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4月19日に近日点を通過するまで、夕空の超低空にて、急激に増光していく様子が観測された。4月17日には6.7等に達した(Juan Jose Gonzalez)。だが、現在は観測不可能となっている。南半球では、5月半ばに8等で明け方の空に現れた後、しばらく明るく見えるだろう。日本では、6月には12等で明け方の空に姿を現す。但し、高度は20度までしか上がらず、急激に暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 2 41.42 8 39.3 0.609 0.411 7 6.5 20:14 (115,-19)
May 5 2 8.68 0 44.8 0.534 0.527 17 7.0 3:31 (253,-22)
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3月に南半球で眼視で発見された新彗星だが、急激に北上中。4月初めには日本からも明け方の空に姿を現し、現在は非常に条件良く観測できるようになっている。4月中旬に地球に接近して、7.6等に達した。(4月18日、Juan Jose Gonzalez)。だが、その後は少し暗くなり、現在は8.9等(4月29日、吉田誠一)。今後、日本からは暗くなるまでずっと観測できる。7月までは眼視で見えそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 18 38.37 25 59.9 0.450 1.208 105 7.9 3:41 (318, 77)
May 5 17 46.79 45 49.9 0.527 1.259 105 8.5 3:00 (180, 80)
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南半球では、一生に一度あるかないかの大彗星となった。1月14日から15日にかけてマイナス5.5等に達し、金星よりも明るく輝き、白昼にも目撃された。その後、南半球では夕方の空に現れ、無数の縞が重なり合って優雅な曲線を描く、50度以上にも及ぶ尾を持った、素晴らしい姿が見られた。現在は朝と晩のどちらも観測できる。すでに9.6等まで暗くなってきた(4月19日、Stuart Rae)。南半球では、彗星が去るまでずっと、ほぼ一晩中観測できる状態が続く。日本からは二度と見られない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 1 21.21 -79 24.4 1.997 2.293 93 9.9 3:41 (347,-38)
May 5 2 11.73 -81 39.4 2.046 2.400 97 10.3 3:31 (350,-38)
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3月には13.8等とたいへん暗かった(3月17日、Alan Hale)が、4月上旬に急増光し、4月10日には8.7等に達した(Werner hasubick)。その後は少し暗くなっており、現在は10.9等(4月29日、吉田誠一)。彗星は極めて拡散して、淡く大きく広がっている。まだ夕空に高く見えているが、今後は暗くなりながら、急激に低くなる。5月下旬には観測できなくなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 8 15.70 17 31.2 0.982 1.343 84 10.2 20:14 ( 71, 54)
May 5 7 55.93 19 36.8 1.188 1.317 73 10.6 20:22 ( 84, 44)
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近日点を通過するまでは条件が悪く、地上からは観測できなかったが、3月中旬にはSWANの画像で、4月初めにはLASCOの画像で捉えられた。4月4日に近日点を通過した後、明け方の空に姿を現した時には、5.5等と明るかった(4月10日、Michael Jager and Gerald Rhemann)。その後は急激に減光中だが、現在もまだ10.9等と明るい(4月29日、吉田誠一)。意外と集光が強く見やすい。今後は急激に条件が良くなっていくが、彗星も急激に暗くなり、5月中旬には14等以下となって、眼視では見えなくなるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 22 55.26 22 1.2 0.744 0.765 49 11.1 3:41 (260, 26)
May 5 22 22.62 21 21.5 0.701 0.922 62 12.1 3:31 (267, 35)
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予想より明るくなり、現在は13.4等で眼視でも見えている(4月12日、Vitali Nevski)。だが、次第に夕空に低くなっていき、6月上旬には低すぎて観測できなくなる。7月の近日点通過の頃は、太陽と合になって見えない。その後は南に去ってしまうため、日本からは見えなくなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 5 32.86 37 21.9 2.619 2.097 48 13.9 20:14 (117, 30)
May 5 5 51.03 36 6.7 2.631 2.054 45 13.8 20:22 (117, 27)
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今シーズンは、7月初めに明け方の空に現れて来て以来、ずっと12〜13等と明るく、眼視で見え続けている。現在も12.5等で眼視でも見えている(4月12日、Vitali Nevski)。だが、すでに夕空に傾いており、まもなく見えなくなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 4 29.35 28 50.3 6.717 5.905 33 13.9 20:14 (115, 14)
