今週の明るい彗星 (2020年8月29日：北半球版)

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ネオワイズ彗星 (C/2020 F3) 大彗星。7月3日に太陽に0.29天文単位まで接近して、0.6等まで明るくなった(Alan Hale)。現在は減光中。だが、まだ8.0等と明るい(8月24日、Chris Wyatt)。10月初めに12等になるまで、夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 14 19.27 -1 34.7 1.618 1.381 57 9.1 19:59 ( 72, 21) Sept. 5 14 30.99 -4 45.7 1.841 1.507 54 9.8 19:47 ( 70, 18) ハウエル彗星 (88P) 現在は9.3等(8月19日、吉本勝己氏)。秋にかけて、8〜9等の明るさを保つ。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 14 55.06 -19 21.0 1.335 1.390 71 9.3 19:59 ( 52, 16) Sept. 5 15 16.19 -21 3.1 1.348 1.374 69 9.1 19:47 ( 50, 15) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 現在は10.9等(8月15日、Carlos Labordena)。9月に12等になるまで、夕空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 14 8.37 4 48.2 2.653 2.219 54 10.8 19:59 ( 79, 23) Sept. 5 14 18.23 1 48.6 2.780 2.279 50 11.1 19:47 ( 78, 20) カタリナ-アトラス彗星 (C/2020 K8) 現在は14.2等(8月18日、Alan Hale)。小型の彗星だが、9月に太陽に0.47天文単位まで接近して、11等まで明るくなると期待されていた。だが、最近はこの予報よりかなり暗い。まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 7 57.32 10 58.5 0.727 0.622 37 11.2 4:02 (266, 13) Sept. 5 8 48.64 4 55.5 0.866 0.530 31 10.9 4:08 (268, 6) アトラス彗星 (C/2020 M3) 急増光した。現在は11.4等と、かなり明るい(8月28日、Michael Mattiazzo)。10月から11月にかけて9〜10等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 2 50.97 -36 24.3 0.786 1.523 115 11.8 4:02 (356, 19) Sept. 5 3 11.35 -36 23.0 0.726 1.470 114 11.5 4:08 (359, 19) レモン彗星 (C/2019 U6) 6月に6.0等まで明るくなった(6月13日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に10.9等まで暗くなった(8月24日、Chris Wyatt)。これから長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 15 2.10 22 12.2 1.612 1.516 66 12.3 19:59 ( 88, 43) Sept. 5 15 21.44 22 36.2 1.731 1.603 65 13.0 19:47 ( 89, 44) ボリソフ彗星 (C/2020 Q1) 明るい新彗星。現在は14.0等(8月25日、Michael Jager)。眼視では11.6等と、かなり明るい(8月25日、Juan Jose Gonzalez)。9月に地球に0.7天文単位まで接近して、13等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 5 21.37 38 30.1 1.195 1.339 74 13.7 4:02 (252, 56) Sept. 5 5 2.49 45 56.7 1.023 1.358 83 13.4 4:08 (235, 65) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 7月27日にバーストを起こした。現在もまだ13.0等と明るい(8月24日、Chris Wyatt)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 2 53.26 27 0.7 5.449 5.821 106 13.4 4:02 (327, 81) Sept. 5 2 53.31 27 13.2 5.349 5.822 113 13.4 3:57 ( 0, 82) アトラス彗星 (C/2019 N1) 現在は14.0等(8月20日、Sandor Szabo)。秋から冬にかけて、12等まで明るくなると期待されている。日本からも、まもなく観測できなくなる。南半球では、12月に明け方の空に現れて、その後は条件良く観測できるようになる。日本からは、11月から12月にかけて、超低空に見えるのみ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 12 29.65 25 44.0 2.878 2.099 32 13.5 19:59 (111, 14) Sept. 5 12 35.46 22 17.3 2.878 2.049 28 13.5 19:47 (110, 10) ジャクソン-ニェウイミン彗星 (58P) SWANの画像から24年ぶりに検出された。春に10.2等まで明るくなった(5月31日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.2等まで暗くなった(8月21日、Sandor Szabo)。今後は暗くなるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 6 12.94 11 47.4 1.954 1.749 63 13.8 4:02 (281, 35) Sept. 5 6 26.52 11 12.4 1.941 1.796 66 14.1 4:08 (285, 39) エンケ彗星 (2P) 6月25日に近日点を通過して、7.3等まで明るくなった(6月30日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に14.3等まで暗くなった(8月20日、門田健一氏)。