 42 13.7 18:35 (137, 3) 29P/Schwassmann-Wachmann 1 今シーズンは、7月初めに明け方の空に現れて来て以来、ずっと12〜13等と明るく、眼視で見え続けている。現在も12.5等で眼視でも見えている(4月12日、Vitali Nevski)。だが、すでに夕空に傾いており、まもなく見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 4 35.25 28 56.2 6.776 5.907 28 13.9 18:40 (122, -5) May 12 4 41.30 29 2.3 6.826 5.909 22 14.0 18:35 (120, -7) C/2006 VZ13 ( LINEAR ) 明け方の空で高く見えるようになってきた。すでにCCDでも14.8等と明るく(4月27日、門田健一氏)、13.3等で眼視でも見えている(4月28日、吉田誠一)。今後は急激に増光し、7月には9等に達する。だが、8月には急激に南下する。日本からは、8月中旬には見えなくなる。一方、南半球では、7月中旬までは低すぎて観測は困難。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 23 18.44 33 13.0 2.345 1.859 49 14.7 5:12 (220, 8) May 12 23 19.79 34 50.7 2.165 1.775 54 14.4 5:17 (213, 10) C/2006 L2 ( McNaught ) 昨年の6月から、半年以上に渡って12等を保った。3月9日にもまだ12.6等と明るかった(Edwin van Dijk)。だが、現在は減光中で、すでに眼視では見えないだろう。だが、減光はゆっくりで、彗星が18等以下となるのは、2008年だろう。日本からは、それまでずっと観測できる。日本からは、今後しばらく周極星となり、一晩中見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 2 40.17 70 4.7 3.261 2.791 54 14.5 5:12 (204,-36) May 12 3 7.04 69 21.2 3.364 2.846 51 14.7 5:17 (205,-35) C/2003 WT42 ( LINEAR ) 2005年の秋から2006年の春まで、ずっと13.5等の明るさで見え続けていた。現在は1年前より1等ほど暗いが、まだ14.2等で眼視でも見えている(12月22日、吉田誠一)。CCDでは立派な尾が写る。5月まで非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 12 41.95 22 52.6 5.243 5.949 130 14.9 21:50 (180, 32) May 12 12 39.98 22 22.6 5.338 5.974 124 14.9 21:20 (180, 33) C/2005 L3 ( McNaught ) 現在は15.2等(2月24日、門田健一氏)。昨年の秋以来、しばらく観測できなかったが、再び明け方の空に現れて来た。2007年と2008年に、それぞれ春から夏にかけて、14.5等で観測できる。位置の条件も良く、眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 18 42.58 -7 59.9 5.297 5.892 121 14.9 3:54 (180, 63) May 12 18 37.07 -7 19.3 5.183 5.876 129 14.9 3:21 (180, 62) C/2005 YW ( LINEAR ) 日本からは見えなくなったが、南半球では条件良く観測できる。昨年秋から長期に渡って13〜14等を保っている。眼視では12.5等と、この予報よりかなり明るく観測されている(4月17日、Michael Mattiazzo)。だが、今後は次第に暗くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 16 14.60 -74 18.5 1.991 2.649 120 15.0 1:27 ( 0, 51) May 12 16 2.14 -73 45.0 2.006 2.702 123 15.1 0:47 ( 0, 51) C/2006 K4 ( NEAT ) 2006年の秋に17.5等まで増光した後、観測できなくなっていたが、再び明け方の空に姿を現して来た。現在は15.8等(5月3日、Tony Farkas)と、順調に明るくなって来ている。2007年夏に14.5等に達する。但し、南の空を移動するため、日本からは5月に高度が20度になるだけで、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 20 56.40 -25 33.2 3.532 3.751 94 15.5 5:12 (235, 75) May 12 20 56.05 -27 13.0 3.376 3.717 101 15.3 5:17 (213, 81) C/2006 Q1 ( McNaught ) 現在は15.2等(2月24日、門田健一氏)。2008年春に11等に達する。それまでずっと南天を移動するため、日本からは低空にしか見えない。現在、南半球では条件良く観測できるが、日本からはすでに見えない。