今週の明るい彗星 (2020年4月11日：南半球版)

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スワン彗星 (C/2020 F8) 明るい新彗星。現在は7.9等(4月12日、Chris Wyatt)。5月に太陽に0.43天文単位まで接近して、3.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、5月半ばまで条件良く観測できる。日本からは、5月下旬に超低空にしか見えない。その後、8月には11.5等で明け方の空に姿を現し、その後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 22 56.41 -37 48.8 1.332 1.148 56 8.7 4:56 (295, 34) Apr. 18 23 12.54 -33 18.2 1.122 1.021 57 7.8 5:01 (289, 36) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 現在は7.8等(4月2日、Charles S. Morris)。7月まで8〜9等の明るさを保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 3 41.12 71 48.8 1.753 1.647 67 8.3 19:04 (161,-27) Apr. 18 4 21.49 73 50.7 1.738 1.631 66 8.2 18:56 (164,-27) アトラス彗星 (C/2019 Y4) 現在は9.0等(4月12日、Edwin van Dijk)。3月末に核が分裂して、増光が止まった。3月末に7.0等まで明るくなった(3月30日、Charles S. Morris)が、現在は減光中。1844年の大彗星（C/1844 Y1）と同じ軌道を動いている。5月31日に、太陽に0.25天文単位まで接近する。-1等まで明るくなると期待されていたが、近日点の前に消滅するかもしれない。日本からは、5月半ばまで、非常に条件良く観測できる。南半球では、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 6 48.93 67 3.3 1.012 1.287 79 8.8 19:04 (170,-14) Apr. 18 6 12.15 65 7.2 0.987 1.150 70 9.2 18:56 (164,-14) アトラス彗星 (C/2019 Y1) 現在は8.3等と、かなり明るい(4月2日、Maik Meyer)。4月半ばまで8〜9等の明るさを保つ。日本からはずっと観測できる。南半球では、6月に15等になるまで観測できない。タイバー彗星(C/1996 Q1)、スワン彗星(C/2015 F3)と同じく、リラー彗星(C/1988 A1)の分裂核と思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 0 34.76 58 13.2 1.220 0.970 50 9.1 4:56 (218,-32) Apr. 18 0 57.99 67 0.8 1.163 1.039 56 9.7 5:01 (208,-33) ジャクソン-ニェウイミン彗星 (58P) SWANの画像から24年ぶりに検出された。現在は10.7等と、かなり明るい(4月7日、Michael Mattiazzo)。8月まで10〜11等を保つ。南半球では、明け方の空で長期に渡って観測できる。日本からは、7月までは超低空でほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 23 10.11 -3 0.5 2.204 1.483 33 11.0 4:56 (263, 15) Apr. 18 23 32.73 -1 23.0 2.159 1.455 34 10.7 5:01 (260, 16) レモン彗星 (C/2019 U6) 現在は11.5等と、かなり明るい(3月30日、Marco Goiato)。6月に太陽に0.9天文単位まで近づいて、7.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、これから長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、3月下旬から6月末までは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 4 32.19 -23 6.8 1.777 1.487 56 11.8 19:04 ( 87, 39) Apr. 18 4 44.13 -22 47.0 1.703 1.401 55 11.4 18:56 ( 86, 37) クリステンセン彗星 (210P) 現在は11.9等(4月11日、Roland Fichtl)。日本からは、夕方の空に現れてきた。南半球では5月半ばに15等で、夕方の空に姿を現す。だが、急激に減光して、6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 2 46.28 15 47.1 1.291 0.532 22 11.8 19:04 (107, -4) Apr. 18 3 34.51 20 53.0 1.201 0.571 28 12.1 18:56 (115, -2) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は13.2等(3月23日、Thomas Lehmann)。6月まで12〜13等を保つが、春には低空になる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 0 38.81 56 16.1 4.032 3.452 48 13.5 4:56 (220,-32) Apr. 18 0 47.39 58 10.7 4.062 3.480 48 13.6 5:01 (217,-29) ハウエル彗星 (88P) 現在は14.6等(3月22日、Thomas Lehmann)。急激に増光中。夏から秋にかけて、8〜9等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、最盛期は低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 13 18.69 -3 4.9 1.169 2.169 174 13.9 0:02 (180, 58) Apr. 18 13 10.92 -2 29.9 1.129 2.122 168 13.6 23:22 (180, 58) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。6月に明け方の空に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 1 31.74 17 57.6 6.781 5.797 10 13.9 19:04 ( 98,-21) Apr. 18 1 37.37 18 29.7 6.791 5.798 7 13.9 5:01 (261,-21) アトラス彗星 (C/2019 N1) 現在は14.4等(3月15日、Sandor Szabo)。2020年12月から2021年1月にかけて、10.5等まで明るくなる。