今週の明るい彗星 (2020年7月25日：北半球版)

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ネオワイズ彗星 (C/2020 F3) 大彗星。7月3日に太陽に0.29天文単位まで接近して、0.6等まで明るくなった(Alan Hale)。現在は減光中。だが、まだ3.9等と、かなり明るい(7月24日、Marco Goiato)。南半球でも、夕空に現れてくる。10月初めに13等になるまで、夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 11 3.95 41 31.1 0.697 0.674 41 4.2 20:47 (124, 24) Aug. 1 12 32.26 27 45.6 0.793 0.827 52 5.5 20:39 (103, 30) レモン彗星 (C/2019 U6) 6月に6.0等まで明るくなった(6月13日、Marco Goiato)。現在は減光中、だが、まだ9.0等と明るい(7月23日、Marco Goiato)。これから長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 12 53.56 14 29.2 1.041 1.115 65 8.8 20:47 ( 86, 32) Aug. 1 13 25.63 17 14.7 1.145 1.187 66 9.6 20:39 ( 87, 36) エンケ彗星 (2P) 現在は9.2等と明るい(7月23日、Marco Goiato)。南半球では、夕空で暗くなっていく様子を条件良く観測できる。日本からは、8月半ばに12等になるまで、観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 11 3.33 -8 33.3 0.637 0.773 49 9.6 20:47 ( 81, -4) Aug. 1 12 7.37 -17 13.5 0.624 0.896 60 10.5 20:39 ( 68, 0) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 現在は10.4等(7月21日、Chris Wyatt)。9月に12等になるまで、夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 13 15.62 24 2.6 2.071 1.942 68 9.8 20:47 ( 93, 40) Aug. 1 13 26.89 19 34.0 2.175 1.993 66 10.0 20:39 ( 89, 37) ハウエル彗星 (88P) 現在は10.2等(7月21日、Chris Wyatt)。夏から秋にかけて、8〜9等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、最盛期は低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 13 31.51 -10 32.6 1.266 1.521 82 10.3 20:47 ( 57, 23) Aug. 1 13 45.29 -12 14.0 1.281 1.488 79 10.1 20:39 ( 57, 21) ジャクソン-ニェウイミン彗星 (58P) SWANの画像から24年ぶりに検出された。春に10.2等まで明るくなった(5月31日、Marco Goiato)。現在は減光中。だが、まだ12.4等と明るい(7月20日、Paul Camilleri)。今後は暗くなるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 4 48.94 13 17.6 1.975 1.540 50 12.4 3:24 (265, 17) Aug. 1 5 7.74 13 13.9 1.974 1.577 52 12.7 3:32 (268, 20) リニア彗星 (249P) 現在は14.8等(7月25日、Martin Masek)。急激に増光して、6月には9.5等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、予報より暗い。ただし、太陽観測探査機SOHOの画像では、6月19日に7.5等まで明るくなった(Karl Battams)。今後は暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 5 25.08 26 52.0 1.100 0.731 40 13.5 3:24 (249, 17) Aug. 1 5 41.15 26 18.9 1.197 0.833 43 14.6 3:32 (252, 20) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は14.1等(7月25日、Martin Masek)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 2 44.70 25 26.1 5.977 5.814 75 13.6 3:24 (270, 48) Aug. 1 2 47.42 25 48.6 5.872 5.816 81 13.6 3:32 (274, 55) カタリナ-アトラス彗星 (C/2020 K8) 現在は15.5等(7月22日、Martin Masek)。小型の彗星だが、9月に太陽に0.47天文単位まで接近して、11等まで明るくなると期待されている。8月下旬に11等になるまで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 2 0.15 31 22.7 0.806 1.223 83 14.4 3:24 (267, 60) Aug. 1 2 58.96 32 17.7 0.696 1.102 77 13.6 3:32 (262, 56) スワン彗星 (C/2020 F8) 5月初めに、4.7等まで明るくなった(5月2日、Marco Goiato)。だが、その後は拡散・減光中。5月下旬には、既に7.3等まで暗くなった(5月21日、津村光則氏)。まもなく明け方の空に現れ、その後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 6 35.10 23 24.8 2.217 1.356 24 13.8 3:24 (242, 2) Aug. 1 6 39.03 21 25.2 2.266 1.476 29 14.2 3:32 (248, 7) アトラス彗星 (C/2019 N1) 現在は13.5等(7月10日、Giuseppe Pappa)。秋から冬にかけて、12等まで明るくなると期待されている。日本からは、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できるが、最盛期はほとんど観測できない。南半球では、しばらく観測できないが、最盛期からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 12 4.94 43 41.5 2.849 2.375 52 13.9 20:47 (123, 34) Aug. 1 12 9.06 40 0.1 2.856 2.317 48 13.8 20:39 (120, 30) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は13.9等(7月10日、Giuseppe Pappa)。