今週の明るい彗星 (2020年5月30日：北半球版)

English version Home page	Updated on May 31, 2020
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

レモン彗星 (C/2019 U6) 現在は6.6等と、かなり明るい(5月30日、Marco Goiato)。急激に増光している。6月に太陽に0.9天文単位まで近づいて、5.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、これから長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 6 54.87 -19 48.1 1.107 0.980 54 6.5 20:50 ( 77,-16) June 6 7 32.35 -17 59.4 1.006 0.943 55 6.0 20:56 ( 78,-15) スワン彗星 (C/2020 F8) 5月初めに、4.7等まで明るくなった(5月2日、Marco Goiato)。だが、その後は拡散・減光中。すでに7.3等まで暗くなった(5月21日、津村光則氏)。今後は8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 4 51.71 46 11.6 1.005 0.435 24 7.1 20:50 (146, 4) June 6 5 29.44 43 18.7 1.265 0.495 21 8.2 20:56 (144, 2) ネオワイズ彗星 (C/2020 F3) 現在は7.3等と、かなり明るい(5月30日、Marco Goiato)。7月3日に太陽に0.3天文単位まで近づき、2.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、6月初めに8等になるまで、条件良く観測できるが、近日点の頃は観測できない。日本からは、現在は観測できない。7月中旬には夕空に3〜4等で現れ、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 6 3.95 -3 15.6 1.611 0.961 34 8.4 20:50 ( 99,-18) June 6 6 2.77 1 36.2 1.585 0.813 26 7.6 20:56 (109,-22) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 現在は8.4等(5月27日、Charles S. Morris)。7月まで8〜9等の明るさを保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、6月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 10 43.34 66 13.1 1.659 1.650 71 8.2 20:50 (155, 52) June 6 11 16.62 61 17.7 1.667 1.672 72 8.2 20:56 (148, 54) エンケ彗星 (2P) 6月に太陽に0.34天文単位まで接近して、7等まで明るくなる。南半球では、7月初めに7等で夕空に現れ、その後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。日本からは、8月半ばに12等になるまで、観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 4 10.55 26 4.3 1.732 0.731 5 10.5 3:04 (226,-12) June 6 4 51.63 26 51.9 1.609 0.603 4 9.8 3:01 (222,-14) ジャクソン-ニェウイミン彗星 (58P) SWANの画像から24年ぶりに検出された。現在は10.5等と、かなり明るい(5月26日、Paul Camilleri)。8月まで10〜11等を保つ。南半球では、明け方の空で長期に渡って観測できる。日本からは、7月までは超低空でほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 1 53.20 7 57.1 1.995 1.378 39 10.0 3:04 (261, 1) June 6 2 16.71 9 11.5 1.984 1.382 40 10.0 3:01 (260, 2) アトラス彗星 (C/2019 Y4) 1844年の大彗星（C/1844 Y1）の分裂核。3月末に7.0等まで明るくなった(3月30日、Charles S. Morris)。だが、核が分裂して、その後は減光している。現在は9.1等(5月17日、Sandor Szabo)。5月31日に、太陽に0.25天文単位まで接近する。-1等まで明るくなると期待されていたが、実際は暗すぎて観測できない。日本からは、今後は観測できない。南半球では、6月下旬に明け方の空に現れるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 3 37.02 22 24.9 0.845 0.255 11 10.1 3:04 (233, -9) June 6 4 2.45 10 33.0 1.054 0.322 17 11.7 3:01 (242,-18) アトラス彗星 (C/2019 Y1) 現在は11.0等(5月26日、Paul Camilleri)。3月15日に近日点を通過した後も、しばらく増光が続いた。今後は減光していく。日本からはずっと観測できる。南半球でも、今後は夕空で観測できる。タイバー彗星(C/1996 Q1)、スワン彗星(C/2015 F3)と同じく、リラー彗星(C/1988 A1)の分裂核と思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 11 26.33 50 25.9 1.332 1.559 82 10.6 20:50 (134, 64) June 6 11 38.49 42 52.2 1.453 1.652 81 11.2 20:56 (116, 62) リニア彗星 (249P) 現在は17.9等(5月21日、Catalina Sky Survey)。急激に増光して、6月には9.5等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、まだ急増光が始まっていない。6月には観測できなくなるが、5月まで明るくなっていく様子を、7月からは暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 7 59.55 16 27.3 0.445 0.803 49 12.2 20:50 ( 99, 16) June 6 7 25.25 21 2.1 0.430 0.703 34 11.2 20:56 (112, 5) ハウエル彗星 (88P) 現在は12.8等(5月26日、Paul Camilleri)。急激に増光中。