正体不明の特異な変光星です。
2008年以降は、ずっと一定光度を保っています。
変光幅0.4等の不規則な変光に加えて、数時間に0.1等ほどの短期的な変光が観測されています。
しかし、他のサーベイでは変光が捉えられていません。
連続したモニターが望まれます。
長期的にはふつうの半規則型のようですが、稀に、変光幅0.1〜0.3等ほどの、分単位での微小変動が捉えられています。
連続測光が望まれます。
可視光でも劇的に明るさを変える、「可視激変光クエーサー」(optically violently variable QSO) です。
20世紀には18〜19等と、とても暗く記載されていましたが、2007年11月には14等まで明るくなりました。
その後、2012年1月には19.5等と、史上もっとも暗くなりました。
2010年以降は、ずっと17等以下の暗い状態が続いていましたが、2013年2月に、15.66等まで増光しました。
現在は、18〜19等の暗い状態に戻っています。
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星生成領域にある、Hα線を放出する、T Tau型の若い星です。
2011年秋には急激に増光し、14.66等に達しました。
2012年は、15等半ばで、あまり変動していません。
2011年1月に12.8等まで増光した矮新星です。
既に減光し、18等以下です。
2011年12月17日に、わずか4分の間に、16.8等以下から14.7等まで、2等級以上も急激に増光する様子を捉えました。
恒星のフレアが起きた瞬間を捉えた可能性があります。
既に減光し、18等以下です。
2012年1月5日に14.1等で発見した明るい新天体です。
X線天体1RXS J074112.2-094529のバーストと思われます。
2017年3月20日に、ASAS-SNが新しいバーストを14.69等で捉えました。
3月23日には、17.12等以下まで減光しました。
2018年10月23日に、前田豊氏が新しいバーストを13.9等で捉えました。
2012年5月13日に12等に達した、明るい矮新星です。
2020年10月16日に、Eddy Muyllaert氏が新しいバーストを13.2等で捉えました。
その後、短期間に4回も増光を繰り返しています。
2014年4月23日に15等で発見した新天体です。
既に減光し、19.5等です。
2017年5月17日に14.5等まで再増光しました。
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