今週の明るい彗星 (2017年2月25日：北半球版)

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エンケ彗星 (2P) 現在は7.9等と、かなり明るい(2月21日、宮崎修氏)。3月10日に近日点を通過する。日本からは、2月下旬まで観測できる。南半球では、3月末に8等で明け方の空に現れた後、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 0 8.58 7 1.0 0.899 0.480 28 7.8 19:15 ( 91, 11) Mar. 4 0 3.19 3 45.2 0.751 0.374 19 6.7 19:21 ( 94, 0) タットル-ジャコビニ-クレサーク彗星 (41P) 現在は10.2等(2月24日、Piotr Guzik)。急激に増光中。3月から4月にかけて、地球に0.14天文単位まで大接近する。5〜6等まで明るくなると期待されている。バーストを起こせば、もっと明るくなるかもしれない。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期は1ヶ月ほど観測できなくなるが、それ以外は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 9 40.23 24 24.6 0.240 1.218 160 10.1 23:19 ( 0, 80) Mar. 4 9 48.68 31 15.0 0.205 1.174 150 8.9 23:00 ( 0, 87) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 現在は10.3等(2月24日、Piotr Guzik)。夏に7等まで明るくなると期待されている。最近は予報より暗い。日本からは、最盛期まで明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、しばらくは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 16 12.06 45 51.1 1.752 2.158 100 9.3 5:10 (213, 77) Mar. 4 16 19.98 46 17.4 1.668 2.102 101 9.0 5:02 (205, 77) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 現在は10.9等(2月23日、Chris Wyatt)。春に7等まで明るくなると期待されているが、最近は予報より暗い。最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 17 49.30 -23 46.4 1.644 1.582 68 9.6 5:10 (325, 23) Mar. 4 18 17.82 -23 17.2 1.535 1.504 69 9.2 5:02 (323, 22) 本田-ムルコス-パイドゥシャーコヴァー彗星 (45P) 2月中旬に地球に0.08天文単位まで接近し、6.5等まで明るくなった(2月10日、Danil Sidorko)。現在は急激に減光中。現在は8.4等(2月24日、Piotr Guzik)。2月末には10等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 11 37.41 28 32.7 0.200 1.175 155 9.6 1:21 ( 0, 84) Mar. 4 11 2.86 25 33.6 0.293 1.272 160 10.9 0:18 ( 0, 81) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 2月10日に、明るい分裂核(BT核)が発見された。現在は、BT核が11.9等(2月23日、Chris Wyatt)と、かなり明るい。主核は13.4等(1月28日、Piotr Guzik)。日本からは、まもなく観測できなくなる。南半球では、今後は長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 19 22.47 -21 9.9 1.380 1.013 47 11.9 5:10 (306, 11) Mar. 4 19 59.68 -20 56.4 1.385 0.990 45 11.9 5:02 (303, 8) パンスターズ彗星 (C/2016 VZ18) 急激に増光中。現在は13.5等と明るい(2月25日、Alan Hale)。小型の彗星だが、太陽に0.9天文単位、地球に0.5天文単位まで接近し、3月に12.5等まで明るくなる。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。Juan Jose Gonzalez氏は、2月24日に10.7等と、かなり明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 2 18.38 25 53.8 0.654 0.929 65 13.3 19:15 ( 93, 47) Mar. 4 2 30.23 33 55.1 0.615 0.912 64 12.8 19:21 (106, 46) ネオワイズ彗星 (C/2016 U1) 急激に増光して、6.8等まで明るくなった(1月6日、吉本勝己氏)。1月14日に、太陽に0.3天文単位まで近づいた。Michael Mattiazzo氏によれば、1月19日から29日にかけて5等から7等へ減光していく様子が、SWANの画像に写っていた。日本からは、今後は観測できない。南半球では、夕方の超低空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 23 23.18 -30 29.1 1.921 1.098 24 12.8 19:15 ( 66,-19) Mar. 4 23 49.98 -28 44.6 2.054 1.232 25 13.5 19:21 ( 68,-19) ハートレー第２彗星 (103P) 今回帰はまだ観測されていない。今回帰の条件は最悪で、春に10等まで明るくなるが、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 22 43.98 -1 17.2 2.267 1.296 8 13.7 19:15 ( 97,-11) Mar. 4 23 7.83 0 32.9 2.223 1.246 7 13.3 19:21 (100,-12) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。