夏から秋にかけて、8〜9等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、最盛期は低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 12 39.05 -1 37.7 1.108 1.845 120 12.1 20:50 ( 18, 52) June 6 12 39.40 -2 9.2 1.126 1.800 114 11.9 20:56 ( 30, 48) アトラス彗星 (C/2019 N1) 現在は14.9等(5月16日、Thomas Lehmann)。2020年12月から2021年1月にかけて、10.5等まで明るくなる。日本からは、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できるが、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく観測できないが、最盛期からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 12 29.45 72 39.6 2.911 2.870 77 13.4 20:50 (173, 52) June 6 12 13.82 69 25.0 2.887 2.806 75 13.3 20:56 (165, 53) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 明け方の空に姿を現してきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 2 10.47 21 42.8 6.640 5.805 31 13.8 3:04 (247, 5) June 6 2 15.62 22 13.8 6.582 5.806 37 13.8 3:01 (249, 9) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は13.5等(5月17日、Thomas Lehmann)。6月まで13等を保つ。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 1 52.94 71 0.4 4.172 3.671 54 13.9 3:04 (202, 31) June 6 2 8.27 73 17.6 4.184 3.706 55 13.9 3:01 (200, 33) ニート彗星 (246P) 現在は14.2等(5月24日、Paul Camilleri)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 12 30.32 14 55.7 2.685 3.193 111 14.2 20:50 ( 34, 66) June 6 12 31.06 14 2.6 2.756 3.178 105 14.2 20:56 ( 48, 61) パンスターズ彗星 (C/2018 F4) 現在は13.9等と明るい(4月24日、Chris Wyatt)。夏まで15等を保つ。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 3 0.68 -36 60.0 4.174 3.809 62 15.0 3:04 (294,-36) June 6 3 5.66 -36 18.7 4.162 3.837 64 15.0 3:01 (294,-32) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は15.2等(5月20日、R. Carstens)。2021年に13等まで明るくなる。2020年は、春から夏にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 14 8.41 -21 12.4 4.078 4.963 147 15.0 21:35 ( 0, 34) June 6 14 3.85 -21 29.3 4.102 4.923 140 15.0 21:03 ( 0, 33) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は15.4等(4月22日、Chris Wyatt)。2021年にかけて14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 15 53.30 -84 34.5 4.421 4.965 117 15.2 23:21 ( 0,-30) June 6 15 26.22 -84 33.6 4.385 4.938 117 15.1 22:27 ( 0,-30) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は15.7等(5月26日、Charles S. Morris)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、2020年は夏に超低空にしか見えないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 17 56.09 53 19.6 8.783 9.058 102 15.3 1:26 (180, 72) June 6 17 51.19 53 25.1 8.724 9.007 103 15.2 0:53 (180, 72) プライン彗星 (C/2020 H2) 明るい新彗星。現在は13.2等(4月28日、Alan Hale)。今後は急激に減光して、6月末には18等以下になる。日本からは条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 8 9.72 72 6.8 1.067 1.026 59 15.2 20:50 (157, 37) June 6 8 49.66 65 6.0 1.270 1.102 56 15.9 20:56 (149, 37) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は15.2等(5月13日、安部裕史氏)。2021年にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 20 38.52 9 26.6 4.010 4.477 111 15.5 3:04 (326, 61) June 6 20 32.60 10 57.2 3.917 4.476 117 15.5 3:01 (340, 65) クリステンセン彗星 (210P) 4月に10.8等まで明るくなった(4月20日、Sandor Szabo)。現在は14.6等(5月28日、Charles S. Morris)。急激に減光して、6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 8 52.27 27 21.3 1.226 1.129 59 15.6 20:50 (102, 33) June 6 9 30.32 24 49.7 1.319 1.228 61 16.4 20:56 ( 99, 33) モーリー彗星 (115P) 現在は16.8等(5月26日、Charles S. Morris)。