Home page
|
Updated on January 11, 1998 |
太陽黄経順インデックス 出現年月日順インデックス |
プロフィール
ハレー彗星 1P/Halleyを起源とする、南天の大流星群。 ゴールデンウィークの後半、3〜8日頃になだらかな極大となる。 輻射点位置はペガスス座の頭から南に約10°、みずがめ座の三ッ矢の辺り。 日本からは2時頃にようやく東の地平線に昇って来るが、薄明開始まで1時間30 分しかない上、高度も20°程にしかならず、充分な観測ができない。 逆に、南半球では明け方の空にかなり高くなるため、多数の流星が見られる。 FROでは、南中時には顕著なK効果が現れる。 彗星と流星群との関連が明かになったばかりの1876年に、A. S. ハーシェルが ハレー彗星の軌道から予報輻射点を発表し、W. F. デニングが観測で確認した のがはじまり。 直前の1870年にかなりの出現が記録されていたため、すぐに存在が確立した。 その後は定常的に出現が観測されている。 この群の出現記録は紀元前74年まで遡る。 西暦401年以降はたびたび記録が残っている。 |
軌道要素
|
出現記録
|
出現詳細
4月28日〜5月10日(λ=39〜50)の平均HR'=5.0(観測数15、群流星数75、散在数 95、散在比79%)。 5月3日〜5月9日(λ=44〜49)の平均HR'=5.5(観測数11、群流星数60、散在数65、 散在比92%)。
5月3日〜5月9日(λ=42〜49)の平均HR'=5.7(観測数89、群流星数505、散在数 510、散在比99%)。 薮保男氏がオーストラリアで5月3日〜5月6日に観測、698分間に209個出現 (HR=18、散在数111、散在比190%)。
5月4日〜5月13日(λ=44〜53)の平均HR'=5.3(観測数28、群流星数149、散在数 135、散在比110%)。 5月4日〜5月8日(λ=44〜48)の平均HR'=6.1(観測数22、群流星数134、散在数 114、散在比120%)。
5月4日(λ=44.4)の平均HR'=2.7(観測数7、群流星数19、散在数15、散在比 130%)。 満月あり。
5月2日〜5月11日(λ=43〜51)の平均HR'=4.0(観測数59、群流星数235、散在数 250、散在比94%)。 富岡啓行氏がオーストラリアで5月8日〜5月11日に観測、5月8.86日(λ=48.60) にHR=16を観測(群流星数18、散在数2、散在比900%)。
5月4日〜5月13日(λ=44〜53)の平均HR'=3.2(観測数17、群流星数55、散在数65、 散在比85%)。 下弦前の月あり。
5月1日〜5月5日(λ=41〜45)の平均HR'=2.5(観測数6、群流星数15、散在数18、 散在比83%)。 悪天候でほとんど観測がない。 FROでは大変低調な活動だった。
5月2日〜5月8日(λ=42〜48)の平均HR'=2.7(観測数24、群流星数64、散在数73、 散在比88%)。 富岡啓行氏がオーストラリアで5月4日〜5月10日(λ=44〜50)に平均HR'=9.4(観 測数28、群流星数262、散在数170、散在比150%)の出現を観測、5月5.88日(λ =45.49)にHR=27(散在比400%)の極大を捉えた。 また、オーストラリアの18人の観測者による、4月24日〜5月11日の述べ121時 間の観測から、5月5日にZHR=50、5月8日にZHR=40の2つの極大が捉えられた。
5月2日〜5月13日(λ=43〜53)の平均HR=3.3(観測数15)。 5月4日〜5月5日(λ=44.7〜45.7)の平均HR=4.1(観測数10)。 満月すぎの月明あり。
5月3日〜5月9日(λ=43〜49)の平均HR=6.0(観測数85)。 5月3日〜5月7日(λ=43〜47)の3:00(JST)の平均HR=8.2(観測数42)。 柳信一郎氏は、オーストラリアで5月2日〜5月5日にHR=29の出現を観測、5月 4.81日に最大HR=55を記録。
極大時の薄明直前のZHR=21。
4月30日〜5月2日(λ=41〜43)の平均HR=2.0(観測時間515分、群流星数17)。 悪天候のため、5月4日〜5月7日の観測が全くない。 極大期は満月。 オーストラリアでは4月27日〜5月18日に出現が観測されている。 5月3日〜5月8日の平均ZHR=48。
5月2日〜5月9日(λ=43〜50)の平均HR=4.9(観測時間7,245分、群流星数595)。 5月4.73日〜5月4.77日(λ=44.7)の平均HR=9.8(観測時間565分、群流星数92)。 オーストラリアでは4月24日〜5月16日に出現が観測され、5月4日にZHR=61の極 大。
5月7日〜5月9日(λ=47〜49)の平均HR=2.6(観測時間1,835分、群流星数81)。 月明あり。 悪天候のため、5月5日〜5月6日の観測なし。
5月4.83日(λ=44.28)にZHR=26。 月明あり。 極大期は悪天候。
5月4.77日にZHR=26。 但し5月5日、6日の観測なし。
5月6日にZHR=23と前後の日よりも盛んな出現。
英国天文協会による。
C. ホフマイスターによる。
R. A. マッキントッシュによる。
ヘンリー・コーダーによる。
タップマンらがかなりの出現を観測。
Z. チャン-シャンによる。
Z. チャン-シャン、H. A. ニュートンによる。
Z. チャン-シャン、H. A. ニュートンによる。
Z. チャン-シャンによる。
Z. チャン-シャンによる。
Z. チャン-シャンによる。
Z. チャン-シャン、H. A. ニュートンによる。
Z. チャン-シャンによる。
|