日本からは、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できるが、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく観測できないが、最盛期からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 18 0.89 76 47.5 3.235 3.324 86 14.3 4:42 (180,-22) Apr. 18 17 27.54 78 30.3 3.175 3.259 85 14.1 3:42 (180,-23) ニート彗星 (246P) 現在は14.7等(3月15日、Sandor Szabo)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 12 49.84 17 36.9 2.379 3.304 153 14.2 23:29 (180, 37) Apr. 18 12 45.00 17 41.2 2.393 3.288 147 14.2 22:57 (180, 37) ネオワイズ彗星 (C/2020 F3) 現在は14.6等(3月31日、吉本勝己氏)。7月3日に太陽に0.29天文単位まで近づき、6等まで明るくなる。南半球では、6月初めに11等になるまで、条件良く観測できるが、近日点の頃は観測できない。日本からは、4月初めに超低空に観測できるが、すぐに観測できなくなる。その後、7月中旬には夕空に7等で現れ、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 6 30.64 -38 19.9 1.636 1.856 85 14.8 19:04 ( 74, 67) Apr. 18 6 21.65 -32 57.8 1.624 1.740 79 14.5 18:56 ( 84, 60) パンスターズ彗星 (C/2018 F4) 現在は14.1等と明るい(3月20日、Chris Wyatt)。夏まで15等を保つ。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 2 15.82 -45 45.7 4.112 3.640 55 14.6 19:04 ( 49, 23) Apr. 18 2 23.15 -44 4.6 4.134 3.662 55 14.7 18:56 ( 50, 20) 岩本彗星 (C/2020 A2) 2月に10.2等まで明るくなった(2月6日、Maik Meyer)。現在は急激に減光中。既に13.4等まで暗くなった(3月15日、Sandor Szabo)。日本からは条件良く観測できる。南半球では、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 5 46.19 44 32.4 1.926 1.804 67 14.8 19:04 (153, 3) Apr. 18 5 56.55 41 22.5 2.126 1.890 62 15.3 18:56 (150, 5) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は15.8等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年に13等まで明るくなる。2020年は、春から夏にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 14 45.72 -18 58.7 4.317 5.251 156 15.4 1:29 (180, 74) Apr. 18 14 40.85 -19 21.3 4.236 5.209 163 15.3 0:57 (180, 74) エンケ彗星 (2P) 6月に太陽に0.34天文単位まで接近して、7等まで明るくなる。南半球では、7月初めに7等で夕空に現れ、その後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。日本からは、8月半ばに12等になるまで、観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 1 22.78 14 46.1 2.491 1.499 6 16.2 19:04 ( 94,-21) Apr. 18 1 39.25 16 21.9 2.399 1.404 5 15.4 5:01 (263,-20) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は15.6等(4月5日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2021年にかけて14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 17 16.28 -79 37.6 4.842 5.168 103 15.6 4:01 ( 0, 45) Apr. 18 17 18.06 -80 39.7 4.766 5.138 106 15.5 3:36 ( 0, 44) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は15.6等(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、2020年は夏に超低空にしか見えないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 18 17.96 50 37.1 9.304 9.410 93 15.6 4:56 (181, 4) Apr. 18 18 16.49 51 9.0 9.221 9.360 94 15.5 4:31 (180, 4) ギブス彗星 (390P/2019 U1) 2006年に発見された新周期彗星の初回帰。1月に14.9等まで明るくなった(1月21日、R. Fichtl)。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 2 5.24 1 28.3 2.673 1.714 13 15.6 19:04 ( 89, -5) Apr. 18 2 24.79 2 51.4 2.690 1.725 12 15.7 18:56 ( 90, -5) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は16.0等(12月4日、嶋邦博氏)。2021年にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 20 54.82 -0 52.8 4.815 4.508 66 16.0 4:56 (237, 39) Apr. 18 20 54.81 0 30.2 4.697 4.501 72 15.9 5:01 (227, 43) ギブス彗星 (C/2018 A6) 現在は14.6等(12月28日、Chris Wyatt)。今後はゆっくりと減光していく。南半球では、2月から3月にかけては低空になるが、ずっと観測できる。日本からは、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 23 50.14 -34 54.7 4.418 3.821 48 16.2 4:56 (297, 23) Apr. 18 23 54.69 -34 0.4 4.395 3.856 51 16.2 5:01 (293, 28) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は17.2等(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14等の明るさを保つ。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、明け方の空に姿を現すが、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 19 14.47 32 23.2 6.562 6.576 86 16.4 4:56 (194, 21) Apr. 18 19 12.83 32 48.6 6.454 6.544 90 16.3 5:01 (186, 22) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 2018年6月に7.7等まで明るくなった(6月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に16.4等まで暗くなった(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。