今週の明るい彗星 (2009年9月26日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

クリステンセン彗星 (C/2006 W3) 夏に7.7等に達した(8月13日、Chris Wyatt)。現在は減光中だが、まだ9.1等と明るい(9月25日、Marco Goiato)。今後は次第に低くなり、12月には見えなくなる。南半球では、2010年以降も長期に渡って観測できる。日本からは、2010年春にも低空で観測できるが、その後は見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 19 19.57 2 20.3 2.781 3.224 107 8.6 19:15 ( 8, 57) Oct. 3 19 15.25 -0 20.8 2.918 3.241 99 8.8 19:05 ( 16, 53) ハウエル彗星 (88P) 現在は8.8等とかなり明るい(9月24日、Marco Goiato)。2010年2月まで長期に渡って観測できる。年末まで、9等前後で見える。但し、日本からは、今後はずっと低空となってしまう。南半球ではもう少し高く見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 15 55.06 -22 58.7 1.600 1.376 58 9.0 19:15 ( 50, 12) Oct. 3 16 19.45 -24 15.2 1.615 1.367 57 8.8 19:05 ( 48, 12) サイディング・スプリング彗星 (C/2007 Q3) 6月13日に9.8等まで明るくなった(Marco Goiato)。2010年の春にかけて、長期に渡って9〜10等の明るさを保つ。明け方の空に現れてきた。今後、日本からは長期に渡って条件良く観測できる。2010年の秋まで、1年に渡って眼視で見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 10 39.18 6 42.3 3.133 2.255 24 9.5 4:26 (265, 5) Oct. 3 10 52.60 7 23.7 3.084 2.252 28 9.5 4:32 (268, 10) リニア彗星 (217P/2009 F3) 現在は9.8等とかなり明るい(9月23日、Juan Jose Gonzalez)。12月まで10〜11等を保つ。日本からは、2010年の春に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 5 33.48 -4 22.2 0.593 1.243 99 9.8 4:26 (342, 49) Oct. 3 5 49.69 -4 34.3 0.600 1.262 101 9.8 4:32 (348, 50) コプフ彗星 (22P) 5月から6月にかけて8.8等まで明るくなった(5月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在もまだ11.0等と明るい(9月25日、Marco Goiato)。だが、11月には眼視で見えなくなりそう。来年春に18等以下になるまで、ずっと夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 22 36.83 -15 55.6 1.043 1.981 151 11.6 22:15 ( 0, 39) Oct. 3 22 36.55 -15 52.3 1.120 2.019 144 12.0 21:47 ( 0, 39) カーディナル彗星 (C/2008 T2) 5月から6月にかけて、8.5等まで明るくなった(5月26日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ10.8等と明るい(9月12日、Marco Goiato)。日本からは二度と見えない。南半球では、冬にはいったん低くなるが、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 13 37.12 -53 21.4 2.359 1.967 55 11.7 19:15 ( 42,-27) Oct. 3 14 10.16 -54 27.0 2.463 2.043 54 12.0 19:05 ( 40,-25) ギャラッド彗星 (C/2008 Q3) 6月に6.7等まで明るくなった(6月9日、Marco Goiato)。8月21日に9.5等まで減光した(Juan Jose Gonzalez)後、西空に沈んだ。現在は観測できないが、11月には明け方の空に13等で現れる。再び眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 13 3.36 6 39.8 3.111 2.160 15 11.7 19:15 (100, -3) Oct. 3 13 7.54 7 26.6 3.167 2.208 13 12.0 19:05 (103, -5) ヴィルト第４彗星 (116P) 春から夏にかけて11等まで明るくなった。現在は観測不可能。2010年になると、15等で明け方の空に姿を現すが、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 13 43.00 -11 31.8 3.096 2.229 25 13.5 19:15 ( 79, -5) Oct. 3 13 57.26 -12 56.7 3.137 2.241 22 13.6 19:05 ( 79, -7) ヴィルト第２彗星 (81P) すでに12.3等と明るく、眼視でも見えている(9月23日、Juan Jose Gonzalez)。今後は高く昇り、冬から春にかけて、長期に渡って9〜10等で条件良く観測できる。2010年の秋に16等に減光するまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 8 36.93 17 4.7 2.530 2.133 55 13.8 4:26 (274, 36) Oct. 3 8 51.97 16 10.4 2.428 2.094 58 13.6 4:32 (277, 39) ショーマス彗星 (24P) 夏に11等に達したはずだが、今回帰は最悪の条件で、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 12 15.39 5 34.8 2.349 1.359 6 13.9 19:15 (106,-13) Oct. 3 12 37.06 3 11.2 2.388 1.401 7 14.5 19:05 (104,-14) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 明け方の空に現れてきたが、早速、バーストを起こして明るくなっている。