今週の明るい彗星 (2015年8月22日：南半球版)

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カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は6.6等と明るい(8月21日、Marco Goiato)。秋から冬にかけて、5等級まで明るくなると期待されている。南半球では、秋まで非常に条件良く観測できる。日本からは、11月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 16 57.95 -70 15.1 1.113 1.698 106 7.1 18:58 ( 1, 55) Aug. 29 15 49.82 -63 37.2 1.171 1.604 94 7.0 19:02 ( 21, 58) パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 7月6日に太陽に0.3天文単位まで接近し、3.9等まで明るくなった(7月6日、Thomas Lehmann)。現在は9.5等(8月20日、Marco Goiato)。南半球では、これから暗くなるまで、ずっと観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 11 59.05 -28 38.3 1.560 1.187 49 9.8 18:58 ( 73, 28) Aug. 29 12 24.42 -33 16.4 1.693 1.318 51 10.4 19:02 ( 67, 29) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中だが、まだ10.1等と明るい(8月18日、Juan Jose Gonzalez)。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では超低空で、9月下旬には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 15 33.07 48 12.3 3.116 3.039 76 10.5 18:58 (166, 5) Aug. 29 15 40.32 45 16.5 3.220 3.113 74 10.7 19:02 (161, 6) スワン彗星 (C/2015 P3) 明るい新彗星。現在は11.6等(8月18日、Chris Wyatt)。南半球では、冬に18等以下になるまで、ずっと夕空で観測できる。日本からは、まもなく観測できなくなり、その後は二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 13 16.01 -10 56.2 0.929 0.874 53 11.3 18:58 (101, 35) Aug. 29 13 41.41 -22 6.8 0.992 0.957 57 11.8 19:02 ( 88, 39) コプフ彗星 (22P) 現在は11.7等(8月7日、Marco Goiato)。秋に11等まで明るくなる。今回帰は、最盛期まで明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 14 7.11 -9 5.8 1.856 1.687 64 11.4 18:58 (113, 43) Aug. 29 14 22.73 -10 43.7 1.879 1.661 61 11.3 19:02 (108, 41) ジャック彗星 (C/2015 F4) 急激に増光し、7月から8月にかけて、10.4等まで明るくなった(7月18日、Maik Meyer)。現在は減光中だが、まだ11.3等と明るい(8月21日、Uwe Pilz)。日本からは条件良く観測できるが、南半球では次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 18 59.24 39 57.1 0.969 1.651 112 11.3 20:57 (180, 15) Aug. 29 18 52.15 41 46.1 1.034 1.662 108 11.5 20:22 (180, 13) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は12.2等(8月19日、Juan Jose Gonzalez)。8月から10月にかけて、12等まで明るくなる。日本からは、次第に高くなり、今後は条件良く観測できる。南半球では、11月までずっと低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 7 5.35 24 22.1 1.768 1.248 43 12.3 5:08 (232, 8) Aug. 29 7 32.77 24 2.2 1.769 1.259 44 12.2 5:00 (234, 7) ボレリー彗星 (19P) 3月までに、12.8等まで明るくなった(3月21日、Michael Mattiazzo)。5月から6月にかけて10.5等まで明るくなったはずだが、観測できなかった。日本からは、秋からは、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 9 23.92 31 6.2 2.563 1.659 21 12.7 5:08 (246,-20) Aug. 29 9 45.81 30 30.4 2.586 1.703 23 12.9 5:00 (246,-20) ハウエル彗星 (88P) 減光中だが、まだ11.4等と明るい(8月21日、Uwe Pilz)。冬に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 2 52.89 12 23.0 1.459 1.965 103 12.8 4:54 (180, 43) Aug. 29 2 55.70 12 37.2 1.429 2.011 109 13.1 4:29 (180, 42) テンペル第２彗星 (10P) 現在は16.2等(7月18日、Taras Prystavski)。今後は次第に明るくなっていく様子を観測できる。秋から冬にかけて11等まで明るくなるが、その頃は低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 14 51.89 -8 19.1 1.611 1.662 74 13.4 18:58 (125, 51) Aug. 29 15 4.97 -10 12.6 1.632 1.627 71 13.1 19:02 (118, 49) マスター彗星 (C/2015 G2) 5月半ばに、6.0等まで明るくなった(5月14日、Chris Wyatt)。現在は減光中。6月下旬には9.0等まで暗くなった(6月21日、Marco Goiato)。まもなく明け方の空に現れてくる。