今週の明るい彗星 (2009年10月3日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ハウエル彗星 (88P) 現在は8.8等とかなり明るい(10月3日、Marco Goiato)。2010年2月まで長期に渡って観測できる。年末まで、9等前後で見える。但し、日本からは、今後はずっと低空となってしまう。南半球ではもう少し高く見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 16 19.45 -24 15.2 1.615 1.367 57 8.8 19:05 ( 48, 12) Oct. 10 16 44.91 -25 18.2 1.633 1.364 56 8.7 18:55 ( 46, 12) クリステンセン彗星 (C/2006 W3) 夏に7.7等に達した(8月13日、Chris Wyatt)。現在は減光中だが、まだ9.5等と明るい(10月3日、Marco Goiato)。今後は次第に低くなり、12月には見えなくなる。南半球では、2010年以降も長期に渡って観測できる。日本からは、2010年春にも低空で観測できるが、その後は見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 19 15.25 -0 20.8 2.918 3.241 99 8.8 19:05 ( 16, 53) Oct. 10 19 12.34 -2 46.0 3.062 3.260 92 8.9 18:55 ( 23, 50) サイディング・スプリング彗星 (C/2007 Q3) 明け方の空に現れてきた。8.7等と、予報通りに明るい(9月29日、Juan Jose Gonzalez)。2010年の春にかけて、長期に渡って9〜10等の明るさを保つ。今後、日本からは長期に渡って条件良く観測できる。2010年の秋まで、1年に渡って眼視で見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 10 52.60 7 23.7 3.084 2.252 28 9.5 4:32 (268, 10) Oct. 10 11 6.06 8 7.6 3.032 2.252 32 9.5 4:37 (270, 14) リニア彗星 (217P/2009 F3) 現在は9.9等とかなり明るい(9月29日、Juan Jose Gonzalez)。12月まで10〜11等を保つ。日本からは、2010年の春に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 5 49.69 -4 34.3 0.600 1.262 101 9.8 4:32 (348, 50) Oct. 10 6 2.89 -4 41.5 0.606 1.287 103 9.8 4:37 (356, 50) コプフ彗星 (22P) 5月から6月にかけて8.8等まで明るくなった(5月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在もまだ11.0等と明るい(9月29日、Juan Jose Gonzalez)。だが、11月には眼視で見えなくなりそう。来年春に18等以下になるまで、ずっと夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 22 36.55 -15 52.3 1.120 2.019 144 12.0 21:47 ( 0, 39) Oct. 10 22 37.56 -15 38.5 1.205 2.059 138 12.3 21:21 ( 0, 39) カーディナル彗星 (C/2008 T2) 5月から6月にかけて、8.5等まで明るくなった(5月26日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ10.8等と明るい(9月12日、Marco Goiato)。日本からは二度と見えない。南半球では、冬にはいったん低くなるが、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 14 10.16 -54 27.0 2.463 2.043 54 12.0 19:05 ( 40,-25) Oct. 10 14 42.56 -55 7.3 2.572 2.120 52 12.3 18:55 ( 38,-24) ギャラッド彗星 (C/2008 Q3) 6月に6.7等まで明るくなった(6月9日、Marco Goiato)。8月21日に9.5等まで減光した(Juan Jose Gonzalez)後、西空に沈んだ。現在は観測できないが、11月には明け方の空に13等で現れる。再び眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 13 7.54 7 26.6 3.167 2.208 13 12.0 19:05 (103, -5) Oct. 10 13 11.74 8 14.5 3.208 2.259 15 12.3 18:55 (105, -7) ヴィルト第２彗星 (81P) すでに12.2等と明るく、眼視でも見えている(9月29日、Juan Jose Gonzalez)。今後は高く昇り、冬から春にかけて、長期に渡って9〜10等で条件良く観測できる。2010年の秋に16等に減光するまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 8 51.97 16 10.4 2.428 2.094 58 13.6 4:32 (277, 39) Oct. 10 9 7.10 15 11.3 2.325 2.055 61 13.3 4:37 (282, 42) ヴィルト第４彗星 (116P) 春から夏にかけて11等まで明るくなった。現在は観測不可能。2010年になると、15等で明け方の空に姿を現すが、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 13 57.26 -12 56.7 3.137 2.241 22 13.6 19:05 ( 79, -7) Oct. 10 14 11.65 -14 18.6 3.174 2.253 18 13.6 18:55 ( 78, -8) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 明け方の空に現れてきたが、早速、バーストを起こして明るくなっている。