今週の明るい彗星 (2012年11月17日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

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リニア彗星 (C/2011 F1) 2012年秋に9.0等まで明るくなった(11月4日、Juan Jose Gonzalez)。現在は観測できない。南半球では、2013年2月に9等で明け方の空に現れ、ゆっくりと減光していく様子を条件良く観測できる。日本からは、2013年以降はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 16 34.48 -13 2.9 2.862 1.935 16 9.4 20:24 ( 65,-11) Nov. 24 16 48.52 -15 35.5 2.858 1.907 12 9.4 20:33 ( 59,-14) パンスターズ彗星 (C/2011 L4) 2013年の春に-1等の大彗星になると期待されている。2012年の秋に、10.1等まで増光した(10月14日、Marco Goiato)。当初の予想より速いペースで増光した。現在は観測できない。南半球では、12月末に明け方の低空に8等で姿を現す。日本からは、2013年3月に0等の大彗星として姿を現すまで、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 15 55.92 -31 51.1 3.257 2.311 14 10.2 20:24 ( 45, -5) Nov. 24 16 5.36 -32 48.2 3.160 2.205 12 9.9 20:33 ( 40, -8) リニア彗星 (C/2012 K5) 現在は10.1等と明るい(11月12日、Juan Jose Gonzalez)。冬に地球にかなり接近し、8等で条件良く観測できると期待されている。日本からは条件が良い。11月からは明け方の空に回り、急激に高く見えるようになる。南半球では、現在は観測できないが、2013年1月からは、条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 14 19.51 42 17.2 1.189 1.157 63 10.7 3:06 (240,-38) Nov. 24 14 13.08 43 37.8 1.040 1.144 68 10.3 3:00 (237,-33) ハーゲンローザー彗星 (168P) 急激に増光した。現在は10.5等と、たいへん明るい(11月12日、Juan Jose Gonzalez)。日本からはしばらく高く見えるが、今後は減光していく。南半球ではかなり低い。10月下旬には、分裂核が観測されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 23 46.18 39 30.7 0.680 1.506 127 11.6 20:24 (175, 15) Nov. 24 23 53.80 40 30.2 0.739 1.534 124 12.3 20:33 (169, 13) マクノート彗星 (C/2011 R1) 現在は11.4等と明るい(10月15日、Chris Wyatt)。2012年夏から2013年夏にかけて、長期に渡って11〜13等で観測できると期待されている。日本からは1月まで観測できない。南半球でも、10月から12月には超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 15 18.05 -42 8.9 2.978 2.107 23 12.1 3:06 (324, 1) Nov. 24 15 26.75 -40 43.2 3.011 2.122 21 12.2 3:00 (321, 2) レモン彗星 (C/2012 F6) 予想以上に急激に明るくなってきた。現在は11.8等と、たいへん明るい(11月14日、V. Gerke, A. Novichonok, S. Plaksa)。眼視でも見えるはず。2013年3月に、太陽に0.73天文単位まで近づく。最大で3等になるかもしれない。南半球では、これから増光していく様子を、条件良く観測できる。日本からは、1月初めに9等になるまでしか観測できない。2013年5月からは、減光していく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 11 29.22 -9 43.8 2.626 2.277 58 13.0 3:06 (266, 22) Nov. 24 11 35.36 -12 26.9 2.439 2.183 63 12.5 3:00 (267, 27) ギャラッド彗星 (C/2009 P1) 2011年夏から2012年春にかけて、長期に渡って6〜7等の明るさを保った。現在は減光中だが、まだ12.8等とかなり明るい(10月20日、吉本勝己氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 10 5.55 -4 42.8 4.293 4.236 80 12.9 3:06 (248, 36) Nov. 24 10 3.28 -5 40.6 4.238 4.302 87 13.0 3:00 (243, 41) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在は観測できないが、2013年には再び12〜13等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 15 26.30 -15 39.1 6.369 5.383 3 13.4 3:06 (307,-20) Nov. 24 15 28.01 -15 54.3 6.372 5.399 8 13.4 3:00 (304,-16) リニア彗星 (C/2011 UF305) 予想以上に急激に増光して、夏には10.0等に達した(8月9日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中だが、まだ13.0等と明るい(11月15日、Sandor Szabo)。日本からは、2013年の初めにかけて、13等で条件良く観測できる。