今週の明るい彗星 (2020年4月18日：南半球版)

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スワン彗星 (C/2020 F8) 明るい新彗星。現在は7.7等(4月16日、Marco Goiato)。5月に太陽に0.43天文単位まで接近して、3.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、5月半ばまで条件良く観測できる。日本からは、5月下旬に超低空にしか見えない。その後、8月には11等で明け方の空に姿を現し、その後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 23 12.54 -33 18.2 1.122 1.021 57 7.8 5:01 (289, 36) Apr. 25 23 33.30 -26 31.4 0.911 0.891 55 6.8 5:06 (280, 36) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 現在は7.9等(4月16日、Charles S. Morris)。7月まで8〜9等の明るさを保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では、6月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 4 21.49 73 50.7 1.738 1.631 66 8.2 18:56 (164,-27) Apr. 25 5 16.68 75 29.6 1.721 1.621 67 8.2 18:48 (167,-26) アトラス彗星 (C/2019 Y4) 現在は8.5等(4月16日、Charles S. Morris)。3月末に核が分裂して、増光が止まった。3月末に7.0等まで明るくなった(3月30日、Charles S. Morris)が、現在は減光中。1844年の大彗星（C/1844 Y1）と同じ軌道を動いている。5月31日に、太陽に0.25天文単位まで接近する。-1等まで明るくなると期待されていたが、近日点の前に消滅するかもしれない。日本からは、5月半ばまで、非常に条件良く観測できる。南半球では、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 6 12.16 65 7.2 0.987 1.150 70 9.2 18:56 (164,-14) Apr. 25 5 41.40 62 39.2 0.955 1.007 61 9.4 18:48 (158,-16) アトラス彗星 (C/2019 Y1) 現在は8.9等と、かなり明るい(4月15日、Charles S. Morris)。今後は減光していく。日本からはずっと観測できる。南半球では、6月に14〜15等になるまで観測できない。タイバー彗星(C/1996 Q1)、スワン彗星(C/2015 F3)と同じく、リラー彗星(C/1988 A1)の分裂核と思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 0 57.99 67 0.8 1.163 1.039 56 9.3 5:01 (208,-33) Apr. 25 1 53.61 76 6.3 1.122 1.116 62 10.0 5:06 (197,-36) レモン彗星 (C/2019 U6) 現在は10.4等と、かなり明るい(4月14日、Chris Wyatt)。急激に増光している。6月に太陽に0.9天文単位まで近づいて、5.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、これから長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、3月下旬から6月末までは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 4 44.13 -22 47.0 1.703 1.401 55 10.6 18:56 ( 86, 37) Apr. 25 4 58.15 -22 29.7 1.620 1.318 54 9.9 18:48 ( 86, 36) ジャクソン-ニェウイミン彗星 (58P) SWANの画像から24年ぶりに検出された。現在は10.7等と、かなり明るい(4月7日、Michael Mattiazzo)。8月まで10〜11等を保つ。南半球では、明け方の空で長期に渡って観測できる。日本からは、7月までは超低空でほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 23 32.73 -1 23.0 2.159 1.455 34 10.7 5:01 (260, 16) Apr. 25 23 55.67 0 16.0 2.119 1.430 35 10.5 5:06 (257, 17) クリステンセン彗星 (210P) 現在は11.9等(4月11日、Roland Fichtl)。日本からは、夕方の空に現れてきた。南半球では5月半ばに15等で、夕方の空に姿を現す。だが、急激に減光して、6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 3 34.51 20 53.0 1.201 0.571 28 12.1 18:56 (115, -2) Apr. 25 4 26.80 25 18.2 1.132 0.640 34 12.9 18:48 (123, 1) ネオワイズ彗星 (C/2020 F3) 現在は12.8等と、かなり明るい(4月13日、吉本勝己氏)。7月3日に太陽に0.3天文単位まで近づき、4.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、6月初めに10等になるまで、条件良く観測できるが、近日点の頃は観測できない。日本からは、4月初めに超低空に観測できるが、すぐに観測できなくなる。その後、7月中旬には夕空に5等で現れ、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 6 21.65 -32 57.8 1.622 1.739 79 13.0 18:56 ( 84, 60) Apr. 25 6 15.33 -27 39.4 1.619 1.619 71 12.6 18:48 ( 90, 53) ハウエル彗星 (88P) 現在は14.7等(4月14日、Sandor Szabo)。急激に増光中。夏から秋にかけて、8〜9等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、最盛期は低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 13 10.92 -2 29.9 1.129 2.122 168 13.6 23:22 (180, 58) Apr. 25 13 3.06 -1 58.4 1.102 2.076 159 13.4 22:47 (180, 57) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は13.4等(4月8日、Thomas Lehmann)。6月まで13等を保つ。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 0 47.39 58 10.7 4.062 3.480 48 13.6 5:01 (217,-29) Apr. 25 0 56.45 60 9.9 4.088 3.510 48 13.6 5:06 (214,-27) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。6月に明け方の空に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 1 37.37 18 29.7 6.791 5.798 7 13.9 5:01 (261,-21) Apr. 25 1 43.01 19 2.0 6.791 5.799 8 13.9 5:06 (257,-16) アトラス彗星 (C/2019 N1) 現在は15.2等(4月14日、Sandor Szabo)。2020年12月から2021年1月にかけて、10.5等まで明るくなる。