今週の明るい彗星 (2022年9月17日：南半球版)

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最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は9.3等と明るい(9月10日、宮崎修氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って、8等で観測できる。日本からは、9月半ばには観測できなくなる。その後は2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 15 54.78 -28 16.2 2.298 2.152 68 8.3 19:16 ( 86, 50) Sept.24 15 55.74 -30 33.3 2.362 2.105 63 8.3 19:22 ( 79, 45) アトラス彗星 (C/2021 P4) 6月から7月にかけて、10.4等まで明るくなった(7月22日、門田健一氏)。現在は観測できない。南半球では、10月に12等で明け方の空に現れる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 11 47.99 -23 9.5 2.169 1.337 25 10.9 19:16 ( 61, 0) Sept.24 12 4.53 -27 55.4 2.212 1.403 27 11.2 19:22 ( 55, 0) ニオワイズ彗星 (C/2022 P1) 明るい新彗星。現在は11.6等と、かなり明るい(9月6日、張替憲氏)。11月まで、11〜12等を保つ。南半球では、しばらく条件良く観測できる。日本からは、急激に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 1 17.22 -16 5.4 0.898 1.847 151 11.8 1:37 (180, 71) Sept.24 0 27.61 -25 53.0 0.851 1.804 153 11.5 0:21 (180, 80) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 現在は12.2等(8月20日、Chris Wyatt)。秋にかけて、11〜12等を保つ。南半球では条件良く観測できる。日本からは、8月から9月にかけては超低空になる。Michael Jager氏によって、17.5〜19等のいくつかの分裂核が捉えられた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 15 24.82 -27 46.2 0.969 1.024 62 11.6 19:16 ( 83, 45) Sept.24 16 4.55 -31 12.4 0.966 1.059 65 11.8 19:22 ( 80, 47) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 現在は12.0等と明るい(8月30日、Michael Jager)。2023年2月に地球に0.29天文単位まで接近して、5等まで明るくなると期待されている。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、9月下旬から2023年2月初めまでは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 16 6.42 30 3.4 2.235 2.100 69 12.0 19:16 (142, 13) Sept.24 16 0.74 28 57.4 2.250 2.020 63 11.8 19:22 (135, 9) アトラス彗星 (C/2019 L3) 冬に8.3等まで明るくなった(1月6日、高橋俊幸氏)。現在は減光中。既に13.3等まで暗くなった(9月4日、N. Paul, B. Lutkenhoner, E. Cortes)。明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 9 20.80 -8 33.9 4.982 4.207 35 11.9 4:33 (269, 16) Sept.24 9 26.57 -9 59.0 4.961 4.240 39 11.9 4:22 (269, 19) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は12.9等(9月6日、張替憲氏)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、夏に一時的に低くなったが、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、2023年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 10 34.94 53 14.5 3.924 3.405 52 12.3 4:33 (224,-30) Sept.24 10 40.17 53 45.1 3.796 3.351 56 12.1 4:22 (222,-29) タットル-ジャコビニ-クレサーク彗星 (41P) 今回帰は条件が最悪で、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 12 46.60 -0 6.6 1.965 1.051 17 12.2 19:16 ( 88, -2) Sept.24 13 15.18 -2 47.2 1.964 1.060 18 12.3 19:22 ( 85, -2) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 初夏に9.3等まで明るくなった(6月5日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に12.8等まで暗くなった(8月20日、Chris Wyatt)。南半球では、8月には一時的に低くなったが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、11月に13等になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 10 8.86 -39 6.3 2.731 2.162 46 12.2 4:33 (303, 22) Sept.24 10 11.25 -39 8.4 2.780 2.212 46 12.4 4:22 (302, 25) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は12.8等と明るい(8月28日、安部裕史氏)。しばらく12等を保つ。日本からは8月から11月まで、南半球では9月から12月まで、観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 13 15.10 -2 58.1 5.213 4.323 25 12.5 19:16 ( 90, 5) Sept.24 13 22.63 -3 0.0 5.262 4.335 20 12.6 19:22 ( 86, 0) ヴィルト第２彗星 (81P) 日本からは、明け方の空に現れてきた。南半球でも11月に、明け方の空に現れる。冬に11.5等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 9 45.14 13 12.2 2.626 1.822 29 12.7 4:33 (255, -1) Sept.24 10 3.25 11 44.7 2.563 1.791 31 12.6 4:22 (256, -1) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は12.2等(9月16日、宮崎修氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月まで条件良く観測できるが、その後は観測できない。南半球では、11月から1月には一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 17 15.09 -4 36.1 3.768 3.809 84 13.3 19:16 (135, 51) Sept.24 17 15.58 -6 20.4 3.843 3.771 78 13.3 19:22 (124, 47) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は16.1等(8月31日、門田健一氏)。