今後は、日本からは暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 8 35.90 16 26.7 2.665 1.762 21 13.1 5:08 (252, -3) Aug. 29 8 38.29 17 12.3 2.692 1.858 27 13.3 5:00 (249, 0) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は12.9等(7月11日、Gabor Santa)。2015年は、長期に渡って13〜14等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 19 9.10 -11 41.7 2.869 3.681 137 13.4 21:08 (180, 67) Aug. 29 19 9.68 -12 10.2 2.958 3.703 131 13.5 20:41 (180, 67) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は14.1等(8月5日、門田健一氏)。2016年の春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。日本からは、明け方の空で次第に高くなり、冬まで非常に条件良く観測できる。南半球では、冬までずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 5 44.12 36 36.9 3.793 3.445 62 13.8 5:08 (211, 10) Aug. 29 5 45.17 37 9.8 3.603 3.372 68 13.6 5:00 (208, 11) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 7月に二度のバーストを起こした。現在もまだ、12.1等と明るい(8月10日、Chris Wyatt)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 17 15.93 -30 1.1 5.565 6.015 111 13.6 19:15 (180, 85) Aug. 29 17 16.52 -29 50.4 5.667 6.013 105 13.6 19:02 (149, 84) ソーホー彗星 (322P) 9月4日に近日点を通過するが、太陽に近すぎて、地上からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 11 48.22 -6 39.3 0.934 0.546 32 16.1 18:58 ( 92, 14) Aug. 29 11 25.06 -0 59.5 0.895 0.315 17 13.6 19:02 ( 88, -1) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 現在は14.8等と明るい(7月26日、門田健一氏)。秋から来年の春にかけて、13等まで明るくなり、日本からは、非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 2 52.28 60 22.6 2.277 2.458 87 14.3 4:54 (180, -5) Aug. 29 2 58.92 64 36.5 2.188 2.418 90 14.1 4:33 (180,-10) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は14.1等で、眼視でも見えている(7月10日、Jakub Cerny)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14〜15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 21 17.54 -2 44.8 4.296 5.282 165 14.4 23:15 (180, 58) Aug. 29 21 15.34 -3 15.0 4.298 5.263 160 14.4 22:46 (180, 58) ソニア彗星 (C/2014 A4) 現在は16.5等(7月10日、A. Maury, J.-G. Bosch, T. Noel)。2015年から2016年にかけて、14等まで明るくなる。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 1.86 11 43.9 3.854 4.182 101 14.6 5:03 (180, 43) Aug. 29 2 56.21 12 16.8 3.728 4.181 109 14.6 4:30 (180, 43) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は15.0等(8月5日、門田健一氏)。2015年の秋から2016年の夏にかけて、長期に渡って13等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球ではずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 6 8.31 50 16.2 3.755 3.380 60 14.9 5:08 (207, -4) Aug. 29 6 18.10 52 9.4 3.624 3.338 65 14.7 5:00 (205, -5) マクノート-ハートレー彗星 (318P/2014 M6) 1994年に発見された周期彗星の、初回帰。現在は15.5等(7月26日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなり、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 22 57.55 -35 58.4 1.566 2.510 152 15.0 0:59 ( 0, 89) Aug. 29 22 52.95 -35 56.3 1.554 2.497 153 14.9 0:27 ( 0, 89) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は14.9等(7月23日、Taras Prystavski)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 2 21.92 36 14.4 3.795 4.128 102 15.1 4:23 (180, 19) Aug. 29 2 19.44 37 48.2 3.722 4.149 108 15.0 3:53 (180, 17) マクノート彗星 (320P/2015 HC10) 急激に増光し、8月には15等まで明るくなると期待されていた。だが、実際には18.5等以下と、予報よりはるかに暗い(8月19日、Paul Camilleri)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 15 13.97 -10 13.7 0.223 1.000 80 15.2 18:58 (131, 56) Aug. 29 16 17.46 -8 47.2 0.195 1.025 88 15.1 19:02 (145, 59) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 急激に増光し、13.8等まで明るくなった(5月11日、Sandor Szabo)。