May 5 4 35.25 28 56.2 6.776 5.907 28 13.9 20:22 (119, 9)
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昨年の6月から、半年以上に渡って12等を保った。3月9日にもまだ12.6等と明るかった(Edwin van Dijk)。だが、現在は減光中で、すでに眼視では見えないだろう。だが、減光はゆっくりで、彗星が18等以下となるのは、2008年だろう。日本からは、それまでずっと観測できる。日本からは、今後しばらく周極星となり、一晩中見える。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 2 9.44 70 45.0 3.155 2.737 56 14.4 3:41 (198, 24)
May 5 2 40.17 70 4.7 3.261 2.791 54 14.5 3:31 (198, 22)
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明け方の空で高く見えるようになってきた。すでにCCDでも14.8等と明るく(4月27日、門田健一氏)、13.3等で眼視でも見えている(4月28日、吉田誠一)。今後は急激に増光し、7月には9等に達する。だが、8月には急激に南下する。日本からは、8月中旬には見えなくなる。一方、南半球では、7月中旬までは低すぎて観測は困難。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 23 16.34 31 50.2 2.513 1.943 45 15.1 3:41 (248, 26)
May 5 23 18.44 33 13.0 2.345 1.859 49 14.7 3:31 (248, 30)
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2005年の秋から2006年の春まで、ずっと13.5等の明るさで見え続けていた。現在は1年前より1等ほど暗いが、まだ14.2等で眼視でも見えている(12月22日、吉田誠一)。CCDでは立派な尾が写る。5月まで非常に条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 12 44.34 23 18.1 5.157 5.924 136 14.8 22:19 ( 0, 78)
May 5 12 41.95 22 52.6 5.243 5.949 130 14.9 21:50 ( 0, 78)
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日本からは見えなくなったが、南半球では条件良く観測できる。昨年秋から長期に渡って13〜14等を保っている。眼視では12.5等と、この予報よりかなり明るく観測されている(4月17日、Michael Mattiazzo)。だが、今後は次第に暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 16 25.72 -74 31.7 1.983 2.598 116 14.9 2:05 ( 0,-20)
May 5 16 14.60 -74 18.5 1.991 2.649 120 15.0 1:27 ( 0,-19)
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現在は15.2等(2月24日、門田健一氏)。昨年の秋以来、しばらく観測できなかったが、再び明け方の空に現れて来た。2007年と2008年に、それぞれ春から夏にかけて、14.5等で観測できる。位置の条件も良く、眼視でも見えるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 18 47.36 -8 40.3 5.422 5.908 114 15.0 3:41 (344, 45)
May 5 18 42.58 -7 59.9 5.297 5.892 121 14.9 3:31 (352, 47)
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2001年に9等と明るく観測された周期彗星の初回帰。今回も急激に明るくなった。1月11日には16.1等だった(Filip Fratev)が、3月11日には11.1等まで明るくなった(Reinder J. Bouma)。意外にも、発見時とほぼ同じ明るさで、眼視で見えるほどになった。但し、今回は条件が悪く、5月初めまで、ずっと夕空の低空にしか見えない。最近の観測がほとんど無い。すでにかなり暗くなっていると思われる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 5 2.15 13 44.4 1.897 1.289 39 15.1 20:14 ( 98, 13)
May 5 5 29.27 13 56.5 1.971 1.352 39 15.8 20:22 ( 99, 11)
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2006年秋に4等まで明るくなったが、1月11日には10.5等まで暗くなった。それ以来、しばらく観測できなかったが、再び明け方の空に現れて来た。今後は、秋に18等以下になるまで観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 22 58.03 -10 20.9 3.760 3.297 55 15.3 3:41 (288, 7)
May 5 23 0.78 -10 53.5 3.733 3.379 61 15.4 3:31 (290, 10)
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現在は15.2等(2月24日、門田健一氏)。2008年春に11等に達する。それまでずっと南天を移動するため、日本からは低空にしか見えない。現在、南半球では条件良く観測できるが、日本からはすでに見えない。日本からは、11月にいったん明け方の超低空に13等で見えた後、2008年3月からは、明け方の低空に11等で眼視でも見えるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 5 23.85 -28 27.1 5.412 5.010 61 15.5 20:14 ( 60, -7)