急激に増光して、冬に11〜12等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 6 26.61 13 11.4 1.868 1.919 77 13.8 4:33 (219, 33) Sept.24 6 41.61 12 46.0 1.790 1.902 80 13.5 4:22 (219, 33) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.6等(8月28日、安部裕史氏)。2023年に12等まで明るくなると期待されている。日本からは、10月に一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、12月半ばまで観測できないが、2023年には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 13 28.41 18 46.6 4.839 4.019 31 13.6 19:16 (109, -5) Sept.24 13 30.22 17 26.3 4.851 3.993 27 13.5 19:22 (104,-10) コプフ彗星 (22P) 現在は13.7等(9月2日、Michael Jager)。今度は条件良く観測できるが、次第に減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 1 31.02 1 32.1 1.386 2.318 151 13.7 1:49 (180, 53) Sept.24 1 25.28 0 46.2 1.396 2.361 159 13.9 1:16 (180, 54) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は13.9等(9月6日、門田健一氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 6 48.46 28 57.4 6.237 6.024 73 13.8 4:33 (215, 17) Sept.24 6 51.62 28 56.7 6.131 6.026 79 13.8 4:22 (212, 18) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は13.7等(8月19日、門田健一氏)。しばらく13〜14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 18 34.82 -31 39.8 2.664 3.060 103 13.9 19:16 (121, 84) Sept.24 18 40.00 -31 25.9 2.761 3.064 97 14.0 19:22 (104, 78) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は14.0等(8月20日、Chris Wyatt)。当初の予報より増光が鈍い。長期に渡って14〜15等を保つ。日本からは超低空。南半球でも、11月にはいったん観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 16 41.97 -33 8.1 2.962 2.956 79 14.2 19:16 ( 84, 61) Sept.24 16 42.95 -31 2.1 3.091 2.957 72 14.3 19:22 ( 84, 54) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は16.1等(9月1日、D. Buczynski)。2023年の冬から夏にかけて、12等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年春まで条件良く観測できる。南半球では、今後は長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 5 14.81 34 1.9 3.075 3.288 93 14.6 4:33 (193, 20) Sept.24 5 16.49 33 4.2 2.906 3.230 99 14.4 4:22 (190, 21) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は13.8等(8月20日、Chris Wyatt)。日本からは、既に観測できない。南半球でも、9月下旬には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 13 24.88 -9 39.2 3.060 2.240 29 14.7 19:16 ( 85, 11) Sept.24 13 38.79 -11 6.2 3.105 2.250 26 14.8 19:22 ( 82, 8) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は14.9等(9月4日、ATLAS South Africa)。春に13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗い。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、しばらく超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 6 35.53 -46 4.7 3.243 3.255 81 15.2 4:33 (304, 61) Sept.24 6 28.36 -47 29.1 3.197 3.273 85 15.2 4:22 (309, 65) テンペル第１彗星 (9P) 現在は14.2等(8月17日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 22 25.31 -28 36.0 1.423 2.342 148 15.2 22:40 (180, 83) Sept.24 22 21.13 -28 13.6 1.505 2.382 142 15.4 22:08 (180, 83) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 現在は15.8等(8月31日、門田健一氏)。2023年の初めに、14等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 8 10.00 16 54.6 4.149 3.631 52 15.5 4:33 (237, 14) Sept.24 8 18.93 16 48.0 4.045 3.608 57 15.4 4:22 (236, 15) ファン・ネス彗星 (327P) 現在は14.2等(9月6日、Michael Jager)。予想通り、急激に増光した。9月中は14〜15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 2 5.18 -9 31.0 0.641 1.563 142 15.4 2:23 (180, 64) Sept.24 2 11.01 -16 6.7 0.644 1.572 144 15.5 2:01 (180, 71) アトラス彗星 (P/2022 L3) 現在は15.3等(9月6日、門田健一氏)。12月まで15等を保ち、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 2 51.76 14 16.6 1.689 2.449 128 15.5 3:10 (180, 41) Sept.24 2 51.29 15 29.0 1.620 2.440 135 15.4 2:42 (180, 39) レヴィ彗星 (255P) 今回帰はまだ観測されていない。非常に急激に増光し、9月に15等まで明るくなると期待されている。南半球では観測できない。