6月から8月にかけて15.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 19 24.03 -2 36.0 1.295 2.122 133 16.0 2:54 ( 0, 52) June 6 19 25.40 -1 53.8 1.239 2.108 138 15.8 2:28 ( 0, 53) ソニア彗星 (C/2020 J1) 新彗星。現在は16.0等(5月14日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2021年の春に、13.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年の春まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 22 36.29 -53 45.7 4.083 4.474 106 16.1 3:04 (335, -7) June 6 22 30.31 -55 28.2 3.950 4.434 112 16.0 3:01 (339, -6) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は16.4等(5月21日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2022年の冬に、12等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2021年11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 0 21.47 51 1.0 6.696 6.180 55 16.2 3:04 (229, 37) June 6 0 26.93 52 1.1 6.602 6.135 58 16.2 3:01 (228, 40) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。現在は15.9等(5月13日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2020年は16等から17等へと減光してく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 0 33.84 -3 15.3 6.028 5.631 62 16.3 3:04 (281, 11) June 6 0 36.02 -2 38.1 5.966 5.671 68 16.3 3:01 (284, 15) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は16.7等(5月20日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って15等の明るさを保つ。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 18 48.75 34 24.8 5.863 6.353 114 16.4 2:18 ( 0, 89) June 6 18 42.60 34 21.9 5.786 6.322 117 16.3 1:45 ( 0, 89) ギブス彗星 (C/2018 A6) 2019年の春から秋にかけて、13.2等まで明るくなった(6月30日、Thomas Lehmann)。現在はゆっくりと減光中。既に16.0等まで暗くなった(4月25日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。南半球では、ずっと観測できる。日本からも観測できるようになるが、低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 0 11.29 -30 38.1 4.113 4.077 80 16.4 3:04 (306, -2) June 6 0 11.82 -30 24.5 4.049 4.115 86 16.5 3:01 (309, 2) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は15.7等(5月18日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年は16等で観測できる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 19 40.68 -29 47.5 5.887 6.657 136 16.5 3:04 (358, 25) June 6 19 34.03 -29 45.6 5.820 6.669 144 16.5 2:37 ( 0, 25) アトラス彗星 (C/2019 C1) 現在は16.9等(5月18日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、16〜17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 10 47.03 -16 44.8 6.325 6.583 100 16.7 20:50 ( 42, 26) June 6 10 49.57 -16 17.8 6.426 6.585 94 16.7 20:56 ( 49, 22) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は17.3等(5月18日、W. Hasubick)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 19 25.30 24 8.6 4.254 4.801 117 16.8 2:55 ( 0, 79) June 6 19 16.42 24 4.9 4.168 4.787 122 16.8 2:19 ( 0, 79) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は17.4等(5月9日、P. Camilleri, H. Williams, J. Oey)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。2020年は、南半球で非常に条件良く観測できる。日本からは観測できない。