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Encapsulated PostScript(EPS) にする

EPS 形式に変換する場合というのは、大きな、複数ページに渡るようなPAD図を 描いて、それを縮小して LaTeXのレポートなどに並べる、というような時だろ う。

EPS 形式にする場合は、pad2eps  コマンドを使って次の ようにする。

% pad2eps foo.pad foo

pad2pspad2tex のようなコマンドと違って、入力ファイル名だけ でなく、出力ファイル名のヘッダを指定する。もし pad2ps をつかって PostScript 形式にした時に複数ページになったとしたら、できる EPS ファイル も複数になる。 そのファイル名は、指定したヘッダに foo.1.epsfoo.2.epstex2html_wrap_inline2477 のように、ページ番号と拡張子 .eps がついたものとなる。 もしヘッダを指定しなかった場合は、.1.eps のようなファイル名のファ イルができてしまい、ls では現れなかったりするので注意してほしい。 尚、必ず出力ファイル名を指定するため、標準入力から読み込ませる場合には -stdin  オプションを使って、

% cat foo.pad | pad2eps -stdin foo

のようにしなければいけない。

さて、EPS 形式のPAD図を LaTeXのレポートなどで使用するには、まず先頭の tex2html_wrap_inline2481 documentstyle 文で epsf.sty  をロードするよ うにし、そして EPS ファイルを読み込みたい場所で次のようにする。

tex2html_wrap_inline2483 epsfile{file=foo.1.eps,width=5cm,height=7cm}

EPS ファイルを取り込んだ例は第 5.15節の図 3 に ある。

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Sat Nov 9 21:27:17 JST 1996