秋まで14等を保つ。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 8 47.30 85 17.8 4.276 3.967 65 14.3 20:47 (175, 32) Aug. 1 10 31.82 84 17.9 4.295 4.007 66 14.3 20:39 (173, 34) ニート彗星 (246P) 現在は14.2等(7月16日、Paul Camilleri)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 12 58.76 6 9.7 3.288 3.080 69 14.3 20:47 ( 77, 27) Aug. 1 13 5.28 4 54.0 3.360 3.067 64 14.3 20:39 ( 78, 24) レオナード彗星 (C/2020 H4) 急激に増光して、8月から9月にかけて、14.5等まで明るくなると期待されていた。だが、現在の明るさが不明。6月30日には18.0等以下(Charles S. Morris)、7月13日には15.7等以下(Sandor Szabo)で、捉えられなかった。だが、Thomas Lehmann氏は6月25日に15.3等、Giuseppe Pappa氏は7月10日に14等と、明るく報告している。日本からは、9月上旬には超低空になるが、ずっと観測できる。南半球では、10月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 9 46.48 77 53.8 1.224 1.121 59 14.9 20:47 (166, 30) Aug. 1 10 16.31 69 17.2 1.291 1.061 53 14.8 20:39 (157, 27) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は15.4等(7月9日、R. Carstens)。2021年に13等まで明るくなる。日本からは、まもなく観測できなくなる。南半球では、10月まで15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 13 50.76 -24 8.2 4.503 4.651 92 14.9 20:47 ( 44, 16) Aug. 1 13 51.81 -24 40.4 4.574 4.614 85 14.9 20:39 ( 47, 12) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は15.0等(7月12日、Sandor Szabo)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、2020年は夏に超低空にしか見えないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 17 17.24 51 11.0 8.434 8.649 98 15.0 21:02 (180, 74) Aug. 1 17 13.68 50 29.2 8.410 8.597 97 15.0 20:39 (175, 75) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は15.9等(7月8日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2021年にかけて14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 14 42.76 -80 31.0 4.311 4.762 110 15.3 20:47 ( 6,-27) Aug. 1 14 53.51 -79 43.3 4.324 4.738 108 15.2 20:39 ( 7,-27) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は15.2等(7月3日、R. Carstens)。2021年の春に、13.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年の春まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 20 14.35 -66 14.2 3.398 4.162 133 15.3 0:06 ( 0,-11) Aug. 1 19 42.20 -66 20.9 3.393 4.125 130 15.3 22:58 ( 0,-11) パンスターズ彗星 (C/2018 F4) 冬に13.5等まで明るくなった(12月6日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。現在は15.8等(6月14日、SONEAR Observatory, Oliveira)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、まもなく明け方の空に現れてくるが、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 3 25.05 -35 2.9 3.951 4.051 88 15.3 3:24 (316, 2) Aug. 1 3 24.87 -35 18.1 3.909 4.084 92 15.3 3:32 (322, 6) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は15.5等(7月9日、Sandor Szabo)。2021年にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 19 29.84 19 0.5 3.664 4.486 139 15.3 23:14 ( 0, 74) Aug. 1 19 19.94 19 33.1 3.694 4.490 136 15.4 22:37 ( 0, 75) モーリー彗星 (115P) 現在は15.2等(7月12日、Sandor Szabo)。6月から8月にかけて15〜16等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 19 11.45 -2 41.2 1.086 2.057 156 15.4 22:57 ( 0, 52) Aug. 1 19 9.60 -3 39.4 1.103 2.057 152 15.4 22:28 ( 0, 51) ホームズ彗星 (17P) 現在は16.1等(6月29日、ATLAS-HKO, Haleakala)。冬に13.5等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。