現在は11.5等(9月29日、Juan Jose Gonzalez)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 9 32.84 14 21.7 6.776 6.165 48 14.1 4:32 (273, 30) Oct. 10 9 36.72 13 58.2 6.688 6.166 54 14.1 4:37 (278, 35) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は15.4等(9月11日、A. Smirnov, E. Bryssinck)。今後は急激に増光し、冬には12等で眼視でも見えるようになる。日本からは、今後は来年春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 5 38.07 12 14.7 1.618 2.111 104 14.5 4:32 (348, 67) Oct. 10 5 46.38 11 45.5 1.534 2.093 109 14.2 4:32 ( 0, 67) ステレオ彗星 (C/2009 G1) 4月から6月まで、8〜9等と明るく観測された。現在は減光中。7月にはまだ11.0等と明るかった(7月12日、Marco Goiato)。だが、8月以降は観測されておらず、急減光した可能性もある。南半球では、これからずっと条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 10 42.93 -52 15.7 3.156 2.688 53 14.3 4:32 (319,-22) Oct. 10 10 47.59 -53 0.2 3.236 2.767 53 14.5 4:37 (322,-19) ショーマス彗星 (24P) 夏に11等に達したはずだが、今回帰は最悪の条件で、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 12 37.06 3 11.2 2.388 1.401 7 14.5 19:05 (104,-14) Oct. 10 12 57.93 0 52.4 2.430 1.446 7 15.1 4:37 (260,-13) ガン彗星 (65P) 現在は観測できない。2010年2月には再び明け方の空に現れる。2010年の夏に12〜13等まで明るくなるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 14 10.67 -9 34.7 3.487 2.607 24 14.5 19:05 ( 80, -2) Oct. 10 14 22.37 -10 51.3 3.505 2.593 20 14.5 18:55 ( 79, -4) 鹿林彗星 (C/2007 N3) 2月下旬に地球に最接近し、4.9等に達した(2月23日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ14.8等と明るい(9月19日、井狩康一氏)。冬にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 7 12.86 20 52.2 3.696 3.706 82 14.6 4:32 (292, 61) Oct. 10 7 8.66 20 55.4 3.633 3.779 90 14.7 4:37 (305, 68) リニア彗星 (C/2007 G1) 昨年夏に11.5等まで明るくなった(8月4日、Marco Goiato)。現在は15.2等(9月20日、井狩康一氏)。南半球では長期に渡って条件良く観測できる。日本からも、9月以降は再び観測できるようになる。来年春まで15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 6 37.04 -40 34.0 4.103 4.177 87 14.8 4:32 (345, 12) Oct. 10 6 34.04 -41 9.5 4.093 4.227 90 14.8 4:37 (352, 13) 小惑星ドン・キホーテ (3552) 現在は14.6等(9月19日、佐藤英貴氏)。9月に近日点を通過し、今が最も明るい。南半球ではずっと条件良く観測できる。日本からも、減光しながら次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 18 44.09 -39 35.2 0.767 1.251 89 14.9 19:05 ( 13, 14) Oct. 10 19 18.73 -33 26.0 0.797 1.277 89 14.9 18:55 ( 11, 21) ブロートン彗星 (C/2006 OF2) 2008年末から2009年初めにかけて、10等に達した。現在は減光中。だが、まだ14.6等と明るい(9月27日、佐藤英貴氏)。冬には再び15等で条件良く観測できるようになり、眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 10 2.16 10 56.0 5.313 4.605 41 14.9 4:32 (272, 22) Oct. 10 10 6.90 10 8.8 5.289 4.660 46 14.9 4:37 (277, 27) ギャラッド彗星 (C/2008 P1) 現在は15.8等(9月4日、門田健一氏)。晩秋まで15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 23 40.41 30 9.7 3.044 3.946 150 14.9 22:50 ( 0, 85) Oct. 10 23 31.55 30 35.7 3.074 3.957 148 14.9 22:14 ( 0, 86) リニア彗星 (222P/2009 MB9) 明るい新周期彗星の初回帰。6月には小惑星として観測されていたが、8月31日に12.3等(Juan Jose Gonzalez)と、予想外に明るくなった。9月20日にもまだ13.6等と明るく、眼視で見えていた(吉田誠一)。だが、急激に減光中。すでに15.1等まで暗くなった(9月30日、佐藤英貴氏)。