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Updated on November 29, 1997 |
太陽黄経順インデックス 出現年月日順インデックス |
プロフィール
年間主要流星群の1つで、8月のペルセウス座γ流星群、1月のしぶんぎ座流星 群と併せて三大流星群と呼ばれる。 極大は鋭くなく、1〜2日間は同程度の出現が見られるが、極大後には急激に減 衰する。 輻射点はふたご座のカストルの辺りで、日本では2時頃に天頂に見える。 極大日には一晩中HR=20〜60程度の活動が続き、一晩に見られる流星数では年 間最大の流星群となる。 また、ポルックス周辺に輻射点を持つ分岐群が存在するとも言われている。 FROでは、南中時には顕著なK効果が現れる。 母天体は1983年に発見された小惑星ファエトン (3200) Phaethon で、小惑星 関連で明らかに活動している流星群はこの群だけである。 従来、21世紀にはファエトンの軌道が変化し、ふたご座α流星群の出現は止ま ると言われていた。 しかしその後の研究によると、ファエトンと地球の軌道が最も接近するのは 2223年であり、今後も流星の出現は続くようだ。 この群は1862年に欧米で初めて検出されたが、その頃はせいぜいHR=10を越え る程度の出現しかなかった。 1930年から1950年半ば頃は、CHRで10〜40個程度の出現だったが、その後は出 現数が増加し、1970年頃からはCHRで40〜80個の出現が見られるようになって いる。
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軌道要素
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出現記録
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出現詳細
12月5日〜12月16日(λ=253〜264)の平均HR'=12(観測数117、群流星数1,392、 散在数662、散在比210%)。 12月13.66日〜12月14.71日(λ=261.21〜262.28)の平均HR'=24(観測数41、群流 星数1,000、散在数353、散在比280%)。 月明あり。
12月6日〜12月15日(λ=254〜264)の平均HR'=14(観測数95、群流星数1,283、散 在数543、散在比240%)。 12月13.77日〜12月14.85日(λ=261.60〜262.70)の平均HR'=25(観測数40、群流 星数1,009、散在数277、散在比360%)。 月あり。
12月5日〜12月15日(λ=254〜264)の平均HR'=10(観測数159、群流星数1,636、 散在数997、散在比160%)。 12月12.56日〜12月14.77日(λ=260.63〜262.88)の平均HR'=19(観測数59、群流 星数1,113、散在数479、散在比230%)。 極大は12月13.75(λ=261.84)で、HR=47(群流星数39、散在数0)、ZHR=74。 極大日は悪天候で5観測のみ。
12月4日〜12月15日(λ=253〜264)の平均HR'=12(観測数125、群流星数1,459、散 在数605、散在比240%)。 12月13.52日〜12月13.77日(λ=261.86〜262.12)の平均HR'=16(観測数72、群流 星数1,156、散在数274、散在比420%)。 極大日は月齢19.3の月明あり。
12月9日〜12月16日(λ=257〜265)の平均HR'=30(観測数187、群流星数5,610、 散在数1,699、散在比330%)。 12月14.27日〜12月14.87日(λ=261.87〜262.48)の平均HR'=40(観測数113、群 流星数4,516、散在数1,095、散在比410%)。
12月10日〜12月15日(λ=258〜264)の平均HR'=21(観測数80、群流星数1,694,散 在数450、散在比380%)。 12月13.56日〜12月13.85日(λ=261.4〜261.7)の平均HR'=30(観測数39、群流星 数1,167、散在数235、散在比500%)。
12月9日〜12月15日(λ=258〜264)の平均HR'=3.3(観測数24、群流星数80,散在 数62、散在比130%)。 12月12日〜12月13日(λ=260.7〜261.9)の平均HR'=5.7(観測数9、群流星数51、 散在数23、散在比220%)。 極大日は満月で、しかも悪天候のため2観測しかない。
12月6日〜12月17日(λ=254〜266)の平均HR'=43(観測数139)。 12月13.60日〜12月13.81日(λ=261.97〜262.19)の平均HR=59(観測数63)。 12月14日1:30(JST、λ=262.06)極大(HR=62、ZHR=153)。
12月14.56日〜12月14.73日(λ=262.19〜262.36)の平均HR=40(観測数32)。 12月14日22:30(JST、λ=262.19)極大(HR=47、ZHR=77)。 明け方は月明あり。
悪天候で、月明もあり、極大日は2観測のみ。 12月13日22:00〜23:30に野勢国雄氏は17個の出現を観測(HR=11)。
12月13.72日(λ=261.87)にZHR=55〜70の極大。 平均光度2.47等、光度関数1.9。
12月11日〜12月18日(λ=260.0〜267)の平均HR=7.9(観測時間3,490分、群流星 数459)。 12月13.56日〜12月13.81日(λ=262.0〜262.2)の平均HR=13(観測時間870分、群 流星数189)。 月明あり。
12月14.77日(λ=262.43)にZHR=71のピーク。
12月13.60日〜12月13.85日(λ=261.71〜261.75)にZHR=40のピーク。
12月13.71日にZHR=67のピーク。
12月13.69日〜12月13.73日にZHR=80のピーク。
12月13.65日〜12月14.85日にZHR=60。 極大はλ=262.02付近。
12月13日〜12月14日のZHR=37。 月明あり。
アメリカで毎分5個程度の大出現(HR=300)。
イギリスで毎分5個程度の大出現(HR=300)。
12月10日〜12月12日にイギリス、アメリカでHR=14程度出現。
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