現在は11.7等(9月23日、Juan Jose Gonzalez)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 9 28.69 14 46.0 6.857 6.163 43 14.1 4:26 (268, 24) Oct. 3 9 32.84 14 21.7 6.776 6.165 48 14.1 4:32 (273, 30) ステレオ彗星 (C/2009 G1) 4月から6月まで、8〜9等と明るく観測された。現在は減光中。7月にはまだ11.0等と明るかった(7月12日、Marco Goiato)。だが、8月以降は観測されておらず、急減光した可能性もある。南半球では、これからずっと条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 10 37.37 -51 37.8 3.066 2.609 54 14.1 4:26 (317,-26) Oct. 3 10 42.93 -52 15.7 3.156 2.688 53 14.3 4:32 (319,-22) リニア彗星 (222P/2009 MB9) 明るい新周期彗星の初回帰。6月には小惑星として観測されていたが、8月31日に12.3等(Juan Jose Gonzalez)と、予想外に明るくなった。現在もまだ13.6等と明るく、眼視で見えている(9月20日、吉田誠一)。日本からは、今後は条件良く観測できる。だが、急激に暗くなり、11月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 8 20.26 23 37.7 0.543 0.880 61 14.4 4:26 (269, 42) Oct. 3 8 28.76 24 13.2 0.595 0.936 66 15.1 4:32 (271, 48) ガン彗星 (65P) 現在は観測できない。2010年2月には再び明け方の空に現れる。2010年の夏に12〜13等まで明るくなるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 13 59.29 -8 16.8 3.465 2.622 27 14.5 19:15 ( 80, 0) Oct. 3 14 10.67 -9 34.7 3.487 2.607 24 14.5 19:05 ( 80, -2) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は15.7等(8月31日、Michael Jager)。今後は急激に増光し、冬には12等で眼視でも見えるようになる。日本からは、今後は来年春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 5 28.86 12 40.3 1.706 2.129 100 14.9 4:26 (333, 66) Oct. 3 5 38.07 12 14.7 1.618 2.111 104 14.5 4:32 (348, 67) 鹿林彗星 (C/2007 N3) 2月下旬に地球に最接近し、4.9等に達した(2月23日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ14.8等と明るい(9月19日、井狩康一氏)。冬にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 7 16.01 20 50.3 3.758 3.634 75 14.5 4:26 (283, 54) Oct. 3 7 12.86 20 52.2 3.696 3.706 82 14.6 4:32 (292, 61) リニア彗星 (C/2007 G1) 昨年夏に11.5等まで明るくなった(8月4日、Marco Goiato)。現在は15.2等(9月20日、井狩康一氏)。南半球では長期に渡って条件良く観測できる。日本からも、9月以降は再び観測できるようになる。来年春まで15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 6 38.95 -39 57.9 4.111 4.126 83 14.7 4:26 (338, 11) Oct. 3 6 37.04 -40 34.0 4.103 4.177 87 14.8 4:32 (345, 12) 小惑星ドン・キホーテ (3552) 現在は14.6等(9月19日、佐藤英貴氏)。9月に近日点を通過し、今が最も明るい。南半球ではずっと条件良く観測できる。日本からも、減光しながら次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 18 3.44 -45 18.1 0.751 1.230 87 14.8 19:15 ( 16, 7) Oct. 3 18 44.09 -39 35.2 0.767 1.251 89 14.9 19:05 ( 13, 14) ブロートン彗星 (C/2006 OF2) 冬に9.8等まで明るくなった(12月28日、Juan Jose Gonzalez)。5月には12.5等まで減光し(5月26日、Juan Jose Gonzalez)、西空に沈んだ。再び明け方の空に現れてきた。冬には再び15等で条件良く観測できるようになり、眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 9 57.03 11 44.5 5.328 4.551 35 14.8 4:26 (267, 16) Oct. 3 10 2.16 10 56.0 5.313 4.605 41 14.9 4:32 (272, 22) ギャラッド彗星 (C/2008 P1) 現在は15.8等(9月4日、門田健一氏)。晩秋まで15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 23 49.59 29 34.1 3.029 3.937 151 14.9 23:27 ( 0, 85) Oct. 3 23 40.41 30 9.7 3.044 3.946 150 14.9 22:50 ( 0, 85) スイフト-ゲーレルス彗星 (64P) 現在もまだ14.5等と明るい(9月23日、佐藤英貴氏)。今後は次第に高くなりながら、ゆっくりと暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 8 52.61 19 42.8 2.255 1.833 52 15.2 4:26 (269, 34) Oct. 3 9 6.03 18 27.4 2.245 1.884 56 15.4 4:32 (273, 37) ヒル彗星 (C/2009 O4) 現在は14.4等で、眼視でも見えている(9月14日、Alan Hale)。