今週の明るい彗星 (2014年10月11日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は7.1等と、かなり明るい(10月3日、Marco Goiato)。今後は南半球で条件が良いが、日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 8 9.03 -21 7.0 1.160 1.282 72 6.7 3:56 (262, 49) Oct. 18 7 43.73 -29 57.2 1.050 1.348 82 6.7 3:45 (269, 61) ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 近日点の直前になって増光が鈍ったが、9月には6.5等まで明るくなった(9月21日、Marco Goiato)。現在は減光中だが、まだ8.7等と明るい(10月9日、Marco Goiato)。南半球でも、まもなく観測できなくなる。今後、日本からは12月下旬に、南半球では1月中旬に、再び観測できるようになるが、彗星は13等まで暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 15 16.22 -21 1.5 1.193 0.683 34 8.6 19:37 ( 75, 16) Oct. 18 15 28.36 -18 5.0 1.431 0.755 29 9.2 19:45 ( 75, 10) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 増光のペースが遅かったが、更に、近日点の直前になって増光が鈍った。9月には9.4等まで明るくなった(9月18日、Chris Wyatt)が、既に減光を始めている。既に11.0等まで暗くなった(10月8日、Chris Wyatt)。南半球では、11月初めまで、ずっと好条件で観測できる。日本からは、9月末から11月半ばまで、夕方の超低空にしか見えない。2015年1月からは、暗くなっていく様子を、非常に条件良く観測できる。10月19日には火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 17 39.86 -30 39.8 1.434 1.414 68 10.5 19:37 ( 82, 49) Oct. 18 17 37.81 -25 53.9 1.589 1.403 60 10.8 19:45 ( 84, 39) ジャック彗星 (C/2014 E2) 7月から8月にかけて、6.0等まで明るくなった(7月24日、Maik Meyer)。現在は減光中だが、まだ11.4等と明るい(10月8日、Chris Wyatt)。南半球では11月まで、日本からは12月まで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 19 8.99 6 14.1 1.618 1.929 91 11.3 19:37 (143, 42) Oct. 18 19 9.80 3 47.1 1.844 2.028 85 11.9 19:45 (132, 39) リニア彗星 (C/2012 X1) 2013年10月半ばにバーストを起こし、急激に増光した。今後は減光していく。だが、まだ11.5等と明るい(9月22日、Marco Goiato)。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、今後はずっと超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 21 37.39 -50 25.1 2.836 3.277 107 12.0 20:18 ( 0, 75) Oct. 18 21 39.50 -49 49.0 2.985 3.344 102 12.2 19:53 ( 0, 75) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 現在は12.4等で、眼視でも見えている(10月1日、Chris Wyatt)。12月から1月にかけて地球に接近し、7〜8等まで明るくなると期待されている。南半球では、1月下旬まで非常に条件良く観測できる。日本からは、12月半ばまで超低空だが、その後は非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 7 55.09 -42 32.5 2.052 2.054 76 12.7 3:56 (296, 58) Oct. 18 7 59.86 -42 56.1 1.930 1.982 78 12.4 3:45 (297, 60) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は14.5等(10月4日、Jakub Cerny)。日本からは、2014年の夏から2015年の春にかけて、12〜13等の明るさで、非常に条件良く観測できると期待されている。だが、実際には、この予報より暗い。南半球では、最盛期には低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 9 16.48 23 0.9 2.245 2.002 63 13.0 3:56 (234, 8) Oct. 18 9 32.64 22 18.5 2.183 2.001 66 13.0 3:45 (235, 9) ボリソフ彗星 (C/2014 R1) 現在は14.0等(9月18日、門田健一氏)。2015年春まで13〜14等を保つが、ずっと明け方の低空。南半球では、12月までは超低空で観測困難。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 10 28.53 12 31.2 2.025 1.467 43 13.7 3:56 (253, 2) Oct. 18 10 53.74 10 41.3 1.972 1.430 43 13.5 3:45 (256, 1) ボリソフ彗星 (C/2014 Q3) 急激に増光中。現在は12.6等と、かなり明るい(9月30日、Taras Prystavski)。日本からは、来年春に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。南半球では、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 7 8.55 52 58.4 1.324 1.723 94 14.2 3:56 (197, -1) Oct. 18 7 27.76 60 58.8 1.237 1.699 98 13.9 3:45 (194, -9) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 9月30日にバーストを起こし、13等まで明るくなっている(9月30日、Jean-Francois Soulier)。日本からは既に超低空。南半球でも10月末には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 15 52.69 -27 59.4 6.768 6.104 45 14.0 19:37 ( 73, 26) Oct. 18 15 57.99 -28 7.5 6.839 6.102 39 14.1 19:45 ( 69, 21) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は14.2等(8月28日、Jakub Cerny)。