日本からも超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 9 55.70 9 54.2 1.639 0.861 26 15.5 4:33 (259, -2) Sept.24 10 24.98 5 53.9 1.687 0.887 25 16.0 4:22 (264, -2) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は15.0等(9月1日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。夏から冬にかけて15等の明るさで、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 6 53.41 19 45.6 2.462 2.341 71 15.6 4:33 (221, 24) Sept.24 7 4.83 19 38.6 2.390 2.347 75 15.6 4:22 (220, 24) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 現在は15.6等(9月6日、門田健一氏)。11月まで15.5等の明るさを保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 1 37.83 4 54.3 1.220 2.145 148 15.7 1:56 (180, 50) Sept.24 1 36.71 4 10.7 1.182 2.138 156 15.7 1:27 (180, 51) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 冬に12.5等まで明るくなると期待されている。日本からは、10月に観測できるようになり、その後は条件良く観測できる。南半球では、2023年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 11 36.19 16 4.7 3.563 2.597 13 15.9 4:33 (268,-25) Sept.24 11 44.32 16 40.0 3.475 2.536 17 15.7 4:22 (266,-24) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は16.5等(8月17日、Thomas Lehmann)。長期に渡って15〜16等を保つ。南半球では、11月にはいったん超低空になるが、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 14 25.12 -49 7.8 5.934 5.551 63 15.8 19:16 ( 51, 39) Sept.24 14 27.21 -49 22.1 6.039 5.574 58 15.9 19:22 ( 50, 34) クラーク彗星 (71P) 冬に13等まで明るくなるが、条件が悪い。南半球では2月まで、日本からは5月まで、観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 12 54.43 -1 38.9 2.892 1.975 19 16.1 19:16 ( 88, 0) Sept.24 13 8.80 -3 28.1 2.878 1.940 16 15.9 19:22 ( 84, -3) カタリナ彗星 (C/2022 L1) 急激に増光した。現在は14.0等と、かなり明るい(9月2日、Michael Jager)。今後は減光していく。日本からは、11月には超低空になるが、長期に渡って観測できる。南半球では、9月末には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 15 27.87 16 26.6 1.878 1.599 58 15.9 19:16 (126, 18) Sept.24 15 23.48 16 38.4 1.993 1.593 52 16.0 19:22 (120, 11) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は15.5等(9月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2023年に14等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 6 40.11 -14 16.4 4.141 4.007 75 16.1 4:33 (247, 51) Sept.24 6 37.62 -15 13.0 3.994 3.970 81 16.0 4:22 (243, 56) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は16.8等(6月1日、ATLAS South Africa)。2024年から2025年にかけて、13等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 8 44.80 -27 38.8 7.903 7.316 51 16.2 4:33 (283, 33) Sept.24 8 49.10 -28 17.3 7.825 7.280 53 16.2 4:22 (282, 36) リニア彗星 (285P) アウトバーストを起こして、6等ほど急増光し、14.6等まで明るくなった(8月13日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。現在は減光中。だが、まだ15.5等と明るい(9月4日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 18 33.82 4 55.5 1.599 2.083 103 16.2 19:16 (170, 50) Sept.24 18 40.43 3 9.5 1.624 2.046 99 16.5 19:22 (159, 50) レモン彗星 (C/2021 T4) 現在は16.2等(9月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2023年7月に8等まで明るくなると期待されている。2022年は、次第に増光していく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 3 18.61 2 10.5 3.489 4.141 124 16.4 3:37 (180, 53) Sept.24 3 12.00 0 57.9 3.328 4.074 132 16.2 3:03 (180, 54) トリトン彗星 (157P) 現在は16.1等(9月6日、門田健一氏)。夏から冬にかけて、長期に渡って16等で観測できる。南半球では、10月まで低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 8 7.98 23 48.0 1.922 1.574 54 16.4 4:33 (232, 9) Sept.24 8 27.94 22 3.0 1.888 1.579 56 16.4 4:22 (234, 10) ノヴィチョーノク-ギェルケ彗星 (408P/2020 M7) 現在は16.8等(9月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。秋から冬にかけて、16〜17等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 4 33.52 6 51.0 3.062 3.469 105 16.4 4:33 (187, 48) Sept.24 4 36.12 6 8.1 2.973 3.468 111 16.4 4:22 (181, 49) カタリナ-ニート彗星 (395P/2020 H1) 現在は15.9等(9月5日、Michael Jager)。近日点を通過した後も増光が続いている。