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    画像ギャラリーの作成    

  • このページで使われているサンプル画像は、門田健一氏が撮影したものです。

このページでは、PIXYシステム2を使って、画像ギャラリーを作る方法を紹介します。

PIXYシステム2のページ

画像ギャラリーの作成機能には、次のような特徴があります。

  • たくさんの画像を一度に、JPEGPNG形式に変換できます。
  • 画像サイズを統一したり、同じ倍率で縮小したりできます。
  • すべての画像を並べて表示するHTMLファイルを作成できます。
  • 画像の輝度は自動的に適切に調節されます。

たくさんの画像を撮影した時に、ブラウザですべての画像を一度に眺めて、雲や人工衛星が通過した画像を探したり、良い画像を選び出したりする場合などに役に立ちます。 FITS画像の輝度が適切に調節されますので、1つ1つの画像の輝度を調節する手間が省けます。

PIXYシステム2を使って画像ギャラリーを作る手順は、次の通りです。

  1. メニューの[Tool] - [Image Conversion]を選ぶ。(※)
  2. 表ウィンドウに、ギャラリーに表示する画像をドラッグ&ドロップで追加する。
  3. 作成する画像ファイル名やフォーマットを変更する。
  4. 「Create」ボタンを押し、ギャラリーを作成するフォルダを指定して、OKボタンを押す。
  5. しばし待つ。
  6. 作成されたindex.htmlをブラウザで開く。

(※)   2003年6月18日以前のバージョンでは、[Create Image Gallery]を選ぶ。

この手順を、詳細に紹介します。

PIXYシステム2を起動し、メインメニュー画面のメニューから、[Tool]-[Image Conversion]を選びます。(※)

(※)   2003年6月18日以前のバージョンでは、[Create Image Gallery]を選ぶ。

すると、新しい表ウィンドウが開きます。

このウィンドウに、ギャラリーに表示する画像を追加します。 表の上に、エクスプローラのようなファイラーアプリケーションからファイルをドラッグ&ドロップすることができます。 または、「Add Image」ボタンを押し、ファイルを選択することもできます。 JIMI (Java Image Management Interface) をインストールしている場合は、FITS, 符号なし16ビットFITS, SBIG, PPM, JPEG, GIF, PNG, TIFF, BMP形式のファイルを開くことができます。

次に、作成するファイルの名前とフォーマットを変更します。 最初はPPM形式のファイルを作成するようになっていますが、JIMIをインストールしている場合は、JPEG, PNG, BMP, PPM, 8ビットraw形式のファイルを作成することができます。

表の中のセルをダブルクリックすると、ファイル名やフォーマットを変更できます。

すべての画像のフォーマットや拡張子を一括して変更したい場合は、メニューの[File] - [Configuration]を選ぶと、ダイアログが開きますので、そこで設定します。

更に、画像のサイズを拡大縮小することもできます。 1つ1つの画像のサイズを変更する場合は、表の中のセルをダブルクリックします。 すべての画像のサイズを一括して変更する場合は、メニューの[File] - [Configuration]を選ぶと、ダイアログが開きますので、そこで設定します。

設定が終了したら、「Create」ボタンを押します。 するとダイアログが開きますので、ギャラリーを作成するフォルダを指定します。

OKボタンを押すと、処理が開始されます。 処理が終了した画像は、Status が「Done」に変化します。

ギャラリーの作成が終了すると、メッセージが表示されます。

作成された index.html を Internet Explorer や Netscape Navigator などのブラウザで開くと、ギャラリーを見られます。

ギャラリーのサンプル

このサンプルが示す通り、撮影した画像の中で、地上風景が写っているもの、雲がかかっているもの、飛行機が通過しているもの等を、簡単に探し出すことができるようになります。

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