秋から冬には観測できるようになるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 6 41.93 -25 58.5 7.687 7.197 57 17.0 20:50 ( 73,-23) June 6 6 46.87 -25 43.8 7.686 7.156 55 17.0 20:56 ( 77,-28) アトラス彗星 (C/2017 M4) 2018年から2019年にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.9等まで暗くなった(5月10日、P. Camilleri, J. Oey)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 9 13.31 -63 19.5 5.244 5.535 101 17.0 20:50 ( 25,-20) June 6 9 13.91 -62 2.3 5.336 5.581 98 17.1 20:56 ( 29,-22) ホームズ彗星 (17P) 現在は18.8等(5月13日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。冬に13.5等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。南半球では、秋に14等になるまで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 18 56.83 -46 33.2 1.968 2.830 141 17.3 2:27 ( 0, 8) June 6 18 52.09 -46 53.3 1.897 2.800 146 17.0 1:55 ( 0, 8) バス彗星 (87P) 現在は17.0等(5月15日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後は減光して、7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 12 41.89 -2 11.0 1.388 2.105 121 17.1 20:50 ( 17, 51) June 6 12 46.71 -2 38.3 1.454 2.110 116 17.2 20:56 ( 27, 49) カタリナ彗星 (257P) 現在は17.1等(5月19日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。6月から10月にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 20 29.46 9 22.9 1.686 2.283 113 17.2 3:04 (331, 62) June 6 20 32.76 10 58.9 1.613 2.266 117 17.1 3:01 (340, 65) レオナード彗星 (C/2020 H4) 現在は19.6等(5月3日、Mt. Lemmon Survey)。急激に増光して、8月から9月にかけて、14.5等まで明るくなる。日本からは、9月上旬には超低空になるが、ずっと観測できる。南半球では、6月中旬までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 22 33.61 26 14.1 1.638 1.761 79 17.5 3:04 (270, 51) June 6 22 40.16 32 51.0 1.495 1.674 81 17.1 3:01 (262, 57) パロマー彗星 (P/2019 LM4) 現在は16.5等(5月14日、R. Ligustri)。今後は減光して、7月には18等以下になる。Charles S. Morris氏によれば、5月26日に18.4等と、急激に減光している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 15 13.76 2 46.1 2.706 3.616 149 17.2 22:40 ( 0, 58) June 6 15 8.73 1 57.8 2.783 3.653 143 17.3 22:07 ( 0, 57) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は18.0等(5月13日、Mt. Lemmon Survey)。2024年にかけて、長期に渡って16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 15 52.74 -17 0.4 8.882 9.883 170 17.2 23:19 ( 0, 38) June 6 15 48.46 -16 41.9 8.891 9.865 162 17.2 22:47 ( 0, 38) レオナード彗星 (C/2020 K3) 新彗星。現在は17.0等(5月23日、吉本勝己氏)。6月から7月にかけて、17等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、6月初めまでと、8月以降に、超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 0 4.10 40 21.1 1.863 1.583 58 17.3 3:04 (243, 38) June 6 23 52.37 45 13.0 1.728 1.585 64 17.2 3:01 (238, 45) フルス彗星 (P/2019 Y2) 現在は16.9等(5月10日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。今後は減光して、6月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 13 1.75 -1 0.3 1.547 2.291 125 17.3 20:50 ( 9, 53) June 6 13 4.43 -1 44.1 1.630 2.310 119 17.5 20:56 ( 21, 51) マクノート彗星 (278P) 現在は17.6等(5月19日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。予想を上回って明るくなっている。秋にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 12 38.82 -7 38.5 1.519 2.240 123 17.4 20:50 ( 16, 46) June 6 12 40.85 -8 7.5 1.568 2.221 117 17.4 20:56 ( 26, 43) シェパード-トルヒーヨ彗星 (C/2014 F3) 2021年に近日点を通過し、2020年から2022年にかけて、17〜18等で観測できると予報されている。だが、2015年を最後に、観測されていない。2017年5月には、20.5等以下で写らなかった(Werner Hasubick)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 20 41.27 -21 50.9 5.437 6.032 121 17.5 3:04 (342, 31) June 6 20 41.02 -21 51.3 5.336 6.019 128 17.4 3:01 (348, 32) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は17.0等(5月18日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2021年の初めに、15.5等まで明るくなる。