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Updated on November 24, 2025 |
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筑波山・風返峠での彗星観測です。
一生に一度どころか、人類史上一度きりの奇跡かも!? 我々の太陽系ではない、他の恒星からやってきた恒星間彗星アトラスを、この目で見ることができました!離心率6で全光度9等は、さすがに二度とあり得ないかも。素晴らしい経験となりました。
9.8等 視直径2.5分 DC 3 尾9分(位置角295度) (40.0cm 反射 36倍)
明らかに細長い姿です。尾がすらっと伸びて格好良いです。但し集光は弱く、崩壊した彗星の残骸のようです。3個に分裂した核が見えないかと、257倍に拡大してみましたが、分裂核は分かりませんでした。
12.0等 視直径1.7分 DC 1 (40.0cm 反射 144倍)
かなり淡いです。
13.5等より暗い 視直径0.6分 (40.0cm 反射 257倍)
門田さんから13等台の報告がありましたので、狙ってみましたが、見えませんでした。
9.3等 視直径3.5分 DC 5 (40.0cm 反射 36倍)
初めて恒星間天体をこの目で見ました!明るく大きい姿です。見た目はふつうの彗星のように見えます。
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茨城県常陸大宮市・花立山自然公園の麓での彗星観測です。
薄雲がかかり、大きな月もあって、条件は良くありませんでした。
4.4等 視直径6分 DC 7〜8 尾0.6度(位置角55度) (10x70 単眼鏡)
薄雲であまり尾は見えませんでしたが、格好良い姿です。
8.1等 視直径3分 DC 3 (40.0cm 反射 36倍)
大きな月のすぐ近くで見づらいですが、薄雲が抜けると、大きく広がっていることが分かります。
10.4等 視直径2.0分 DC 2 (40.0cm 反射 144倍)
集光が弱く淡いです。
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神奈川県三浦市・三崎口での彗星観測です。
日中は曇りでしたが、西から急激に晴れてきたので、三崎口まで出かけました。
4.3等 視直径7分 DC 7〜8 尾1.0度(位置角50度) (10x66 単眼鏡)
尾がすらっと伸びて格好良い姿です。
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群馬県・北軽井沢での彗星観測です。
夕方はほぼ曇りでしたが、薄明中に急激に晴れ上がりました。低空の火星も良く見えていましたが、残念ながら、C/2025 R2 ( SWAN ) はわずかに山の稜線の下で見えませんでした。
また、薄明終了の頃に雲が出てきて、恒星間彗星の 3I/ATLAS も見えませんでした。
明け方は素晴らしい快晴に恵まれました。
14.0等 視直径0.8分 DC 3 (40.0cm 反射 144倍)
淡く小さいです。
13.1等 視直径1.3分 DC 3〜4 (40.0cm 反射 144倍)
思ったよりも良く見えます。
8.5等 視直径4.0分 DC 6 (40.0cm 反射 36倍)
8.1等 視直径5分 DC 7 (10x70 単眼鏡)
明るくて見やすいです!
14.2等 視直径0.5分 DC 2 (40.0cm 反射 257倍)
拡散していて見づらいです。
12.6等より暗い 視直径0.5分 (40.0cm 反射 144倍)
金星のすぐ近くで導入しやすかったのですが、見えませんでした。
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静岡県沼津市・片浜海岸での彗星観測です。
話題のアトラス彗星(C/2024 G3)、遂に見えました!夕焼けの茜色の空に鋭く光る彗星の姿が格好良いです。スマホで撮影にも成功しました。
南関東は天気が悪そうだったので、箱根を越えて沼津まで遠征しました。
西空に大きな雲があって、17:33に厚い雲を抜けてから、17:36に沈むまで、見られたのは僅か3分間だけ。地平線スレスレに晴れ間があったのは本当にラッキーでした。
約-1.5等 DC 8 尾0.3度(位置角75度) (10x66 単眼鏡)
アルタイルとわし座ガンマ星を比較星として目測しました。測定結果はマイナス1.5等。私の人生で、マクノート彗星(C/2006 P1)に次いで2番目に明るい彗星となりました。尤も、印象では昨年の紫金山・アトラス彗星の方が遥かに立派な大彗星でした。