冬まで15等の明るさで見える。南半球ではずっと条件良く観測できるが、日本からは次第に低くなり、晩秋には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 23 36.49 -23 3.5 1.828 2.766 154 15.2 23:14 ( 0, 32) Oct. 3 23 25.49 -27 4.0 1.861 2.739 144 15.2 22:35 ( 0, 28) ホームズ彗星 (C/2008 N1) 現在は15.3等(8月22日、佐藤英貴氏)。2010年にかけて15等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 15 31.72 34 18.5 3.166 2.784 58 15.4 19:15 (108, 40) Oct. 3 15 30.64 32 13.4 3.236 2.785 54 15.5 19:05 (107, 36) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 現在は16.2等(8月13日、門田健一氏)と、予報どおりに明るくなってきている。2012年に12等に達し、2011年から2013年にかけて、長期に渡って12〜13等で眼視で見られる。2009年は、夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。なお、最盛期には、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 22 0.27 2 30.7 7.590 8.452 147 15.7 21:38 ( 0, 58) Oct. 3 21 56.25 2 2.7 7.623 8.415 140 15.7 21:07 ( 0, 57) マクノート彗星 (C/2006 Q1) 2008年春に10.9等に達した(5月11日、Marco Goiato)。ゆっくりと減光中だが、現在もまだ15.0等と明るい(8月20日、佐藤英貴氏)。冬には一時的に低くなるが、2010年春に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 16 29.10 28 48.7 5.409 5.128 68 16.2 19:15 ( 94, 50) Oct. 3 16 34.43 28 11.5 5.511 5.179 65 16.3 19:05 ( 95, 47) マクノート彗星 (P/2009 Q5) 現在は16.8等(9月20日、井狩康一氏)。現在が最も明るく、10月以降は暗くなる。1月に18等以下になるまで観測できるが、日本からはやや低い。Juan Jose Gonzalez氏は、9月23日に14.7等まで増光していると報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 1 26.20 -25 15.9 2.024 2.922 147 16.7 1:08 ( 0, 30) Oct. 3 1 23.68 -27 8.8 2.036 2.925 146 16.7 0:38 ( 0, 28) 小惑星ファエトン (3200) 6月に近日点を通過したが、太陽に近くて観測できなかった。予報では13.5等だったが、STEREO探査機の画像では10〜11等と、予想以上に明るくなった。現在は16.4等(8月23日、C00)。晩秋まで、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 3 32.29 51 4.2 1.051 1.728 114 16.9 3:15 (180, 74) Oct. 3 3 6.22 51 10.4 1.034 1.790 123 16.9 2:21 (180, 74) ボアッティーニ彗星 (P/2009 Q4) 現在は17.7等(9月5日、佐藤英貴氏)。冬に15.5等に達する。来年春に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 6 1.32 7 45.1 1.013 1.456 92 17.2 4:26 (323, 58) Oct. 3 6 24.15 7 17.7 0.957 1.425 93 16.9 4:32 (328, 59) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 2008年夏に15〜16等まで明るくなった。現在は17.8等(8月26日、吉本勝己氏)。冬まで長期に渡って17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 3 56.88 33 17.4 2.500 3.102 118 16.9 3:38 ( 0, 88) Oct. 3 3 56.34 33 55.6 2.438 3.118 124 16.9 3:10 ( 0, 89) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は17.7等(9月10日、門田健一氏)。今回帰は条件が悪く、2010年の春から秋にかけて11〜12等に達するが、観測できない。夕空で次第に明るくなっていくが、1月には15等で西に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 20 19.63 1 2.2 2.281 2.941 122 17.3 19:58 ( 0, 56) Oct. 3 20 18.65 0 24.6 2.320 2.897 115 17.2 19:30 ( 0, 55) トリトン彗星 (157P) 2003年にはバーストを起こし、11等に達した。現在は17.1等(9月20日、佐藤英貴氏)。冬には条件良く観測できる。14等まで明るくなるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 23 55.85 13 17.1 1.079 2.069 167 17.5 23:33 ( 0, 68) Oct. 3 23 48.09 12 57.3 1.037 2.020 165 17.2 22:58 ( 0, 68) ラインムート第１彗星 (30P) 現在は17.8等(9月20日、井狩康一氏)。今後は急激に増光し、冬から春にかけて、15等で条件良く観測できる。眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 5 13.72 14 10.0 2.108 2.545 104 17.4 4:26 (341, 68) Oct. 3 5 19.51 14 2.2 1.993 2.510 109 17.2 4:32 (359, 69) 小惑星2009 QY6 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は17.7等(9月12日、佐藤英貴氏)。