南半球では、2012年末になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 9 53.82 26 9.1 2.282 2.537 93 13.6 3:06 (222, 15) Nov. 24 9 46.04 24 49.3 2.197 2.580 101 13.6 3:00 (217, 20) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.3等(11月15日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは長期に渡って観測できる。南半球では見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 20 38.54 39 14.0 5.919 6.042 92 13.6 20:24 (142, 1) Nov. 24 20 38.67 37 50.7 5.990 6.032 87 13.6 20:33 (135, -3) マクノート-ラッセル彗星 (262P/2012 K7) 1994年に発見された新周期彗星の初回帰。予報より暗かったが、急激に増光してきた。現在は13.2等と明るく、眼視でも見えている(11月12日、Juan Jose Gonzalez)。秋から冬にかけて13等の明るさで、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 21 26.05 4 12.8 0.840 1.302 90 13.8 20:24 (127, 35) Nov. 24 21 52.99 1 32.8 0.844 1.288 89 13.8 20:33 (122, 35) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は13.3等と明るい(10月19日、Jakub Cerny)。これから2013年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさで見える。日本からは観測できないが、南半球では条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 3 50.04 -56 52.9 5.622 5.939 104 13.9 0:06 ( 0, 68) Nov. 24 3 40.82 -56 14.1 5.657 5.959 103 14.0 23:24 ( 0, 69) カタリナ彗星 (C/2012 J1) 現在は12.2等と明るく、眼視でも見えている(11月16日、Marco Goiato)。2月まで12〜14等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は低くなり、1月末には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 23 46.51 27 26.2 2.455 3.165 128 14.0 20:24 (174, 27) Nov. 24 23 50.59 25 55.6 2.512 3.161 123 14.0 20:33 (165, 28) ニート彗星 (246P/2010 V2) 急激に増光し、2012年には12等まで明るくなった。現在は観測できないが、2013年には再び12〜14等で、条件良く観測できる。但し、2013年には、日本からはやや低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 15 47.07 -15 44.0 3.890 2.906 5 14.0 20:24 ( 55,-18) Nov. 24 15 58.74 -16 39.0 3.886 2.901 3 14.0 3:00 (310,-21) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 13 33.99 -18 13.2 7.102 6.242 27 14.2 3:06 (291, 2) Nov. 24 13 38.72 -18 45.0 7.045 6.241 33 14.2 3:00 (289, 5) マクノート彗星 (260P/2012 K2) 2005年に14等まで明るくなった新彗星の、初回帰。予想をはるかに上回って、急激に明るくなった。現在もまだ12.9等と明るい(11月13日、Uwe Pilz)。日本からはしばらく高く見えるが、今後は減光していく。南半球ではかなり低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 1 30.28 42 39.1 0.740 1.652 145 14.3 21:43 (180, 12) Nov. 24 1 31.02 42 22.3 0.792 1.684 142 14.7 21:16 (180, 13) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。現在は11.9等(5月29日、Marco Goiato)。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 18 40.74 -31 24.6 3.180 2.570 44 14.3 20:24 ( 67, 23) Nov. 24 18 54.78 -31 15.9 3.247 2.579 40 14.3 20:33 ( 64, 19) リニア彗星 (C/2012 L2) 現在は14.7等で、眼視でも見えている(11月15日、Sandor Szabo)。2013年の冬から春にかけて12等まで明るくなると期待されている。日本からは、2013年4月まで、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。2013年4月から観測できるようになるが、低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 20 6.75 81 34.5 2.279 2.720 105 14.6 20:24 (171,-31) Nov. 24 20 46.46 80 11.8 2.186 2.652 107 14.4 20:33 (170,-30) リニア彗星 (C/2012 L1) 現在は15.0等で、眼視でも見えている(11月15日、Sandor Szabo)。3月まで15等を保つ。