南半球では、今後は暗くなるまで、長期に渡って観測できる。日本からは、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 5 35.95 -16 25.0 6.722 6.419 68 16.4 19:04 (105, 48) Apr. 18 5 38.31 -15 31.8 6.857 6.473 63 16.5 18:56 (103, 44) アトラス彗星 (C/2019 C1) 現在は16.1等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16〜17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 10 41.43 -21 6.5 5.784 6.583 140 16.5 21:21 (180, 76) Apr. 18 10 40.89 -20 25.0 5.835 6.582 134 16.5 20:53 (180, 75) フルス彗星 (P/2019 Y2) 現在は16.4等(3月19日、Thomas Lehmann)。3月から4月にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 13 15.33 0 36.9 1.190 2.185 171 16.6 23:54 (180, 54) Apr. 18 13 10.62 0 47.7 1.210 2.197 165 16.6 23:22 (180, 54) アトラス彗星 (C/2017 M4) 2018年から2019年にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.5等まで暗くなった(3月8日、J. Drummond)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 10 8.90 -73 58.8 4.800 5.211 108 16.6 20:47 ( 0, 51) Apr. 18 9 50.30 -72 33.5 4.837 5.257 109 16.6 20:01 ( 0, 52) ムルコス彗星 (124P) 現在は16.1等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。4月まで16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 10 0.58 17 43.2 0.865 1.654 124 16.6 20:40 (180, 38) Apr. 18 9 59.13 13 32.5 0.909 1.650 119 16.7 20:12 (180, 42) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は15.8等(3月1日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2020年は16.5等で観測できる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 20 8.82 -29 57.6 6.616 6.577 83 16.6 4:56 (266, 65) Apr. 18 20 6.84 -29 53.8 6.500 6.588 90 16.6 5:01 (259, 72) リニア彗星 (249P) 現在は18.3等(3月18日、Catalina Sky Survey)。急激に増光して、6月には9.5等まで明るくなる。6月には観測できなくなるが、5月まで明るくなっていく様子を、7月からは暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 10 19.22 -7 34.4 0.607 1.497 135 17.0 20:58 (180, 62) Apr. 18 9 58.11 -4 37.4 0.573 1.405 123 16.7 20:09 (180, 60) アトラス彗星 (C/2019 K1) 現在は16.4等(2月28日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。近日点の前から減光している。6月には18等以下になると思われる。南半球では、まもなく低空で観測できなくなる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 3 40.70 -31 18.7 2.593 2.131 52 16.7 19:04 ( 72, 32) Apr. 18 3 52.72 -27 40.0 2.674 2.160 49 16.8 18:56 ( 75, 29) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は17.4等(1月24日、Thomas Lehmann)。2022年の冬に、12等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2021年11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 23 38.66 44 52.0 7.197 6.494 42 16.9 4:56 (227,-18) Apr. 18 23 45.04 45 37.7 7.145 6.449 43 16.9 5:01 (224,-15) アフリカーノ彗星 (C/2018 W2) 9月に8.3等まで明るくなった(9月20日、Maik Meyer)。現在は減光中。既に14.9等まで暗くなった(12月28日、Chris Wyatt)。南半球では、今後はずっと観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 0 23.15 -56 2.4 3.456 3.172 65 17.0 4:56 (321, 27) Apr. 18 0 35.90 -57 28.3 3.450 3.242 69 17.1 5:01 (321, 30) モーリー彗星 (115P) 現在は17.6等(3月22日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。6月から8月にかけて15.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 18 42.58 -9 4.0 1.855 2.259 100 17.2 4:56 (196, 63) Apr. 18 18 51.38 -8 9.8 1.762 2.235 104 17.0 5:01 (183, 63) バス彗星 (87P) 現在は16.3等(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。3月から5月にかけて、17等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 12 43.44 -3 21.8 1.116 2.110 169 17.0 23:23 (180, 58) Apr. 18 12 39.88 -2 45.9 1.128 2.106 162 17.0 22:52 (180, 58) カタリナ彗星 (257P) 6月から9月にかけて、15.