南半球では、夕空で暗くなっていく様子を条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 15 45.66 -31 37.3 0.958 1.337 85 14.2 19:59 ( 35, 13) Sept. 5 16 20.10 -31 49.8 1.093 1.435 86 15.0 19:47 ( 31, 15) ニート彗星 (246P) 現在は14.2等(7月16日、Paul Camilleri)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 13 35.91 -0 14.6 3.613 3.018 47 14.4 19:59 ( 80, 13) Sept. 5 13 44.54 -1 31.8 3.666 3.007 42 14.4 19:47 ( 80, 11) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は14.0等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。秋まで14等を保つ。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 13 17.84 76 50.3 4.389 4.171 70 14.5 19:59 (164, 37) Sept. 5 13 36.99 74 54.2 4.417 4.213 71 14.6 19:47 (161, 37) ネオワイズ彗星 (C/2020 P1) 現在は15.3等(8月16日、M. Mattiazzo)。小型の彗星だが、10月20日に太陽に0.34天文単位まで接近し、8.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、9月末に11.5等になるまで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。日本からは、しばらく観測できないが、10月末に10等で明け方の空に現れる。その後は、急激に暗くなていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 12 24.81 -63 18.9 1.067 1.278 75 15.2 19:59 ( 32,-31) Sept. 5 12 26.18 -59 55.6 1.015 1.148 69 14.6 19:47 ( 36,-32) レオナード彗星 (C/2020 H4) 急激に増光して、8月から9月にかけて、14.5等まで明るくなると期待されていた。だが、現在の明るさが不明。6月30日には18.0等以下(Charles S. Morris)、7月13日には15.7等以下(Sandor Szabo)で、捉えられなかった。だが、Giuseppe Pappa氏は7月10日に14等、Thomas Lehmann氏は7月12日に15.2等と、明るく報告している。日本からは、9月上旬には超低空になるが、ずっと観測できる。南半球では、10月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 10 41.61 42 34.4 1.601 0.939 33 14.7 19:59 (138, 6) Sept. 5 10 43.73 37 13.9 1.664 0.946 30 14.9 4:08 (226, 4) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は15.0等(8月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、2020年は夏に超低空にしか見えないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 17 5.07 47 6.3 8.347 8.389 88 14.8 19:59 (133, 70) Sept. 5 17 4.39 46 10.1 8.337 8.337 86 14.8 19:47 (128, 68) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は15.8等(8月6日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2021年に13等まで明るくなる。南半球では、10月まで15等で観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 14 2.46 -27 17.4 4.834 4.468 63 14.9 19:59 ( 55, 1) Sept. 5 14 6.58 -28 3.6 4.888 4.432 57 14.9 19:47 ( 56, -1) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は14.5等(8月18日、T. Prystavski)。2021年にかけて14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 15 52.65 -76 22.2 4.420 4.650 96 15.2 19:59 ( 9,-24) Sept. 5 16 9.76 -75 29.0 4.453 4.630 93 15.2 19:47 ( 10,-23) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は14.9等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年の冬に、12等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2021年11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 0 52.44 63 46.9 5.307 5.606 102 15.3 2:24 (180, 61) Sept. 5 0 49.10 64 27.4 5.205 5.562 105 15.2 1:53 (180, 60) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は14.5等(8月18日、T. Prystavski)。2021年の春に、13.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年の春まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 18 0.37 -62 1.5 3.545 3.985 108 15.3 19:59 ( 4, -7) Sept. 5 17 45.43 -60 19.2 3.616 3.952 102 15.3 19:47 ( 8, -6) スワン彗星 (C/2020 F8) 5月初めに、4.7等まで明るくなった(5月2日、Marco Goiato)。だが、その後は拡散・減光した。5月下旬には、既に7.3等まで暗くなった(5月21日、津村光則氏)。明け方の空に現れてきたが、既に消滅したかもしれない。今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 6 46.82 13 51.7 2.323 1.927 54 15.4 4:02 (273, 29) Sept. 5 6 46.45 11 57.9 2.310 2.034 61 15.6 4:08 (280, 35) ギクラス彗星 (84P) 現在は15.5等(8月18日、Giuseppe Pappa)。