現在は観測できない。11月には明け方の空に姿を現すが、17等以下。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 11 3.21 -3 10.9 4.383 3.462 21 15.1 18:58 ( 88, 3) Aug. 29 11 12.51 -4 15.1 4.418 3.470 17 15.3 19:02 ( 84, -1) マックホルツ第２彗星 (141P) 現在は12.5等(8月19日、Michael Jager)。急激に増光し、夏から秋にかけて、11等まで明るくなると期待されていたが、予報より暗い。日本からは、明け方の空で条件良く観測できる。南半球では、夏から秋にかけて、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 6 58.70 28 55.5 0.940 0.763 45 15.4 5:08 (228, 6) Aug. 29 7 33.73 25 25.0 1.021 0.764 44 15.4 5:00 (233, 6) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は14.6等で、眼視でも見えている(7月12日、Jakub Cerny)。夏に14〜15等で、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 0 33.25 5 29.3 1.039 1.919 138 15.4 2:35 (180, 49) Aug. 29 0 31.78 5 5.7 1.026 1.946 145 15.5 2:06 (180, 50) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 2014年の秋に6.9等まで明るくなった(10月17日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.1等まで暗くなった(7月26日、Taras Prystavski)。南半球では、暗くなるまで条件良く観測できる。日本からも、冬まで観測できるが、やや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 0 4.67 -26 8.7 3.843 4.731 147 15.5 2:07 (180, 81) Aug. 29 23 55.41 -26 58.1 3.877 4.800 153 15.6 1:30 (180, 82) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 現在は16.4等(7月22日、Taras Prystavski)。秋に15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 2 15.58 9 38.7 1.523 2.138 113 15.7 4:17 (180, 45) Aug. 29 2 21.86 9 37.4 1.452 2.130 118 15.6 3:55 (180, 45) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は15.8等(8月5日、門田健一氏)。2016年まで、長期に渡って15〜16等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 5 16.26 53 26.9 5.467 5.197 69 15.8 5:08 (199, -3) Aug. 29 5 21.47 54 47.0 5.373 5.194 74 15.8 5:00 (196, -3) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 2014年に13等まで明るくなった。現在は15.7等(7月23日、Taras Prystavski)。今後はゆっくりと減光していく。2015年は、夏から冬にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 1 41.53 2 13.6 3.173 3.828 123 16.0 3:43 (180, 53) Aug. 29 1 40.45 2 2.4 3.108 3.843 130 16.0 3:14 (180, 53) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は16.0等(5月26日、井狩康一氏)。秋まで15〜16等で条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 17 41.65 -25 17.5 7.657 8.172 117 16.1 19:40 (180, 80) Aug. 29 17 39.24 -25 32.9 7.801 8.204 110 16.2 19:10 (180, 81) ラインムート第２彗星 (44P) 2014年には16.4等まで明るくなった(11月14日、J. F. Hernandez)。現在は17.5等(6月28日、B. Lutkenhoner, M. Kumrucu-Lohmiller, P. Cox)。2015年には、夏から秋にかけて、再び16等で条件良く観測できるはずだが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 56.96 26 25.4 2.254 2.402 85 16.2 5:08 (193, 27) Aug. 29 4 4.82 26 54.9 2.193 2.426 90 16.2 5:00 (190, 27) リニア彗星 (230P) 現在は18等(7月16日、WISE)。急激に増光し、秋に14.5等で条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 4.82 -4 41.1 1.179 1.741 104 16.8 5:05 (180, 60) Aug. 29 3 19.90 -5 0.7 1.104 1.706 107 16.5 4:53 (180, 60) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は16.4等(6月12日、織部隆明氏)。減光中だが、晩秋にかけて、17等で条件良く観測できる。B核とC核は、既に20等以下(6月12日、織部隆明氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 23 20.34 6 55.2 5.344 6.261 152 16.8 1:22 (180, 48) Aug. 29 23 15.32 5 57.8 5.346 6.307 160 16.8 0:50 (180, 49) 楊-高彗星 (325P/2015 J4) 2009年に12等まで明るくなった新周期彗星の、初回帰。現在は18.3等(6月10日、佐藤英貴氏)。