9月から10月にかけて、17等に達する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 1 18.29 -7 0.1 1.097 2.072 161 17.3 1:01 ( 0, 48) Oct. 3 0 44.82 -14 57.0 1.097 2.069 161 17.3 23:52 ( 0, 39) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は16.7等(8月14日、吉本勝己氏)。今回は条件が良い。11月には地球に0.38天文単位まで接近し、16.5等で条件良く観測できる。それまでずっと観測できる。ただ、日本からはやや南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 17 21.92 -18 50.4 0.587 1.052 78 17.4 19:15 ( 36, 28) Oct. 3 17 43.95 -18 38.1 0.556 1.024 76 17.3 19:05 ( 35, 28) 楊-高彗星 (P/2009 L2) 6月から7月にかけて12.6等に達し、眼視でも見えた(6月25日、吉本勝己氏)。だが、8月に入ってから急激に減光中。すでに17.0等まで暗くなった(9月1日、井狩康一氏)。10月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 19 39.20 1 14.6 1.300 1.918 112 17.4 19:18 ( 0, 56) Oct. 3 19 49.46 0 52.0 1.409 1.969 108 17.7 19:05 ( 2, 56) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P/2009 R2) 1783年以来、200年以上も行方不明だったピゴット彗星が、2003年にリニアが発見した彗星と同定された。現在は17.6等(9月11日、Catalina Sky Survey)。高く見えるようになってきたが、10月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 8 22.31 46 28.4 2.314 2.166 68 17.4 4:26 (237, 48) Oct. 3 8 40.69 47 51.8 2.279 2.201 72 17.5 4:32 (235, 51) スペースウォッチ彗星 (C/2007 VO53) 現在は17.3等(8月23日、門田健一氏)。2011年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 4 24.74 74 0.1 4.877 5.117 98 17.5 4:07 (180, 51) Oct. 3 4 14.48 75 47.9 4.798 5.100 101 17.5 3:29 (180, 49) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 現在は18.0等(9月21日、Mt. Lemmon Survey)。2010年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 3 33.21 20 36.3 8.201 8.840 126 17.5 3:15 ( 0, 76) Oct. 3 3 29.26 20 30.6 8.090 8.823 134 17.5 2:43 ( 0, 76) ホルト-オルムステッド彗星 (127P) 予想以上に明るくなっている。予報では19等のはずだったが、現在は17.2等(9月13日、井狩康一氏)。11月まで17〜18等で条件良く観測できそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 1 9.05 6 10.0 1.220 2.203 164 17.6 0:51 ( 0, 61) Oct. 3 1 2.69 6 42.3 1.203 2.199 172 17.5 0:17 ( 0, 62) コルレヴィッチ彗星 (203P/2008 R4) 現在は17.7等(8月31日、D. Cardenosa, R. Lozano)。この彗星は、近日点通過後に明るくなる傾向がある。2010年から2011年にかけて、16〜17等に達するだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 4 56.89 25 22.2 2.825 3.264 107 17.7 4:26 (344, 80) Oct. 3 4 59.70 25 28.6 2.727 3.256 113 17.6 4:13 ( 0, 80) 小惑星2008 SO218 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は18.1等(9月12日、佐藤英貴氏)。9月から10月にかけて、18等に達する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 0 58.52 0 38.9 2.620 3.607 168 17.9 0:41 ( 0, 56) Oct. 3 0 42.19 -0 48.9 2.601 3.599 175 17.7 23:51 ( 0, 54) リニア彗星 (C/2007 U1) 2008年の秋に14等に達した。現在もまだ16.8等とかなり明るい(9月17日、Catalina Sky Survey)。しばらく条件が良く、17等前後で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 21 45.25 13 35.5 4.186 5.014 141 17.8 21:23 ( 0, 69) Oct. 3 21 37.81 12 29.0 4.299 5.058 135 18.0 20:48 ( 0, 67) 李-スワン彗星 (C/2009 F6) 4月から5月にかけて、8〜9等で明るく見えた。しばらく観測できなかったが、明け方の空に現れてきた。まだ12等と明るいはずだったが、実際には16.7等と極端に暗くなってしまった(9月9日、門田健一氏)。日本からは、今後は低空のまま。南半球では、長期に渡って条件が良い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.26 8 7.67 -11 23.9 2.688 2.373 61 18.0 4:26 (304, 23) Oct. 3 8 9.87 -14 36.2 2.672 2.448 66 18.4 4:32 (313, 26)