English version Home Page Updated on March 18, 2017
ユーザー紹介PIXYシステム2を利用されているユーザーや、PIXYシステム2が利用された事例などを紹介します。 アストロアーツ社の製品PIXYシステム2のマッチング機能をC++に移植したライブラリが、株式会社アストロアーツの製品に使用されています。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、ステラハンター・プロフェッショナルを使用して、20等から21等の小惑星を発見しています。
NASAの航空機に搭載された望遠鏡のポインティングNASAの遠赤外線天文学成層圏天文台(SOFIA)では、ボーイング747-SP航空機に搭載された2.5メートル望遠鏡のポインティングに、PIXYシステム2が利用されています。 PIXYシステム2のソースコードは公開されているので、Bob Loewenstein氏がPIXYシステム2を書き換えて使っているそうです。 SOFIA - Stratospheric Observatory for Infrared Astronomy OpenCoeliのカタログ読み込み機能オープンソース天文ソフトウェアであるOpenCoeliでは、50種類以上のカタログを読み込める機能を、PIXYシステム2のライブラリを利用して実現しています。 OpenCoeli クロアチアの流星画像解析クロアチアの Hrvatska Meteorska Mreza (Croatian Meteor Network) では、流星画像の解析に、PIXYシステム2を利用しています。 Hrvatska Meteorska Mreza ブラッドフィールド彗星の確認2004年3月23日に、オーストラリアのWilliam A. Bradfield氏によって、8等の新彗星が発見されました。 この彗星は、夕方の地平線すれすれで発見されたため、条件が厳しく、2週間もの間、誰も確認することができませんでした。 その後、4月8日と9日に眼視で再び捉えられ、11日と12日にはTerry Lovejoy氏がCCDで撮影に成功し、ようやくC/2004 F4(ブラッドフィールド彗星)として公表されました。 その時、彗星はすでに3等まで明るくなっていました。 4月中旬には太陽に接近したため、結局、近日点通過前のこの彗星の撮影に成功したのは、世界中でTerry Lovejoy氏ただ1人でした。 彗星の軌道を求め、発見を公表するために、Lovejoy氏の画像から急いで位置を測定することが必要でした。 Lovejoy氏は、夕焼けの中、地平線すれすれにかろうじて写った彗星の位置を、PIXYシステム2を使って求め、天文電報中央局に報告しました。 ブラッドフィールド彗星の発見と、Lovejoy氏の求めた位置は、IAUC 8319で公表されました。 COMET C/2004 F4 (BRADFIELD) Lovejoy氏が撮影したブラッドフィールド彗星の画像は、下記のページで公開されています。 G A R Y W. K R O N K ' S C O M E T O G R A P H Y 微光の人工衛星の位置測定Rainer Kracht氏は、2003年3月12日に75mm f/1.3カメラレンズで撮影した画像にかすかに写った、GEO331という人工衛星の位置を、PIXYシステム2を使って求めました。 GEO331 videoobs 星空図書館の画像処理伊藤智行氏の「星空図書館」 http://www.kcv.ne.jp/~totomo/tosyokan/ では、毎晩自動的に星空を撮影した画像が、リアルタイムで公開されています。 「星空図書館」では、PIXYシステム2のAPIを使って、格子模様の除去を行った画像が公開されています。 ASAS-3の最新彗星・新星画像PIXYシステム2には、プラグインエージェントの仕組みが備わっており、PIXYシステム2に独自の拡張を施すことができます。 吉田誠一のホームページで公開されている では、ASAS (All Sky Automated Survey)のサーベイ画像に写った、彗星や新星の最新画像を公開しています。 ここでは、PIXYシステム2のプラグインエージェントを使って、ASASのサーベイ画像から彗星や新星が写っているものを自動的にダウンロードして、半自動的にページをアップデートしています。 |