今週の明るい彗星 (2021年2月20日：北半球版)

English version Home page	Updated on February 21, 2021
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ソーホー彗星 (P/1999 J6 = P/2004 V9 = P/2010 H3) マーズデン群の彗星。1999年、2004年、2010年と、3回の出現が確認されている。2月28日に太陽に0.044天文単位まで接近する。近日点を通過した後、3月から4月にかけて、地上から観測できる可能性がある。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 22 8.40 -17 49.1 1.370 0.406 6 18.8 5:16 (278,-21) Feb. 27 22 51.67 -9 32.9 1.081 0.107 3 9.6 19:17 ( 90,-16) アトラス彗星 (C/2020 R4) 急激に増光した。現在は12.6等と、かなり明るい(12月25日、門田健一氏)。4月に地球に0.46天文単位まで接近して、9等まで明るくなって、非常に条件良く観測できると期待されている。1月から2月にかけては、一時的に観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 20 46.77 -13 6.4 1.900 1.042 21 11.1 5:16 (285, -2) Feb. 27 20 41.52 -11 59.6 1.772 1.030 29 10.9 5:08 (287, 4) ネオワイズ彗星 (C/2021 A2) 現在は10.5等と明るい(2月6日、Marco Goiato)。日本からは、今後は非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は急激に低くなり、3月半ばには観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 5 49.66 26 44.2 0.736 1.471 116 11.5 19:46 ( 0, 82) Feb. 27 5 27.99 34 22.2 0.906 1.502 104 12.1 19:17 ( 88, 86) テンペル第２彗星 (10P) 春に11.5等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。南半球では3月に、日本からは6月に、ようやく明け方の低空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 20 35.69 -17 36.6 2.294 1.453 24 12.1 5:16 (290, -2) Feb. 27 20 59.76 -16 41.3 2.264 1.438 25 11.9 5:08 (289, -2) アトラス彗星 (C/2019 N1) 現在は12.9等と明るい(2月9日、Chris Wyatt)。3月まで12等を保つ。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 16 12.91 -83 41.4 1.934 1.998 79 12.0 5:16 (358,-29) Feb. 27 20 9.40 -88 21.7 1.965 2.046 80 12.1 5:08 (358,-34) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 12月初めに、5.6等まで増光した(12月9日、Marco Goiato)。12月中旬には、SOHO探査機の画像で、約3等の明るさで見えていた(12月18日、佐藤裕久氏)。現在は観測できない。4月に再び明け方の空に現れるが、15等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 22 1.31 0 6.6 2.509 1.553 11 12.9 5:16 (263, -9) Feb. 27 22 16.76 1 44.1 2.627 1.669 11 13.3 5:08 (263, -7) ラッセル-リニア彗星 (156P) 急激に増光して、11月に9.7等まで明るくなった(11月15日、Chris Wyatt)。現在は減光中。だが、まだ12.0等と明るい(2月9日、Chris Wyatt)。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 3 40.32 39 35.5 1.371 1.701 90 13.0 19:11 (111, 71) Feb. 27 4 2.32 40 14.4 1.468 1.747 88 13.4 19:17 (112, 69) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は12.4等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年の冬に、10等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 1 12.66 52 28.4 4.747 4.577 74 13.1 19:11 (132, 45) Feb. 27 1 23.59 52 7.2 4.783 4.540 69 13.1 19:17 (132, 41) ハウエル彗星 (88P) 秋に8.2等まで明るくなった(10月13日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に13.0等まで暗くなった(2月14日、Sandor Szabo)。南半球では、既に観測できない。日本からも、2月末には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 0 13.99 -0 39.2 2.794 2.021 31 13.5 19:11 ( 81, 12) Feb. 27 0 28.55 1 2.9 2.880 2.067 28 13.8 19:17 ( 85, 10) アトラス彗星 (C/2020 M3) 11月に7.3等まで明るくなった(11月7日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に14.0等まで暗くなった(2月7日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、今後はずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 5 59.73 48 8.1 1.452 2.082 115 13.6 19:59 (180, 77) Feb. 27 6 10.75 47 41.9 1.585 2.154 111 14.0 19:43 (180, 77) ネオワイズ彗星 (C/2021 A4) 急激に増光中。現在は12.5等と、かなり明るい(2月8日、Michael Jager)。現在は地球に0.4天文単位まで近づいている。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球でも、今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 5 5.07 35 47.0 0.495 1.228 106 13.6 19:11 ( 79, 88) Feb. 27 4 36.90 19 19.6 0.630 1.193 92 13.8 19:17 ( 48, 67) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は13.9等(2月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。