南半球では、秋に14等になるまで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 17 59.95 -44 9.0 1.718 2.597 142 15.7 21:46 ( 0, 11) Aug. 1 17 55.40 -43 1.8 1.737 2.569 136 15.5 21:14 ( 0, 12) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は14.9等(7月9日、Sandor Szabo)。2022年の冬に、12等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2021年11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 0 54.16 59 17.4 5.856 5.825 83 15.7 3:24 (202, 62) Aug. 1 0 55.64 60 17.4 5.743 5.781 87 15.6 3:32 (193, 64) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は15.2等(7月9日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年は15〜16等で観測できる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 18 40.49 -28 31.4 5.825 6.766 156 15.7 22:26 ( 0, 27) Aug. 1 18 33.53 -28 11.5 5.898 6.781 148 15.7 21:51 ( 0, 27) ギクラス彗星 (84P) 現在は15.6等(7月13日、D. L. Feltenberger, N. Paul)。夏から冬にかけて15.5等を保ち、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 5 16.36 18 38.4 2.391 1.784 42 15.9 3:24 (257, 14) Aug. 1 5 34.27 19 1.9 2.368 1.803 45 15.8 3:32 (259, 18) アトラス彗星 (C/2019 Y1) 3月から4月にかけて、8等まで明るくなった。3月15日に近日点を通過した後も、しばらく増光が続いたが、現在は減光中。眼視では、まだ13.0等で見えている(7月12日、Sandor Szabo)。だが、CCDでは、既に17.0等まで暗くなった(7月2日、Charles S. Morris)。タイバー彗星(C/1996 Q1)、スワン彗星(C/2015 F3)と同じく、リラー彗星(C/1988 A1)の分裂核と思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 12 32.88 11 51.1 2.596 2.292 61 15.9 20:47 ( 86, 25) Aug. 1 12 39.64 9 14.9 2.770 2.381 57 16.4 20:39 ( 86, 21) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.8等(7月9日、Sandor Szabo)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って15等の明るさを保つ。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 17 55.38 30 2.3 5.544 6.110 119 16.1 21:40 ( 0, 85) Aug. 1 17 49.68 28 53.1 5.556 6.081 116 16.1 21:07 ( 0, 84) カタリナ彗星 (257P) 現在は16.6等(7月5日、ATLAS-HKO, Haleakala)。6月から10月にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 20 25.84 17 26.5 1.276 2.174 142 16.4 0:15 ( 0, 73) Aug. 1 20 22.09 17 12.7 1.258 2.165 144 16.4 23:40 ( 0, 72) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。現在は15.9等(7月8日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2020年は16等から17等へと減光してく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 0 38.31 0 30.7 5.480 5.953 113 16.4 3:24 (333, 53) Aug. 1 0 36.56 0 47.2 5.419 5.994 120 16.4 3:32 (348, 55) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は16.8等(7月2日、R. Carstens)。夏から冬にかけて、16等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、10月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 22 26.98 -67 18.7 1.142 1.941 128 16.6 2:17 ( 0,-12) Aug. 1 22 18.95 -68 50.9 1.098 1.892 127 16.5 1:41 ( 0,-14) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.7等(7月1日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 18 4.13 18 29.5 3.990 4.704 129 16.6 21:49 ( 0, 73) Aug. 1 17 55.10 17 2.5 4.034 4.695 125 16.6 21:13 ( 0, 72) ギブス彗星 (C/2018 A6) 2019年の春から秋にかけて、13.2等まで明るくなった(6月30日、Thomas Lehmann)。現在はゆっくりと減光中。既に16.3等まで暗くなった(7月3日、ATLAS-HKO, Haleakala)。南半球では、ずっと観測できる。日本からは、ずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 23 50.66 -30 45.8 3.651 4.386 131 16.6 3:24 (356, 24) Aug. 1 23 43.84 -30 54.6 3.622 4.426 137 16.7 3:05 ( 0, 24) レモン彗星 (C/2019 T2) 現在は17.0等(7月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2021年の春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、2020年は条件良く観測できるが、2021年は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 23 8.78 4 39.3 3.075 3.824 131 16.8 2:58 ( 0, 60) Aug. 1 23 2.93 2 56.2 2.940 3.776 140 16.7 2:25 ( 0, 58) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は16.9等(4月24日、J. Drummond)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。