今週の明るい彗星 (2018年6月16日：北半球版)

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 Updated on June 18, 2018
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。
方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

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* パンスターズ彗星 (C/2016 M1)

現在は8.7等と明るい(6月18日、Marco Goiato)。しばらく9等の明るさを保つ。南半球では、今後は暗くなるまで、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、まもなく観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  18 38.58  -35 34.6   1.313   2.300   161    9.2   1:05 (  0, 20)  
June 23  18 13.50  -40 56.2   1.290   2.279   162    9.1   0:13 (  0, 14)

* アトラス彗星 (C/2017 T3)

現在は観測できない。夏に9等まで明るくなるが、明るい時期はほとんど観測できない。日本からは、12月末まで観測できない。南半球からは、7月から9月まで観測できるが、超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   4 28.65   14 18.7   1.942   1.029    18   10.6   2:58 (241,-14)  
June 23   4 50.55   10 31.0   1.822   0.959    22   10.1   3:00 (245,-15)

* パンスターズ彗星 (C/2016 R2)

現在は11.5等(6月12日、Juan Jose Gonzalez)。秋まで、長期に渡って11等の明るさを保つ。南半球では、今後はしばらく観測できない。日本からは、暗くなるまで、長期に渡って観測できるが、秋までずっと低空が続く。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   7  1.14   50 29.9   3.441   2.633    31   11.2  21:02 (144, 13)  
June 23   7 20.76   51 12.3   3.459   2.645    31   11.3  21:04 (145, 12)

* パンスターズ彗星 (364P/2018 A2)

2013年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。急激に増光中。現在は12.8等と明るい(6月14日、Chris Wyatt)。夏には11等まで明るくなる。南半球では、ずっと条件良く観測できる。日本からは、6月半ばから8月半ばまでの最盛期は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   8 54.00   10  7.9   0.404   0.809    48   12.0  21:02 ( 96,  8)  
June 23   8 43.52    3 50.0   0.346   0.798    42   11.3  21:04 ( 97, -4)

* ドゥ・トイト彗星 (66P)

予報通りに、急激に増光した。現在は10.8等と、かなり明るい(6月13日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。南半球では、ずっと非常に条件良く観測できる。日本からも、今後は次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   0 35.53  -26 13.2   0.915   1.343    87   11.5   2:58 (308,  6)  
June 23   0 50.24  -24 16.5   0.919   1.371    90   12.3   3:00 (309, 10)

* ジャコビニ-ツィナー彗星 (21P)

現在は12.5等と明るい(6月13日、Chris Wyatt)。急激に増光し、8月から9月にかけて、7等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、7月から8月にかけては観測できないが、その前後は条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  20 55.46   41 31.9   0.993   1.544   100   12.2   2:58 (211, 82)  
June 23  21  9.54   45 31.8   0.924   1.480    99   11.7   3:00 (186, 79)

* ジョンソン彗星 (48P)

現在は14.4等(6月13日、Chris Wyatt)。夏から秋にかけて11等まで明るくなると期待されていたが、最近はこの予報より暗い。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  22 13.32  -15 20.1   1.411   2.055   114   12.4   2:58 (331, 35)  
June 23  22 21.18  -15 44.8   1.339   2.043   119   12.2   3:00 (336, 36)

* パンスターズ彗星 (C/2016 N6)

現在は11.7等(6月12日、Juan Jose Gonzalez)。2019年の春にかけて、長期に渡って12等の明るさを保つ。日本からは、6月中旬から8月にかけて、いったん観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、9月まで観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   8  5.73   41  0.8   3.447   2.691    35   12.2  21:02 (129, 16)  
June 23   8 10.21   38 48.2   3.507   2.682    30   12.2  21:04 (130, 11)

* パンスターズ彗星 (C/2017 S3)

8月に太陽に0.2天文単位まで接近し、3等まで明るくなると期待されている。現在は15.2等(6月7日、門田健一氏)。最近は、この予報より暗い。日本からは、8月上旬に6等になるまで、明け方の空で観測できる。南半球では、まったく観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   1 57.80   58 48.4   1.919   1.523    52   13.2   2:58 (218, 34)  
June 23   2 25.01   59 15.4   1.756   1.393    52   12.7   3:00 (217, 34)

* フォーブズ彗星 (37P)

現在は13.0等と明るい(6月13日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、12〜13等で条件良く観測できる。Juan Jose Gonzalez氏は、6月13日に10.5等と、かなり明るく報告している。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  23 13.47   -6 10.2   1.190   1.665    97   13.1   2:58 (310, 34)  
June 23  23 22.84   -4 16.5   1.155   1.683   101   13.2   3:00 (313, 39)

* シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P)

現在は14.4等(6月2日、門田健一氏)。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  23 18.84    0 33.4   5.623   5.780    93   13.5   2:58 (303, 38)  
June 23  23 19.94    0 51.4   5.514   5.779   100   13.4   3:00 (309, 43)