3月に明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 20 55.30 -18 10.4 6.743 5.863 25 13.9 5:10 (290, -4) Mar. 4 21 0.65 -17 44.2 6.690 5.861 30 13.9 5:02 (291, -1) ロニオス彗星 (315P/2013 V6) 現在は13.7等(1月24日、Juan Jose Gonzalez)。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 12 0.08 31 38.7 1.597 2.502 149 14.2 1:42 ( 0, 87) Mar. 4 11 55.68 32 8.1 1.602 2.516 151 14.2 1:10 ( 0, 87) クラーク彗星 (71P) 現在は16.1等(2月23日、Thomas Lehmann)。夏に10等まで明るくなり、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 15 31.32 -11 30.5 1.486 1.961 102 14.6 5:10 (359, 43) Mar. 4 15 42.06 -12 16.9 1.385 1.926 107 14.3 4:55 ( 0, 43) パンスターズ彗星 (C/2016 R2) 現在は14.4等と明るい(1月14日、Thomas Lehmann)。2017年から2018年にかけて、長期に渡って11等で観測できる。現在は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からはしばらく低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 2 53.18 -26 12.1 5.394 5.035 63 14.7 19:15 ( 38, 18) Mar. 4 2 56.28 -24 48.2 5.411 4.983 59 14.6 19:21 ( 45, 15) ガン彗星 (65P) 現在は15.7等(1月4日、T. Ikemura, H. Sato)。春から夏にかけて、14等まで明るくなる。日本からはやや低い。今回から、近日点距離が2.4天文単位から2.9天文単位まで遠くなり、これまでほどは明るくならない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 16 13.58 -18 29.1 2.942 3.128 91 15.1 5:10 (347, 35) Mar. 4 16 18.84 -18 50.7 2.832 3.116 97 15.0 5:02 (351, 36) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は14.3等(12月31日、Jakub Cerny)。3月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 1 19.49 -1 22.7 5.959 5.269 42 15.1 19:15 ( 73, 20) Mar. 4 1 25.32 -0 52.3 6.046 5.288 37 15.1 19:21 ( 78, 15) ロヴァシュ第１彗星 (93P) 現在は15.3等(1月31日、Alexander Baransky)。春まで15等を保つが、南半球では、既に観測できない。日本からも、今後は次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 1 19.08 18 8.9 2.170 1.701 49 15.1 19:15 ( 91, 31) Mar. 4 1 38.06 19 58.0 2.209 1.700 47 15.2 19:21 ( 95, 29) パンスターズ彗星 (C/2015 O1) 現在は16.7等(11月3日、嶋邦博氏)。2017年から2018にかけて、長期に渡って13等で観測できる。再び明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 19 9.29 -0 7.7 5.417 4.860 51 15.3 5:10 (292, 28) Mar. 4 19 10.63 0 51.6 5.285 4.823 57 15.2 5:02 (295, 32) レモン-ヨン-パンスターズ彗星 (C/2015 VL62) 現在は15.6等(1月31日、Alexander Baransky)。夏に12〜13等まで明るくなり、条件良く観測できる。南半球では既に観測できない。日本からも、まもなく観測できなくなる。5月には明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 0 9.03 13 21.1 4.101 3.314 32 15.3 19:15 ( 97, 14) Mar. 4 0 10.18 13 17.9 4.131 3.274 26 15.3 19:21 (101, 8) ヴィルト第２彗星 (81P) 2016年の春から夏にかけて、11等まで明るくなった。再び明け方の空に現れてきた。春から夏にかけて、16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 19 19.02 -20 19.1 3.096 2.540 47 15.7 5:10 (306, 12) Mar. 4 19 29.78 -19 57.6 3.065 2.582 52 15.8 5:02 (307, 14) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は15.6等(1月9日、J. L. Martin)。春まで16等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 6 43.26 27 44.7 3.084 3.719 123 15.9 20:22 ( 0, 83) Mar. 4 6 43.24 27 43.6 3.167 3.712 116 15.9 19:54 ( 0, 83) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 現在は15.6等(1月26日、Alexander Baransky)。2016年から2019年にかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。ずっと赤道の近くにいる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 9 9.57 3 42.8 8.691 9.620 158 15.9 22:47 ( 0, 59) Mar. 4 9 8.20 4 2.7 8.726 9.616 152 15.9 22:19 ( 0, 59) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 夏から秋にかけて、11〜12等まで明るくなった。