夏から冬にかけて15.5等を保ち、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 6 41.15 19 28.0 2.261 1.895 56 15.5 4:02 (268, 33) Sept. 5 6 56.34 19 21.0 2.229 1.922 59 15.5 4:08 (271, 37) パンスターズ彗星 (C/2018 F4) 冬に13.5等まで明るくなった(12月6日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。現在は15.3等(8月8日、ATLAS-HKO, Haleakala)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、明け方の空に現れてきたが、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 3 14.00 -36 52.6 3.756 4.222 110 15.5 4:02 (351, 18) Sept. 5 3 8.52 -37 17.5 3.727 4.258 115 15.6 4:08 (359, 18) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は15.5等(8月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 18 46.74 20 13.1 3.958 4.514 117 15.5 20:14 ( 0, 75) Sept. 5 18 40.73 20 7.1 4.050 4.522 111 15.6 19:47 ( 6, 75) モーリー彗星 (115P) 現在は15.9等(8月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。12月に18等以下になるまで、ずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 19 14.26 -8 14.3 1.261 2.073 131 15.8 20:43 ( 0, 47) Sept. 5 19 18.89 -9 19.8 1.320 2.082 126 15.9 20:20 ( 0, 46) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は16.2等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年は15〜16等で観測できる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 18 11.75 -26 41.2 6.329 6.844 116 15.9 19:59 ( 5, 28) Sept. 5 18 8.03 -26 18.1 6.463 6.860 109 16.0 19:47 ( 10, 28) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.3等(8月20日、Sandor Szabo)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って15等の明るさを保つ。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 17 33.27 23 32.8 5.701 5.966 100 16.0 19:59 ( 51, 73) Sept. 5 17 30.90 22 7.9 5.756 5.938 95 16.0 19:47 ( 57, 69) レモン彗星 (C/2019 T2) 現在は16.0等(8月20日、Sandor Szabo)。2021年の春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、2020年は条件良く観測できるが、2021年は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 22 29.44 -6 18.3 2.579 3.588 176 16.2 0:01 ( 0, 49) Sept. 5 22 19.35 -9 0.9 2.543 3.542 170 16.1 23:18 ( 0, 46) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は15.8等(8月16日、M. Mattiazzo)。夏から冬にかけて、16等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、10月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 21 13.73 -70 2.6 0.974 1.702 118 16.1 22:41 ( 0,-15) Sept. 5 20 59.25 -68 42.7 0.953 1.656 115 16.1 21:59 ( 0,-14) オリー彗星 (304P) 現在は15.7等(8月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。9月末まで16等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 6 14.65 22 57.9 1.373 1.274 62 16.2 4:02 (268, 40) Sept. 5 6 39.52 22 56.7 1.370 1.289 63 16.2 4:08 (270, 42) カタリナ彗星 (257P) 現在は15.8等(8月4日、D. Buczynski)。10月まで16.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 20 12.31 13 13.7 1.278 2.145 138 16.3 21:40 ( 0, 68) Sept. 5 20 12.62 11 42.9 1.305 2.143 135 16.4 21:13 ( 0, 67) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。現在は15.6等(8月20日、Sandor Szabo)。2020年は16等から17等へと減光してく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 0 24.77 1 30.1 5.267 6.159 149 16.4 1:56 ( 0, 57) Sept. 5 0 20.87 1 36.0 5.259 6.200 157 16.5 1:25 ( 0, 57) ホームズ彗星 (17P) 現在は17.2等(8月17日、P. Camilleri, H. Williams)。冬に15等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。南半球では、秋に16等になるまで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。日本からはずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 17 55.03 -38 3.4 1.892 2.461 112 16.6 19:59 ( 7, 17) Sept. 5 17 59.15 -36 49.6 1.945 2.435 106 16.5 19:47 ( 10, 17) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は16.9等(4月24日、J. Drummond)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。