* パンスターズ彗星 (C/2015 O1)

現在は13.6等(6月7日、Thomas Lehmann)。2017年から2018にかけて、長期に渡って12〜13等で観測できる。南半球では、今後はほとんど観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  12  6.26   51  1.1   3.979   3.871    76   13.5  21:02 (132, 58)  
June 23  11 58.85   49 33.6   4.092   3.888    71   13.5  21:04 (128, 52)

* アトラス彗星 (C/2017 M4)

現在は14.2等(6月12日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2019年の春に、13等まで明るくなる。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、夏までは超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  18  7.30   45 47.7   3.360   3.835   110   14.5   0:33 (180, 79)  
June 23  17 52.01   44 50.2   3.308   3.802   111   14.4  23:44 (180, 80)

* アラン-リゴー彗星 (49P)

今回帰は条件が最悪。6月から8月にかけて、14.5等まで明るくなるが、まったく観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   5  8.19   14 29.5   2.451   1.467    11   15.2   2:58 (234,-20)  
June 23   5 31.16   15 35.3   2.434   1.451    11   15.0   3:00 (234,-19)

* リニア彗星 (C/2017 B3)

現在は15.2等(5月21日、Martin Masek)。2018年から2019年にかけて15等を保ち、南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、二度と観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  11 59.40  -66  2.3   3.893   4.398   113   15.1  21:02 ( 16,-16)  
June 23  11 58.57  -65 33.4   3.911   4.372   110   15.1  21:04 ( 19,-17)

* スイフト-ゲーレルス彗星 (64P)

現在は19.2等(6月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に増光し、秋には10等まで明るくなると期待されている。だが実際は、この予報よりかなり暗い。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  22 58.14   -3  9.8   1.687   2.115   100   15.5   2:58 (311, 39)  
June 23  23  7.34   -1 30.9   1.566   2.062   103   15.2   3:00 (315, 43)

* ジョンソン彗星 (C/2015 V2)

2017年の5月から6月にかけて、7.1等まで明るくなった(6月21日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に14.8等まで暗くなった(5月23日、Martin Masek)。南半球では、今後はずっと観測できる。日本からは二度と観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   1 48.23  -44 12.8   4.549   4.579    85   15.2   2:58 (313,-16)  
June 23   1 53.64  -44 45.2   4.546   4.642    89   15.3   3:00 (316,-13)

* ガン彗星 (65P)

現在は17.2等(5月21日、Martin Masek)。2018年は15等で、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  23 22.25  -15 10.6   2.818   3.143    99   15.5   2:58 (314, 26)  
June 23  23 26.04  -15 10.3   2.739   3.155   104   15.5   3:00 (320, 29)

* アトラス彗星 (C/2018 L2)

現在は15.3等(6月4日、L. S. Amaral, P. R. Holvorcem)。夏から冬にかけて、長期に渡って14〜15等を保つ。南半球では、しばらく非常に条件良く観測できるが、9月には急激に低くなり、10月以降は観測できない。日本からは、暗くなるまでずっと観測できるが、ずっと超低空が続く。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  13 49.52  -37 42.6   1.960   2.725   129   15.8  21:02 ( 11, 16)  
June 23  13 47.46  -34 21.3   1.964   2.662   123   15.7  21:04 ( 18, 18)

* ワイランド彗星 (C/2018 K1)

現在は14.8等と明るい(5月26日、門田健一氏)。しばらく条件良く観測できるが、今度は急激に暗くなる。8月には18等以下になる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  16 56.84  -22 36.6   1.051   2.060   170   15.7  23:14 (  0, 33)  
June 23  16 10.49  -19 28.0   1.138   2.095   153   16.0  22:01 (  0, 36)

* ステファン-オテルマ彗星 (38P)

現在は16.7等(5月13日、佐藤英貴氏)。今後は急激に増光し、秋から冬にかけて、9等まで明るくなると期待されている。日本からは、7月からは次第に高くなり、その後は暗くなるまでずっと条件良く観測できる。南半球では、秋までは条件が良いが、冬には低くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   2  0.97   -4  0.1   2.742   2.386    59   16.1   2:58 (278,  4)  
June 23   2 14.11   -2 55.1   2.623   2.328    62   15.8   3:00 (279,  8)

* レモン彗星 (C/2018 C2)

急激に増光した。現在は15.5等(6月12日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光し、8月には18等以下になる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  14 43.64   19 53.1   1.251   1.964   119   15.8  21:05 (  0, 75)  
June 23  14 45.23   15 43.4   1.288   1.973   117   15.9  21:04 ( 17, 70)

* パンスターズ彗星 (C/2015 V1)

現在は17.2等(5月19日、CAO, San Pedro de Atacama)。減光中。南半球では、今後は長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、ずっと低空が続く。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   1  0.45  -11 44.8   4.658   4.521    75   15.9   2:58 (293, 12)  
June 23   1  0.45  -12 54.9   4.552   4.540    82   15.9   3:00 (299, 16)