日本からは、11月にいったん明け方の超低空に13等で見えた後、2008年3月からは、明け方の低空に11等で眼視でも見えるだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 5 30.26 -27 53.9 5.399 4.959 59 15.4 18:40 ( 80, 39) May 12 5 37.07 -27 24.4 5.382 4.908 57 15.4 18:35 ( 79, 36) C/2006 M4 ( SWAN ) 2006年秋に4等まで明るくなったが、1月11日には10.5等まで暗くなった。それ以来、しばらく観測できなかったが、再び明け方の空に現れて来た。現在は15.8等(4月28日、門田健一氏)と、予報どおりに暗くなっている。今後は、秋に18等以下になるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 23 0.78 -10 53.5 3.733 3.379 61 15.4 5:12 (250, 43) May 12 23 2.89 -11 31.3 3.700 3.459 68 15.5 5:17 (244, 49) C/2006 V1 ( Catalina ) 現在は15.8等まで明るくなってきた(3月11日、門田健一氏)。今後は2008年夏にかけて、1年半に渡って15.5〜16等を保つ。しかし、彗星は南下するため、日本からは2007年6月までしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 10 12.13 -0 30.7 2.911 3.401 110 15.8 19:20 (180, 56) May 12 10 12.64 -1 3.4 2.963 3.359 104 15.8 18:53 (180, 56) C/2007 H1 ( McNaught ) これから10月まで長期に渡って15等台を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 22 28.61 -7 13.8 2.862 2.652 67 16.0 5:12 (239, 46) May 12 22 39.95 -6 28.8 2.776 2.639 71 15.9 5:17 (233, 49) 17P/Holmes 今回帰はまだ観測されていない。南半球では4月中旬に、日本からも5月上旬に明け方の空に16等で姿を現す。その後、11月まで長期に渡って16等を保つだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 0 17.78 8 13.0 2.766 2.053 37 16.2 5:12 (248, 16) May 12 0 31.16 10 26.0 2.723 2.054 39 16.2 5:17 (243, 18) P/2006 HR30 ( Siding Spring ) 結局、ほぼ小惑星状のまま近日点を通過してしまった。9月初めからまったく増光せず、結局、14等止まりだった。日本からはずっと条件が良く、ずっと14等で観測できた。だが、3月からは急激に減光している。今後は高度も低くなり、6月には17等で西空に沈む。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 7 53.40 10 19.1 2.065 2.043 74 16.3 18:40 (148, 39) May 12 8 6.34 8 49.2 2.202 2.110 71 16.4 18:35 (145, 40) C/2006 OF2 ( Broughton ) 2008年の秋に10.5等に達し、条件良く見られる。現在は16.7等(4月18日、Tony Farkas)と、予報どおりに明るくなってきている。ゆっくりと増光していく様子を、しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 22 0.39 -12 49.2 5.669 5.518 76 16.5 5:12 (238, 55) May 12 22 2.99 -12 19.8 5.506 5.464 82 16.4 5:17 (227, 60) C/2002 VQ94 ( LINEAR ) 現在は16.8等(3月25日、門田健一氏)。木星よりも遠くにあるため、2007年夏まで、長期に渡って17等を保つ。北天を移動するため、今後はずっと高い位置で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 14 4.64 39 52.0 6.792 7.393 123 16.7 23:12 (180, 15) May 12 13 59.98 39 22.2 6.852 7.411 120 16.7 22:40 (180, 16) C/2007 G1 ( LINEAR ) 2008年夏に12等に達する。日本からは、それまで増光していく様子をほぼずっと観測できる。だが、その後は南に去り、日本からは二度と見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 17 54.76 35 29.3 5.510 5.959 111 17.0 3:06 (180, 20) May 12 17 50.18 35 47.1 5.413 5.907 114 16.9 2:34 (180, 19) C/2005 S4 ( McNaught ) 2006年夏には17等で観測された。