2020年は、南半球では11月まで、日本からは7月まで、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 14 12.69 -32 6.4 2.495 3.399 148 17.4 21:39 ( 0, 23) June 6 14 7.57 -31 35.1 2.490 3.345 141 17.5 21:06 ( 0, 23) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は17.3等(4月23日、D. Buczynski)。2020年から2021年にかけて、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 1 59.77 67 57.5 6.835 6.255 51 17.5 3:04 (205, 30) June 6 2 2.28 68 22.9 6.801 6.240 52 17.5 3:01 (206, 32) ムルコス彗星 (124P) 2〜3月に15.9等まで明るくなった(2月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。既に17.7等まで暗くなった(5月15日、A. Diepvens)。6月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 10 29.94 -6 54.8 1.285 1.677 92 17.5 20:50 ( 53, 31) June 6 10 39.40 -9 40.7 1.357 1.691 89 17.6 20:56 ( 56, 25) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 現在は17.6等(5月21日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後はゆっくりと減光していく。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2021年の春に超低空でしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 12 38.49 51 57.9 8.792 8.866 90 17.5 20:50 (158, 71) June 6 12 37.52 51 10.4 8.876 8.879 86 17.6 20:56 (144, 68) パンスターズ彗星 (C/2017 K5) 現在は18.4等(4月22日、W. Hasubick)。2019年から2021年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 19 9.41 -18 14.9 6.865 7.690 142 17.6 2:39 ( 0, 37) June 6 19 6.48 -18 48.3 6.801 7.692 149 17.6 2:09 ( 0, 36) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は18.7等(4月18日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏から冬にかけて、16等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、10月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 21 45.08 -53 4.1 1.733 2.332 113 17.8 3:04 (341, -2) June 6 21 55.72 -54 32.9 1.636 2.284 117 17.7 3:01 (343, -3) アフリカーノ彗星 (C/2018 W2) 昨年の9月に8.3等まで明るくなった(9月20日、Maik Meyer)。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(4月5日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。南半球では、今後はずっと観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 2 11.09 -68 25.9 3.454 3.660 93 17.7 3:04 (333,-35) June 6 2 32.41 -70 29.5 3.475 3.729 96 17.8 3:01 (336,-35) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は17.7等(4月14日、Y. Sugiyama)。2022年に13等まで明るくなる。2020年は、春に17.5等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 10 16.40 19 40.8 4.426 4.370 80 17.8 20:50 ( 82, 46) June 6 10 19.84 19 7.9 4.515 4.356 74 17.8 20:56 ( 86, 40) 小惑星A/2019 O3 (A/2019 O3) 現在は17.2等(5月18日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2020年の夏に、17〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 19 53.10 28 11.0 8.576 8.969 109 17.9 3:04 (329, 82) June 6 19 50.26 28 54.8 8.506 8.962 113 17.9 2:52 ( 0, 84) パンスターズ彗星 (C/2019 K6) 現在は17.9等(4月30日、Mt. Lemmon Survey)。今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 13 25.25 -18 19.3 3.127 3.930 137 17.9 20:51 ( 0, 37) June 6 13 14.02 -18 9.4 3.226 3.931 127 18.0 20:56 ( 13, 36) ピメンテル彗星 (P/2020 G1) 現在は17.1等(5月23日、Charles S. Morris)。3月に太陽に0.5天文単位まで接近して、14等まで明るくなったはず。急激に減光中だが、この予報よりいくぶん明るいかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 30 10 16.16 -6 3.7 1.055 1.456 89 18.7 20:50 ( 56, 30) June 6 10 42.36 -6 41.9 1.189 1.553 89 19.3 20:56 ( 57, 28)