現在は減光中。だが、まだ13.6等と明るい(1月24日、吉田誠一)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 12 19.05 -27 34.7 1.544 2.351 135 16.0 2:01 ( 0, 27) Mar. 4 12 12.72 -27 12.6 1.540 2.399 141 16.2 1:27 ( 0, 28) ネオワイズ彗星 (C/2016 B1) 2016年の春から夏にかけて、16等で観測された。2017年も、冬から春にかけて16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 17 52.93 -3 27.6 3.513 3.301 69 16.1 5:10 (311, 39) Mar. 4 17 59.87 -1 48.6 3.440 3.317 74 16.1 5:02 (313, 42) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 2015年の秋から2016年の夏にかけて、長期に渡って12等の明るさを保った。現在は減光中。既に15.6等まで暗くなった(1月6日、安部裕史氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 17 24.00 -6 32.5 4.529 4.401 76 16.3 5:10 (321, 40) Mar. 4 17 24.84 -6 55.1 4.466 4.451 82 16.3 5:02 (327, 42) 串田彗星 (144P) 秋に11〜12等まで明るくなった。現在は減光中。だが、まだ13.9等と明るい(1月24日、吉田誠一)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 13 55.03 -16 49.1 1.641 2.339 123 16.3 3:36 ( 0, 38) Mar. 4 13 52.77 -16 40.3 1.617 2.388 131 16.5 3:06 ( 0, 38) ファン・ネス彗星 (213P) 今回帰はまだ観測されていない。夏に12等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 17 36.16 -32 32.6 2.647 2.518 71 16.6 5:10 (333, 16) Mar. 4 17 48.76 -32 47.9 2.537 2.490 75 16.4 5:02 (334, 17) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 現在は16.8等(1月6日、D. Buczynski)。2018年の夏に、9等まで明るくなると期待されている。日本からは、2018年の夏まで、明るくなっていく様子を観測できる。南半球では、2017年はほとんど観測できないが、2018年には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 18 58.96 45 55.5 6.016 5.801 72 16.5 5:10 (238, 50) Mar. 4 19 2.82 46 22.9 5.934 5.746 74 16.5 5:02 (237, 52) パンスターズ彗星 (C/2016 A1) 現在は16.5等(1月26日、Alexander Baransky)。2017年から2018年にかけて、長期に渡って16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 8 45.62 -2 5.3 4.809 5.696 151 16.5 22:23 ( 0, 53) Mar. 4 8 39.89 -0 45.1 4.840 5.678 144 16.5 21:50 ( 0, 54) パンスターズ彗星 (C/2015 V1) 現在は16.5等(12月29日、Sandor Szabo)。2017年の秋から冬にかけて、15等まで明るくなり、条件良く観測できる。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 1 54.35 38 12.8 5.218 4.912 66 16.5 19:15 (111, 46) Mar. 4 1 56.06 37 18.8 5.300 4.884 60 16.5 19:21 (112, 40) パンスターズ彗星 (C/2014 OE4) 現在は16.5等(12月26日、A. Diepvens)。2016年から2017年にかけて、16.5等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 18 37.32 43 26.4 6.452 6.266 74 16.6 5:10 (242, 53) Mar. 4 18 42.36 44 47.9 6.422 6.271 76 16.6 5:02 (240, 56) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 2015年の秋から2016年の初めにかけて、6等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.0等まで暗くなった(1月1日、大島雄二氏)。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 2 55.82 45 8.3 6.002 5.913 80 16.6 19:15 (121, 58) Mar. 4 2 57.62 44 38.5 6.176 5.978 73 16.7 19:21 (120, 52) リニア彗星 (C/2015 TQ209) 昨年の4月以降、観測が無い。減光中だが、まだ17等と明るいはず。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 16 57.17 -20 28.4 2.775 2.797 81 16.7 5:10 (336, 31) Mar. 4 17 2.22 -20 13.4 2.746 2.869 86 16.8 5:02 (339, 32) パンスターズ彗星 (C/2014 R3) 現在は17.1等(1月9日、ATLAS-HKO, Haleakala)。急激に増光して、当初の予想より明るくなっている。2017年にかけて、17等を保つ。