当初の予報より明るくなって、既に眼視でも見えている。2015年の秋から冬にかけて、4等級まで明るくなると期待されている。最盛期までは、南半球で条件が良い。最盛期の後は、日本から条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 22 53.20 -24 15.7 4.524 5.282 135 14.1 21:33 (180, 79) Oct. 18 22 47.03 -24 44.6 4.546 5.214 127 14.0 20:59 (180, 80) フェイ彗星 (4P) 現在は14.3等で、眼視でも見えている(9月22日、吉田誠一)。今後はゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 9 1.18 8 35.4 2.370 2.104 62 14.2 3:56 (243, 21) Oct. 18 9 11.87 7 30.8 2.336 2.143 66 14.3 3:45 (242, 23) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.0等(9月13日、津村光則氏)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 20 33.42 -29 1.3 2.786 3.205 105 14.3 19:37 (139, 82) Oct. 18 20 37.31 -28 29.2 2.890 3.215 99 14.4 19:45 (116, 77) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 4 58.50 19 35.7 2.772 3.406 121 14.6 3:42 (180, 35) Oct. 18 4 56.99 19 46.9 2.689 3.407 129 14.5 3:13 (180, 35) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は14.9等(8月12日、Taras Prystavski)。2015年に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。10月から1月までは、いったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 15 0.79 -8 8.1 4.665 3.822 28 14.7 19:37 ( 84, 6) Oct. 18 15 9.79 -8 47.4 4.679 3.796 24 14.6 19:45 ( 80, 1) シフレオ彗星 (108P) 現在は14.8等(10月4日、Jakub Cerny)。10月から12月にかけて、14.5等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 5 11.33 20 37.0 0.989 1.710 118 14.8 3:54 (180, 34) Oct. 18 5 19.21 22 13.1 0.941 1.709 123 14.7 3:35 (180, 33) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は15.0等(9月14日、高橋俊幸氏)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。南半球では2014年に、日本からは2015年に、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 0 56.52 -34 35.3 3.302 4.104 138 14.7 23:36 (180, 89) Oct. 18 0 48.13 -33 41.7 3.312 4.085 135 14.7 23:00 (180, 89) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は14.2等(10月4日、Jakub Cerny)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では低空。B核も17.0等で見えている(9月29日、F. Garcia)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 23 0.24 40 13.0 3.551 4.332 136 14.7 21:40 (180, 15) Oct. 18 22 52.76 37 44.4 3.610 4.369 134 14.8 21:05 (180, 17) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は13.3等(9月22日、吉田誠一)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 18 19.79 -9 55.4 7.028 6.889 77 14.8 19:37 (115, 46) Oct. 18 18 20.03 -10 31.8 7.170 6.914 71 14.9 19:45 (107, 40) ネオワイズ彗星 (P/2014 L2) 現在は14.2等(8月28日、Jakub Cerny)。11月まで、14等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 23 47.44 -6 42.3 1.425 2.375 156 14.9 22:27 (180, 62) Oct. 18 23 46.46 -6 56.7 1.485 2.397 149 15.1 21:59 (180, 62) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に14.9等まで暗くなった(8月12日、Taras Prystavski)。現在は観測できない。2015年には再び、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 12 3.71 -8 28.5 9.282 8.322 15 15.1 3:56 (284, -5) Oct. 18 12 5.13 -8 43.6 9.282 8.359 20 15.1 3:45 (282, -2) ハウエル彗星 (88P) 2015年の春に8〜9等まで明るくなるが、現在は観測できない。南半球では、1月から観測できるようになり、その後はずっと条件良く観測できる。日本からは、12月から2015年6月までは超低空で観測困難。6月からは、次第に暗くなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 13 8.55 -5 13.9 3.224 2.227 1 15.4 19:37 ( 69,-18) Oct. 18 13 21.79 -6 40.4 3.174 2.180 3 15.1 3:45 (292,-18) ギブス彗星 (C/2014 R4) 現在は15.7等(9月15日、佐藤英貴氏)。秋から冬にかけて15等を保つ。冬には急激に南下する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 8 40.73 21 46.3 1.893 1.822 70 15.5 3:56 (229, 15) Oct. 18 8 52.45 18 22.5 1.822 1.818 73 15.4 3:45 (230, 18) カタリナ彗星 (C/2014 AA52) 現在は16.9等(9月19日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2014年の秋から2015年の秋にかけて、長期に渡って14〜15等を保つ。