この予報より1等ほど暗い。今回帰は17〜18等止まり。南半球では条件良く観測できる。日本からは、6月以降はずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 13 42.60 -13 42.5 1.632 1.433 60 16.9 18:58 (103, 41) Aug. 29 14 6.27 -14 28.5 1.665 1.439 59 17.0 19:02 (101, 40) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は16.5等(6月3日、Taras Prystavski)。日本からは、明け方の空で次第に高くなってくる。南半球では超低空で、8月には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 6 35.58 34 19.4 1.690 1.329 51 16.9 5:08 (221, 5) Aug. 29 7 1.75 35 49.2 1.692 1.360 53 17.0 5:00 (221, 3) レモン-パンスターズ彗星 (C/2014 W5) 2015年の秋から2016年の夏にかけて、長期に渡って16等の明るさを保つ。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 18.37 -10 2.0 2.778 3.158 102 17.2 5:08 (187, 65) Aug. 29 3 12.96 -12 44.5 2.621 3.118 110 17.0 4:47 (180, 68) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.5等(7月25日、吉本勝己氏)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。現在は近日点にいる。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 23 23.15 -3 18.1 4.895 5.846 158 17.1 1:25 (180, 58) Aug. 29 23 20.89 -3 35.8 4.866 5.850 165 17.0 0:55 (180, 58) カタリナ-マクノート彗星 (319P/2015 G1) 2008年に発見された周期彗星の、初回帰。現在は16.8等(6月21日、J. Nicolas, C. Rinner, F. Kugel, A. Klotz)。春から夏にかけて地球に接近し、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 33.77 -6 54.4 0.774 1.360 98 17.1 5:08 (194, 61) Aug. 29 3 43.47 -7 39.5 0.783 1.402 102 17.2 5:00 (189, 62) マスター彗星 (C/2015 K1) 現在は16.5等(6月3日、Taras Prystavski)。今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。2014年には14等で、南半球で条件良く見えていたはず。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 0 45.05 1 58.8 3.271 4.072 137 17.2 2:47 (180, 53) Aug. 29 0 41.34 2 9.7 3.257 4.123 144 17.2 2:15 (180, 53) ダレスト彗星 (6P) 急激に減光中。現在は16.0等(7月26日、門田健一氏)。8月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 5 9.10 4 4.4 2.339 2.257 72 17.2 5:08 (223, 42) Aug. 29 5 17.16 3 34.4 2.309 2.307 77 17.7 5:00 (220, 43) ヘリン彗星 (151P) 現在は18.3等(8月18日、Jean-Francois Soulier)。夏から秋にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 23 45.72 -4 33.8 1.559 2.504 153 17.6 1:47 (180, 59) Aug. 29 23 44.14 -5 5.7 1.521 2.496 160 17.4 1:18 (180, 60) カタリナ彗星 (C/2014 AA52) 冬に15.3等まで明るくなった(1月17日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.3等まで暗くなった(7月22日、Taras Prystavski)。しばらく良い条件で観測できるが、9月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 22 18.55 -12 13.3 1.859 2.869 176 17.4 0:21 (180, 67) Aug. 29 21 58.79 -11 26.0 1.920 2.925 172 17.5 23:28 (180, 66) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P/2014 D2) 現在は16.2等(6月21日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。春から夏にかけて17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 16 45.49 -22 37.9 2.868 3.270 104 17.4 18:58 (166, 77) Aug. 29 16 49.84 -22 29.2 2.972 3.280 98 17.5 19:02 (142, 75) リニア彗星 (221P) 現在は15.6等(7月8日、Taras Prystavski)。今後は減光し、9月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 17 11.71 -7 52.2 1.199 1.798 108 17.4 19:11 (180, 63) Aug. 29 17 23.43 -8 19.7 1.266 1.812 104 17.6 19:02 (176, 63) ヴィルト第２彗星 (81P) 2016年の春から夏にかけて、11等まで明るくなる。日本からは、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 5 16.10 20 8.6 3.409 3.185 68 17.7 5:08 (214, 27) Aug. 29 5 23.77 20 12.3 3.278 3.148 73 17.6 5:00 (211, 28) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は17.4等(6月14日、A. Diepvens)。