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Encapsulated PostScript(EPS) にするEPS 形式に変換する場合というのは、大きな、複数ページに渡るようなPAD図を 描いて、それを縮小して LaTeXのレポートなどに並べる、というような時だろ う。 EPS 形式にする場合は、pad2eps コマンドを使って次の ようにする。
pad2ps、pad2tex のようなコマンドと違って、入力ファイル名だけ でなく、出力ファイル名のヘッダを指定する。もし pad2ps をつかって PostScript 形式にした時に複数ページになったとしたら、できる EPS ファイル も複数になる。 そのファイル名は、指定したヘッダに foo.1.eps、foo.2.eps、 のように、ページ番号と拡張子 .eps がついたものとなる。 もしヘッダを指定しなかった場合は、.1.eps のようなファイル名のファ イルができてしまい、ls では現れなかったりするので注意してほしい。 尚、必ず出力ファイル名を指定するため、標準入力から読み込ませる場合には -stdin オプションを使って、
のようにしなければいけない。 さて、EPS 形式のPAD図を LaTeXのレポートなどで使用するには、まず先頭の documentstyle 文で epsf.sty をロードするよ うにし、そして EPS ファイルを読み込みたい場所で次のようにする。
EPS ファイルを取り込んだ例は第 5.15節の図 3 に ある。
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