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Updated on November 29, 1997 |
太陽黄経順インデックス 出現年月日順インデックス |
プロフィール
1871年にG. L. Tupmanによって検出された群。 緩速の流星群だが、明るい流星は末端で爆発するという特徴がある。 1950年代までは時折HR=10を越える小突発を繰り返していた。 近年はほとんど出現していないが、稀にHR数個程度の活動が見られる。 この群は8月中旬から下旬にかけて活動すると言われていたが、近年はペルセ ウス座γ流星群の極大日付近にも活動しているようだ。 輻射点位置は、はくちょう座の西側の翼の先端。 日本では21時頃に天頂やや北よりを通り、一晩中観測できる。 8月のはくちょう座周辺には、はくちょう座κ群、はくちょう座θ群、はくちょ う座ν群、はくちょう座γ群の4群が活動しているとも言われている。 詳しくは、 橋本岳真: Minor Meteor Shower Circular No.35, 1994.を参照。
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軌道要素
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出現記録
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出現詳細
8月12日2:00〜3:00、4:00〜7:00(UT)の240分間に、James N. Smith氏が13個の 流星を観測(HR=3.3)。
8月12.60日に、塩井宏幸氏が22個の流星(HR=3.8)から(300,+50)に輻射点を検 出(d=7°、速度rS、光度4.3等)。
8月18.48日(λ=145.9)に、長田和弘氏が7個の流星(HR=8.0)から(297,+53)に輻 射点を検出(d=4°、Wt=2、速度S-M)。
8月16.56日(λ=143.3)に、長田和弘氏がHR=9.0の出現を観測(群流星数9、散在 数6、散在比150%)。 但し、他の観測者は出現を認めていない。
8月17日〜8月25日(λ=144〜152)に、カナダのJames N. Smith氏が平均 HR'=2.6(観測数12、群流星数31、散在数74、散在比42%)の出現を観測。 但し、他の観測者は出現を認めていない。
8月12日〜8月14日(λ=140〜142)の平均HR=2.5(観測時間840分、群流星数35)。
日本でZHR=14を観測。
ハンガリーでZHR=24を観測。
HR=10の突発出現。
Denningが8月4日〜8月16日の28個の流星から輻射点を検出。 速い流星が多い。 はくちょう座θ群?
W. F. Denningによって、8月21日〜8月23日にHR=13(16時間15分、群流星数211 個)の出現が観測された。 明るい流星は末端で爆発。
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