南半球では、2月下旬には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 2 28.12 23 59.9 6.099 5.859 71 13.7 19:11 ( 84, 53) Feb. 27 2 31.98 24 7.5 6.205 5.861 65 13.7 19:17 ( 89, 47) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 春から夏にかけて、13等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 17 45.18 -57 1.5 4.015 3.764 68 13.8 5:16 (340, -7) Feb. 27 17 58.59 -58 37.5 3.921 3.746 72 13.7 5:08 (342, -8) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は14.2等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、現在は観測できないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 18 19.59 36 16.5 7.281 7.046 72 13.8 5:16 (254, 53) Feb. 27 18 22.22 36 43.0 7.177 6.991 75 13.7 5:08 (255, 56) ニート彗星 (246P) 現在は15.5等(1月19日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 18 8.02 -22 22.0 3.237 2.864 59 14.1 5:16 (318, 20) Feb. 27 18 18.36 -22 41.2 3.155 2.864 64 14.1 5:08 (320, 21) パロマー彗星 (C/2020 T2) 現在は14.2等(2月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春から夏にかけて12.5等まで明るくなり、長期に渡って条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 14 0.49 29 52.2 1.949 2.634 124 14.4 4:01 ( 0, 85) Feb. 27 14 4.08 30 47.7 1.860 2.586 127 14.2 3:37 ( 0, 86) ボアッティーニ彗星 (398P/2020 P2) 2009年に13等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。1月に11.7等まで明るくなった(1月10日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に13.7等まで暗くなった(2月7日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光していく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 6 28.71 24 36.3 0.631 1.447 125 14.2 20:28 ( 0, 80) Feb. 27 6 46.94 26 7.3 0.695 1.482 122 14.6 20:19 ( 0, 81) マックホルツ第２彗星 (141P) 12月初めに急激に増光して、1月に10.0等まで明るくなった(1月7日、Michael Jager)。現在は減光中。既に13.3等まで暗くなった(2月9日、Chris Wyatt)。H核とI核も観測されている。今回帰は、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 4 32.02 1 20.1 0.747 1.289 94 14.2 19:11 ( 17, 55) Feb. 27 5 3.13 2 33.5 0.837 1.363 96 15.1 19:17 ( 19, 56) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は14.4等(1月20日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。春に13.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からも、ゆっくりと観測できるようになってくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 17 50.34 -40 18.9 3.706 3.398 64 14.7 5:16 (331, 7) Feb. 27 17 48.21 -40 6.4 3.570 3.389 71 14.6 5:08 (335, 9) ステレオ彗星 (414P/2021 A3) 2016年に発見された新周期彗星。当初の予想では、2024年に回帰する予定だったが、予想より早く回帰した。1月に11等まで明るくなった(1月16日、Giuseppe Pappa)。現在は減光中。南半球では、今後は非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 20 3.03 -51 23.8 0.576 0.742 48 14.6 5:16 (321,-17) Feb. 27 19 36.76 -52 21.8 0.615 0.839 57 16.0 5:08 (327,-12) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は14.2等で、眼視でも見えている(1月25日、Chris Wyatt)。2022年に11.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、秋から冬に観測できるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 8 4.38 -38 59.0 5.139 5.720 121 14.7 22:02 ( 0, 16) Feb. 27 8 2.12 -38 14.7 5.116 5.684 120 14.6 21:32 ( 0, 17) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.9等(11月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14等の明るさを保つ。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球でも、まもなく明け方の空に現れ、その後は条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 18 20.55 2 44.3 5.798 5.364 59 15.1 5:16 (296, 36) Feb. 27 18 22.05 2 33.4 5.684 5.345 65 15.0 5:08 (300, 39) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020年に長期に渡って8〜9等で観測された。