南半球では、ずっと非常に良い条件で観測できる。日本からは、9月から10月に低空に見えた後は、2015年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 9 19.53 -30 29.3 2.994 2.599 57 15.7 3:56 (283, 39) Oct. 18 9 21.57 -33 46.5 2.865 2.549 61 15.5 3:45 (286, 43) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。再び戻ってきた。現在は14.3等(9月22日、吉田誠一)。今後は2015年に暗くなるまで、日本からはずっと条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 5 13.76 47 59.4 1.969 2.536 113 15.6 3:56 (180, 7) Oct. 18 5 14.21 48 49.5 1.927 2.564 119 15.7 3:30 (180, 6) ソニア彗星 (C/2014 A4) 現在は16.0等(9月2日、Taras Prystavski)。2015年から2016年にかけて、14等まで明るくなると期待されている。南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 5 16.23 -23 47.6 4.543 4.994 111 15.8 3:56 (184, 79) Oct. 18 5 9.60 -24 21.7 4.435 4.963 116 15.7 3:25 (180, 79) マクノート彗星 (284P/2013 J1) 現在は13.9等(9月22日、吉田誠一)。2007年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。今度は減光していくが、2月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 23 28.08 -15 49.4 1.402 2.305 147 15.8 22:08 (180, 71) Oct. 18 23 27.13 -16 9.6 1.456 2.311 140 15.9 21:40 (180, 71) ハートレー第３彗星 (110P) 現在は17.4等(9月12日、E. Bryssinck)。11月から2月にかけて15等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 6 45.39 30 6.8 2.177 2.510 97 16.2 3:56 (201, 21) Oct. 18 6 52.41 29 51.4 2.086 2.503 102 15.9 3:45 (199, 22) ボリソフ彗星 (C/2013 V2) 2014年の春に16等で観測された。日本からは、再び明け方の空で高くなってくる。今後は2015年の初夏まで、長期に渡って15〜16等を保ち、非常に条件良く観測できる。南半球では、1月半ばまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 11 31.47 38 9.9 4.067 3.508 49 16.0 3:56 (239,-24) Oct. 18 11 43.46 37 20.8 4.016 3.508 53 16.0 3:45 (239,-23) ロニオス彗星 (201P) 現在は15.6等(9月13日、津村光則氏)。冬から春にかけて15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 22 22.77 -19 36.1 0.874 1.714 132 16.2 21:03 (180, 74) Oct. 18 22 20.69 -18 46.8 0.880 1.669 125 16.1 20:33 (180, 74) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は16.2等(8月24日、Jean-Francois Viens)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 18 57.76 -6 8.5 6.396 6.433 87 16.1 19:37 (130, 50) Oct. 18 19 0.21 -6 26.6 6.472 6.403 81 16.1 19:45 (120, 45) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は16.1等(9月2日、Taras Prystavski)。2015年から2016年にかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 4 3.04 21 55.0 5.107 5.849 134 16.2 2:47 (180, 33) Oct. 18 3 59.38 22 28.9 5.008 5.825 141 16.2 2:15 (180, 32) パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 2015年7月に太陽に0.3天文単位まで接近し、明るくなると期待されている。現在は16.6等(9月12日、K. Hills)。まずは1月に15等になるまで、次第に増光していく様子を観測できる。その後は条件が悪く、ほとんど観測できないが、南半球では、2015年7月半ばから、暗くなっていく様子を観測できるようになる。日本からは、2015年からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 23 18.64 -30 3.1 3.518 4.285 135 16.6 21:58 (180, 85) Oct. 18 23 11.81 -30 0.6 3.514 4.206 128 16.5 21:24 (180, 85) ブルックス第２彗星 (16P) 夏に14.6等まで明るくなった(7月8日、佐藤英貴氏)。現在は減光中。既に17.2等まで暗くなった(9月15日、佐藤英貴氏)。日本からは条件が良く、来年2月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 8 6.76 16 6.0 1.902 1.940 77 16.5 3:56 (226, 24) Oct. 18 8 16.50 15 29.5 1.867 1.983 81 16.6 3:45 (225, 26) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年から2013年にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中だが、まだ16.0等と明るい(9月2日、Taras Prystavski)。秋まで16〜17等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 0 31.07 -18 36.6 3.150 4.067 153 16.8 23:11 (180, 74) Oct. 18 0 26.77 -18 41.4 3.206 4.084 147 16.9 22:39 (180, 74) ジェディキ彗星 (269P/2012 R2) 現在は16.1等(8月31日、Taras Prystavski)。