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、2013年の春に超低空に見えるだけで、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 13 55.95 73 0.6 2.025 2.305 93 15.2 3:06 (201,-38) Nov. 24 13 58.60 75 33.5 1.935 2.291 97 15.0 3:00 (198,-37) リニア彗星 (C/2012 A2) 現在は14.4等で、眼視でも見えている(11月15日、Sandor Szabo)。2月まで15〜16等を保つ。日本からは、暗くなるまでずっと条件良く観測できる。南半球では、2013年夏まで、まったく観測できない。なお、Juan Jose Gonzalez氏は、11月6日に眼視で10.4等と、極めて明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 9 0.61 86 54.5 3.086 3.539 109 15.5 3:06 (182,-32) Nov. 24 2 54.52 88 2.7 3.046 3.542 112 15.5 22:18 (180,-33) リニア彗星 (C/2011 J2) 2013年から2014年にかけて、長期に渡って13等を保ち、日本からは条件良く観測できると期待されている。現在は15.8等(10月19日、安部裕史氏)。南半球でも、12月初めから3月初めまで、低空ながらも観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 11 28.40 18 50.5 5.227 4.981 70 15.6 3:06 (243, 5) Nov. 24 11 30.42 19 38.8 5.065 4.939 77 15.5 3:00 (239, 8) ブレッシ彗星 (C/2012 T5) 急激に明るくなってきた。現在は15.1等(11月15日、Catalina Sky Survey)。2013年2月に、太陽に0.3天文単位まで接近する。計算上は、7等まで明るくなるが、彗星が小さいため、消滅する可能性もある。これから2月まで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 3 16.59 9 44.1 1.100 2.081 170 15.9 23:27 (180, 46) Nov. 24 2 55.30 5 25.0 1.020 1.971 158 15.5 22:38 (180, 50) リニア彗星 (C/2011 O1) 現在は14.8等(10月7日、Jakub Cerny)。南半球では、2013年の夏にかけて、長期に渡って15〜16等で条件良く観測できる。日本からはまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 19 36.65 -80 26.6 4.255 3.969 66 15.6 20:24 ( 11, 38) Nov. 24 20 12.67 -80 6.2 4.292 3.982 65 15.7 20:33 ( 12, 38) ゲーレルス第２彗星 (78P) 2011年秋から2012年春にかけて、長期に渡って11〜12等の明るさを保った。現在は減光中。すでに17.1等まで暗くなった(11月14日、Catalina Sky Survey)。来年の春にかけて、次第に暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 10 24.38 3 38.1 3.088 3.047 78 15.9 3:06 (244, 27) Nov. 24 10 29.09 3 0.4 3.020 3.080 84 15.9 3:00 (241, 30) アイソン彗星 (C/2012 S1) 現在は16.5等(11月12日、Gerke, A. Novichonok, S. Plaksa)。2013年の秋に太陽に0.01天文単位まで大接近し、大彗星になると期待されている。11月から1月にかけて肉眼彗星となり、最大で金星級か、それ以上の明るさになる可能性がある。日本からは非常に条件が良く、最盛期も、その前後も、ほぼずっと観測できる。南半球では条件が悪く、最盛期の後半はまったく見えず、それ以外の時期も低空になってしまう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 8 19.55 28 35.6 5.254 5.728 114 16.7 3:06 (201, 23) Nov. 24 8 17.44 28 51.9 5.078 5.657 121 16.6 3:00 (196, 24) ヴィルト第１彗星 (63P) 現在は18.4等(11月13日、R. Naves, M. Campas)。急激に増光し、冬から春にかけて13等に達する。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、しばらく超低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 9 42.77 36 57.0 2.038 2.398 98 16.9 3:06 (213, 8) Nov. 24 9 52.93 36 46.4 1.929 2.361 103 16.6 3:00 (212, 9) リニア彗星 (C/2012 V2) 現在は17.0等(11月12日、井狩康一氏)。2013年の夏から秋にかけて12等に達する。日本からは、2013年春に15等になるまでしか観測できない。南半球では、しばらく観測できないが、2013年8月以降は、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 21 28.93 68 53.6 3.289 3.709 107 17.3 20:24 (166,-18) Nov. 24 21 36.96 67 19.5 3.230 3.640 106 17.2 20:33 (162,-18) マクノート彗星 (C/2012 C1) 現在は17.3等(11月10日、K. Hills)。南半球では、2012年から2013年にかけて、長期に渡って17等で条件良く観測できる。