11月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 8 28.76 24 13.2 0.595 0.936 66 15.1 4:32 (271, 48) Oct. 10 8 37.18 24 37.2 0.639 0.999 71 15.7 4:37 (275, 53) ヒル彗星 (C/2009 O4) 現在は14.4等で、眼視でも見えている(9月14日、Alan Hale)。冬まで15等の明るさで見える。南半球ではずっと条件良く観測できるが、日本からは次第に低くなり、晩秋には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 23 25.50 -27 4.0 1.861 2.739 144 15.2 22:35 ( 0, 28) Oct. 10 23 14.84 -30 38.3 1.916 2.714 134 15.2 21:57 ( 0, 24) スイフト-ゲーレルス彗星 (64P) 現在もまだ13.4等と明るい(10月1日、Francois Kugel)。今後は次第に高くなりながら、ゆっくりと暗くなっていく様子を観測できる。まだ眼視でも見えているかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 9 6.03 18 27.4 2.245 1.884 56 15.4 4:32 (273, 37) Oct. 10 9 18.36 17 12.7 2.230 1.935 60 15.5 4:37 (277, 41) ホームズ彗星 (C/2008 N1) 現在は15.9等(9月26日、佐藤英貴氏)。2010年にかけて15等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 15 30.64 32 13.4 3.236 2.785 54 15.5 19:05 (107, 36) Oct. 10 15 30.41 30 19.7 3.300 2.787 51 15.5 18:55 (107, 32) ボアッティーニ彗星 (P/2009 Q4) 予想以上に急激に増光中。現在は16.0等(9月26日、佐藤英貴氏)。冬には14等台となり、眼視でも見えるかもしれない。来年春に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 6 24.15 7 17.7 0.957 1.426 93 16.0 4:32 (328, 59) Oct. 10 6 47.24 6 44.7 0.907 1.398 94 15.6 4:37 (333, 59) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 現在は16.2等(8月13日、門田健一氏)と、予報どおりに明るくなってきている。2012年に12等に達し、2011年から2013年にかけて、長期に渡って12〜13等で眼視で見られる。2009年は、夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。なお、最盛期には、日本からは南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 21 56.25 2 2.7 7.623 8.415 140 15.7 21:07 ( 0, 57) Oct. 10 21 52.55 1 35.2 7.670 8.379 132 15.7 20:35 ( 0, 57) マクノート彗星 (C/2006 Q1) 2008年春に10.9等に達した(5月11日、Marco Goiato)。ゆっくりと減光中だが、現在もまだ15.3等と明るい(9月26日、佐藤英貴氏)。冬には一時的に低くなるが、2010年春に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 16 34.43 28 11.5 5.511 5.179 65 16.3 19:05 ( 95, 47) Oct. 10 16 40.08 27 37.5 5.610 5.230 62 16.4 18:55 ( 96, 45) マクノート彗星 (P/2009 Q5) 現在は15.7等(9月27日、Francois Kugel)。現在が最も明るく、10月以降は暗くなる。1月に18等以下になるまで観測できるが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 1 23.68 -27 8.8 2.035 2.925 146 16.4 0:38 ( 0, 28) Oct. 10 1 20.76 -28 47.8 2.059 2.929 144 16.4 0:07 ( 0, 26) 小惑星ファエトン (3200) 6月に近日点を通過したが、太陽に近くて観測できなかった。予報では13.5等だったが、STEREO探査機の画像では10〜11等と、予想以上に明るくなった。現在は16.4等(8月23日、C00)。晩秋まで、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 3 6.22 51 10.4 1.034 1.790 123 16.9 2:21 (180, 74) Oct. 10 2 37.31 50 29.4 1.027 1.848 131 16.8 1:25 (180, 74) トリトン彗星 (157P) 2003年にはバーストを起こし、11等に達した。現在は17.1等(9月20日、佐藤英貴氏)。冬には条件良く観測できる。14等まで明るくなるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 23 48.09 12 57.3 1.037 2.020 165 17.2 22:58 ( 0, 68) Oct. 10 23 40.42 12 28.6 1.006 1.972 159 16.9 22:23 ( 0, 67) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 2008年夏に15〜16等まで明るくなった。現在は17.4等(9月15日、A. Novichonok, V. Nevski, D. Chestnov)。冬まで長期に渡って17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 3 56.34 33 55.6 2.438 3.118 124 16.9 3:10 ( 0, 89) Oct. 10 3 54.52 34 29.5 2.383 3.134 131 17.0 2:41 ( 0, 89) ラインムート第１彗星 (30P) 現在は17.8等(9月20日、井狩康一氏)。