2020年は、南半球で非常に条件良く観測できる。日本からは観測できない。秋から冬には観測できるようになるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 7 25.01 -25 48.6 7.523 6.874 47 16.8 3:24 (279,-36) Aug. 1 7 30.63 -26 4.9 7.475 6.834 47 16.7 3:32 (282,-30) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は17.5等(7月11日、Jean-Francois Soulier)。2020年から2021年にかけて、16.5〜17等で観測できる。南半球では、2021年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 1 49.95 72 35.3 6.359 6.145 73 17.0 3:24 (195, 49) Aug. 1 1 41.14 73 13.2 6.276 6.133 77 16.9 3:32 (190, 50) オリー彗星 (304P) 現在は18.3等(6月28日、Jean-Benoit de Vanssay)。9月に16等まで明るくなる。日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 4 0.31 19 2.0 1.425 1.277 60 17.3 3:24 (267, 30) Aug. 1 4 27.65 20 23.2 1.406 1.266 60 17.0 3:32 (267, 32) アトラス彗星 (C/2019 C1) 現在は17.1等(7月2日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、16〜17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 11 16.50 -14 46.8 7.121 6.603 55 17.0 20:47 ( 76, -5) Aug. 1 11 21.33 -14 47.0 7.206 6.607 50 17.0 20:39 ( 78, -8) ラッセル-リニア彗星 (156P) 現在は18.7等(7月13日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。10月から11月にかけて、15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 23 59.63 -33 56.5 1.030 1.848 129 17.2 3:24 (355, 21) Aug. 1 0 6.13 -34 43.3 0.950 1.800 132 17.0 3:27 ( 0, 20) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.9等(7月3日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 19 23.14 32 3.8 8.273 8.916 126 17.1 23:08 ( 0, 87) Aug. 1 19 19.03 32 11.2 8.280 8.910 125 17.1 22:36 ( 0, 87) アトラス彗星 (C/2020 M3) 現在は17.4等(7月13日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。11月に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 1 13.57 -33 45.0 1.173 1.836 113 17.5 3:24 (339, 18) Aug. 1 1 31.92 -34 25.7 1.082 1.769 114 17.1 3:32 (343, 18) シェパード-トルヒーヨ彗星 (C/2014 F3) 2021年に近日点を通過し、2020年から2022年にかけて、17〜18等で観測できると予報されていた。だが、2015年を最後に、観測されていない。2017年5月には、20.5等以下で写らなかった(Werner Hasubick)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 20 27.34 -22 22.9 4.922 5.936 176 17.2 0:17 ( 0, 33) Aug. 1 20 24.49 -22 27.7 4.915 5.925 173 17.2 23:42 ( 0, 33) マクノート彗星 (278P) 現在は17.1等(7月6日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。予想を上回って明るくなっている。秋にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 13 29.11 -14 11.3 1.979 2.122 83 17.3 20:47 ( 55, 20) Aug. 1 13 39.89 -15 18.4 2.042 2.113 79 17.3 20:39 ( 56, 17) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 2018年6月に7.7等まで明るくなった(6月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に16.9等まで暗くなった(4月22日、J. Drummond)。南半球では、今後は暗くなるまで、長期に渡って観測できる。日本からも、8月下旬からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 6 24.58 -10 3.8 7.961 7.222 40 17.3 3:24 (271,-16) Aug. 1 6 27.45 -10 6.0 7.968 7.275 44 17.3 3:32 (276, -9) レモン彗星 (P/2020 M2) 2012年に17.5等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.6等(6月30日、佐藤英貴氏)。夏から冬にかけて17等で、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 3 38.34 23 57.4 2.539 2.292 64 17.4 3:24 (265, 37) Aug. 1 3 50.56 25 5.9 2.474 2.298 68 17.4 3:32 (266, 42) アトラス彗星 (C/2017 M4) 2018年から2019年にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中。