May 5 5 30.26 -27 53.9 5.399 4.959 59 15.4 20:22 ( 65,-12)
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2006年の秋に17.5等まで増光した後、観測できなくなっていたが、再び明け方の空に姿を現して来た。2007年夏に14.5等に達する。但し、南の空を移動するため、日本からは5月に高度が20度になるだけで、7月には観測できなくなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 20 55.80 -24 5.3 3.691 3.786 87 15.6 3:41 (319, 18)
May 5 20 56.40 -25 33.2 3.532 3.751 94 15.5 3:31 (323, 19)
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10月から11月にかけて、9.3等に達した(10月27日、Juan Jose Gonzalez)。しばらく眼視で明るく見えたが、3月11日には13.0等まで減光した(Reinder J. Bouma)。すでに眼視では見えない。5月末には低すぎて観測できなくなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 6 27.27 15 32.2 2.611 2.275 59 15.7 20:14 ( 88, 31)
May 5 6 41.24 15 33.7 2.718 2.316 56 16.0 20:22 ( 91, 27)
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現在は15.8等まで明るくなってきた(3月11日、門田健一氏)。今後は2008年夏にかけて、1年半に渡って15.5〜16等を保つ。しかし、彗星は南下するため、日本からは2007年6月までしか見えない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 10 12.59 -0 1.5 2.863 3.444 117 15.9 20:14 ( 11, 54)
May 5 10 12.13 -0 30.7 2.911 3.401 110 15.8 20:22 ( 26, 52)
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今回帰はまだ観測されていない。南半球では4月中旬に、日本からも5月上旬に明け方の空に16等で姿を現す。その後、11月まで長期に渡って16等を保つだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 0 4.34 5 59.8 2.807 2.054 34 16.1 3:41 (265, 3)
May 5 0 17.78 8 13.0 2.766 2.053 37 16.2 3:31 (264, 5)
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結局、ほぼ小惑星状のまま近日点を通過してしまった。9月初めからまったく増光せず、結局、14等止まりだった。日本からはずっと条件が良く、ずっと14等で観測できた。だが、3月からは急激に減光している。今後は高度も低くなり、6月には17等で西空に沈む。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 7 39.91 11 54.5 1.929 1.976 77 16.1 20:14 ( 71, 44)
May 5 7 53.40 10 19.1 2.065 2.043 74 16.3 20:22 ( 74, 38)
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現在は16.8等(3月25日、門田健一氏)。木星よりも遠くにあるため、2007年夏まで、長期に渡って17等を保つ。北天を移動するため、今後はずっと高い位置で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 14 9.56 40 15.6 6.742 7.376 125 16.7 23:44 (180, 85)
May 5 14 4.64 39 52.0 6.792 7.393 123 16.7 23:12 (180, 85)
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2008年夏に12等に達する。日本からは、それまで増光していく様子をほぼずっと観測できる。だが、その後は南に去り、日本からは二度と見えなくなる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 17 58.64 35 6.5 5.634 6.031 108 17.1 3:37 (180, 90)
May 5 17 54.77 35 29.4 5.531 5.979 111 17.0 3:06 (180, 90)
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2006年夏には17等で観測された。再び明け方の空に高くなってきた。2007年の夏に、16.5〜17等で条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 21 6.39 6 7.0 6.019 5.879 77 17.1 3:41 (293, 39)
May 5 21 5.26 7 9.3 5.902 5.874 83 17.0 3:31 (296, 43)
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現在は17.7等(3月12日、門田健一氏)。7月に西空に傾くまで、ずっと17等を保つ。2008年にも、再び18等で観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 13 53.80 -12 2.9 3.733 4.734 173 17.1 23:29 ( 0, 43)