再び明け方の空に高くなってきた。2007年の夏に、16.5〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 21 5.26 7 9.3 5.902 5.874 83 17.0 5:12 (203, 45) May 12 21 3.53 8 11.8 5.785 5.870 89 17.0 5:17 (191, 46) 99P/Kowal 1 現在は17.7等(3月12日、門田健一氏)。7月に西空に傾くまで、ずっと17等を保つ。2008年にも、再び18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 13 50.38 -11 48.5 3.752 4.736 165 17.1 22:58 (180, 67) May 12 13 47.21 -11 35.2 3.786 4.739 158 17.1 22:27 (180, 67) 87P/Bus 現在は17.3等(3月11日、門田健一氏)。5月まで17等を保ち、6月には暗くなりながら西に傾く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 10 45.42 8 0.5 1.587 2.220 115 17.2 19:54 (180, 47) May 12 10 50.04 7 41.7 1.649 2.210 110 17.3 19:31 (180, 47) C/2006 S2 ( LINEAR ) 6月から7月にかけて、16.5〜17等に達する。日本からはやや高度が低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 20 53.95 -2 6.0 3.020 3.163 88 17.4 5:12 (203, 55) May 12 20 53.51 -3 25.5 2.897 3.163 95 17.3 5:17 (189, 58) C/2007 F1 ( LONEOS ) 現在は18等。10月下旬に太陽に0.4天文単位まで接近し、6等に達しそう。但し、日本からの条件はたいへん悪い。今後は夕空で次第に低くなり、7月初めには高度が20度以下、7月下旬には10度以下となる。その時点ではまだ15.5等と暗い。いったん太陽と合になった後、9月下旬には11等より明るくなり、10月中旬には8等になるが、明け方の地平線すれすれにしか見えない。10月下旬には南天に去り、その後は二度と見えなくなる。南半球では、いったん7月に見えなくなった後、11月中旬に7.5等で夕空に姿を現し、その後は高度は低いながらも、暗くなっていく様子をずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 10 20.54 27 43.6 2.741 3.114 102 17.6 19:28 (180, 27) May 12 10 14.65 28 12.6 2.775 3.024 94 17.5 18:55 (180, 27) C/2007 B2 ( Skiff ) 2008年の春に14等で条件良く観測できる。現在はまだ18等と暗く、今後は次第に西空に傾いていく。だが、10月には16.5等で明け方の空に姿を現し、その後は2008年夏までずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 9 16.20 39 57.6 5.305 5.318 85 17.6 18:40 (177, 15) May 12 9 18.30 39 10.4 5.356 5.269 79 17.6 18:35 (173, 15) C/2004 B1 ( LINEAR ) 予想より減光が遅く、4月にもまだ17等で観測されている。もうしばらく17〜18等で観測できそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 15 46.43 59 50.7 5.009 5.330 103 17.6 0:58 (180, -5) May 12 15 33.76 60 23.3 5.097 5.391 101 17.7 0:18 (180, -5) C/2004 D1 ( NEAT ) 2006年の初めに16等に達した。現在は17.7等(2月3日、門田健一氏)。これから夏にかけて、17等から18等へと、ゆっくりと暗くなっていく。日本からは、ずっと高い位置で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 13 51.16 33 27.1 5.340 6.024 128 17.6 22:58 (180, 22) May 12 13 47.69 32 55.2 5.414 6.053 125 17.7 22:27 (180, 22) 125P/Spacewatch 現在は18.2等(3月14日、門田健一氏)。5月からは次第に高度が下がっていくが、秋に18等以下になるまで、ずっと夕空で17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 5 10 24.63 18 5.6 1.216 1.794 107 17.7 19:33 (180, 37) May 12 10 31.38 17 50.5 1.248 1.761 101 17.7 19:13 (180, 37)