* 小惑星イダルゴ (944)

冬に14等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、8月までしか観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   2 31.10   16  3.8   2.959   2.338    44   15.9   2:58 (257, 10)  
June 23   2 42.02   18 14.9   2.862   2.302    47   15.9   3:00 (258, 15)

* レモン-ヨン-パンスターズ彗星 (C/2015 VL62)

減光中だが、夏までは16等を保つ。だが実際は、18.1等(3月23日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)と、この予報より暗い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  16 55.35  -28 14.1   2.990   3.993   169   16.1  23:15 (  0, 27)  
June 23  16 39.89  -28  2.5   3.071   4.042   160   16.2  22:33 (  0, 27)

* 小惑星ドン・キホーテ (3552)

現在は16.2等(6月17日、Jean-Francois Soulier)。しばらく16等を保つ。南半球では、8月まで観測できるが、それ以降は観測できなくなる。日本からは、今後は条件良く観測できる。3月26日に彗星活動が捉えられた(M. Mommert, D. Polishook, N. Moskovitz)。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   1 34.87    5 37.0   1.504   1.340    60   16.1   2:58 (274, 15)  
June 23   1 47.67    9 28.1   1.500   1.376    62   16.2   3:00 (273, 21)

* カタリナ彗星 (C/2017 S6)

しばらく16.5等で観測できる。今後は、南半球では条件良く観測できるが、日本からは低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  21 37.12  -27 32.4   1.364   2.127   126   16.5   2:58 (344, 26)  
June 23  21  6.60  -32 41.1   1.315   2.189   139   16.5   3:00 (359, 23)

* アトラス彗星 (C/2017 K4)

現在は17.2等(5月21日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2017年の夏から秋にかけて、16等で観測された。2018年も、16.5等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   0 39.39   18 53.4   3.302   3.081    68   16.5   2:58 (270, 34)  
June 23   0 46.03   20 12.8   3.254   3.116    73   16.5   3:00 (271, 39)

* シンガー・ブルースター彗星 (105P)

予想外に、急激に増光した。現在は16.6等(5月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。7月まで16.5等を保つ。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  12 39.26    1 11.6   1.596   2.088   103   16.5  21:02 ( 46, 46)  
June 23  12 46.91    0 41.0   1.657   2.078    99   16.5  21:04 ( 52, 42)

* スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P)

現在は15.9等(5月4日、嶋邦博氏)。夏まで、ゆっくりと減光していく。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  11 32.98    9 52.9   3.507   3.571    85   16.7  21:02 ( 71, 40)  
June 23  11 37.48    9  9.9   3.608   3.574    79   16.7  21:04 ( 75, 35)

* シュワルツ彗星 (C/2014 B1)

現在は16.6等(5月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後はゆっくりと減光していく。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  10 25.61    9 17.4   9.979   9.682    70   16.9  21:02 ( 82, 27)  
June 23  10 27.85    9 14.1  10.090   9.688    64   16.9  21:04 ( 86, 21)

* パンスターズ彗星 (C/2017 E3)

現在は16.9等(5月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。夏には18等以下になる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  14 29.47   -5 26.7   5.773   6.492   131   16.9  21:02 (  4, 49)  
June 23  14 28.11   -4 51.4   5.882   6.512   124   17.0  21:04 ( 16, 49)

* パンスターズ彗星 (C/2014 OE4)

現在は17.1等(6月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は次第に減光し、冬には18等以下になる。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  23 36.57   72 52.2   7.606   7.282    67   17.0   2:58 (197, 46)  
June 23  23 41.32   73 35.1   7.604   7.306    69   17.0   3:00 (195, 47)

* トータス彗星 (C/2017 M5)

現在は17.9等(6月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春から秋にかけて、17等で条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  21  2.12    1 39.5   5.361   5.990   124   17.1   2:58 (347, 56)  
June 23  21  1.57    1 53.0   5.284   5.991   130   17.1   2:59 (  0, 57)

* レモン彗星 (C/2018 EF9)

急激に増光して、5月には11.8等と、かなり明るくなった(5月16日、Juan Jose Gonzalez)。その後は、急激に減光中と思われる。既に16.9等まで暗くなった(6月1日、大島雄二氏)。日本からは、暗くなるまで観測できる。南半球では観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16   4 36.79   84 22.3   1.808   1.591    61   17.1   2:58 (186, 32)  
June 23   4  9.09   84 48.4   1.817   1.614    62   20.1   3:00 (186, 33)

* ゲーレルス第２彗星 (78P)

現在は17.2等(6月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2019年の冬から秋にかけて、長期に渡って13等を保つ。これから冬に13等になるまで、増光していく様子を条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
June 16  22  1.19   -4  5.9   2.408   2.962   113   18.1   2:58 (328, 46)  
June 23  22  3.02   -3 39.7   2.293   2.930   119   17.8   3:00 (337, 49)

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