MISAO Project

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MISAOプロジェクトの概要

MISAOプロジェクト

Multitudinous Image-based Sky-survey by Accumulative Observations
多数の人々の天体画像を基にした全天の継続的な観測によるスカイサーベイ
は、世界中で撮影された天体画像を生かし、その中にある情報を有効に活用する ことを目的とする。 具体的には、画像から自動的に星像を検出し、カタログデータとのマッチングを 行って、画像に写っているすべての恒星の位置と光度を測定し、データベース化 するという計画である。 詳しくは、彗星・小惑星会議1997での発表内容[1]を参照。

星像検出、カタログとのマッチング、及びすべての星像の位置と光度を測定する システムは、PIXY( tex2html_wrap_inline374 PIXII) システム

Practical Image eXamination and Inner-objects Identification system
天体画像の検査及び写野内の天体の照合を行う実用システム
と呼ばれ、MISAOプロジェクトの根幹を為す。 PIXYシステムでは、同時に、画像に未知の新天体が写っていないかどうか の検査も行うことが可能である。 本稿では、PIXYシステムの開発状況と使い方、及び実装についての概略を 紹介する。

PIXYシステム以外にも、画像とGSC 1.1やUSNO-A1.0等のカタログとを重ね て表示し情報を得られるシステムや、観測対象の周りの写真星図を参照するシス テム等、MISAOプロジェクトに関連するいくつかのアプリケーションが公 開されている。 詳しくはMISAOプロジェクトのホームページ[2]を参照。

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