現在は減光中。既に16.6等まで暗くなった(1月23日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 17 36.28 -33 0.3 4.141 3.858 66 15.0 5:16 (330, 14) Feb. 27 17 40.13 -33 57.3 4.101 3.924 72 15.1 5:08 (333, 15) ホームズ彗星 (17P) 現在は15.8等(1月16日、Slooh.com Canary Islands Observatory)。6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 22 52.61 -1 23.3 3.027 2.080 13 15.0 19:11 ( 92, -5) Feb. 27 23 6.68 0 39.2 3.043 2.081 11 15.1 19:17 ( 96, -7) パンスターズ彗星 (P/2020 U2) かなり急激に増光した。現在は15.0等(2月4日、Michael Jager)。しばらく15〜16等で、条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 3 57.24 27 42.9 1.614 1.917 91 15.1 19:11 ( 71, 73) Feb. 27 4 12.58 27 56.1 1.696 1.934 88 15.1 19:17 ( 77, 69) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は15.8等(1月14日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。2021年末まで14〜15等を保つ。南半球では、1月から2月にかけては超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 22 3.52 -47 3.6 5.094 4.334 36 15.2 5:16 (308,-32) Feb. 27 22 13.23 -45 53.5 5.070 4.331 37 15.2 5:08 (307,-30) パンスターズ彗星 (C/2020 N1) 現在は16.0等(2月8日、Michael Jager)。春まで15〜16等を保つ。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、春まで超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 2 42.98 22 18.6 1.238 1.355 73 15.4 19:11 ( 79, 55) Feb. 27 3 8.79 20 33.3 1.250 1.335 72 15.5 19:17 ( 77, 53) ロニオス-ヒル彗星 (409P/2020 V1) 2006年に14〜15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は15.5等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2月から3月にかけて、15〜16等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 13 7.55 9 29.4 0.914 1.772 137 15.4 3:08 ( 0, 64) Feb. 27 13 13.42 11 32.5 0.896 1.784 142 15.4 2:47 ( 0, 66) レモン彗星 (C/2019 T2) 現在は16.3等(11月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、1月から2月には超低空になるが、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 22 24.08 -39 26.4 3.551 2.724 28 15.5 19:11 ( 60,-30) Feb. 27 22 33.65 -40 22.4 3.496 2.707 31 15.5 5:08 (300,-32) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は15.5等(2月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春まで15〜16等を保つ。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 19 16.05 30 10.4 5.333 4.902 59 15.5 5:16 (258, 40) Feb. 27 19 18.37 31 43.0 5.301 4.925 62 15.6 5:08 (257, 44) パンスターズ彗星 (C/2020 K5) 春から夏にかけて、13等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、現在は超低空で、すぐに観測できなくなる。その後は9月に15等になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 19 21.57 -27 30.1 2.697 2.093 43 15.9 5:16 (308, 5) Feb. 27 19 37.71 -29 9.0 2.568 2.033 47 15.6 5:08 (310, 4) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は観測できない。6月には観測できるようになるが、その頃には17等まで暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 21 55.11 -16 43.0 2.572 1.596 7 15.7 5:16 (278,-17) Feb. 27 22 15.40 -14 12.1 2.559 1.586 8 15.7 5:08 (276,-16) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 現在は18.1等と、予想よりかなり暗い(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。5月から8月にかけて、11等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、しばらく条件良く観測できるが、7月以降は超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 15 58.72 9 48.3 1.262 1.675 95 16.1 5:16 (336, 63) Feb. 27 16 16.99 9 46.5 1.172 1.624 97 15.8 5:08 (337, 63) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.5等(2月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなる。2021年は、15〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 13 45.40 -2 47.4 3.138 3.798 125 15.9 3:46 ( 0, 52) Feb. 27 13 44.66 -2 37.6 3.041 3.782 132 15.8 3:18 ( 0, 52) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は14.9等(2月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 16 35.96 64 49.8 5.080 5.302 97 15.8 5:16 (196, 58) Feb. 27 16 32.30 65 43.9 5.113 5.349 98 15.9 5:08 (191, 58) ネオワイズ彗星 (C/2021 A7) 現在は16.5等(2月5日、Thomas Lehmann)。春から夏にかけて、15等まで明るくなる。南半球では、6月まで条件良く観測できる。日本からは、3月から5月にかけて、低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 5 54.40 -55 18.7 2.349 2.622 94 16.0 19:52 ( 0, 0) Feb. 27 5 55.86 -51 59.9 2.291 2.570 94 15.9 19:26 ( 0, 3) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は16.4等(1月17日、D. Buczynski)。日本からは、春から2022年の初めにかけて、長期に渡って15等で観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 20 8.55 50 1.9 3.756 3.488 66 16.5 5:16 (230, 36) Feb. 27 20 12.15 51 44.6 3.700 3.454 68 16.4 5:08 (228, 39) パンスターズ彗星 (P/2020 T3) 急激に増光して、1月には16.5等まで明るくなった(1月2日、D. Buczynski)。だが、2月に入って急激に減光中。既に18.3等まで暗くなった(2月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本では、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 3 12.22 20 39.7 1.281 1.475 79 16.5 19:11 ( 69, 60) Feb. 27 3 34.51 22 34.7 1.335 1.494 78 16.6 19:17 ( 75, 59) リニア彗星 (277P) 予想を上回って急激に増光した。現在は16.7等(2月7日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 3 58.04 21 57.4 1.680 1.959 90 16.5 19:11 ( 56, 69) Feb. 27 4 12.23 21 32.8 1.764 1.974 86 16.6 19:17 ( 63, 66) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は17.0等(2月6日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月に16等になるまで観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 14 2.79 -18 28.4 4.895 5.404 116 16.8 4:04 ( 0, 36) Feb. 27 13 58.69 -18 57.6 4.742 5.357 123 16.7 3:32 ( 0, 36) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.3等(2月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 17 52.22 -10 54.7 5.061 4.711 63 16.8 5:16 (314, 31) Feb. 27 17 52.02 -11 17.9 4.954 4.721 70 16.7 5:08 (318, 33) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.6等(11月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16〜17等を保つ。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 19 37.36 34 7.6 9.298 8.820 58 16.8 5:16 (251, 37) Feb. 27 19 39.73 34 56.1 9.261 8.820 60 16.7 5:08 (251, 41) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.8等(2月6日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 14 29.94 -24 43.9 4.628 5.022 107 16.8 4:31 ( 0, 30) Feb. 27 14 29.35 -23 57.6 4.498 5.003 115 16.8 4:03 ( 0, 31) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は16.3等(10月17日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。ゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 18 28.27 -19 5.6 7.852 7.325 54 17.0 5:16 (312, 19) Feb. 27 18 28.73 -18 46.0 7.767 7.347 61 17.0 5:08 (315, 22) サイディング・スプリング彗星 (162P) 現在は16.0等(2月7日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光し、4月には18等以下になる。日本からは、今後は長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 1 58.55 34 55.3 1.554 1.535 70 17.1 19:11 (105, 51) Feb. 27 2 21.10 37 21.6 1.632 1.577 69 17.2 19:17 (109, 49) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は17.7等(9月14日、Slooh.com Chile Observatory, La Dehesa)。夏に16.5等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 17 26.77 -35 30.8 5.357 5.082 68 17.2 5:16 (333, 13) Feb. 27 17 30.27 -35 2.4 5.234 5.066 74 17.1 5:08 (336, 15) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 2003年から2004年にかけて、16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.6等(2月7日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。