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 13 7.33 60 53.5 6.829 7.387 120 16.9 2:49 (180, 64) Mar. 4 12 57.98 61 14.1 6.836 7.395 120 16.9 2:12 (180, 64) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 2016年の初めに15等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.3等まで暗くなった(12月30日、Sandor Szabo)。日本からは、2017年秋に18等以下になるまで、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 15 34.49 70 21.1 6.098 6.402 103 17.0 5:10 (181, 55) Mar. 4 15 30.93 70 52.9 6.131 6.431 103 17.0 4:43 (180, 54) アトラス彗星 (C/2015 X7) 現在は16.9等(2月1日、Alexander Baransky)。昨年の冬に17等で観測された。この冬に再び17等で観測できる。日本からは条件が良いが、南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 11 16.42 36 28.4 3.235 4.128 150 17.2 0:58 (180, 89) Mar. 4 11 12.69 37 56.4 3.279 4.156 148 17.3 0:27 (180, 87) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 2019年に近日点を通過するが、2010年の発見以来、ほとんど増光していない。現在は17.1等(1月4日、T. Ikemura, H. Sato)。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 3 44.11 60 20.8 9.383 9.471 92 17.2 19:15 (153, 59) Mar. 4 3 46.17 60 10.9 9.455 9.453 86 17.3 19:21 (149, 56) マセニー彗星 (C/2016 T2) 現在は17.2等(12月30日、A. Diepvens)。日本からは3月まで17〜18等で観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 18 3.81 74 5.8 1.731 2.035 92 17.3 5:10 (194, 47) Mar. 4 17 20.81 79 0.5 1.722 2.066 95 17.3 5:02 (186, 45) リニア彗星 (P/2015 TP200) 現在は16.1等(12月30日、大島雄二氏)。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 6 42.16 33 25.5 2.855 3.482 122 17.3 20:21 ( 0, 88) Mar. 4 6 43.74 33 1.7 2.950 3.494 115 17.4 19:55 ( 0, 88) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は18.2等(12月6日、T. Ikemura, H. Sato)。冬に17等で条件良く観測できると期待されていた。だが実際は、この予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 12 46.51 1 11.3 1.844 2.720 145 17.4 2:28 ( 0, 56) Mar. 4 12 42.84 2 2.8 1.826 2.750 153 17.4 1:57 ( 0, 57) ラッセル第４彗星 (94P) 現在は17.4等(1月25日、Alexander Baransky)。冬から春にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 15 4.23 -11 16.5 1.858 2.377 109 17.5 4:45 ( 0, 44) Mar. 4 15 7.91 -11 29.6 1.794 2.394 115 17.5 4:21 ( 0, 43) エレーニン彗星 (C/2017 A3) 現在は17.3等(1月8日、CAO, San Pedro de Atacama)。南半球では、この冬に17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 5 49.65 -33 36.3 3.559 3.865 100 17.6 19:28 ( 0, 22) Mar. 4 5 47.07 -30 44.4 3.622 3.869 96 17.7 19:21 ( 6, 24) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 2016年の冬から春にかけて、8〜9等まで明るくなった。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(12月6日、T. Ikemura, H. Sato)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 12 57.74 -15 40.7 4.324 5.086 136 17.7 2:39 ( 0, 39) Mar. 4 12 52.56 -15 55.6 4.308 5.143 143 17.8 2:07 ( 0, 39) スローター-バーナム彗星 (56P) 秋から冬にかけて、14.6等まで明るくなった(12月2日、嶋邦博氏)。現在は減光中。既に16.9等まで暗くなった(1月31日、Alexander Baransky)。3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 4 29.46 30 30.5 2.769 3.005 94 17.7 19:15 ( 77, 75) Mar. 4 4 36.91 30 24.3 2.890 3.033 88 17.9 19:21 ( 83, 70) カタリナ彗星 (330P/2015 U1) 現在は18.9等(12月27日、K. Hills)。1月から3月にかけて、18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 25 10 32.54 -8 29.0 2.274 3.231 162 17.9 0:14 ( 0, 46) Mar. 4 10 27.91 -8 24.0 2.289 3.251 163 17.9 23:38 ( 0, 47)