2020年は、南半球で非常に条件良く観測できる。日本からは観測できない。秋から冬には観測できるようになるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 7 52.39 -27 46.7 7.228 6.674 53 16.5 4:02 (298, -8) Sept. 5 7 57.50 -28 20.8 7.153 6.635 55 16.5 4:08 (303, -4) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.0等(8月20日、Sandor Szabo)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 17 28.43 10 43.7 4.344 4.663 102 16.7 19:59 ( 34, 62) Sept. 5 17 24.25 9 9.7 4.445 4.657 95 16.8 19:47 ( 41, 58) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.8等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16.5〜17等で観測できる。南半球では、2021年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 0 39.38 74 46.0 5.941 6.088 93 16.8 2:12 (180, 50) Sept. 5 0 18.33 74 41.7 5.863 6.078 97 16.7 1:23 (180, 50) ラッセル-リニア彗星 (156P) 現在は17.0等(8月22日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。10月から11月にかけて、16等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 0 15.41 -37 41.5 0.692 1.618 143 17.0 1:47 ( 0, 17) Sept. 5 0 12.48 -37 57.3 0.643 1.576 144 16.8 1:16 ( 0, 17) ギブス彗星 (C/2018 A6) 2019年の春から秋にかけて、13.2等まで明るくなった(6月30日、Thomas Lehmann)。現在はゆっくりと減光中。既に16.7等まで暗くなった(8月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。南半球では、ずっと観測できる。日本からは、ずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 23 10.39 -30 51.7 3.642 4.586 156 16.9 0:42 ( 0, 24) Sept. 5 23 1.54 -30 36.0 3.686 4.627 156 17.0 0:06 ( 0, 24) 小惑星ゴールト (6478) 現在は17.5等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。メインベルトの小惑星だが、2019年には、彗星のように直線状の尾を伸ばした姿で観測された。2020年は、9月から10月にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 0 38.76 9 22.7 1.323 2.214 142 17.2 2:10 ( 0, 65) Sept. 5 0 35.32 7 40.0 1.293 2.230 151 17.0 1:39 ( 0, 63) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.6等(8月15日、Charles S. Morris)。2020年から2021年にかけて、17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 19 4.88 31 57.1 8.402 8.889 115 17.1 20:32 ( 0, 87) Sept. 5 19 2.21 31 45.2 8.452 8.884 112 17.1 20:02 ( 0, 87) レモン彗星 (P/2020 M2) 2012年に17.5等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.5等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。夏から冬にかけて17等で、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 4 35.22 29 11.5 2.204 2.333 84 17.2 4:02 (274, 63) Sept. 5 4 44.83 30 7.1 2.135 2.345 88 17.2 4:08 (276, 68) マクノート彗星 (278P) 現在は16.9等(8月8日、ATLAS-HKO, Haleakala)。予想を上回って明るくなっている。秋にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 14 30.23 -19 54.4 2.289 2.090 65 17.4 19:59 ( 56, 11) Sept. 5 14 44.42 -21 1.4 2.350 2.088 62 17.4 19:47 ( 55, 10) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 2018年6月に7.7等まで明るくなった(6月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に16.9等まで暗くなった(4月22日、J. Drummond)。南半球では、今後は暗くなるまで、長期に渡って観測できる。日本からも、今後は条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 6 36.43 -10 38.3 7.913 7.485 61 17.4 4:02 (296, 16) Sept. 5 6 37.90 -10 51.1 7.881 7.537 66 17.5 4:08 (302, 22) ニート彗星 (312P) 現在は18.7等(8月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。9月に17.5等まで明るくなり、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 23 19.03 -16 12.9 0.999 1.995 166 17.5 0:50 ( 0, 39) Sept. 5 23 17.34 -18 31.6 0.994 1.990 167 17.5 0:21 ( 0, 37) マクノート彗星 (254P) 現在は17.3等(8月16日、W. Hasubick)。