冬に16等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 8 8.15 16 6.1 4.196 4.084 76 16.9 3:56 (227, 24) Oct. 18 8 13.02 15 39.1 4.093 4.082 82 16.8 3:45 (225, 26) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は17.1等(9月13日、A. Klotz, F. Kugel, C. Rinner, J. Nicolas)。2014年の夏から2016年の初めにかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。南半球では秋まで条件が良い。日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 17 41.70 -23 13.1 2.633 2.448 68 16.9 19:37 ( 92, 46) Oct. 18 17 53.01 -23 5.5 2.688 2.424 64 16.9 19:45 ( 89, 41) ボレリー彗星 (19P) 現在は19.3等(9月19日、D. Herald)。2015年春に9等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。南半球では、冬に13等になるまで観測できるが、最盛期には観測できない。日本からは、ずっと超低空のため、観測は困難。2015年の秋からは、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 20 17.21 -51 56.5 2.391 2.680 95 17.1 19:37 ( 20, 72) Oct. 18 20 20.69 -50 59.3 2.427 2.631 90 16.9 19:45 ( 33, 70) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は15.8等(9月3日、Taras Prystavski)〜18.5等(9月2日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi, W. Vollmann)の間。2011年から2012年にかけて、13等まで明るくなった。今後は減光していくが、2015年春までは18等より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 3 47.20 -4 51.7 8.169 8.932 137 16.9 2:31 (180, 60) Oct. 18 3 44.40 -4 53.5 8.146 8.968 143 17.0 2:00 (180, 60) シュスター彗星 (106P) 現在は16.3等(8月31日、Taras Prystavski)。日本からは、今後は次第に減光していく様子を、条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 8 52.37 31 45.6 1.817 1.769 71 17.0 3:56 (224, 6) Oct. 18 9 9.25 32 3.5 1.790 1.804 74 17.1 3:45 (224, 6) スキッフ彗星 (305P/2014 N1) 2004年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は18.4等(9月14日、高橋俊幸氏)。秋から冬にかけて、非常に条件良く観測できる。急激に増光し、11月から12月にかけて、16等に達すると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 21 18.04 9 0.5 0.671 1.482 124 17.2 19:59 (180, 46) Oct. 18 21 27.84 8 9.2 0.675 1.458 120 17.0 19:45 (179, 47) 小島彗星 (70P) 現在は17.3等(9月23日、門田健一氏)。冬に16等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 9 35.24 14 8.8 2.390 2.008 55 17.1 3:56 (244, 11) Oct. 18 9 50.38 13 10.1 2.329 2.007 59 17.0 3:45 (244, 12) オリー彗星 (304P/2014 L4) 現在は17.1等(8月30日、iTelescope Observatory, Mayhill)。8月から11月にかけて、17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 7 15.81 22 34.5 1.089 1.476 89 17.1 3:56 (211, 26) Oct. 18 7 30.62 22 24.5 1.069 1.505 93 17.2 3:45 (211, 26) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は16.8等(9月11日、E. Bryssinck)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 16 46.48 44 29.2 6.720 6.473 71 17.2 19:37 (140, -8) Oct. 18 16 47.36 44 1.3 6.755 6.476 69 17.3 19:45 (136,-12) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2014年は、日本からは夏から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。南半球では超低空。だが、現在は18.9等と、この予報よりかなり暗い(8月5日、門田健一氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 3 21.43 35 49.8 11.665 12.417 137 17.3 2:05 (180, 19) Oct. 18 3 19.37 35 59.1 11.573 12.390 143 17.2 1:35 (180, 19) マクノート彗星 (191P) 現在は17.4等(8月2日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏から冬にかけて、17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 6 56.26 18 4.5 2.077 2.366 93 17.2 3:56 (209, 32) Oct. 18 7 2.26 18 4.2 2.016 2.391 99 17.3 3:45 (206, 33) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 2016年の春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。