しばらく16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 23 9.09 -1 40.5 3.285 4.285 172 16.4 23:23 (180, 57) Sept.24 23 5.93 -2 4.5 3.316 4.296 165 16.5 22:53 (180, 57) マスター彗星 (C/2020 F5) 2021年に14等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.1等まで暗くなった(9月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2022年は、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 23 44.28 15 9.8 5.157 6.122 162 16.4 0:03 (180, 40) Sept.24 23 39.95 15 14.3 5.189 6.160 164 16.5 23:27 (180, 40) レモン-パンスターズ彗星 (C/2021 F1) 春から初夏にかけて、9.3等まで明るくなった(3月24日、Michael Jager)。近日点を通過した後もしばらく明るかったが、現在は急激に減光中。既に17.1等まで暗くなった(8月9日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 5 35.95 -72 5.8 2.397 2.639 92 16.5 4:33 (350, 52) Sept.24 5 40.52 -75 34.5 2.510 2.721 91 16.9 4:22 (354, 49) ニート彗星 (246P) 現在は15.6等(9月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、14等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。2022年は、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 0 35.68 -19 3.9 2.992 3.943 158 16.5 0:54 (180, 74) Sept.24 0 31.04 -19 30.0 3.007 3.960 159 16.6 0:22 (180, 74) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は16.7等(8月21日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 3 39.91 27 10.0 1.785 2.385 114 16.6 3:58 (180, 28) Sept.24 3 41.75 27 27.1 1.735 2.409 120 16.6 3:32 (180, 27) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 現在は16.6等(8月28日、ATLAS South Africa)。2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年はずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 6 15.72 -25 20.6 6.082 6.031 82 16.7 4:33 (258, 62) Sept.24 6 17.85 -26 20.7 5.948 5.970 86 16.6 4:22 (256, 66) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.6等(8月31日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。近日点を通過した後もしばらく明るかったが、今度は減光して、冬には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 21 28.95 5 25.4 6.249 7.114 147 16.8 21:44 (180, 50) Sept.24 21 25.31 4 25.2 6.336 7.140 140 16.9 21:12 (180, 51) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 2021年の夏に、14.2等まで明るくなった(2021年7月18日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.4等まで暗くなった(9月3日、ATLAS Chile)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 2 7.08 -26 53.8 4.556 5.331 136 16.9 2:25 (180, 82) Sept.24 2 2.55 -27 0.5 4.563 5.373 140 16.9 1:53 (180, 82) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.2等(8月21日、Thomas Lehmann)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 15 42.11 39 7.5 5.770 5.447 66 16.9 19:16 (144, 3) Sept.24 15 47.08 38 45.3 5.831 5.474 64 17.0 19:22 (139, 0) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.5等(9月7日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。ゆっくりと減光中。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 17 9.59 65 31.9 9.424 9.388 84 17.0 19:16 (168,-13) Sept.24 17 8.77 65 3.5 9.443 9.402 84 17.0 19:22 (165,-14) ＺＴＦ彗星 (P/2022 P2) 現在は16.9等(8月31日、Michael Jager)。冬にかけて、17等で観測できる。南半球では、秋までは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 8 14.96 22 13.1 2.534 2.087 52 17.2 4:33 (234, 9) Sept.24 8 29.04 20 59.7 2.493 2.107 56 17.2 4:22 (235, 11) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 昨年の冬に15.3等まで明るくなった(1月12日、H. Nohara)。現在は減光中。この冬は17等で条件良く観測できる。南半球ではやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 9 20.98 18 28.1 4.997 4.237 36 17.3 4:33 (247, 0) Sept.24 9 28.35 18 21.7 4.942 4.251 42 17.3 4:22 (246, 2) パンスターズ彗星 (C/2020 U4) 現在は17.7等(8月27日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2022年に17〜18等で観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 2 11.01 29 4.9 4.769 5.487 131 17.4 2:30 (180, 26) Sept.24 2 2.14 28 39.2 4.695 5.499 139 17.4 1:53 (180, 26) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は17.3等(8月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2024年に11〜12等まで明るくなると期待されている。日本からは、12月にはいったん低くなるが、2023年秋までは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、10月にいったん観測できなくなるが、最盛期には非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 18 1.15 26 33.7 5.657 5.818 94 17.4 19:16 (165, 27) Sept.24 17 58.72 25 24.3 5.691 5.766 89 17.4 19:22 (156, 26) パンスターズ彗星 (C/2020 U5) 現在は17.3等(8月18日、Michael Jager)。