来年の冬に、16等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 2 49.99 -12 53.5 4.561 4.281 67 17.2 19:11 ( 42, 32) Feb. 27 2 54.83 -11 46.7 4.628 4.266 62 17.2 19:17 ( 49, 28) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は18.2等(2月2日、Thomas Lehmann)。2022年に12等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2月半ばまで超低空に見えた後は、2022年までは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 2 41.86 -45 43.1 6.355 6.025 66 17.3 19:11 ( 25, 2) Feb. 27 2 41.97 -45 4.7 6.353 5.976 63 17.3 19:17 ( 31, 0) 小惑星A/2019 U5 (A/2019 U5) 現在は17.3等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。小惑星だが、急激に増光している。2023年に11等まで明るくなりそう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。3月半ばには姿を現すが、その後も超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 18 34.60 39 23.2 7.580 7.327 71 17.4 5:16 (248, 51) Feb. 27 18 35.75 40 4.8 7.489 7.282 74 17.3 5:08 (248, 54) アトラス彗星 (C/2019 C1) 昨年の冬に16.1等まで明るくなった(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は17.6等(2月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年は、初夏まで17〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 13 14.48 -20 2.3 6.235 6.859 125 17.5 3:15 ( 0, 35) Feb. 27 13 13.78 -19 46.5 6.161 6.872 132 17.5 2:47 ( 0, 35) アトラス彗星 (C/2020 Y3) 現在は17.0等(2月15日、Michael Jager)。3月まで17.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 14 58.80 8 12.0 1.671 2.210 109 17.6 4:59 ( 0, 63) Feb. 27 15 0.20 13 30.7 1.627 2.246 116 17.6 4:33 ( 0, 68) コワル第１彗星 (99P) 現在は18.0等(2月6日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2023年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 11 0.71 10 41.0 3.983 4.956 168 17.6 1:02 ( 0, 66) Feb. 27 10 57.31 11 0.2 3.961 4.948 174 17.6 0:31 ( 0, 66) ラーソン彗星 (413P/2020 W4) 2014年に16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.3等(2月14日、Michael Jager)。春に17等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 13 1.55 12 30.2 1.581 2.415 138 17.7 3:03 ( 0, 67) Feb. 27 12 59.87 12 40.9 1.510 2.392 145 17.6 2:33 ( 0, 68) 小惑星A/2020 F7 (A/2020 F7) 現在は17.0等(2月7日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。小惑星だが、急激に増光している。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、5月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 8 54.71 -6 22.0 4.781 5.685 153 17.7 22:52 ( 0, 49) Feb. 27 8 48.23 -6 34.3 4.800 5.667 148 17.7 22:18 ( 0, 48) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は17.2等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、7月半ばまで超低空に見えた後は、しばらく観測できなくなる。だが、2023年の夏からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 13 11.45 32 34.7 7.197 7.914 133 17.8 3:12 ( 0, 87) Feb. 27 13 8.11 33 28.7 7.102 7.863 137 17.7 2:42 ( 0, 88) アトラス彗星 (C/2019 E3) 2026年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 9 23.58 -57 23.7 11.203 11.591 110 17.9 23:20 ( 0, -2) Feb. 27 9 18.41 -57 23.3 11.166 11.575 112 17.9 22:48 ( 0, -2) レモン彗星 (405P/2020 U1) 2013年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.0等(2月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2月下旬には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 13 51.37 -5 37.5 0.530 1.354 123 17.9 3:52 ( 0, 49) Feb. 27 13 46.89 -7 19.7 0.541 1.404 130 18.1 3:20 ( 0, 48) ソーホー彗星 (323P) 1999年、2004年、2008年、2012年、2016年と、5回の出現が確認されている。1月17日に太陽に0.04天文単位まで近づいた。12月と2月に、地上から観測できる可能性がある。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 20 3 3.52 21 0.3 0.595 1.044 78 19.1 19:11 ( 72, 59) Feb. 27 3 59.41 23 37.3 0.755 1.183 84 20.1 19:17 ( 71, 65)