既に17.7等まで暗くなった(7月3日、P. Camilleri, H. Williams)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 9 35.41 -56 39.1 6.035 5.909 78 17.6 20:47 ( 42,-40) Aug. 1 9 39.55 -56 24.1 6.132 5.956 75 17.7 20:39 ( 42,-42) パンスターズ彗星 (C/2017 K5) Sam Deen氏によれば、2017年と2019年に、それぞれバーストを起こして明るくなった。2017年に20〜21等で観測された後、2018年夏には22.9等以下で写らなくなった(8月29日、Sam Deen)。だが、2019年春には17.2等まで明るくなった(3月25日、B. T. Bolin)。その後は、再び19.9等まで減光した(5月29日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は18.1等(7月9日、J. Jahn)。予報では、2019年から2021年にかけて、長期に渡って18等で観測できるはずだが、実際はこの予報より暗いかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 18 41.00 -22 57.2 6.770 7.717 157 17.6 22:27 ( 0, 32) Aug. 1 18 37.59 -23 31.1 6.828 7.721 149 17.7 21:56 ( 0, 31) マクノート彗星 (254P) 現在は18.8等(7月18日、Jost Jahn)。秋に17.5等まで明るくなり、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 23 32.43 -23 3.5 2.359 3.158 134 17.7 3:21 ( 0, 32) Aug. 1 23 32.62 -24 36.4 2.303 3.154 140 17.7 2:54 ( 0, 31) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は17.2等(7月9日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2021年の初めに、15.5等まで明るくなる。2020年は、南半球では11月まで観測できる。日本からは、まもなく観測できなくなる。その後は、2021年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 14 3.25 -28 44.1 2.672 2.959 96 17.7 20:47 ( 39, 14) Aug. 1 14 7.36 -28 38.2 2.710 2.904 90 17.7 20:39 ( 42, 12) アトラス彗星 (P/2019 LD2) 現在は17.5等(6月28日、門田健一氏)。2019年から2020年にかけて、18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 21 11.70 -5 19.0 3.618 4.589 160 17.7 1:01 ( 0, 50) Aug. 1 21 8.33 -5 39.3 3.597 4.590 166 17.7 0:30 ( 0, 49) 小惑星ゴールト (6478) メインベルトの小惑星だが、2019年には、彗星のように直線状の尾を伸ばした姿で観測された。2020年は、9月から10月にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 0 35.19 14 2.0 1.587 2.137 108 17.9 3:24 (323, 65) Aug. 1 0 38.72 13 36.9 1.525 2.152 114 17.7 3:32 (342, 68) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 現在は18.0等(7月2日、A. Diepvens)。今後はゆっくりと減光していく。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2021年の春に超低空でしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 12 43.90 45 5.9 9.440 8.971 59 17.8 20:47 (122, 41) Aug. 1 12 46.34 44 14.1 9.508 8.985 56 17.8 20:39 (122, 38) アトラス彗星 (C/2019 E3) 現在は18.2等(4月27日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2027年にかけて、長期に渡って17等を保つ。南半球では条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 9 40.30 -42 55.8 12.514 12.126 65 17.8 20:47 ( 59,-37) Aug. 1 9 42.46 -43 4.0 12.543 12.107 62 17.8 20:39 ( 60,-40) ミュラー第５彗星 (173P) 2019年後半から2021年初めにかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。近日点を通過する前に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 5 14.38 15 37.9 5.390 4.709 43 17.9 3:24 (260, 13) Aug. 1 5 20.58 15 47.8 5.302 4.698 48 17.8 3:32 (264, 19) ニート彗星 (312P) 今回帰はまだ観測されていない。9月に17.5等まで明るくなり、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 23 13.63 -6 10.8 1.192 2.043 135 18.0 3:02 ( 0, 49) Aug. 1 23 16.99 -7 43.2 1.134 2.031 141 17.9 2:38 ( 0, 47) アトラス彗星 (C/2019 Y4) 1844年の大彗星（C/1844 Y1）の分裂核。3月末に7.0等まで明るくなった(3月30日、Charles S. Morris)。だが、核が分裂して、その後は減光した。日本からは、今後は観測できない。南半球では、明け方の空に現れてきたが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 25 6 31.63 1 36.6 2.136 1.379 31 19.5 3:24 (261,-10) Aug. 1 6 42.88 1 5.4 2.229 1.507 34 20.0 3:32 (265, -6)