日本からは、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できるが、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく観測できないが、最盛期からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 17 27.54 78 30.3 3.175 3.259 85 14.1 3:42 (180,-23) Apr. 25 16 38.14 79 45.7 3.119 3.194 85 14.0 2:26 (180,-25) ニート彗星 (246P) 現在は14.2等(4月14日、Sandor Szabo)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 12 45.00 17 41.2 2.393 3.288 147 14.2 22:57 (180, 37) Apr. 25 12 40.59 17 35.8 2.419 3.271 142 14.2 22:25 (180, 38) エンケ彗星 (2P) 6月に太陽に0.34天文単位まで接近して、7等まで明るくなる。南半球では、7月初めに7等で夕空に現れ、その後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。日本からは、8月半ばに12等になるまで、観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 1 39.25 16 21.9 2.399 1.404 5 15.4 5:01 (263,-20) Apr. 25 1 57.37 18 1.4 2.301 1.304 5 14.5 5:06 (260,-18) パンスターズ彗星 (C/2018 F4) 現在は14.1等と明るい(3月20日、Chris Wyatt)。夏まで15等を保つ。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 2 23.15 -44 4.6 4.134 3.662 55 14.7 18:56 ( 50, 20) Apr. 25 2 30.19 -42 32.2 4.153 3.684 55 14.7 18:48 ( 50, 17) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は15.8等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年に13等まで明るくなる。2020年は、春から夏にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 14 40.85 -19 21.3 4.236 5.209 163 15.3 0:57 (180, 74) Apr. 25 14 35.58 -19 42.6 4.171 5.167 171 15.2 0:24 (180, 75) 岩本彗星 (C/2020 A2) 2月に10.2等まで明るくなった(2月6日、Maik Meyer)。現在は急激に減光中。既に15.0等まで暗くなった(4月15日、Thomas Lehmann)。日本からは条件良く観測できる。南半球では、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 5 56.55 41 22.5 2.126 1.890 62 15.3 18:56 (150, 5) Apr. 25 6 5.75 38 45.1 2.324 1.976 57 15.8 18:48 (147, 6) ピメンテル彗星 (P/2020 G1) 新彗星。現在は14.9等(4月14日、John Drummond)。3月に太陽に0.5天文単位まで接近して、14等まで明るくなったはず。今後は急激に減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 5 25.07 1 8.4 0.674 0.835 55 15.4 18:56 (118, 32) Apr. 25 6 27.54 -0 35.2 0.661 0.943 65 15.8 18:48 (126, 41) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は15.6等(4月5日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2021年にかけて14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 17 18.03 -80 40.0 4.773 5.146 106 15.5 3:36 ( 0, 44) Apr. 25 17 16.54 -81 38.3 4.701 5.116 108 15.5 3:07 ( 0, 43) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は15.6等(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、2020年は夏に超低空にしか見えないが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 18 16.49 51 9.0 9.221 9.360 94 15.5 4:31 (180, 4) Apr. 25 18 14.44 51 39.2 9.140 9.310 96 15.5 4:01 (180, 3) ギブス彗星 (390P/2019 U1) 2006年に発見された新周期彗星の初回帰。1月に14.9等まで明るくなった(1月21日、R. Fichtl)。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 2 24.79 2 51.4 2.690 1.725 12 15.7 18:56 ( 90, -5) Apr. 25 2 44.28 4 10.0 2.710 1.740 12 15.8 18:48 ( 91, -6) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は16.5等(4月2日、W. Hasubick)。2021年にかけて、長期に渡って15〜16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 20 54.81 0 30.2 4.698 4.502 72 15.9 5:01 (227, 43) Apr. 25 20 54.14 1 55.5 4.578 4.496 79 15.8 5:06 (216, 47) リニア彗星 (249P) 現在は17.6等(4月9日、R. Carstens)。急激に増光して、6月には9.5等まで明るくなる。6月には観測できなくなるが、5月まで明るくなっていく様子を、7月からは暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 9 58.11 -4 37.4 0.573 1.405 123 16.7 20:09 (180, 60) Apr. 25 9 38.02 -1 26.7 0.547 1.310 111 16.1 19:22 (180, 56) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。南半球では、明け方の空に現れてきた。日本からも、6月に明け方の空に現れる。2020年は16等から17等へと減光してく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 0 13.86 -7 46.8 6.251 5.397 29 16.2 5:01 (272, 11) Apr. 25 0 17.86 -6 56.0 6.235 5.436 34 16.2 5:06 (267, 16) ギブス彗星 (C/2018 A6) 現在は14.6等(12月28日、Chris Wyatt)。今後はゆっくりと減光していく。南半球では、2月から3月にかけては低空になるが、ずっと観測できる。日本からは、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 23 54.69 -34 0.4 4.395 3.856 51 16.2 5:01 (293, 28) Apr. 25 23 58.79 -33 12.0 4.364 3.892 56 16.3 5:06 (290, 33) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は17.2等(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14等の明るさを保つ。