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 19 41.32 -1 50.9 2.309 2.430 84 17.1 4:56 (216, 51) Apr. 18 19 50.36 -0 22.5 2.211 2.407 88 17.0 5:01 (207, 52) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は17.4等(2月23日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。2020年は、南半球で非常に条件良く観測できる。日本からは、まもなく観測できなくなる。秋から冬には再び観測できるようになるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 6 15.07 -29 12.5 7.583 7.482 80 17.1 19:04 ( 93, 62) Apr. 18 6 17.86 -28 36.7 7.606 7.441 76 17.1 18:56 ( 91, 59) 小惑星イダルゴ (944) 現在は17.6等(2月3日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2018年の秋から冬にかけて、14等まで明るくなった。現在は減光中。冬から春にかけて、17.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 13 9.16 -3 2.6 3.739 4.738 174 17.2 23:48 (180, 58) Apr. 18 13 3.67 -3 0.4 3.792 4.776 167 17.4 23:15 (180, 58) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は17.5等(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 20 0.80 21 57.5 5.042 4.918 77 17.3 4:56 (208, 28) Apr. 18 19 58.51 22 23.5 4.924 4.899 82 17.2 5:01 (199, 30) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 現在は18.3等(3月22日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後はゆっくりと減光していく。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2021年の春に超低空でしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 12 58.99 55 47.7 8.301 8.783 115 17.3 23:38 (180, -1) Apr. 18 12 54.89 55 29.3 8.355 8.795 112 17.3 23:06 (180, 0) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.3等(3月24日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2024年にかけて、長期に渡って16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 16 21.10 -19 1.8 9.282 10.011 134 17.3 3:04 (180, 74) Apr. 18 16 17.67 -18 46.7 9.179 9.992 142 17.3 2:33 (180, 74) ワイスマン-スキッフ彗星 (114P) 2019年の冬に、13.8等まで明るくなった(12月21日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に17.2等まで暗くなった(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。5月には18等以下になる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 6 33.38 10 29.1 1.736 1.806 77 17.3 19:04 (145, 38) Apr. 18 6 49.80 9 50.0 1.826 1.839 74 17.6 18:56 (144, 38) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は17.4等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなる。2020年は、春に17.5等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 10 10.38 22 4.2 3.815 4.463 124 17.6 20:50 (180, 33) Apr. 18 10 9.07 21 55.4 3.892 4.450 117 17.6 20:21 (180, 33) パンスターズ彗星 (C/2017 K5) 現在は17.8等(10月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2019年から2021年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 19 18.12 -15 7.9 7.574 7.679 92 17.8 4:56 (220, 65) Apr. 18 19 18.23 -15 29.3 7.457 7.680 99 17.8 5:01 (202, 69) シェパード-トルヒーヨ彗星 (C/2014 F3) 2021年に近日点を通過し、2020年から2022年にかけて、17〜18等で観測できると予報されている。だが、2015年を最後に、観測されていない。2017年5月には、20.5等以下で写らなかった(Werner Hasubick)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 20 28.65 -22 34.8 6.271 6.130 77 17.9 4:56 (256, 58) Apr. 18 20 31.89 -22 23.9 6.149 6.116 83 17.8 5:01 (248, 64) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は18.5等(2月29日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2021年の初めに、15.5等まで明るくなる。2020年は、南半球では11月まで、日本からは7月まで、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 14 55.73 -33 17.2 2.897 3.773 146 18.0 1:39 (180, 88) Apr. 18 14 50.66 -33 27.4 2.799 3.720 152 17.8 1:07 (180, 89) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 2017年から2018年にかけて、15.5等まで明るくなった。現在は減光中。既に17.7等まで暗くなった(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。4月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 11 12 34.58 10 57.0 9.941 10.876 157 17.9 23:14 (180, 44) Apr. 18 12 33.22 11 10.0 9.999 10.894 151 17.9 22:45 (180, 44)