11月まで17.5等を保つ。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 23 24.45 -30 58.9 2.197 3.142 155 17.5 0:56 ( 0, 24) Sept. 5 23 20.76 -32 22.4 2.204 3.140 153 17.5 0:25 ( 0, 23) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は17.3等(8月23日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。2021年の初めに、15.5等まで明るくなる。2020年は、南半球では11月まで観測できる。日本からは、まもなく観測できなくなる。その後は、2021年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 14 34.16 -29 5.1 2.851 2.681 70 17.6 19:59 ( 49, 5) Sept. 5 14 43.27 -29 22.4 2.879 2.626 65 17.6 19:47 ( 50, 4) ニート彗星 (215P) 現在は17.7等(8月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2019年に17等で観測された。2020年は、夏から秋にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 0 59.73 -5 46.9 2.895 3.750 142 17.7 2:31 ( 0, 49) Sept. 5 0 56.97 -6 8.0 2.851 3.757 149 17.6 2:01 ( 0, 49) ミュラー第５彗星 (173P) 2019年後半から2021年初めにかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。近日点を通過する前に暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 5 42.48 16 13.0 4.895 4.651 70 17.7 4:02 (281, 43) Sept. 5 5 47.00 16 16.6 4.782 4.640 75 17.7 4:08 (287, 49) アトラス彗星 (P/2019 LD2) 現在は17.3等(8月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2019年から2020年にかけて、18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 20 55.07 -7 22.7 3.654 4.597 156 17.8 22:23 ( 0, 48) Sept. 5 20 52.48 -7 50.3 3.702 4.599 149 17.8 21:53 ( 0, 47) リニア彗星 (249P) 現在は17.0等(8月23日、A. Sonka)。急激に増光して、6月には9.5等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、予報より暗かった。ただし、太陽観測探査機SOHOの画像では、6月19日に7.5等まで明るくなった(Karl Battams)。今後は暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 6 34.22 23 51.0 1.432 1.240 58 17.8 4:02 (265, 37) Sept. 5 6 43.79 23 12.6 1.458 1.337 62 18.3 4:08 (269, 41) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は18.0等(8月5日、L. S. Amaral)。2021年の夏に、16.5等まで明るくなる。南半球では、しばらく条件良く観測できる。日本からは、2021年2月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 14 41.84 -47 38.0 5.725 5.628 79 17.8 19:59 ( 35, -7) Sept. 5 14 47.44 -46 44.5 5.795 5.602 74 17.8 19:47 ( 37, -8) アトラス彗星 (C/2019 E3) 2027年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 9 51.63 -44 7.7 12.595 12.032 54 17.8 4:02 (303,-37) Sept. 5 9 53.92 -44 31.0 12.590 12.014 53 17.8 4:08 (305,-32) パンスターズ彗星 (C/2017 K5) Sam Deen氏によれば、2017年と2019年に、それぞれバーストを起こして明るくなった。2017年に20〜21等で観測された後、2018年夏には22.9等以下で写らなくなった(8月29日、Sam Deen)。だが、2019年春には17.2等まで明るくなった(3月25日、B. T. Bolin)。その後は、再び19.9等まで減光した(5月29日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は18.1等(7月9日、J. Jahn)。予報では、2019年から2021年にかけて、長期に渡って18等で観測できるはずだが、実際はこの予報より暗いかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 18 27.45 -25 34.2 7.182 7.741 120 17.8 19:59 ( 1, 29) Sept. 5 18 26.01 -26 1.6 7.294 7.747 113 17.8 19:47 ( 5, 29) リニア彗星 (P/2002 T5) 2003年から2004年にかけて、16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.6等(8月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけての冬に、16等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 3 9.35 -18 21.9 4.248 4.722 112 17.9 4:02 (349, 36) Sept. 5 3 10.47 -19 4.6 4.156 4.702 117 17.8 4:08 (358, 36) ハグ-ベル彗星 (178P) 現在は17.7等(8月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。冬にかけて、17.5〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 29 6 0.24 16 37.5 2.094 1.919 65 17.9 4:02 (278, 40) Sept. 5 6 14.99 16 47.9 2.045 1.931 69 17.9 4:08 (281, 44)