日本からは、明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。南半球では、明け方の空に姿を現すが、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 19 12.83 32 48.6 6.454 6.544 90 16.3 5:01 (186, 22) Apr. 25 19 10.52 33 13.0 6.347 6.512 94 16.2 4:58 (180, 22) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 2018年6月に7.7等まで明るくなった(6月19日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に16.4等まで暗くなった(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。南半球では、今後は暗くなるまで、長期に渡って観測できる。日本からは、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 5 38.31 -15 31.8 6.857 6.473 63 16.5 18:56 (103, 44) Apr. 25 5 40.97 -14 42.8 6.988 6.527 59 16.6 18:48 (101, 40) アトラス彗星 (C/2019 C1) 現在は16.1等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16〜17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 10 40.89 -20 25.0 5.835 6.582 134 16.5 20:53 (180, 75) Apr. 25 10 40.78 -19 43.7 5.897 6.582 129 16.5 20:26 (180, 75) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は16.7等(3月19日、D. Buczynski)。2022年の冬に、12等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2021年11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 23 45.04 45 37.7 7.145 6.449 43 16.6 5:01 (224,-15) Apr. 25 23 51.39 46 26.0 7.085 6.404 44 16.5 5:06 (221,-12) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は15.8等(3月1日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2020年は16.5等で観測できる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 20 6.84 -29 53.8 6.500 6.588 90 16.6 5:01 (259, 72) Apr. 25 20 4.21 -29 51.2 6.384 6.599 97 16.6 5:06 (245, 79) アトラス彗星 (C/2017 M4) 2018年から2019年にかけて、12〜13等まで明るくなった。現在は減光中。既に16.5等まで暗くなった(3月8日、John Drummond)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 9 50.30 -72 33.5 4.837 5.257 109 16.6 20:01 ( 0, 52) Apr. 25 9 36.53 -71 0.4 4.884 5.303 109 16.7 19:20 ( 0, 54) フルス彗星 (P/2019 Y2) 現在は16.3等(4月4日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。今後は減光して、6月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 13 10.63 0 47.6 1.211 2.198 165 16.6 23:22 (180, 54) Apr. 25 13 6.46 0 50.7 1.243 2.211 158 16.7 22:51 (180, 54) ムルコス彗星 (124P) 現在は16.1等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光して、6月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 9 59.13 13 32.5 0.909 1.650 119 16.7 20:12 (180, 42) Apr. 25 10 0.07 9 34.6 0.961 1.648 113 16.8 19:45 (180, 46) モーリー彗星 (115P) 現在は17.6等(3月22日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。6月から8月にかけて15.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 18 51.38 -8 9.8 1.762 2.235 104 17.0 5:01 (183, 63) Apr. 25 18 59.37 -7 13.1 1.672 2.213 108 16.8 4:47 (180, 62) アトラス彗星 (C/2019 K1) 現在は16.7等(3月3日、J. L. Virlichie, P. Traverse)。近日点の前から減光している。6月には18等以下になると思われる。南半球では、まもなく低空で観測できなくなる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 3 52.72 -27 40.0 2.674 2.160 49 16.8 18:56 ( 75, 29) Apr. 25 4 3.93 -24 19.7 2.757 2.191 46 17.0 18:48 ( 77, 26) バス彗星 (87P) 現在は16.4等(4月14日、吉本勝己氏)。3月から5月にかけて、17等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 12 39.88 -2 45.9 1.128 2.106 162 17.0 22:52 (180, 58) Apr. 25 12 37.12 -2 16.5 1.150 2.102 154 17.0 22:21 (180, 57) アフリカーノ彗星 (C/2018 W2) 9月に8.3等まで明るくなった(9月20日、Maik Meyer)。現在は減光中。南半球では、今後はずっと観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 0 35.90 -57 28.3 3.450 3.242 69 17.1 5:01 (321, 30) Apr. 25 0 49.28 -59 1.9 3.444 3.312 74 17.2 5:06 (322, 33) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は17.3等(3月23日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。2020年は、南半球で非常に条件良く観測できる。日本からは、まもなく観測できなくなる。