現在は18.3等(8月25日、K. Sarneczky)。日本からは、まずは2015年春に15.5等になるまで、条件良く観測できる。南半球では、2016年の春までずっと低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 7 0.71 33 20.8 6.247 6.403 94 17.5 3:56 (203, 17) Oct. 18 6 59.12 33 39.9 6.066 6.343 101 17.4 3:45 (199, 18) コワルスキー彗星 (P/2013 G1) 現在は16.5等(8月25日、A. Baransky, B. Baransky)。近日点通過後に増光している。11月まで17〜18等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 20 56.70 -10 53.6 3.357 3.899 115 17.6 19:37 (180, 66) Oct. 18 20 58.75 -10 57.5 3.474 3.921 109 17.7 19:45 (161, 65) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 2013年から2014年の初めにかけて、17等で観測された。2014年の秋から冬にかけて、17.5等で再び条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 8 14.92 16 28.5 3.295 3.190 75 17.6 3:56 (228, 23) Oct. 18 8 21.24 15 55.7 3.211 3.201 80 17.6 3:45 (226, 25) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.6等(9月14日、津村光則氏)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。2015年に近日点を通過する。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 20 51.46 -14 56.1 5.418 5.891 113 17.6 19:37 (176, 70) Oct. 18 20 52.30 -14 58.2 5.517 5.886 106 17.7 19:45 (154, 68) パンスターズ彗星 (P/2014 M4) 現在は18.2等(8月4日、L. Arnold)。秋から冬にかけて、17.5等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 1 40.57 15 41.0 1.460 2.445 167 17.7 0:24 (180, 39) Oct. 18 1 37.08 15 17.5 1.436 2.429 173 17.6 23:49 (180, 40) ニート彗星 (303P/2014 L1) 現在は17.9等(8月5日、門田健一氏)。7月から10月にかけて、17〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 21 53.84 -13 28.7 1.740 2.488 128 17.7 20:34 (180, 68) Oct. 18 21 55.76 -12 53.9 1.809 2.488 122 17.7 20:09 (180, 68) テンペル-スイフト-リニア彗星 (11P) 秋から冬にかけて17.5等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、実際は19.7等と、予報よりかなり暗い(9月3日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 7 25.41 18 32.9 1.319 1.615 87 17.7 3:56 (216, 28) Oct. 18 7 38.47 16 43.7 1.285 1.636 90 17.7 3:45 (216, 30) オルボルセン彗星 (C/2013 U2) 2014年の初めに、17〜18等で観測された。2014年の秋から2015年の春にかけて、再び17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球からは見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 10 5.06 54 0.2 5.348 5.118 71 17.7 3:56 (216,-19) Oct. 18 10 13.65 53 51.8 5.273 5.118 75 17.7 3:45 (216,-18) 小惑星ファエトン (3200) 現在は19.1等(9月2日、Jean-Francois Soulier)。3月15日に近日点を通過する。日本からは2月下旬まで、条件良く観測できる。南半球では2月中旬まで観測できるが、低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 5 37.79 37 18.8 1.559 2.135 111 18.1 3:56 (185, 17) Oct. 18 5 34.99 37 53.3 1.431 2.097 118 17.8 3:45 (181, 17) マクノート彗星 (P/2005 L1) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20.5等以下と、予報よりかなり暗い(8月1日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 22 33.27 -14 11.0 2.641 3.439 137 17.8 21:13 (180, 69) Oct. 18 22 32.23 -14 19.4 2.725 3.450 129 17.9 20:45 (180, 69) ラーセン彗星 (280P/2013 C1) 2013年の初めに17.5等で観測された。2014年も、春から夏にかけて、再び17.5等で観測できるはずだったが、実際には20.6等と、3等も暗い(6月21日、佐藤英貴氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 19 24.56 -21 4.7 3.098 3.292 92 23.0 19:37 (119, 65) Oct. 18 19 30.61 -21 9.3 3.221 3.317 86 23.2 19:45 (110, 60) ブランパン彗星 (289P) 1819年に発見され、2003年に再発見された。予報では26等と極めて暗いはずだったが、2013年7月にバーストを起こし、17.5等まで明るくなった(7月6日、佐藤英貴氏)。だが、7月中旬以降は、観測されていない。2014年8月に近日点を通過し、太陽に0.96天文単位まで近づく。予報では23等止まりだが、彗星活動が続いていれば、もう少し明るく観測されるかもしれない。門田健一氏によれば、5月21日には16.3等以下で写らなかった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Oct. 11 10 58.47 10 9.9 1.797 1.144 35 23.4 3:56 (260, -3) Oct. 18 11 20.41 8 9.7 1.836 1.198 36 23.5 3:45 (262, -3)