日本からはまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 6 20.29 -72 25.0 4.876 4.878 84 17.3 2:36 ( 0, 53) Nov. 24 5 57.83 -73 59.6 4.883 4.871 83 17.3 1:46 ( 0, 51) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 現在は17.3等(11月11日、H. Denzau)。2009年から2013年まで、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 22 14.52 7 11.0 8.354 8.627 102 17.5 20:24 (141, 40) Nov. 24 22 12.99 6 48.3 8.491 8.643 95 17.5 20:33 (131, 34) 小惑星ファエトン (3200) 現在は17.4等(9月29日、Jean-Francois Soulier)。日本からは、10月から11月にかけて、17.5等で非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 1 31.67 36 56.1 1.409 2.311 148 17.6 21:43 (180, 18) Nov. 24 1 19.58 34 30.7 1.470 2.330 142 17.8 21:04 (180, 21) ガン彗星 (65P) 2010年に12等まで明るくなった。現在は遠日点に近いが、秋から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。だが、現在は19.2等(11月12日、Gerke, A. Novichonok, S. Plaksa)と、この予報よりかなり暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 4 23.94 20 56.9 3.676 4.645 167 17.6 0:40 (180, 34) Nov. 24 4 18.93 20 53.2 3.669 4.653 175 17.6 0:08 (180, 34) コワルスキー彗星 (C/2012 Q1) 現在は17.4等(10月19日、H. Denzau)。遠方の彗星のため、2014年まで、長期に渡って18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 22 5.36 10 8.4 9.320 9.567 101 17.7 20:24 (141, 36) Nov. 24 22 6.53 9 46.4 9.433 9.571 95 17.7 20:33 (132, 31) パンスターズ彗星 (C/2012 S4) 現在は17.5等(11月10日、J. Lozano)。2013年末にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。日本からは好条件。南半球では、2012年はほとんど観測できないが、2013年には条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 23 35.82 46 58.8 4.079 4.717 125 17.8 20:24 (174, 8) Nov. 24 23 31.02 44 35.5 4.118 4.696 120 17.8 20:33 (166, 9) 小惑星2008 YB3 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。2008年から2014年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 8 5.58 34 5.8 6.539 7.053 117 17.8 3:06 (196, 19) Nov. 24 8 2.89 34 53.5 6.451 7.064 125 17.8 3:00 (191, 19) ギブス彗星 (C/2011 A3) Jakub Cerny氏によれば、7月末に14.5等まで増光した。現在もまだ15.7等と明るい(10月19日、Jakub Cerny)。今後は次第に減光していく様子を、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 22 50.16 -28 19.6 3.993 4.237 97 17.9 20:24 (106, 71) Nov. 24 22 53.16 -27 47.4 4.148 4.292 91 18.1 20:33 ( 99, 64) スコッティ彗星 (244P/2010 Q1) 2011年末から2012年の初めにかけて、17等に達した。この冬も、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 9 38.17 15 55.9 3.906 4.084 93 18.0 3:06 (225, 25) Nov. 24 9 40.83 15 44.0 3.808 4.091 99 17.9 3:00 (221, 28) ゲーレルス彗星 (270P/2012 S5) 1997年に17等で発見された新周期彗星の、初回帰。現在は18.1等(11月14日、R. Ligustri)。2012年から2014年にかけて、長期に渡って17等を保つと期待されていたが、予報より1〜2等ほど暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 1 57.37 12 32.6 2.949 3.877 156 19.1 22:09 (180, 42) Nov. 24 1 54.62 12 12.8 2.982 3.862 149 19.1 21:39 (180, 43) アッシュ彗星 (P/2011 N1) 2011年の秋に17等で観測された。2012年の秋から冬にかけて、再び17等で条件良く観測できると期待されていた。だが実際には、彗星は19.4等(9月29日、G. Hug)と、予報よりはるかに暗い。佐藤英貴氏によれば、21.0等以下で写らない(9月21日)。急減光したと思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 17 6 47.83 31 57.4 2.355 3.123 133 20.4 3:03 (180, 23) Nov. 24 6 44.80 33 24.0 2.313 3.144 141 20.4 2:33 (180, 22)