May 5 13 50.38 -11 48.5 3.752 4.736 165 17.1 22:58 ( 0, 43)
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現在は17.3等(3月11日、門田健一氏)。5月まで17等を保ち、6月には暗くなりながら西に傾く。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 10 42.05 8 10.9 1.530 2.230 121 17.1 20:18 ( 0, 63)
May 5 10 45.42 8 0.5 1.587 2.220 115 17.2 20:22 ( 15, 62)
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6月から7月にかけて、16.5〜17等に達する。日本からはやや高度が低い。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 20 53.40 -0 57.0 3.142 3.164 82 17.5 3:41 (303, 36)
May 5 20 53.95 -2 6.0 3.020 3.163 88 17.4 3:31 (308, 38)
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予想より減光が遅く、4月にもまだ17等で観測されている。もうしばらく17〜18等で観測できそう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 15 58.70 59 3.2 4.928 5.268 104 17.6 1:38 (180, 66)
May 5 15 46.43 59 50.7 5.009 5.330 103 17.6 0:58 (180, 65)
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2006年の初めに16等に達した。現在は17.7等(2月3日、門田健一氏)。これから夏にかけて、17等から18等へと、ゆっくりと暗くなっていく。日本からは、ずっと高い位置で観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 13 54.94 33 52.5 5.276 5.995 131 17.6 23:30 ( 0, 89)
May 5 13 51.16 33 27.1 5.340 6.024 128 17.6 22:58 ( 0, 88)
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2008年の春に14等で条件良く観測できる。現在はまだ18等と暗く、今後は次第に西空に傾いていく。だが、10月には16.5等で明け方の空に姿を現し、その後は2008年夏までずっと条件良く観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 9 14.79 40 42.8 5.253 5.367 91 17.6 20:14 (115, 73)
May 5 9 16.20 39 57.6 5.305 5.318 85 17.6 20:22 (111, 66)
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現在は18等。10月下旬に太陽に0.4天文単位まで接近し、6等に達しそう。但し、日本からの条件はたいへん悪い。今後は夕空で次第に低くなり、7月初めには高度が20度以下、7月下旬には10度以下となる。その時点ではまだ15.5等と暗い。いったん太陽と合になった後、9月下旬には11等より明るくなり、10月中旬には8等になるが、明け方の地平線すれすれにしか見えない。10月下旬には南天に去り、その後は二度と見えなくなる。南半球では、いったん7月に見えなくなった後、11月中旬に7.5等で夕空に姿を現し、その後は高度は低いながらも、暗くなっていく様子をずっと観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 10 27.64 27 5.5 2.710 3.203 110 17.7 20:14 ( 18, 82)
May 5 10 20.54 27 43.6 2.741 3.114 102 17.6 20:22 ( 61, 76)
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現在は18.2等(3月14日、門田健一氏)。5月からは次第に高度が下がっていくが、秋に18等以下になるまで、ずっと夕空で17.5等で観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 10 19.58 18 7.7 1.186 1.828 112 17.8 20:14 ( 15, 73)
May 5 10 24.63 18 5.6 1.216 1.794 107 17.7 20:22 ( 36, 70)
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彗星のような軌道を持つ特異小惑星。4月下旬に太陽に0.6天文単位まで接近する。その後、5月には地球にかなり接近する。観測条件がかなり悪く、日本からは、5月下旬までまったく見られない。南半球では、4月下旬から5月中旬にかけて、明け方の低空で観測できる。小惑星のままであれば、18.5等止まり。だが、もし彗星活動を見せれば、南半球では12〜14等で捉えられる可能性がある。その後、5月下旬には日本からも夕空に11等で見られる可能性がある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
Apr. 28 0 46.08 -10 14.9 1.046 0.593 33 18.4 3:41 (272,-15)
May 5 1 0.24 -10 23.5 0.772 0.611 37 18.7 3:31 (273,-14)
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