今後は急激に増光し、冬から春にかけて、15等で条件良く観測できる。眼視でも見えるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 5 19.51 14 2.2 1.993 2.510 109 17.2 4:32 (359, 69) Oct. 10 5 24.41 13 52.6 1.881 2.476 115 17.0 4:10 ( 0, 69) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は17.4等(9月16日、A. Novichonok, V. Nevski, D. Chestnov)。今回帰は条件が悪く、2010年の春から秋にかけて11〜12等に達するが、観測できない。夕空で次第に明るくなっていくが、1月には15等で西に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 20 18.65 0 24.6 2.320 2.897 115 17.2 19:30 ( 0, 55) Oct. 10 20 18.91 -0 10.3 2.364 2.853 109 17.1 19:02 ( 0, 55) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は16.7等(8月14日、吉本勝己氏)。今回は条件が良い。11月には地球に0.38天文単位まで接近し、16.5等で条件良く観測できる。それまでずっと観測できる。ただ、日本からはやや南に低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 17 43.95 -18 38.1 0.556 1.024 76 17.3 19:05 ( 35, 28) Oct. 10 18 9.04 -18 12.8 0.522 1.005 75 17.2 18:55 ( 33, 30) 小惑星2009 QY6 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は16.9等(9月25日、佐藤英貴氏)。今後は減光し、10月中旬には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 0 44.82 -14 57.0 1.097 2.069 161 17.3 23:52 ( 0, 39) Oct. 10 0 10.55 -22 0.9 1.150 2.070 148 17.6 22:51 ( 0, 33) スペースウォッチ彗星 (C/2007 VO53) 現在は17.2等(9月4日、門田健一氏)。2011年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 4 14.48 75 47.9 4.798 5.100 101 17.5 3:29 (180, 49) Oct. 10 3 58.39 77 30.7 4.726 5.083 105 17.4 2:46 (180, 48) コルレヴィッチ彗星 (203P/2008 R4) 現在は17.7等(8月31日、D. Cardenosa, R. Lozano)。この彗星は、近日点通過後に明るくなる傾向がある。2010年から2011年にかけて、16〜17等に達するだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 4 59.70 25 28.6 2.727 3.256 113 17.6 4:13 ( 0, 80) Oct. 10 5 1.50 25 33.2 2.634 3.248 119 17.4 3:47 ( 0, 81) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 現在は18.0等(9月21日、Mt. Lemmon Survey)。2010年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 3 29.26 20 30.6 8.090 8.823 134 17.5 2:43 ( 0, 76) Oct. 10 3 24.92 20 23.3 7.991 8.805 142 17.5 2:11 ( 0, 75) ホルト-オルムステッド彗星 (127P) 予想以上に明るくなっている。予報では19等のはずだったが、現在は16.4等(9月25日、佐藤英貴氏)。11月まで17〜18等で条件良く観測できそう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 1 2.69 6 42.3 1.203 2.199 172 17.5 0:17 ( 0, 62) Oct. 10 0 55.91 7 13.0 1.199 2.197 178 17.5 23:38 ( 0, 62) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P/2009 R2) 1783年以来、200年以上も行方不明だったピゴット彗星が、2003年にリニアが発見した彗星と同定された。現在は17.6等(9月11日、Catalina Sky Survey)。高く見えるようになってきたが、10月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 8 40.69 47 51.8 2.279 2.201 72 17.5 4:32 (235, 51) Oct. 10 8 58.93 49 15.2 2.245 2.236 76 17.7 4:37 (233, 53) 小惑星2008 SO218 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は18.1等(9月12日、佐藤英貴氏)。今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 3 0 42.19 -0 48.9 2.601 3.599 175 17.7 23:51 ( 0, 54) Oct. 10 0 25.74 -2 15.3 2.610 3.591 167 17.9 23:07 ( 0, 53)