近日点の前から減光し始めている。長期に渡って16等を保つと予想されていたが、秋には18等以下になるだろう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2023年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 17 26.70 58 45.0 3.892 3.960 86 17.4 19:16 (168, -6) Sept.24 17 31.74 55 53.8 3.923 3.980 85 17.4 19:22 (163, -4) フルス彗星 (P/2021 N2) 急激に増光して、昨年の秋から冬にかけて、15.5等まで明るくなった(2021年11月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。既に17.0等まで暗くなった(4月2日、Palomar Mountain--ZTF)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 6 32.85 14 32.2 4.328 4.198 75 17.4 4:33 (220, 31) Sept.24 6 37.32 14 6.6 4.243 4.215 81 17.4 4:22 (217, 33) パンスターズ彗星 (C/2021 QM45) 現在は17.2等(8月15日、門田健一氏)。日本からは、冬にかけて長期に渡って17等で条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 6 48.60 45 5.7 2.869 2.796 75 17.5 4:33 (206, 3) Sept.24 7 2.31 45 32.9 2.805 2.806 79 17.5 4:22 (205, 3) レナード彗星 (C/2021 A1) 12月中旬から下旬にかけて、3等まで明るくなった。現在は減光中。南半球では、条件良く観測できる。6月以降は観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 16 3.28 -21 50.9 4.162 3.921 69 17.5 19:16 ( 97, 49) Sept.24 16 6.20 -21 37.1 4.353 4.000 63 17.7 19:22 ( 92, 43) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は17.4等(8月9日、Michael Jager)。2022年は、長期に渡って17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 6 53.06 26 23.7 0.665 1.019 71 17.6 4:33 (217, 18) Sept.24 7 13.80 25 27.1 0.698 1.053 74 17.7 4:22 (218, 19) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は17.9等(9月2日、J. Drummond)。今後は次第に減光していく。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 19 20.35 -28 26.8 2.826 3.359 113 17.6 19:36 (180, 83) Sept.24 19 23.15 -28 21.9 2.931 3.373 107 17.7 19:22 (161, 83) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は16.9等(8月23日、Thomas Lehmann)。2021年に15等で観測された。現在は減光中。2022年は、しばらく16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 17 44.98 29 7.5 5.593 5.692 90 17.6 19:16 (162, 23) Sept.24 17 46.35 28 47.4 5.690 5.719 86 17.7 19:22 (155, 21) 小惑星ファエトン (3200) 5月15日に太陽に0.14天文単位まで接近したが、その頃は観測できなかった。日本からは、7月から11月にかけて、17〜18等で条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 3 58.12 45 1.3 1.422 1.947 105 17.8 4:17 (180, 10) Sept.24 3 46.89 45 45.4 1.376 1.995 113 17.7 3:38 (180, 9) マクノート彗星 (442P/2022 G1) 現在は17.5等(9月5日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。8月から9月にかけて、18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 23 43.21 -9 6.8 1.333 2.335 173 17.8 0:02 (180, 64) Sept.24 23 39.05 -9 7.2 1.348 2.341 168 17.8 23:26 (180, 64) アトラス彗星 (C/2022 Q2) 現在は18.3等(9月6日、M. Urbanik)。来年夏にかけて、17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 2 13.58 -5 46.1 1.509 2.375 140 18.1 2:33 (180, 61) Sept.24 1 46.56 -7 51.9 1.378 2.316 152 17.8 1:38 (180, 63) ＺＴＦ彗星 (C/2022 P3) 現在は17.5等(8月25日、C. Gerhard)。日本からは、秋に17〜18等で、非常に条件良く観測できる。南半球では、9月に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 7 4.33 36 47.3 2.766 2.620 71 17.9 4:33 (213, 8) Sept.24 7 14.96 38 54.9 2.691 2.637 76 17.9 4:22 (211, 7) アトラス彗星 (C/2019 E3) 現在は17.3等(6月27日、ATLAS South Africa)。非常に遠方の彗星。2021年から2026年にかけて、長期に渡って18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 8 18.25 -66 9.6 10.736 10.559 77 17.9 4:33 (331, 43) Sept.24 8 19.88 -66 53.1 10.732 10.551 76 17.9 4:22 (333, 45) スコッティ彗星 (244P) 冬に17等で、条件良く観測できる。南半球ではやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 6 14.28 25 37.6 3.965 3.928 80 18.0 4:33 (209, 23) Sept.24 6 19.26 25 39.4 3.861 3.926 86 17.9 4:22 (206, 24) クリステンセン彗星 (422P/2021 L1) 2021年に17等で観測された。2022年も17〜18等で観測できると期待されていた。だが、最近は20.3等と、昨年よりも3等も暗い(9月5日、W. Hasubick)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.17 2 55.19 12 33.3 2.812 3.528 128 19.6 3:13 (180, 42) Sept.24 2 51.59 13 12.1 2.758 3.550 136 19.7 2:42 (180, 42)