2014年の夏に17等で観測された。日本からは、2015年も17.5等で、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 22 2.59 54 4.6 4.042 4.547 113 17.6 0:04 (180, 1) Aug. 29 21 58.71 53 21.0 4.035 4.578 116 17.6 23:29 (180, 2) ハリントン彗星 (51P) 予報通り、6月に15.9等まで増光した(6月23日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、13等で条件良く観測できると期待されていた。だが、7月になって、彗星が崩壊した様子が、Jean-Gabriel Bosch氏によって捉えられた。現在は18.7等と、極めて暗い(7月13日、Jean-Gabriel Bosch)。5月には、分裂核のD核も21.9等で観測された(5月30日、Pan-STARRS 1)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 2 3.93 2 27.7 0.971 1.702 118 17.7 4:05 (180, 52) Aug. 29 2 11.90 2 49.1 0.933 1.707 122 17.7 3:45 (180, 52) ファン・ネス彗星 (327P/2015 P2) 現在は18.8等(8月10日、A. Sodor, K. Sarneczky)。秋から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できると予想されていたが、少し暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 18 12.23 24 3.6 1.281 1.921 113 17.9 20:11 (180, 31) Aug. 29 18 14.24 21 5.9 1.274 1.883 110 17.8 19:45 (180, 34) マクノート彗星 (220P) 現在は17.2等(6月13日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏に17.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 8.52 9 36.3 1.177 1.691 100 17.8 5:08 (180, 45) Aug. 29 3 17.93 9 19.2 1.147 1.718 105 17.8 4:51 (180, 46) リニア-カタリナ彗星 (P/2003 WC7) まだ検出されていないが、既に18等まで明るくなっているはず。秋から冬にかけて地球に接近し、15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 36.03 -7 27.2 1.597 2.005 97 18.0 5:08 (195, 62) Aug. 29 3 48.07 -7 20.0 1.504 1.965 100 17.8 5:00 (191, 62) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 1月から2月にかけて、11等まで明るくなったはずだが、観測されなかった。現在は16.9等(7月9日、A. Maury, J.-G. Bosch, T. Noel)。8月下旬には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 2 57.54 -12 33.5 1.982 2.490 108 17.9 4:58 (180, 67) Aug. 29 2 57.89 -13 26.9 1.957 2.541 113 18.0 4:31 (180, 68) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は遠日点に近い。秋から冬にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 3 48.77 16 19.2 4.267 4.382 89 18.0 5:08 (193, 38) Aug. 29 3 51.45 16 26.6 4.154 4.374 95 17.9 5:00 (188, 38) パロマー彗星 (C/2012 LP26) 遠方の彗星。現在は16.7等(7月17日、J. Jahn)。夏から秋にかけて、18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 19 45.91 -4 45.3 5.677 6.536 145 17.9 21:44 (180, 60) Aug. 29 19 44.83 -5 13.8 5.737 6.537 139 17.9 21:16 (180, 60) パンスターズ彗星 (P/2015 F1) 6月には15.3等まで明るくなった(6月21日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(7月4日、K. Hills)。8月には18等以下になる。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 16 23.59 -24 5.1 2.333 2.694 99 17.9 18:58 (143, 77) Aug. 29 16 30.49 -24 18.2 2.433 2.707 94 18.1 19:02 (125, 73) アラン彗星 (50P) 現在は18.9等(7月13日、A. Maury, J.-G. Bosch, T. Noel, J.-F. Soulier)。急激に増光し、夏から冬にかけて、16等で条件良く観測できると期待されていたが、予報よりかなり暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 23 25.42 -13 47.6 1.445 2.419 159 18.1 1:27 (180, 69) Aug. 29 23 19.15 -13 28.8 1.390 2.385 166 18.0 0:54 (180, 68) ジャコビニ彗星 (205P) 現在は17.0等(6月20日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2008年に112年ぶりに再発見された彗星の、初回帰。2008年には、12等まで明るくなった。今回は、春から夏にかけて、15等まで明るくなると期待されていたが、予報より暗い。しばらくは、明け方の低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 22 4 13.14 12 7.2 1.631 1.841 84 18.0 5:08 (201, 40) Aug. 29 4 23.69 11 22.4 1.599 1.879 89 18.1 5:00 (199, 42)