秋から冬には再び観測できるようになるが、超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 6 17.86 -28 36.7 7.606 7.441 76 17.2 18:56 ( 91, 59) Apr. 25 6 21.06 -28 3.1 7.627 7.400 73 17.1 18:48 ( 90, 55) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は17.5等(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 19 58.51 22 23.5 4.924 4.899 82 17.2 5:01 (199, 30) Apr. 25 19 55.37 22 49.0 4.805 4.882 88 17.2 5:06 (190, 31) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.3等(3月24日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2024年にかけて、長期に渡って16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 16 17.67 -18 46.7 9.179 9.992 142 17.3 2:33 (180, 74) Apr. 25 16 13.94 -18 30.6 9.090 9.974 149 17.3 2:02 (180, 74) 小惑星イダルゴ (944) 現在は17.6等(2月3日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2018年の秋から冬にかけて、14等まで明るくなった。現在は減光中。5月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 13 3.67 -3 0.4 3.792 4.776 167 17.4 23:15 (180, 58) Apr. 25 12 58.50 -2 59.9 3.860 4.815 159 17.5 22:43 (180, 58) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 現在は18.3等(3月22日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後はゆっくりと減光していく。日本からは条件良く観測できる。南半球では、2021年の春に超低空でしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 12 54.89 55 29.3 8.355 8.795 112 17.4 23:06 (180, 0) Apr. 25 12 51.07 55 5.4 8.416 8.806 109 17.4 22:35 (180, 0) ワイスマン-スキッフ彗星 (114P) 2019年の冬に、13.8等まで明るくなった(12月21日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に17.2等まで暗くなった(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。5月には18等以下になる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 6 49.80 9 50.0 1.826 1.839 74 17.6 18:56 (144, 38) Apr. 25 7 6.01 9 8.7 1.917 1.874 72 17.9 18:48 (142, 38) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は17.6等(3月21日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 1 35.70 66 56.0 6.857 6.352 56 17.6 5:01 (208,-37) Apr. 25 1 40.38 66 54.1 6.875 6.335 53 17.6 5:06 (208,-34) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は17.4等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなる。2020年は、春に17.5等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 10 9.07 21 55.4 3.892 4.450 117 17.6 20:21 (180, 33) Apr. 25 10 8.50 21 42.0 3.974 4.437 111 17.6 19:53 (180, 33) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は18.1等(3月24日、Pan-STARRS 1, Haleakala)。2021年の初めに、15.5等まで明るくなる。2020年は、南半球では11月まで、日本からは7月まで、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 14 50.66 -33 27.4 2.799 3.720 152 17.8 1:07 (180, 89) Apr. 25 14 44.83 -33 30.9 2.714 3.667 158 17.7 0:33 (180, 89) シェパード-トルヒーヨ彗星 (C/2014 F3) 2021年に近日点を通過し、2020年から2022年にかけて、17〜18等で観測できると予報されている。だが、2015年を最後に、観測されていない。2017年5月には、20.5等以下で写らなかった(Werner Hasubick)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 20 31.89 -22 23.9 6.149 6.116 83 17.8 5:01 (248, 64) Apr. 25 20 34.70 -22 14.4 6.026 6.102 89 17.8 5:06 (237, 69) パンスターズ彗星 (C/2017 K5) 現在は17.8等(10月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2019年から2021年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 19 18.23 -15 29.3 7.457 7.680 99 17.8 5:01 (202, 69) Apr. 25 19 17.89 -15 52.4 7.342 7.681 106 17.8 5:05 (180, 71) マクノート彗星 (278P) 現在は17.6等(4月4日、Catalina Sky Survey)。予想を上回って明るくなっている。秋にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 12 55.09 -7 3.1 1.381 2.370 167 17.9 23:07 (180, 62) Apr. 25 12 49.65 -6 56.0 1.379 2.347 159 17.8 22:34 (180, 62) カタリナ彗星 (257P) 現在は18.3等(4月6日、J. L. Virlichie, P. Traverse)。6月から10月にかけて、16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 19 50.36 -0 22.5 2.211 2.407 88 18.0 5:01 (207, 52) Apr. 25 19 58.79 1 9.9 2.116 2.384 92 17.9 5:06 (197, 53) シュワルツ彗星 (C/2014 B1) 2017年から2018年にかけて、15.5等まで明るくなった。現在は減光中。既に17.7等まで暗くなった(3月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。4月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 18 12 33.22 11 10.0 9.999 10.894 151 17.9 22:45 (180, 44) Apr. 25 12 31.97 11 21.2 10.069 10.912 145 18.0 22:16 (180, 44)